ASI120MMやMCを使われる方が増えています。
このWebCamのキャプチャーソフトは、いくつかありますが、私はFireCaptureを使っています。 FireCaptureは、Registax同様にWindowsライクではなく、独特な作りなので、初めて使われる方は 戸惑われることもあるかと思い、基礎的な使い方のガイドを示します。 FireCaptureV2.3は、撮影だけでなく、各種の画像処理も出来そうですが、理解不十分なので ここでは省略します。(理解している方が居られればアドバイスを下さい) 1.全体説明 ・USE ROIを指定し、ピクセルサイズを入力し、矢印を押すと、トリミングできます。 動画の容量が少なくなり、転送や画像処理が楽になります。 ・シャッタースピードは、レンジ選択とスライドバーの組合せです。 ・ASI120MMなど画素数が大きいカメラでは、モニターに全体が表示されない場合が多いので ズーム表示で縮小表示を行うと便利です。(動画はフルサイズで記録されます) ・CaptureブロックのTypeで動画記録形式を指定します。 ・CaptureブロックのLimitで、記録時間や記録フレーム数などを指定できます。 2.シャッタースピードは、レンジ選択 シャッタースピードは、0.064ms(1/15625s)から60secまでを5段階のレンジを選択し、 上にあるスライドバーでレンジ内のシャッタースピードを決めます。 ゲインは、指定したシャッタースピードで対象が適切な明るさになるように設定しますが、 低めの設定が有効です。Gammaは私はデフォルトのままで使っています。 3.惑星指定 CaptureブロックのProfileに、太陽と5大惑星が設定されているので、対象を選択できます。 (必須ではありません) 4.フィルタ指定 CaptureブロックののFilterに8種類のフィルターが設定されているので、使うフィルタを選択できます。 (必須ではありません) 5.動画記録ホルダーの指定 Captureブロックの矢印先をクリックすると、動画の保存先フォルダを指定できます。 クリックで表示されるサブウインドでSave In:に保存先ホルダーを指定します。 実際に撮影すると、惑星指定で選んだ惑星別のサブホルダーが自働的に作成され、 そこに動画が保存されます。 6.動画ファイルの記録 動画を撮影すると、惑星別ホルダー内に、撮影年月日(ddmmyy)のサブホルダーが自動で 作成され、その中に、惑星名_撮影時分秒の動画ファイルと、撮影データのテキストファイルが 保存されます。 撮影データのテキストファイルには、記録開始、中間、終了時刻や、実転送レート、 シャッタースピード、ゲインなど以外に、惑星の経度情報や視直径などの情報が記録されるので かなり便利です。(惑星指定を間違えると惑星データは意味の無い値になります) なお、FireCaptureは、DFKやDMKでも使えますが、コーディックはY800なので、DFKで撮影した場合は、 カラー化には、Debayer処理が必要と思われます。(DFKで使った事がないので定かではありません) 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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こんにちは。
昨日一日かけて手探りでおよそのことがわかったのですが、この記事を呼んで再確認できました。ありがとうございました。
しかし、私のノートPCとの相性が良くないようで、フリーズがしばしば発生します。2階ほどブルーフレームも発生させました。そんなことは起きませんか?。
2014/3/29(土) 午後 2:30
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Firecaptureの詳細な説明をありがとうございます!
惑星の経度情報や視直径などの情報が記録されるのは便利ですね。
私の今まで使っていたソフトはXP対応だったのでwindows7にしてから使えなくて困っていました。早速これから使わせて頂こうと思います。
Y800のモノクロコードからDebayer処理でカラー化する記事がどこにあるのか教えて頂けると助かります。
2014/3/29(土) 午後 3:40
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mn3192さん、コメントをありがとうございます。
色々と触っていると、何となく判ってくると思います。
私のWindows7のノートPCでは特に問題なく使えていますよ。
何か、他のソフトと干渉し合っているのかも。
2014/3/29(土) 午後 5:05
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シュミットさん、コメントをありがとうございます。
慣れるまで使い難かったけど、便利な点もあるので、上手く使いこなして下さい。
Debayer処理に関しては、HPの天体望遠鏡TIPSにもリンクを張っていますが、以下の部ログで解説しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/s_yonex/61019816.html
2014/3/29(土) 午後 5:08
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このソフト機能がありすぎるのと、どうも私のノートPCとの相性が悪くフリーズします。
でも、その相性の悪いPCも昇天されたので新たなPCで、この記事をきっかけにもう一度チャレンジしてみます。
いつもヨネヤンさんのこういう解説とTiPSには本当に助けていただいてます。ありがとうございます。
2014/3/29(土) 午後 5:47
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ヨネヤンさん、こんにちは。
私もフャイヤーキャプチャーを使っています
システムからGeneralの上から二つ目をチェックすると
XPのみ開始と終わりをビープ音で知らせてくれます
現在Ver2.3.20までUPされているようですね
ただ、露出の設定がミリセカンドなので少しあわせにくいような
気がします。
2014/3/29(土) 午後 7:21
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いぐるさん、コメントをありがとうございます。
mn3192さんもPCがフリーズする様なので、何か癖があるソフトなのかな?
私のPCでは問題なく動いてくれます。
2014/3/29(土) 午後 7:55
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FireCaptureはだいぶクセ強いソフトですね。
でも色々な機能があるので強拡大撮影にはIC Captureより便利です。
2014/3/29(土) 午後 7:58 [ ヤス ] 返信する
ミュートンさん、コメントをありがとうございます。
以前はXPで使っていましたが、ビープ音で知らせてくれる事は知りませんでした。
DFKとDMKのIC-Captureは1/30sec表示なので、msへの換算が面倒なのは確かですね。
まあ、細かい事に拘らず、大まかに設定する分には支障は無さそうです。
2014/3/29(土) 午後 7:59
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ヤスさん、コメントをありがとうございます。
FireCaptureとIC Capture、それぞれ良い点や使い難い点がありますね。
それを理解した上で、上手く使い分けしていくのが良さそうでしょうか。
2014/3/29(土) 午後 8:01
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ヨネヤンさん、こんばんは
待ってましたぁ〜
本当に助かります。
質問させてください。
FireCaptureとかIC Captureなど、キャプチャソフト色々ありますが、
撮影された動画の質は同じなのでしょうか?
今一つ確証がなくて・・・
2014/3/29(土) 午後 8:43
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タキさん、コメントをありがとうございます。
撮影した動画の質の大部分は撮影したカメラに依存します。
ただ、キャプチャソフトにより各種の設定可否や程度が違うので、細かな設定が出来るか否かで、差が出ます。
例えば、FireCaptureではIC Captureで可能なカラーバランスの調整は出来ません。
目的に合わせたキャプチャーソフトの選択も必要でしょう。
2014/3/29(土) 午後 11:00
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ASI120MMを1月に入手したまま、室内試験だけでまだ本運用できないでいます。FireCaptureは室内試験時に画像が見えることを確認しただけなので、使い方が良く分かっていなかったのでとても参考になります。ありがとうございます。
2014/3/30(日) 午前 1:58
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とりぷるあいさん、コメントをありがとうございます。
FireCapture、癖はあるけど良いソフトなので大いに活用してください。
2014/3/30(日) 午前 7:48
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