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木星会議2日目は、5件の研究発表が行われました。
トップバッターは、私の「DMK21AU618の冷却」でした。 2件目は山崎氏から「2010年〜2011年のメタンバンドにおける木星の変化について」でした。 発表の冒頭でソニーから赤外域が超高感度の新たなCCDが発売されるとの情報がありました。 メタンバンドでは木星の高層の雲が明るので、低層の雲まで写る可視光の画像と比較することで、 木星の大気構造の解析ができる可能性があるそうです。 またメタンバンドで撮影した大赤斑は、昨年より今年の方が小さく写っているとの事です。 3件目は、電気通信大学院の亀井研究員から「電気通信大学における木星火球の観測」でした。 天体の衝突現象の一貫で木星への天体衝突による発光現象を観測されているそうです。 3CCDビデオカメラで木星を撮影し、リアルタイムに発光現象の検出することがテーマです。 発光検出プログラムは、フレーム間の差を測定し、閾値以上の差を検出するアルゴリズムです。 4件目は、関西の熊森氏から「高解像惑星写真をめざして」です。 熊森氏のベランダ観測所は視界が狭く条件が悪い中、精力的に撮影されています。 高解像度画像を撮影するポイントとしては、ゲインを下げることだそうです。 またモノクロのカメラとカラーカメラを駆使しLRGB処理が有効との事です。 シャッタースピードは1/30秒より早くしてもシーイングの影響を減らす効果は少ないとの事。 最後の5件目は、堀川氏から「大赤斑周辺の帯状流に関する考察」でした。 大赤斑の振る舞いや大赤斑の周辺の状態を詳しく解説された内容でした。 大赤斑の周囲には複雑な流れがあることが判って来ているそうです。 それを整理すると6種類の流れのパターンがあるとの事でした。 研究発表のあと、プログラム外で田部氏から「木星の閃光観測」の計画が発表されました。 観測機材(カメラ・メタンバンドフィルター・PCなど)は国立天文台が準備を始めるそうです。 機材が揃った段階で三鷹の50cmの公開望遠鏡で観測を開始する予定とのことです。 観測には、現在木星のメタンバンド撮影を行っているアマチュアにも協力依頼が出されました。 まずは、12月10日(土)か11日(日)に三鷹の50cmでの試写が予定されており、私も参加の積りです。 次回木星会議は2013年2月に北海道の旭川に決まり、阿久津氏から旭川のPR資料が行われました。 最後に月惑研究会の創立時からのメンバーの唐沢氏から閉会の挨拶が行われ閉幕となりました。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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地球から観測できる天体(太陽以外で)で、これだけ変化が見える対象は他にないですよね。
皆さんの熱意がヒシヒシと伝わってきました。
ベランダが広ければ惑星専用望遠鏡を1台置きたいなぁと思ってしまいました。
2011/11/15(火) 午後 10:02
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4件目の関西の熊森氏のお話に興味がわきました。。高解像度画像を撮影するポイントは、私の考え方とは間逆でした。
スローシャッターでゲインを下げる(CCDカメラ?)とは、驚いています。デジイチでもISOを下げて露出時間を稼ぐ方がいいのでしょうか?赤道儀使いがいまだ未熟ですが・・・。
2011/11/15(火) 午後 10:52
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熊森さんは惑星写真の有名人ですね。
発光現象は観測者を増やさないと見逃しが数を低減できないですね。
今のところ10年に一回くらい発見されている感じでしょうか?
2011/11/15(火) 午後 11:09[ ヤス ]返信する
二日目も実に内容の充実した会議だった様子が良く伝わって来ました。
本当はこの日も参加させて頂きたかったのですが所用があり1日だけで失礼致しました。
旭川はちょっと難しそうですが、また近場で開催される時には是非参加させて頂きたいと思います。
今回はどうもありがとうございました。
2011/11/16(水) 午前 0:05
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ほんとに行けなかったのが残念です。
次回旭川ですか、2月というのがかなり厳しい状況ですね。
雪おろしかねて行くか〜
2011/11/16(水) 午前 10:01
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おかげさまで、風邪はだいぶ良くなりました。
お心遣いありがとうございます。
2日目も興味深い内容てんこ盛りですね。
新しいソニーのCCDは防犯用で赤外域がどんどん高感度になり、
メタンバンドでの大気構造の解析に活躍するのですね。
撮影方法をほとんどまねしている熊森さんにもいろいろお話が
できるチャンスだったので残念です。
詳しい事とは???ですが、大赤斑の周囲には複雑な流れが
6種類のパターンに分類できるとはすごい研究成果ですね。
「木星の閃光観測」計画も進んでいるのですね。
メタンバンド撮影用フィルターを用意して、何か御協力できること
があればと考えています。
2011/11/16(水) 午後 0:16
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二日目もご苦労様でした。
昨夜23時に無事に那覇空港に着きました。皆さんのハイレベルの知識にただ脱帽です。私に大きな刺激与えてくれて感謝です。
2011/11/16(水) 午後 3:32[ - ]返信する
adonoan、コメントをありがとうございます。
そうですね。ほとんどの天体は、変化が無いか、長期間に僅かな変化するだけなので、木星の大気の変化はダイナミックで面白いです。ある面、地球大気より変化が激しいかも。
惑星は大口径が有利ですが、口径10cm程度の屈折や15cmの反射でも結構写せますよ。
2011/11/16(水) 午後 8:40
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電球さん、コメントをありがとうございます。
フレーム数を考えると30fpsは欲しいので、1/30秒より早いシャッタースピードは必要です。
日本のシーイングの影響を回避するには、1/1000秒以上の高速シャッタースピードが必要なので無闇に上げる必要は無いでしょう。
ゲインを下げると荒れが少なくなるので、解像度が上がります。デジ一眼でも同じ傾向でしょう。
星雲・星団でも同じでISOを下げて露出を長くする方が画質が向上します。
2011/11/16(水) 午後 8:42
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ヤス、コメントをありがとうございます。
熊森さんの画像は、本当に素晴らしいですね。
木星への天体衝突、以前は100年に1回とか10年以上に1回と言われていました。
しかし、2009年7月、2010年6月と8月に立て続けに3回確認されました。
その為、もっと高い頻度で発生していたのが、アマチュア観測者の増加と観測技術の向上で、発見頻度が上がったと考える人が多い様です。
2011/11/16(水) 午後 8:43
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シュミット、コメントをありがとうございます。
2日目も面白い内容でしたが、ご都合が合わず残念でしたね。
その内、皆さんの発表資料が、公開されると思うので、それを参考して下さい。
旭川の次は、沖縄などの西日本地区が続きそうなので、関東での開催は、少し間が空きそうです。
でも、数年以内には関東で開催されるので、その時は宜しくお願いします。
2011/11/16(水) 午後 8:46
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hideさん、コメントをありがとうございます。
都合が合わず、不参加仕方がありませんが、ちょっと残念かも。
一度、真冬の北海道を体験したかったので、私は行こうと思っています。
ご一緒できると嬉しいですが、難しい時期ですね。
2011/11/16(水) 午後 8:47
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しける☆さん、コメントをありがとうございます。風邪が軽くなった様で良かったです。
CCDカメラは防犯用に特化して行く傾向なので、今後も赤外の感度が上がりそうです。
赤外撮影やメタンバンド撮影には都合は良いけど、カラー撮影が難しくなるのが難点かな。
メタンバンド撮影を行う観測者が少ないので、是非、フィルターを購入して下さい。
2011/11/16(水) 午後 8:49
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tmjqk084さん、コメントをありがとうございます。
昨夜戻られたとのこと、木星会議の後は、東京見物でしたか。
沖縄に行った事がないので、沖縄で木星会議を開催してくれる事を願い続けています。
2011/11/16(水) 午後 8:53
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次回は旭川ですか!。ヒエーっッ・・・。
ちょっと行けそうにありませんね。沖縄なら行っちゃうけど・・。
しかし考えてみれば北海道も良いかもね。フェリーで室蘭か小樽に行って、ついでに撮影なんかしちゃって・・。
まじめに考えてみるのも一興かも。ご一緒しませんか?。
2011/11/16(水) 午後 10:38
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ヨ ネヤンさんの発表をはじめ、とても内容の濃い木星会議だったんですね。天文台の50cmのメタンバンドで閃光現象を狙うというのも凄いですね。捕らえるの はそう簡単ではないのでしょうが、成果が楽しみです。メタンバンドを使うというのは地球の大気の影響が少ないのでしょうか。
2011/11/17(木) 午前 0:09
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mn3192さん、コメントをありがとうございます。
真冬の北海度、参加者が少なくなりそうで心肺ですが、一度真冬の北海道を見たいと思ってたの行くつもりです。
2013年ならリタイヤしているので、フェリーでのんびりも良さそうですね。
2011/11/17(木) 午前 5:37
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とりぷるあいさん、コメントをありがとうございます。
50cmでどの程度写るか楽しみです。
メタンバンドフィルタが透過する波長の光りは、メタンガスに吸収されるので、メタンガスを含む木星は輝度が落ちます。
その為、木星表面で発生する暗い閃光が木星の明るさに埋もれないので発見し易いのです。
2011/11/17(木) 午前 5:41
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今シーズンから試せればと思い、早速メタンバンド撮影に用いる
フィルターについて調べてみました。
IDAS Methane 31.7mm(M28.6)にもフィルターがありましたが、
Baaderの方が安いので、下記のBaaderフィルターをIR CUTなしの
DMK21AU618.AS 1.25"ノーズピースの先に取付け、1秒程度の露出で
撮影することでフィルターの選定は問題ないでしょうか?
よろしくお願いします。
Baader Planetarium 1-1/4" Baader Methanband-Filter
BA2458295 ピーク波長:890nm 反値幅:8nm
2011/11/17(木) 午後 0:18
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2日目のレポート有難うございます。2日間とも充実した会議でしたね。発光現象観測の準備が着々と進んでいるようで成果が期待されます。
2011/11/17(木) 午後 2:11[ marchan ]返信する
しける☆さん、コメントをありがとうございます。
私が使っているのが、 ピーク波長:890nm 反値幅:8nmのBaader Methanband-Filterです。
反値幅が狭いので、光量的に不利ですが、反値幅が広いものより、コントラストは良い筈です。
C11なら何とかなると思いますが、予算面で余裕があれば、IDAS Methane 31.7mmも購入して比較したいところです。
2011/11/17(木) 午後 9:41
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marchanさん、コメントをありがとうございます。
国立天文台の渡部教授が乗り気なので、これからが楽しみです。
ただ、問題は、継続して観測する体制です。ボランティアで毎晩観測できる人がいるか・・・
2011/11/17(木) 午後 9:45
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ビデオデータでダーク減算…RegiStaxで出来るのでしょうか。
盛りだくさんで興味津々な内容がたくさんありますね。
1/30よりもシャッター速度を速めても…くだりは感覚的に分かります。
私の撮影システムでもビデオカメラはローライトモードというSS1/30固定だと
思います。確かに速めても画質は変わらないように思います。
2011/11/19(土) 午後 7:01
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J-pro76さん、コメントをありがとうございます。
Registaxでダーク減算が可能です。ダーク撮影のAVIから、BMPのダーク画像を作成し、RegistaxでAVIファイルの全フレームをダーク減算している感じです。
同様にフラットも可能ですが、フラット画像の撮影が難しいのが課題です。
2011/11/19(土) 午後 8:38
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