シェーディング処理によるフラット補正

PhotoShopを使ったシェーディング処理によるフラット補正の遣り方をまとめてみました。

フラット補正01 周辺減光やカブリが目立つ画像は、フラット画像を撮影して
フラット補正すると改善しますが、フラット画像の撮影は、結構面倒です。

ブログ仲間の ぐりぐりさんT-FixさんベランダGPDさん 達から
教わったシェーディング処理によるフラット補正をPhotoShopだけを
使って試してみました。

フラット補正02 元画像を読み込み、レイヤーを複製します。
その新規レイヤーをガウスぼかし機能を使い、恒星が目立たなくなるまで
ピクセル半径を調整します。
フラット補正03 星雲の部分が明るく残る場合は、スポイトツールで、その部分の周辺部を
読み取り、ブラシ機能で塗りつぶします。
フラット補正04 その後、再度、ガウスぼかしで全体をぼかします。
フラット補正05 最後に、処理したレイヤーを「通常」から「差の絶対値」に変えて、
不透明度を下げて全体を調整します。
不透明度が高いとフラット補正が強くなり、
不透明度が低いとフラット補正弱くなります。
不透明度は、20〜40%を目処に、周辺減光が目立たなくなる程度に
すると良いでしょう。
最後に、レベルやトーンカーブで全体を調整して完了です。

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from 2007.06.27