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今朝の新聞にガリレオが400年昔の1613年に海王星を惑星として観察していたとの記事が載っていました。
http://www.asahi.com/science/update/0104/TKY201001040296.html
海王星が発見されたのが1846年なので、その233年も以前の事です。
1613年は、丁度昨年と同様に木星と海王星が会合しており、同じ方向に見ていました。
その年の1月4日には、木星が海王星の前を通過していたので、木星による海王星の食も発生していました。
自作望遠鏡で木星を観察していたガリレオが、恒星と動きが違う海王星に気が付いた事は凄いことだと感じます。
ガリレオが自作した望遠鏡は、口径僅か3cmの一枚レンズ、視野が狭く、月も全体が見えない狭さです。
その望遠鏡で木星のガリレオ衛星の動きを観測し、また海王星にまで気が付いていたとは、驚異的なことです。
改めてガリレオの凄さを感じました。
ただ、新聞の記事に記載されている豪州メルボルン大の教授の説にはちょっと疑問を感じました。
ステラナビゲータで1613年1月のローマで見られた木星と海王星の動きを再現してみました。
1613年の1月頃の海王星は逆行中で、木星は1月10日頃まで巡行で、その後逆行に転じています。
1月24日頃に海王星の北側を東から西に抜き去り、その後は離れて行きます。両惑星の位置関係が複雑な時期です。
日々スケッチを描かないで、28日に気が付いた海王星が6日に木星の西側に見えた天体と判断できるのか?
どの程度の頻度で観察し、その間の記録があるのか否か不明なので、新聞の記事だけでは腑に落ちません。
でも、天下のガリレオ、日々観測し、木星や海王星や海王星と恒星の位置を記録していたのでしょう。
ステラナビゲータで再現した1613年1月6日と28日のシミュレーション画像を載せます。
また、6日から27日までの3日間隔+28日のシミュレーション画像からのアニメーション画像も載せました。
シミュレーション画像で緑のマークを付けた恒星が、ガリレオが海王星と位置を比較した恒星でしょう。
3画像ともクリックして大きな画像を表示させて確認して下さい。
管理者のWebサイト「星への誘い」http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/ へもお越しください。
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記事が本当だったらすごい話ですね。
2010/1/5(火) 午後 10:18
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その説が本当なら
海王星を発見したのはガリレオということになりますね。
すごいことです。
2010/1/5(火) 午後 11:15 [ まごころ画伯 ] 返信する
昔は今よりも夜空も暗いでしょうし人間の視力もよかったかもしれないですし。先入観もないでしょうし。ガリレオさまなら、全く信用ならない話ではないですね。興味深く拝読させていただきました。宇宙はロマンですね。
2010/1/5(火) 午後 11:30 [ おっさん ] 返信する
17世紀初めに、もう海王星が観察されていた?ということですよね
ほんと、夢とロマンの宝庫ですねー 宇宙って
2010/1/6(水) 午前 1:56 [ 星のおじ様 ] 返信する
りつねこさん、コメントをありがとうございます。
400年前のガリレオの観測、もっと詳しい事が知りたいです。
2010/1/6(水) 午前 5:57
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まごころさん、コメントをありがとうございます。
ガリレオが見た海王星、ガリレオは恒星とは違うけどその素性までは理解できなかった様です。
でも第1発見者なのは間違いないでしょう。
2010/1/6(水) 午前 5:58
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えむはんさん、コメントをありがとうございます。
ガリレオが偶然見た海王星、僅か2晩の観測で、惑星らしい事に気が付いたガリレオ、素晴らしい科学者です。
2010/1/6(水) 午前 5:59
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星のおじ様、コメントをありがとうございます。
新聞を読むまでこの様な事があったとは知りませんでした。
肉眼では見れない海王星を400年前に見ていた人がいたとは、凄いことだと思います。
2010/1/6(水) 午前 6:01
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おはようございます。
ガリレオはやはり凄いですね〜
今から400年も前に観察してたのは驚きですね。
傑作です。
2010/1/6(水) 午前 8:16
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いそひよさん、コメントと傑作をありがとうございます。
今でなら玩具以下の低性能の望遠鏡で、海王星を見ていたとは、やはりガリレオはすごいです。
2010/1/6(水) 午前 8:47
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この記事はmn3192さんの所でも拝見しましたが、ステラナビゲーターで早速検証される所が流石ヨネヤンさんです。
当時はまだ星図も正確なものはなかったでしょうから、これを持って惑星と特定するのは困難でしょう。しかしガリレオが惑う星を見たことは確かなようですね。本当に偉大な人物です。
2010/1/6(水) 午後 2:16
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シュミットさん、コメントをありがとうございます。
ガリレオは、1月6日に木星の西側に見えていた星と、28日に見つけた惑う星と同じとは思っていなかった可能性もあると思います。
6日には、木星の近くでガリレオの望遠鏡で確認できた星は海王星だけだったので、それをマークしたのだと思います。
それにしても、1日違いで、ほんの僅かな違いの恒星と海王星の位置の違いに気が付くガリレオの観察力は凄いですね。
2010/1/6(水) 午後 9:33
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凄い人ですね、あの僅かな望遠鏡で、まあ当時の空の暗さも
あると思いますが、偉い人だ。
ヨネヤンさんも、ステラナビゲーターで確認しシュミレートするなんて脱帽(^^;
2010/1/7(木) 午前 10:26
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hideさん、コメントをありがとうございます。
ガリレオがあの望遠鏡で海王星を観察していたなんて、本当に凄い人ですね。
へそ曲がりなので、何か府に落ちないと、どうしても調べたくなります。
半面、嘘でも腑に落ちると頭から信じる馬鹿者です。
2010/1/7(木) 午後 9:10
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年末に多摩六都科学館に高柳館長の「ガリレオガリレイ」の話を聞きにいきました。
お話の中で海王星を観測していたという話をうかがいました。ただ、観測はしていたのに、当時海王星という惑星であるということはわからなかったとのことです。あと落体の法則のアポロ15号の月面上で実験も映像で見ました。ガリレオさんすごいですよね。
2010/1/11(月) 午前 10:15 [ - ] 返信する
11番さん、コメントをありがとうございます。
ガリレオの時代では、水星から土星までの肉眼で見える惑星しか知られていなかったので、天王星も海王星もだれも知るすべが無かったのです。
それでも、恒星の動きと異なる海王星を見て、恒星ではなく惑星の可能性があると感じたガリレオは凄いですね。
2010/1/11(月) 午後 6:27
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