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梅雨の時期にオデッセイ1改の再軽量化の他に、ASI120MMの冷却化を行いました。
以前、タキさんがブログでASI120MMの冷却化を公開されたのに刺激され、真似した次第です。 太陽撮影用に使っていたASI120MMは、QHY5-2の登場でお役ご免になりました。 それなので、万が一失敗して壊しても構わないとの覚悟でした。 タキさんの記事で、ASI120MMはCMOSセンサーをカメラの裏から直接冷却可能な事を知りました。 ASI120MMの後部にある穴にはM6のネジが切ってあります。 その部分が円柱になっておりCMOSセンサーに接しており、センサーを放熱する構造になっています。 ASI120MMの分解はかなり難しいので、後ろから穴を開ける荒療治です。 円柱は直径10mm程度と判断して、12mmのドリルで穴を開けました。 円柱は直径11mmでした。 開けた穴から覗くとCMOSセンサーの後ろ側が見えます。 直径8mmの銅棒を3mmの銅版に取り付けてセンサー後面を直接冷やすパーツを作成。 銅版に7.9mmの穴を開け、ヤスリで少し広げてから銅棒を打ち込んで接続です。 それをペルチェ素子(2段冷却)に貼り付け 断熱材で覆いました。 それをASI120MMに差込んで完成です。 早速、冷却化の効果を確認です。非冷却状態のダーク画像です。Gain50%、5秒露出の画像です。 FireCaptureでは、ASI120MM内の温度が表示され、その温度は33度でした。CMOSはもっと高そうです。 なお、室温は24度でした。 冷却した時のダーク画像です。撮影条件は同じです。FireCaptureの表示温度は12度でした。 梅雨が明けたら実際に天体を撮影する予定でしたが、なかなか晴れず、やっと昨夜撮影できました。 でも、昨夜は風速6m/sの強い南西の風が吹く状態で、Y248mmの直焦点でも星像がブレ続けました。 何とか結果を出したかったので、M27をフルゲイン、6秒露出で15分間撮影(150フレーム)しました。 撮影フレームを確認し、ブレが少ない70フレームをスタックしました。(ダーク減算実施) LPS-P1フィルタを使ったL画像で、合計露出は7分、何とか中心部の明るい部分は写りました。 なお、FireCaptureの表示温度は14度でした。 何とか試写できましたが、解決したい課題は一杯です。 ・フルゲインで撮影するのは、-20度の冷却では不足。・・・暑い夏場は諦め、秋から冬に使うか・・・ ・1時間から2時間撮影するには、オートガイドが必要。・・・オフアキに取り付けるパーツが必要・・・ ・カラー化するためにはRGBでの撮影も必要。・・・カラーカメラを買って冷却化か?(勿体無い) 課題は一杯ですが、まず報告まで。 色々と役立つ情報を教えて頂いたタキさんに改めて感謝申し上げます。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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ペルチェ冷却の効果はかなりの物ですね!
ノイズの発生やかぶり防止には必要不可欠なのがわかります。
まだまだ、之から解決へ向けての試行錯誤は続くと思いますが、
趣味のレベル向上の醍醐味を感じますね。
物作りは僕もそうですが、それがないと逆につまらなくなりますよね。
2014/7/27(日) 午後 0:41[ woodben2 ]返信する
ペルチェ改造成功のようで何よりです。
惑星カメラもこうやって冷却されると明るい星雲も狙えていいですね。
惑星カメラも探すとペルチェ冷却機能付の機種も最近は散見されますので、工作の出来ない方はこの手の機種を購入した方がいいでしょう。
2014/7/27(日) 午後 6:16
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冷却と非冷却の画像を比べるとノイズ低減効果が良く分かりますね。真夏はちょっと厳しいですが、秋から冬にかけてはなかり活躍できそうですね。1ショットの時間も短くて済みそうですから、モノクロカメラでもRGBフィルターを併用してカラー化も出来そうですね。
2014/7/27(日) 午後 10:40
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なんと、ご自分で冷却改造されたのですか!!
その度胸と技術に脱帽です。
しかし、天体写真先達のみなさんのDIY工作能力はすごいですね。感心します。
2014/7/28(月) 午後 9:18
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woodben2さん、コメントをありがとうございます。
WebCamも感度が高くなっているので、冷却できれば自宅での星雲星団撮影が可能かと思い、冷却改造しました。
性能はともかく、この様な改造をすること自体が面白いと感じます。
2014/7/28(月) 午後 9:59
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NGCさん、コメントをありがとうございます。
冷却機能付きの惑星カメラ、気になります。冷却効果が高ければ、欲しがる人も多くなるかも。
そうなれば、国内で販売代理店が出てくるかな。
2014/7/28(月) 午後 10:01
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シュミットさん、コメントをありがとうございます。
もう少し冷やせるかと思いましたが、ちょっと物足りない感じです。
WebCamが2個、ノートパソコンが2台必要になるオートガイドが課題ですが、何とか物にしたいと思っています。
2014/7/28(月) 午後 10:03
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マルさん、コメントをありがとうございます。
ASI120MMは冷却改造が行い易いカメラだったので、簡単に出来ました。
製品が少なかった時代は、自作や改造が必要でした。また改造する事も楽しみの一つでした。
2014/7/28(月) 午後 10:06
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こんにちは
待っておりました。やってしまいましたね。
小生のASIはUTOさんに送って評価してもらってます。
まだ到着していないとは思いますが。
夏場の高温では厳しいでしょうね。
おっしゃる通りダーク減算は必須です。
ASIはまだまだって感じですが、今後のCMOSセンサーの
進歩に期待したいところです。
ASIで撮影した画像については今後もアップお願します。
僕も何か良い工夫(ノウハウ)が見つかったら報告させていただきます。
2014/7/29(火) 午後 2:46
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タキさん、コメントをありがとうございます。
また、有益なアドバイスを頂き、改めて感謝申し上げます。
ASI120MMは、冷却改造し易いですね。もしかすると、メーカーも冷却化を考えて設計したのかも。
期待したほどは冷却できなかった感じですが、それなりノイズ低減効果もあり、もう少し使い込んでみようと思っています。
ファンの能力が不足している様に感じられるので、ペルチェへの電流もしくは電圧を調整できれば、もう少し温度を下げられそうですが、調整器がないので調べられません。
2014/7/29(火) 午後 7:34
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ASIの冷却化の情報ありがとうございました。私も試してみたくなりました。いつになるか分かりませんが、少し時間が取れるようになったらトライしてみます。
2014/7/30(水) 午前 10:06[ has*ama** ]返信する
has*ama**さん、コメントをありがとうございます。
ASIは冷却改造し易い構造の様です。ASI130MMで星雲星団撮影をされるときは冷却改造が良さそうですよ。
冷却効率の良い方法があれば教えて下さい。
2014/7/30(水) 午後 5:45
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これはスゴイです!
冷却装置をご自分で作られてしまうとは...結果も上々で素晴らしいです(^_^)
課題も有るようですが、ヨネヤンさんなら直ぐに解決してしまうのでは?
2014/7/30(水) 午後 7:06
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ダイナさん、コメントをありがとうございます。
出かけるのが難しい状況なので、自宅で撮影を楽しめる為、試行錯誤状態です。
課題は一つづつ潰していくしかないですね。
2014/7/30(水) 午後 7:15
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見事にノイズが減っていますね。
動作温度を制御できればダークもコントロールしやすくなりますね。
ところで結露対策はどのようにされているのでしょう?
2014/7/30(水) 午後 11:14[ ヤス ]返信する
ヤスさん、コメントをありがとうございます。
14℃とは言え、20度冷やすとノイズは結構減りますね。
動作温度の調整が出来ないのが難点です。
結露対策は何もしていません。センサーだけを冷やしているので、回路で発生する熱が結露を防いでいるのかも。
2014/7/31(木) 午前 5:13
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米山さん。こんばんは。内緒モードです。
笹沼です。
前回の東葛星見隊&JALの飲み会の場で、JALのメンバー条件として、入選経験と常磐線沿線出現頻度が高いことしました。米山さんは有資格者となりますので、よろしければ参加いかがでしょう。ノルマとか一切ありません。
連絡をお待ちしてます。
nbat@jcom.home.ne.jp
2014/7/31(木) 午後 9:40
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こんにちは。
さすが、思い切ったことをなさいますね。
チップが小さいからこんなことが比較的簡単にできるのですね。
自分もやってみようかな・・・。
2014/8/2(土) 午前 7:02
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mn3192さん、コメントをありがとうございます。
タキさんの記事を見て、この構造なら改造も簡単だし結露の心配も少ないので思い切って穴を開けました。
遠征が容易なら、この様な改造の意味は少ないと感じますよ。
2014/8/2(土) 午前 7:19
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効果ありますね。冷却能力不足とおっしゃられてますが、改良できるとしたら。
基板を断熱。ケース内は密封し空気を追い出したいのですね。可燃性ガス以外のエアーダスターなどで充填しましょう。結露対策です。
ペルチェの電圧は5−8V位が効率がいいです。ペルチェは冷やすものですが発熱も大きいです。段数を増やすほど意外と冷えません。
他は機械を買うしかないので案なしです。
2014/8/14(木) 午前 7:26
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ビスタさん、コメントをありがとうございます。
冷却度合いに応じた効果でしょうか。ASI120MMは密閉度が悪く、ケース内を密封は無理そうです。
保護ガラスの内側のCMOSセンサーに埃が入り込むので、毎回、保護ガラスを外してCMOSを掃除してから撮影する状態です。
電圧を調整して冷却能力を確認してみます。
2014/8/14(木) 午後 4:37
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