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今日、川崎市多摩市民館で開催された月惑星研究会の例会の速報です。
参加者は47名、卒業組が18名、現役の学生が28名、小学4年生が1名と学生が半数以上と大賑わいでした。 また女性が7名と多い例会でした。今回は木星の大変化が報告されていたので、学生さん達の参加が多かったのかも。 小学生は前回も参加だったので連続です。前回の例会が面白かったのでまた参加とのこと、将来が楽しみ。 借りた会議室の定員が45名なので、2名オーバー、過去最多の参加者、今後の開催場所が大きな課題になりました。 例会はいつもの様に、自己紹介から始まりました。今回は金環日食と日面通過の報告が多かったです。 自己紹介のあとは、定例の堀川さんから木星の近況報告と続きました。 今回の近況のメインは、木星の北半球の変化でした。 その変化は、2本のベルトNEBとNTBとそのベルトの間のゾーンNTrZの変化です。 変化の最初は今年の3月に発生したNEBのリフト活動でした。2月までは通常の半分以下に細くなっていたNEB。 そのNEBの南側に暗斑と白斑が発生し、暗斑が増加拡大し、白斑がリフト状に広がっていました。 6月に観測が再開された時は、NEBはグチャグチャに乱れた状態、暗斑と白斑やリフトが入り乱れている状態です。 予想されていたNEB撹乱によるNEBが太くなる現象は、始まっている感じですが、まだ明瞭では無いようです。 今後は、NEB撹乱が進み、NEBが拡幅すると予想されているようです。 またNEBからEZにフェストゥーンが多数発生し、EZ上にEBと呼ばれている縞模様が見えています。 もう一つのベルトNTBは、昨シーズンはほとんど消えて見えなくなっていたいました。そのNTBが復活しています。 今年の4月中旬にNTBのエリアに暗斑と白斑が発生していたので、それが切欠で復活したようです。 この様なNTBの復活は、NTBs Jetstream Outbreakと呼ばれており、2007年にも発生していました。 ただ、現在のNTBは、過去に見られたことがない太さと濃さの様です。 南半球の様子は、大赤斑とSEBは昨シーズンと同じ状態のようです。 ただ、SEBsの活動が弱まっており若干細くなったと感じられるそうです。BAは赤味が増し暗斑状態に戻っている様です。 堀川さんの木星近況の次は、田部さんから木星の閃光現象の観測の計画は順調に進んでいることが報告されました。 観測の時期は8月31日から一週間、観測の場所は国立天文台三鷹、北海道名寄市天文台、川崎市青少年科学館、 さいたま市青少年宇宙科学館が候補です。名寄天文台は積極的に協力したいとの事。問題は観測に行く人がいるかです。 次は三品さんから100年前の木星写真や昔の木星スケッチが掲載されている本「山本一清編 遊星」の紹介と 火星の探査衛星の紹介がありました。 その次は、山崎さんから福井県の越前海岸まで行かれて観測された金星の日面通過の報告でした。 太陽の前を通過中の金星の大気が光るオレオール現象を捉えられています。 近赤外で撮影された金星の影の画像は興味深いものでした。 また石橋さんからフィリピンのセブで撮影した金星の日面通過とご自宅で撮影された金環日食の写真が紹介されました。 さらに、明治大学の金環日食と金星の日面通過の観測報告がありました。 例会のあとは、恒例の懇親会、こちらも総勢30名弱の参加者で、いつもの部屋には入りきれませんでした。 次回の例会は9月中旬ですが、問題は会場。多摩市民センターには50名入れいる会議室がありません。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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例会の速報レポートありがとうございます。
今年の相次ぐ天文ビッグイベントで例会参加者も鰻上りですね。
将来の天文を担うであろう人材が大勢参加してくれるのはとても頼もしいです。
今年の木星もますます目が離せなくなりそうですね。
2012/7/1(日) 午後 10:38
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詳しいレポート、ありがとうございます。
それにつけても参加者の多いこと!。いつもこうだと、会場探しは大変ですね。
若い人が増えて活気がありますね。シュミットさんと同様、今後に期待が持てます。
今年の木星もスリリングな展開になりそうで、わくわくしています。
2012/7/2(月) 午前 11:22
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小学4年生ですかぁ・・・・・
僕が天文に興味をもったのも小学4年生でした・・・
その頃は撮影はおろか、小さな望遠鏡での眼視観望がやっと。。。
将来が楽しみですね♪
昔を思い出しますww
2012/7/2(月) 午後 7:37 [ ちゅん@月惑星研究会 ] 返信する
いや〜これは盛況ですね、小学生も参加とは将来楽しみですね。
今シーズンの木星、こちらも大変興味深いです。
2012/7/3(火) 午前 8:29
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シュミットさん、コメントをありがとうございます。
天文部に入部する新入生が増加しているようです。
年々、天文関連の話題が増加しているので、天文への興味が増しているかも。
気になる木星、早く眺めたいですね。
2012/7/3(火) 午後 9:13
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mn3192さん、コメントをありがとうございます。
今回は、学生さんが多く、ビックリでした。参加者が多いことは嬉しいけど、会場探しが大変そうです。
今年の木星は、昨年以上に話題が多そうなので、楽しみです。
2012/7/3(火) 午後 9:13
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ながしゅんさん、コメントをありがとうございます。
参加された小学4年生、物怖じせず、バンバン発言していました。
自己紹介で長く話す人に、「自己紹介で例会が終わっちゃうね」でした。
ながしゅんさんもそんな感じだったのかな?将来が楽しみです。
2012/7/3(火) 午後 9:15
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hideさん、コメントをありがとうございます。
これほど多いのは始めてで、学生さんの数に圧倒されました。
このまま皆が惑星に興味を持ち続けてくれたら素晴らしいことになりそうです。
2012/7/3(火) 午後 9:16
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小学4年生も参加の例会、それもバンバン発言してたとは将来有望ですね!
こんなに大人数の中では発言するのも勇気が要ると思います。
若い方々の参加が多いのは、天文の裾野が広がってスゴク良い事ですね(^_^)
2012/7/3(火) 午後 10:04
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昔って言うより、今でも似てますね・・・(特に花山天文台では)
でも月惑さんは惑星の専門屋さんで特に木星の話題ということでしたが、SEBがとかNEBがとか・・・・・星好きの人でも惑星に興味が無いと知らないような事も多くはなされたと思うのですが、ちゃんとそのことも理解して発言されてたのですかねぇ〜〜・・・
もしそうならかなりすごいです!!
むっちゃ尊敬しますww
ちなみに僕がSEBとかの話について行けるようになったのはここ最近ですので・・・・・
2012/7/3(火) 午後 10:31 [ ちゅん@月惑星研究会 ] 返信する
ダイナさん、コメントをありがとうございます。
小4の子は特別ですが、若い人が天文、特に惑星に興味を持ってくれることは嬉しいです。
2012/7/4(水) 午後 9:45
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ながしゅんさん、コメントをありがとうございます。
この小4君のお父さんは、昔の大天連(大学天文連盟)の会長だった方なので、お父さんの指導が良いのでしょう。
木星の知識はまだ不十分ですが、前回の例会が面白かったのでまた参加したとのこと。将来が楽しみです。
2012/7/4(水) 午後 9:46
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