AstroSnapによるオートガイド
Written by S.Yoneyama

AstroSnapというフリーソフトとToUcamを使ったオートガイドの紹介です。
私が使っているガイドシステムを紹介します。

・ガイドスコープ:Vixenのガイドスコープ60S
   (口径60mm f420mm)+2倍バローレンズ

・ガイドカメラ:ToUcam Pro

・ガイドソフト:AstroSnap v1.3f2(フリーソフト、
    AstroSnapのサイトからダウンロード可能)

・赤道儀コントローラ:スカイセンサー2000PC

コストパフォーマンスの良いお気楽ガイドシステム
です。
オートガイドの為に新たに入手したのは、フリーソフト
のAstroSnap v1.3f2だけでした。

ガイドスコープは、赤道儀への負荷軽減を狙って、
バランスウェイト軸にカメラ雲台を使って取り付けて
います。カメラ雲台は、バランスウェイト軸の撓みを
考慮して、最も上にセットしています。
なお、新しい対象を導入する時に、ガイドスコープが
赤道儀に干渉する場合があるので、カメラ雲台を
フリーにして手でサポートすることに注意が必要です。

AstroSnapの簡単な説明を下の欄に紹介します。
説明画像1
AstroSnapの設定

AstroSnapは、OptionのAutoguide画面で、
Dead zone、Guiding Interval、Motor Speed、
Inertia length の適切な設定や、ガイドスコープと
ガイドカメラの向きに合わせたReverse Dec/
Reverse RAのチェックが必要で使いこなすには
時間がかかりましたが、一度コツが分かれば、あとは
簡単です。
説明画像2
AutoGuideの実行

メイン画面で、CameraをStartさせ、モニター中の
ガイド星を指定し、Trackにチェックを入れ、さらに
Autoguideにチェックを入れれば、ガイドを開始
します。

ガイド精度を上げる為には、左下のRefresh timingの
調整が重要な様です。
説明画像3

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from 2007.01.31