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今日は、船橋市視聴覚センター5階にある視聴覚ホールで月惑星研究会の例会が開催されました。
以前開催されていた川崎の多摩市民センターより1時間程度遠い場所ですが、 三鷹の国立天文台とはほぼ同じ遠さの感じでした。 参加者は、卒業組みが15名、大学生が7名、高校生3名、小学生1名の合計26名でした。 今回は開催場所の関係か学年末の関係か学生の参加者が少なめでした。 なお、今回は、千葉県在住でブログ仲間のmn3192さんも参加されました。 例会はいつもの様に、自己紹介から始まりました。今日の例会のテーマは、 ・定例の堀川さんから木星の近況報告、・堀川さんの日本天文学会功労賞受賞講演、 ・三品さんから火星の話、・石橋さんからSL-9の20周年、・榎本さんの修士論文、 ・田部さんの大学天文連盟の木星観測に関して、明治大学天文部の名寄合宿報告でした。 自己紹介に続き堀川さんの木星の近況は以下の内容でした。 大赤斑の前方にある謎の明部は、年末まで大赤斑に接近していたが、 今年に入り大赤斑から遠ざかっている。この謎の明部と似た模様が1997年頃にも発生していた。 今年も1997年もSEBの撹乱から4年目でSEBが安定している時期との共通点もある。 大赤斑の後方にある複数の白斑が連続している活動域は、今年の始めは活動が 激しく乱れており、1月後半頃は活動が弱くなり静かな状態になり、 2月に入るとまた活動が活発化しており、活動に波がある。 大赤斑自体は明瞭で濃く見えている。大赤斑周辺以外のSEBは安定した状態ですが、 SEB撹乱に繋がる可能性がある白斑の発生に注意が必要とのこと。 なお、3月21日の観測でBAに近い経度に気になる白斑が出ていた。 STBの暗斑は顕著な状況が続いている。SSTBにある10個の白斑群はそれぞれの間隔が広がっている。 また、2個の高気圧状の白斑の間の北側に低気圧的な白斑が発生した。 EZはフェストーンが顕著。NEBは細いけど、これ以上の細化はなさそうな状況。 NTBは淡化している。NTZに明瞭な高気圧的な暗斑があり、一時期衝突痕と勘違いされた。 木星の近況に続き、堀川さんから「日本天文学会功労賞受賞」受賞の報告がありました。 木星の長期的なCMT観測による木星面諸現象のドリフトの定量的観測の継続に対しての受賞です。 次は三品氏から火星の名所紹介の第2回目でした。 今回は、火星の軌道、Lsと火星の表面温度、オリンポス山とタルシスの山々でした。 オリンポス山もタルシスの山々も共に、平べったいパンケーキ型の山です。 これらの山には雲が出たり霜が降りたりして白く見えることが多い。 4番目は、石橋さんが20年前にシュメイレビ第9彗星が木星に衝とした時に衝突痕を 撮影されたビデオ映像からRegsitaxで処理した画像の報告がありました。 20年前にアマチュアが撮影した画像としては最高に近い解像度の画像と感じられました。 5番目は、榎本さんの修士論文「偏光撮像装置で探る金星上層ヘイズ」の概要説明でした。 偏光撮像装置“HOPS”による観測では過去の研究結果とほぼ同じ結果が得られた。 なお、ヘイズの光学的厚さとS02存在量の時間変化に相関があり、ヘイズの生成維持に 何らかの関連があるかもしれないとのこと。 6番目は田部さんから、1965年4月に発足し2001年に解散した大学天文連盟の50周年記念に 合せて、過去の連盟誌「連星」を探し出しており、集まった資料の一部を紹介されました。 最後は、明治大学天文部の名寄合宿報告でした。明治大学天文部のメンバー数名が 今年の2月下旬に3日間、北海道の名寄天文台で惑星観測した時の報告でした。 例会終了後、船橋市視聴覚センターのプラネタリウム館前で記念集合写真を撮影。 小学生とそのお父さんは、早目に帰宅されたので集合写真には写っていません。 このあと、東船橋駅近くで、懇親会が開催され、3時間近く、楽しくの飲み語り合いました。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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月惑星研究会の例会リポートありがとうございます。
地道な活動も表彰されるあたりアマチュアの方の励みになりますね。
2014/3/23(日) 午後 11:44
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本日もお疲れ様でした。
説明の仕方が悪かったかもしれませんが、『ヘイズの成分は金星の火山から放出されたSO2であり』と言うのは誤りで、ヘイズの光学的厚さとS02存在量の時間変化に相関があり、ヘイズの生成維持に何らかの関連があるかもしれないというものです。
2014/3/24(月) 午前 0:15 [ えのもと ] 返信する
ご報告ありがとうございます、今回は船橋方面だったので、参加する予定でしたが、長女のお友達がわんさか来たのでその対応に大わらわ・・・・
とうとういけませんでした(ToT)
2014/3/24(月) 午前 6:10
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NGCさん、コメントをありがとうございます。
堀川さんの長年の観測とデータ整理が、凄い活動なので、評価されたのが遅いと感じられるほどでした。
2014/3/24(月) 午前 8:28
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えのもとさん、ご指摘、ありがとうございます。
記載内容を訂正しました。難しいテーマなので、理解不十分で申し訳ありませんでした。
これからの研究の充実を祈っています。これからも宜しくお願いします。
2014/3/24(月) 午前 8:30
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hideさん、コメントをありがとうございます。
mn3192さんとhideさんをお待ちしていましたが、ご家族の都合では仕方が無いですね。
今後は、今回の会場での開催が増えそうなので、楽しみにしています。
次回は5月の予定です。
2014/3/24(月) 午前 8:32
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こんにちは。
昨日はお世話になりました。ブログアップ、速いですね!。
初めての東京支部例会に出席させていただき嬉しかったです。
月惑草創期のメンバーにも48年ぶりの再会ができ、喜びは一入です。
又あの開錠ならいつでも参加できそうです。
2014/3/24(月) 午前 10:16
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mn3192さん、コメントをありがとうございます。
昨日は例会にお起こし頂き、感謝申し上げます。
千葉県は広いので同じ千葉でも、かなり時間がかかると知り、驚きました。
今回の会場での開催が増えそうなので、また是非、お越し下さい。
2014/3/24(月) 午後 1:53
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ヨネヤンさん、お疲れ様でした。
レポートありがとうございます。
こんな学会のような例会なんですか?
すごいですね。ついていけないかもです
今度参加させていただこうかな。
あれ?どこかで見たことのあるグラフ表示。
「大赤班の長径変化(CMT観測)」ですが、
Minitabっていうソフトで作成されたグラフですね。
珍しい!この方は統計の専門家ですかね?
Boxplotって機能ですね。
ちなみに、僕はMinitab愛用してます。
2014/3/24(月) 午後 8:35
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タキさん、コメントをありがとうございます。
今回は、内容が濃かった感じです。榎本さんの発表は、かなり難しく、ついていけませんでした。
堀川さんの報告、その様なソフトを使われているかは不明ですが、かなり専門的なことは確かです。
是非、一度お越し下さい。
2014/3/25(火) 午前 5:24
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修正をありがとうございました。今後も続けて行く研究ですので、今後はもっと分かりやすく説明できるように努めたいと思います。こちらこそこれからもよろしくお願いします。
2014/3/25(火) 午後 8:07 [ えのもと ] 返信する
えのもとさん、確認していただき、ありがとうございます。
今後の研究も頑張って下さい。
また研究成果がまとまったら、是非発表して下さい。楽しみにしています。
2014/3/25(火) 午後 8:53
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