このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2011年11月30日(水) 21時更新
朝夕曇りで日中は晴れ時々曇りの天気でした。夜明けの頃は薄雲が目立つ空でした。その後は徐々に晴れ間が広がりましたが、時々雲が増える時もあり、夕方からは再び雲が広がりました。気温は最低11.1度最高18.2度と温かい陽気でした。
昨夜の宵の口は、薄雲が広がっていましたが、薄雲越に木星が滲んで見えていました。時々恒星の見える状態なので、木星を撮影するか迷いました。でも、21時頃には星が見えなくなったので諦めました。
11月も晦日、暦的には明日から冬の季節なので、夏の背広から秋・春の背広に切り替えました。背広は夏物が4組、秋・春物が4組、夏のブレザー1着、冬のブレザー1着を着回しています。28年以上着ている背広もありますが、擦り切れが目だって来たので1組は廃棄、リタイヤが近いので買換えなしで我慢です。
今月の天文の成果の一番は、12日と13日に行われた木星会議への参加です。興味あるテーマの発表が多く、充実した2日間でした。惑星は天気が良くない夜が多く、木星の撮影が9夜、火星と土星の撮影が各1回だけと低調でした。
今日の画像は、中身が見えているミカンです。ご近所の庭にあるミカンの木に実っているミカンの一つに穴が開いていました。多分、ミカンが大好きなメジロが中身を食べているのでしょう。大きなヒヨドリだと、もっと大胆に食べるので、ミカンは半欠け状態になります。餌が少なくなる冬の季節、果実は野鳥にとって貴重な食料です。
- 2011年11月29日(火) 21時更新
今日も終日曇りの天気でした。昨日の天気予報では時々雨でしたが、幸い雨は降りませんでした。気温は最低12.1度最高18.1度と陽射しがないけど温かめでした。日本海の東進中の低気圧に南の空気が吹き込んでいるからでしょう。
国立天文台のサイトに「皆既月食の色を観察して、みんなで報告しよう」キャンペーンが掲載されています。12月10日に国内では久しぶりに皆既月食が起きます。今回は深夜に皆既となり月の高度で高く、条件が良いので天気が良ければ多くの方が楽しまれるでしょう。皆既月食を観察できたら、キャンペーンのサイトに報告しましょう。
日曜日から天気が悪いので夜の時間潰しに、HPの容量減らし作業を行っています。先日の太陽のページに続き、今回は月のページをYahooのgeocitiesに移しました。太陽と月のページの移設で、十数MBの容量を削減できました。新しいリンク先はこちらです。過去の雑記帳や更新履歴からはリックが切れるので、トップページの月のページからアクセスして下さい。
今日の画像は、桜の切り株です。「桜ヶ丘町内会」との名称が示す通り、町内には桜の木が多く、大木の桜並木も何ヶ所かあります。でも桜の樹齢が高くなり、樹勢が落ち枝が枯れ始めている木が目立ちます。この秋に桜並木の大木が1本伐採され、大きな切り株が寂しそうに残っていました。大きな画像はブログに載せました。
- 2011年11月28日(月) 22時更新
曇りの天気でした。終日、ドンヨリとした雲が広がり陽射しは全く感じられない空でした。先週は好天が続きました。その反動なのか、今週の天気予報は曇天や雨が目立ちます。気温は最低9.5度最高15.3度と朝は少し上がりましたが、陽射しがなく日中は低めで肌寒い陽気でした。
昨夜の宵の口は薄雲が目立つ空でしたが、21時頃から雲が消え始め、一時的に晴れて秋から冬の星々が見え始めました。その星々の瞬きが弱く感じられ、移動性高気圧が東に去ったのでシーイングが好転を期待できる状態でした。
急いで機材を準備して、木星を眺めると期待外れの状態、木星はフニャフニャのブルブル状態でした。再度、恒星を眺めても瞬きは少ない感じ。何とも理解できないシーイングでした。そんな状態でも、大赤斑が正面に見えるタイミングだったので撮影です。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
アポロ月探査機の着陸地点を「歴史的遺産」として立ち入り禁止にすることを検討しているそうです。立ち入り禁止どころか、上空を飛行することも認めないとか。確かに歴史的な価値はあるけど、そこまで保護する必要があるのか疑問です。米国のエゴの様に感じます。
今日の画像は、昨夜の木星です。薄雲が残り透明度が悪くメタンバンドと赤外撮影は諦めました。カラーもシャッタースピードを落としゲインも上げる必要がある状態でした。
- 2011年11月27日(日) 18時更新
薄曇り時々薄晴れの天気でした。朝から終日、薄雲が空を覆い青空が少ない状態でした。でも薄雲越しに太陽が見え、陽射しは十分にありました。気温は最低7.0度最高16.1度と朝は低かったけど、日中は暖かくなり過ごし易い陽気でした。先週は6日連続で富士山が見えていたけど、今日は薄雲に邪魔され、一週間連続にはなりませんでした。
昨夜は、木星が雲間から顔を出す時もありましたが、晴れ間が短く撮影は断念でした。朝まで薄雲が続く予報だったので、早起きもせず、寝不足解消に努め、今月初めて7時間以上寝られ、頭もスッキリで一日中眠気を感じませんでした。
HPの容量がプロバイダーのサービス容量の上限に迫って来たので、太陽のページをYahooのgeocitiesに移しました。新しいリンク先はこちらです。過去の雑記帳や更新履歴からはリックが切れるので、トップページの太陽画像からアクセスして下さい。
NASAの火星探査機キュリオシティが無事打上げられ、火星に向う軌道に乗ったそうです。火星への到着は来年8月の予定で、火星に生命が存在した可能性について2年間調査を行うそうです。火星探査では、スピリットとオポチュニティが有名ですが、両探査機の活動で太陽光発電機が火星の砂嵐に弱い事が判明していたので、キュリオシティは、プルトニュウムの生前崩壊熱を利用した原子力電池を搭載しているそうです。この原子力電池の電源は半永久的なので壊れなければ何年も活躍しそうです。
今日の画像は、今日の午後に撮影した幻日です。薄雲越しの太陽の西側に幻日が出ていました。サムネール画像をクリックすれば大きな画像が表示されます。その画像には、幻日の内側に微かですが太陽環も写っています。
- 2011年11月26日(土) 17時更新
晴れのち曇りの天気でした。明け方は、快晴でしたが、徐々に雲が増え午後は曇り空になりました。季節風は弱まりましたが陽射しが少なく、気温は最低7.4度最高13.6度大きな変化はありません。
昨夜は、快晴の星空だったので、のんびりと木星を撮影しました。でもシーイングは相変わらず悪く寝ぼけた画像しか撮影できず、カラー・メタンバンド・赤外・カラーといつものパターンで撮影で終了でした。丁度、第一衛星のイオが大赤斑の前を通過中で、イオの影が印象的でした。最初のカラー画像とメタンバンド画像で、大赤斑の上にイオが重なっている状態でした。その為、メタンバンドでの大赤斑が台無しです。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
今週末は珍しく好天なので、木星撮影後も機材を一部残しておき、未明の火星と土星の撮影を行うことにしました。週末は、通常6時半に起きますが、今朝は平日と同じ5時起きでベランダに出ました。その頃は、南の空に雲が少し流れていましたが、徐々に消える状態なので、機材を組み上げました。ところが、赤道儀の電源が入りません。旧式のアトラクスに電源コードを差し込んだ時に小さく火花が飛んだので、電源コードの先端でショートし、ニューズが切れたと思い、ヒューズを交換しました。
しかし、コントローラのスイッチを入れたままだったので、新しい、ヒューズを入れた途端にヒューズの端子でスパーク。ヒューズ交換で1個無駄にする失敗です。ニューズの予備があったので、コントローラのスイッチを切って交換て無事に赤道儀が動き出しました。電源コードの先端のでショートは以前に一度経験しているので、スパークし易い構造の様です。今後は、電源コードを赤道儀に常に付けたままとし、使う時にコードとバッテリーを中継プラグで繋ぐ事にしました。
撮影の準備ができたので、まずは高度が上がっている火星から撮影です。火星は、しし座のお腹、レグルスの東に位置しています。今朝もシーイングは悪く、火星は激しく歪みながら振動しており、ピントも満足に合わせられない状態でした。それに視直径が6.5秒程度と小さく細部を写すのは無理で、アギダリアの海が辛うじて判る程度でした。今朝撮影した火星の画像 は、火星のページ に追加しました。火星の次は、南東の低空に昇っていた土星を撮影です。土星は、おとめ座のスピカの東側に仲良く並んでいました。土星は低空なので気流の影響で火星以上に酷い状態でカッシーニの空隙も確認できない状態でした。今朝撮影した土星の画像 は、新設した 2012年の土星のページ に載せました。
今日の画像は、今朝撮影した今シーズン最初の土星画像です。土星の環の傾きも大きくなり、土星らしい雰囲気に戻った感じです。今シーズンの土星はどの様な表情を見せてくれるのか、楽しみです。
- 2011年11月25日(金) 20時更新
快晴の天気でした。朝から澄んだ快晴の青空が広がり、一日中富士山が見えていました。北よりの季節風が強まり、寒気の影響も加わり、気温は最低7.3度最高13.6度と初冬の陽気に戻りました。
昨夜は宵の口に雲が空に広がっていました。21時頃から晴れ始めたので、機材を出して木星撮影の準備を始めました。その後、再度雲が広がったり消えたりの状態で、安定しません。雲間の木星を眺めたら、シーイングがかなり悪く、まともに見えないので、撮影は諦めました。シーイングが良ければ雲間狙いでの撮影を考えましたが、シーイングが悪い上に雲が多くては撮影する気になりません。
軌道制御用エンジンを失った金星探査機「あかつき」は、姿勢制御用のエンジンで3回目の軌道修正に成功し、2015年以降に金星に接近するような軌道に乗った様です。2015年まで3年強、観測用の機器の劣化が心配ですが、気長に待つのみです。
今日は、月1回の通院日のフレックス退社で早目の帰宅でした。妻が所用で出かけており、帰宅後、紗南ちゃんの夜の散歩を済ませ、妻が帰宅するまで腹ペコ状態の留守番です。
今日の画像は、職場から眺めたスカイツリーです。来年の5月22日開業予定のスカイツリーは、工事用のクレーンも全て撤去され、完成間近の姿です。職場に近いので、開業されたら展望台に登ってみたいと思っています。
なお、25名以上の団体予約は、6ヵ月前の今月22日から開始されましたが、個人予約は、2ヶ月前の3月22日から開始との事。また開業から一ヶ月半は、当日受付は行わない予定なので、登るのは来年の7月以降かな? 大きな画像とその他の画像、それに今朝の富士山の画像をブログに載せました。
- 2011年11月24日(木) 21時更新
晴れの天気でした。昨夜、宵の口は雨が降り、その後は曇り空で夜半過ぎから晴れ始めた様です。朝は既に雲がほとんど無く青空が広がっていました。日中は時々雲が目立ちましたが、好天が続きました。夜になると雲が広がり、今は曇っています。午前中は、温かい南西からの風が強く、また昨日の湿った空気が残っていた感じで、透明度が低目でした。気温は朝の最低が12.9度で最高16.9度と高目でした。でも、夜になると北西の季節風に変わり、気温は朝の最低気温を下回り降下中です。
日の出が遅くなり、起床時間の5時では外は真っ暗です。空を見上げれば、オリオン座は西に傾き、シリウスも南西の低空です。南南東の中空に火星とレグルスが、東南東の低空に土星とスピカが仲良く並んでいます。明け方の空は既に早春の星座が昇っており、月日の流れの速さを感じます。
この週末は、新月期であり、また珍しく天気も良さそうなので、天体撮影に打って付けの感じです。暗い空の下で星雲・星団の撮影を行いたい気持ちは一杯ですが、何故か出かける気になりません。往復数時間のドライブと徹夜ができるか不安を感じるのです。
以前なら、寝不足や疲れなど気にせずに出かけていましたが、その様な気が湧きません。今は仕事の負荷もそれほど高くは無く、睡眠時間も6時間程度は確保できているので問題は無いはず。以前から気分的な波がある性格なので、気力が低下している時期なのかな。そんな時は無理をしない方が良いのでしょう。
今日の画像は、今朝の富士山です。通勤ウォーク途中のいつもの丘の上から夜明け直後の陽光を受けて積雪が赤く染まっていました。昨日の雨で、富士山の南側にも積雪していました。6合目付近まででしょうか。
- 2011年11月23日(水) 勤労感謝の日 18時更新
晴れのち曇りの天気でした。昨夜の雲は夜明頃に取れ、朝は青空が広がっていました。午前中は快晴でしたが、14時時頃から急速に雲が広がり、日没の頃から小雨が降り始めました。気温は最低8.0度最高15.3度。昨夜曇っていたので朝の冷え込みは少な目でしたが、大きな変化はありません。
今日は勤労感謝の祝日です。丁度、週の真ん中の水曜日の祝日、3連休になるハッピーマンデーやグッドフライデーの方が嬉しさは大きいけど、寝不足とストレス解消には役立つ祝日です。
風も弱く穏やかな陽気でしたが、家族はデパートショッピングで私と紗南ちゃんの二人ボッチの留守番でした。暇なので、ホームセンターに行き、DMK21AU618のペルチェ空冷用の機材を買って来ましたが、ちょっと間違えて使えないものを買ってしまい、落ち込んでいます。何とか使えるように改造するか、諦めて買い直すか思案中です。
西高東低の気圧配置で季節風が強かった20日と冬型の気圧配置が崩れた昨夜に撮影した木星画像を使い、気圧配置の違いによる木星の写りの差の考察をブログに載せました。
今日の画像は、マムシクサの実です。日曜日に行った御岳山で数多く見かけました。住宅街では見かけない植物です。昨年の4月に筍堀に行ったhideさんのお宅近くの山の中で、マムシクサの花を見たことを思い出しました。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2011年11月22日(火) 24時更新
晴れ時々曇りの天気でした。今朝は、スッキリと晴れ上がった快晴の冬空が広がり、中空に細くなった月が浮かんでいました。日中は雲が目立つ空となり、天気の下り坂を感じました。気温は最低6.7度最高15.0度と一段と低くなり完全に冬の陽気です。昨夜の放射冷却で、今朝は今シーズンの最低を記録し、2日連続で5度づつ低下でした。
昨夜の宵の口の雨は20時頃には止み、21時頃には晴れ間も出始めましたが、雲が多く木星の撮影は見合わせました。雲が消える22時頃から撮影を始めると、寝るのが24時過ぎです。日曜日の御岳山ハイキングとその夜の木星撮影で、寝不足と疲れが重なり、昨夜は身体が休息を求めていたので、躊躇無く諦めです。
国際宇宙ステーションに165日間滞在した古川宇宙飛行士がソユーズ宇宙船で無事帰還されました。日本人宇宙飛行士としては最長の滞在期間です。5ヶ月半も無重力の宇宙空間で暮したので、骨を始めとして身体の各部に変化が生じているでしょう。それも宇宙滞在の影響を調べる大切な研究の一貫なのでしょう。
今夜は曇るとの天気予報だったので早目に帰宅したかったのですが、定時過ぎに面倒なメールが2件届き、残業になってしまいました。半分諦めの気持ちで帰宅したら、西から薄雲が広がり出していましたは、まだ晴れていたので、急いで機材を出して木星の撮影を開始しました。曇る直前は気流が安定する事が多いので、期待しながら木星眺めると予想通り、シーイングが多少は良い感じで、模様がはっきり見えました。雲が迫る中、急いでカラー・メタンバンド・赤外・カラーの順で撮影を行いましたが、メタンバンドの段階で薄雲が掛かり出し、露出中にゲインやガンマーを調整しながらの撮影になり、最後のカラー撮影が終了した直後に木星は見えなくなりました。
今日の画像は、今夜の木星です。木星画像が連続になりましたが、久しぶりにシャープな画像なので、敢えて載せます。木星の右上に第2衛星のエウロパが写っています。今夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
- 2011年11月21日(月) 21時更新
晴れ時々曇りの天気でした。朝夕曇りで日中は晴れの天気でした。夕方からの雲は、富士山から沸きだすような帯状の雨雲で、宵の口は小雨が降りました。冬型の気圧配置となり季節風が強く、また寒気が南下中なので気温は低めで最低12.0度最高19.2度と昨日よりかなり下がり冬の陽気でした。
昨夜は、宵の口を含め薄雲が広がる時間帯もありましたが、夜半前は晴れ間が広がり、木星を撮影できました。晴れても季節風が強くシーイングはガタガタ状態、木星はフニャフニャのブルブルでした。それでも大赤斑が見えるタイミングだったので、カラー・メタンバンド・赤外・カラーの1サイクル撮影しました。4画像撮影すると、撮影や処理で1回か2回は失敗する事が多いけど、昨夜は珍しくノーミスだったので、報告も早めに行えました。
11月9日に打上げられたものの、正規の軌道への投入に失敗し低軌道を周回中のロシアの火星探査機「フォボス・グルント」は、軌道変更が出来ない場合は、12月上旬に大気圏に再突入の可能性が高いそうです。衛星には、火星に向かう為の大量の燃料が残っているので、燃料を廃棄できなければ、再突入の際に、大爆発を起こす可能性があるそうです。もしそうなっても地上への影響は少ないと思いますが、その爆発は肉眼でも確認できそうなので、ある種の見物になるかも。
今日の画像は、昨夜の木星です。大赤斑後方の白斑群も目立っており、大きな変化は無さそうです。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
- 2011年11月20日(日) 20時更新
曇りのち晴れの天気でした。昨日の暴風雨は夜半頃に上がった様です。夜明の頃には、雲間から青空もチラホラ見える状態でした。横浜では雲は昼頃に少なくなり、午後は青空が広がりました。御岳山周辺では、雲が多く、曇り時々晴れの天気でした。横浜の気温は、昨日の暖かい空気が残っており、最低17.0度最高22.9度と暖かい陽気でした。日没後は北風が強まり、気温が下がり始めています。今夜は季節風が吹き荒れており、木星は無理かな?
今日は、妻の希望で次女も一緒に奥多摩の御岳山(標高929m)に行って来ました。以前から妻が御岳山に登りたいとの希望でした。週末に家族3人の都合が合う日が少ないけど、今日は全員が予定無しだったのと天気も回復したので行くことが出来ました。紗南ちゃんの散歩は夜明け前に済ませ、我が家を7時に出発し保土ヶ谷バイパス、国道16号線経由で奥多摩に向かい、御岳山ケーブルカーの滝本駅に9時半到着でした。滝本駅の駐車場は満杯直前でしたが、ギリギリセーフで一安心。直ぐにケーブルカーの切符を買い、満員のケーブルカーで御岳山に登りました。
御岳山ケーブルカーは、麓の滝本駅と終点尾御岳山駅(標高831m)間の標高差423.6m、平均勾配斜度22度(最大勾配斜度25度)1.1kmの工程を6分で運行しています。
日帰りで夕方の混雑を考慮し、昼過ぎには帰路につきたいので、今回は御岳神社までのミニハイキングでしたが、紅葉し始めたモミジや黄葉真っ盛りのイチョウなど、晩秋の奥多摩を楽しめました。帰路の途中で御岳渓谷や農協の直売所に立ち寄ったので、予定より帰宅が遅くなり、日没過ぎに到着でした。
今日の画像は、御岳山近くの紅葉です。奥多摩は、紅葉が始まった段階で、山々の色付きは今一つでしたが、紅葉真っ盛りのモミジもあり、晩秋の季節を満喫できました。その他の画像はブログに載せました。
- 2011年11月19日(土) 19時更新
風雨が強く大荒れの一日でした。雨は未明から降り始めました。夜明前後は、傘が無くても我慢できるほどの小雨で、紗南ちゃんの散歩も問題無しでした。その後、徐々に雨脚がと風が強まり、大荒れの状態が続きました。傘がさせないほどの突風が断続的に吹き荒れ、台風接近の雰囲気です。夕方の紗南ちゃんの散歩は、ちょっと出て排泄だけでした。昨夜から風向きが南からに変わり、夜が更けるに連れて気温が上がる状態で、最低気温17.0度は夜半前に記録され、現在21.0度ですがまだ上昇中なので最高気温は未確定です。
本降りの雨が降り続き、時々土砂降りになる状態なので散歩にも出られず、家の中でPCのセキュリティ確認やデータの整理を行ったり、赤外やメタンバンド撮影用のDMK21AU618のプチ改造を行っていました。DMK21AU618は、ノイズ対策でペルチェ冷却を行っていましたが、冬が近付き外気温が下がって来たのでペルチェ冷却を止めていました。外気温が20度を下回ると、ペルチェ冷却をしなくても熱ノイズの輝点が目立たなくなります。そうなると、背景に広がる読出しノイズが目立ちだします。その読出しノイズは、ペルチェ冷却で0度近くまで冷しても、変化無く、その程度の冷却では効果が無い感じなのです。
また、DMKのCCDの動作保障温度が-10度から60度なので、冷し過ぎは禁物です。私のペルチェ冷却は、温度コントロールが出来ないので、20、30分も冷していると外気温-20度以上冷えるので、冬場は使用するのは避けた方が良さそうです。そこで、ペルチェ冷却を止めて空冷にすることにしました。ケースがあると空冷にならないので、ケースを外して小さなファンを取り付け、ファンの反対側だけ開けて両サイドはウレタン材でカバーする簡単な構造です。冷却と言うより、CCDの発熱防止程度の効果だと思いますが、無いよりマシとの気分です。
今日の画像は、空冷DMK21AU618です。また、カメラ全体を冷すペルチェ冷却では、CCDの冷却効果が疑問なので、来年の夏場の冷却は、ペルチェ冷却で冷した乾燥空気をカメラに送る方式に変更しようと考えています。空気冷却機材は、空冷EOSKissX2用に作ったものを転用する予定ですが、その機材をDMK21AU618の近くに設置する事が課題なので、それを思案しています。
- 2011年11月18日(金) 22時更新
曇り一時小雨一時晴れの天気でした。夜明け前後に霧雨程度の小雨が降り、午前中はドンヨリとした曇り空でした。昼過ぎから雲間から青空と陽射しが出ました。気温は最低10.3度最高15.7度と陽射しが少ない分、昨日より寒い陽気でした。
昨夜は完全な曇り空だったので木星の撮影はお休みでした。それで時間ができたので、今週撮影した木星画像に説明を加えてブログに掲載しました。
木星の第2衛星エウロパの内部には液体の海が存在すると言われていますが、その海より表面に近い場所に、巨大な湖があるとの説が発表されました。米国の五大湖並みの大きさだそうです。あくまで推測だと思いますが、氷で覆われたエウロパ、その氷の下がどうなっているのか興味一杯です。将来、エウロパ探査衛星が打ち上げられる可能性があると思いますが、急いで欲しいです。先が短いオジンの希望です。
ちょっと古新聞ですがNHKの報道で、北アルプスの剱岳の雪渓内部にある2個の巨大な氷塊が移動している事が確認され、その雪渓が氷河の可能性が高くなったそうです。日本で氷河が確認されたのは始めてなので、登山家達の人気の対象になりそうです。でも温暖化が進むと、将来その雪渓が消える運命かも。
今日の画像は、皇帝ダリアです。通勤ウォーキングの途中で撮影した画像です。皇帝ダリアは、背が高くなる植物で、この花も3mほどの高さだったので、どうしても空がバックになるので、撮影し難い花です。早朝で陽射しが当たっていないので、フラッシュ撮影でした。
- 2011年11月17日(木) 22時更新
好天の一日でした。今日も昼過ぎまで快晴、夕方近くに薄雲が広がり、日没後は曇りました。寒気の影響は残っており、昨夜から今朝は寒かったけど、移動性高気圧に覆われた日中は、風も弱まり、穏やかな小春日和でした。気温は最低9.3度最高16.9度と今の季節らしい過し易い陽気でした。
昨夜も、夕方から広がった雲は20時頃から取れ始めたので、連夜の木星撮影となりました。一昨夜と比べて季節風が弱まったのでシーイングの改善を期待しましたが、その傾向は全くなく、木星の揺れがさらに大きくなり、悪化している様に感じられました。
昨夜は赤化した永続白斑BAが見えるタイミングだったので、カラー・メタンバンド・赤外・カラーと1サイクル撮影しました。昨夜は、赤外画像は上手く撮れましたが、2回目のカラー画像は、またしてもコーディックを間違えてしまい、カラーが1画像になってしまいました。機材を片付けたあと、Registaxで処理を始めた段階で気が付いたので撮り直しは出来ませんでした。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
今夜はしし座流星群のピークですが、月が明るい上に薄雲が出ているので諦めです。それに今週は連夜の木星撮影で平均睡眠時間が5時間を下回っており、身体が限界に近づいているので、晴れていても無理そうです。
今日の画像も、昨夜の木星です。赤化した永続白斑BAは、カラー画像と赤外画像では良く判りますが、メタンバンドでは、微妙な状態です。メタンバンドの解像度向上が大きな課題です。またNEBnにある継続白斑は、赤外画像に明瞭に写っていました。
- 2011年11月16日(水) 21時更新
快晴のち曇りの天気でした。朝から昼過ぎまでは雲ひとつ無い快晴の冬晴れでしたが昼過ぎから薄雲が広がり出し、夕方は曇り空に変わりました。今も雲が広がったままです。西高東低の真冬の気圧配置と寒気の影響で季節風が冷たく気温は一挙に下がり、最低9.1度最高14.7度と初冬の陽気です。最低気温がこの秋始めて10度を切りました。
強い季節風で空の汚れが吹き飛ばされ、空気の乾燥も加わり、空の透明度が一段と高くなりました。それで、今日は昼間も白い帽子を被った富士山が良く見えていました。また、夜明け後も西に傾いた月が青空の中に明るく光っているのが見え、清々しい気持ちの朝でした。
昨夜は、宵の口まで雲が目だっていましたが、徐々に晴れ始め、21時頃には快晴の星空になりました。ジェット気流の本流が列島上空に居座っているの加え、西高東低の季節風が強く、シーイングは悪いと思いなら、大赤斑が見えるタイミングだったので、木星の撮影を行いました。
実際に眼視で眺めると木星はフニャフニャ状態でまともに見えません。モニター内の木星も激しく歪み、ピント合わせも満足にできない滅茶苦茶な状態でした。この秋で最悪のシーイングとの印象でした。それでも大赤斑が判別できるので、カラー・メタンバンド・赤外・カラーと撮影しました。ただ、赤外画像が、ピントが甘かったので、模様が全く出ず没となり、カラー2画像とメタンバンドだけになりました。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
今日の画像は、昨夜の木星です。大赤斑の後方にある黒点は第2衛星エウロパの影です。モニターで最初に見た時は、拡散した暗斑に見え、衛星の影とは思えない状態でした。それで急いでステラナビゲータで確認したほどです。シーイングの悪さの影響ですね。メタンバンド画像では、木星面上でエウロパが明るく写っています。
- 2011年11月15日(火) 22時更新
曇りの天気でした。明け方は晴れ間もありましたが、午前中は雲が多く陽射しが少ない空でした。昼頃から少し晴れ間が出ましたが晴れ間が広がらず、雲が目立つ空でした。西高東低の気圧配置になったので気温は下がり、最低12.8度最高17.0度と肌寒い陽気でした。
木星会議で撮影した画像が100枚以上あり、その整理が連日遅くまでかかり寝不足気味ですが、何とか今夜で終了です。初日の画像は昨夜ブログでアップし、2日目の画像も今夜のブログでアップしたので、これで一段落です。
次は、三鷹の50cmで行われる木星の閃光観測対応です。現在の予定では12月10日(土)か11日(日)ですが、10日の深夜は皆既月食があり、日程調整が難航しています。日曜日に帰宅が遅くなると翌日に影響するので、10日土曜日の方が良いです。いっそのこと、三鷹で木星観測後、そのまま徹夜で皆既月食を撮影して帰宅という手もあるかな。
その木星ですが、日本時間で11月29日(火)の夜に木星による約9等星の恒星食が見れるとの海外からの情報が月惑星研究会のメーリングに流れています。情報元のSilvia
Kowollik氏のメールでは、日本時間で11月30日30分頃に出現となっています。
その時刻だと日本では木星は地平線の下なので見れませんが、ステラナビゲータで調べた結果、日本時間で30日の0時(29日の24時)過ぎに潜入なので、木星の高度は45度を切っていますが、観測可能と思われます。
今日の画像は、木星の恒星食のシミュレーション画像です。画像をクリックすると大きな画像が表示されます。9等星だと-2.9等の木星との光度差が大きいので可視光での撮影は難しいので、メタンバンドで撮影しようと考えています。
- 2011年11月14日(月) 23時更新
晴れ時々の天気でした。晴れ間もありましたが、朝から薄雲が目立つ空でした。夜は曇り空で、時々小雨も舞う状況です。薄雲の影響で陽射しは弱めとなり、気温は最低15.4度最高20.2度と朝と昼の温度差が少ない穏やかな陽気でした。
昨夜、夜半前は晴れていたので、夕食後に木星を撮影しました。20時頃に大赤斑が正面に回って来るタイミングでしたが、家族との夕食と団欒を優先し、木星撮影は21時前から準備を始めました。ただ、昨夜は湿度が高く、21時頃でもベランダには露が付く状態で、透明度もかなり悪く、一等星がなんとか見える状態でした。
まずは、いつもの様にカラー撮影から開始でした。次のメタンバンドは透明度が悪いので、駄目かもと思いながら準備しましたが、予想通りまともに写せない状態なので、諦めでした。赤外も試しましたが、これも結果が出せないので、2回目のカラー撮影を行いました。
2回目の撮影後、1回目のAVIファイルをRegistaxで処理しようとしたら、何とカラー化できません。10日ぶりの撮影だった為か、コーディックの設定ミスでした。それなら、カラーをもう一回撮影と思いましたが、木星像が極端に暗くなっています。空を見ても薄雲が広がっている様子はありません。
光学系を確認したら、斜鏡が真っ白。露が付いて雲っていました。更に鏡筒奥の主鏡まで真っ白。温度順応用のファンを回していたので、主鏡面に外気が流れて雲ってしまった様です。主鏡を乾かすのは手間なので、そこで諦めでした。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。1画像だけではつまらないので、カラー化に失敗した1回目もモノクロ画像として処理して並べました。
今日の画像は、昨夜の木星です。透明度もシーイングも悪く、細部は判りませんが、10日ぶりの木星さので、アップしました。なお、木星会議初日の画像をブログに掲載しました。
- 2011年11月13日(日) 19時更新
晴れの天気でした。朝から秋晴れの青空が広がり、好天の一日でした。寒気が去り陽射しもタップリだったので、気温は最低14.6度最高20.8度と暖かい小春日和でした。
昨夜、泊まった府中のビジネスホテルを8時に出れば、9時の木星会議開始に間に合うので、6時過ぎまで寝ることが出来ました。朝、ホテルでメールやネットのチェックを行う積りでしたが、回線が細い為か、メール受信が精一杯で、メール送信やWeb確認は無理でした。ネットが駄目だったので、ホテルを出る時間まで、昨日撮影した画像処理を行っていました。
木星会議2日目は、以下の5件の研究発表が行われました。トップバッターは、私の「DMK21AU618の冷却」でした。2件目は山崎氏から「2010年〜2011年のメタンバンドにおける木星の変化について」でした。この発表の冒頭でソニーから赤外域の感度がさらに高い新たなCCDが発売されるとの情報がありました。メタンバンドでは木星の高層の雲が明るく写るので、低層の雲まで写る可視光の画像と比較することで、木星の大気構造の解析ができる可能性があるそうです。またメタンバンドで撮影した大赤斑は、昨年より今年の方が小さく写っているとの事です。
3件目は、電気通信大学院の亀井研究員から「電気通信大学における木星火球の観測」でした。同大学院の柳沢研究室で行われている天体の衝突現象の一貫で木星への天体衝突による発光現象を観測されているとのことでした。観測は3CCDビデオカメラで木星を撮影し、その画像PCに取り込み、リアルタイムに発光現象の検出することがテーマです。発光検出プログラムは、各フレーム間の差を測定し、閾値以上の差を検出するアルゴリズムとの事です。
4件目は、関西の熊森氏から「高解像惑星写真をめざして」です。熊森氏のベランダ観測所は視界が狭く条件が悪い中、精力的に撮影されています。高解像度画像を撮影するポイントとしては、ゲインを下げることだそうです。またモノクロのカメラとカラーカメラを駆使しLRGB処理が有効との事です。シーイングの影響を減らすには、シャッタースピードを上げると良いけど、1/30秒より高速にしても効果は少ないとの事です。
最後の5件目は、堀川氏から「大赤斑周辺の帯状流に関する考察」です。大赤斑の振る舞いや大赤斑の周辺の状態を詳しく解説された内容でした。大赤斑の周囲には複雑な流れがあることが判って来ているそうです。それを整理すると6種類の流れのパターンがあるとの事でした。
研究発表のあと、プログラム外で田部氏から「木星の閃光観測」の計画が発表されました。観測用の機材(カメラ・メタンバンドフィルター・PCなど)は国立天文台が準備を始めるそうです。機材が揃った段階で三鷹の50cmの公開望遠鏡で観測を開始すること、また星ナビに一般アマチュアへの観測の呼びかけなども計画することになりました。
また、次回の木星会議は2013年2月に北海道の旭川に決まり、阿久津氏から旭川のPR資料が行われました。全てのプログラム終了後、月惑研究会の創立時からのメンバーの唐沢氏から閉会の挨拶が行われ閉幕となりました。木星会議中に撮影した画像は、後日、処理してからブログの方で紹介します。
今日の画像は、国立天文台の敷地内のイチョウです。50cmの公開望遠鏡のドームがあるグランド脇の大きなイチョウの木が黄葉していました。国立天文台の広い敷地の木々は、秋の気配に包まれていました。木星会議2日目の画像をブログに載せました。
- 2011年11月12日(土) 13日19時更新
12日の横浜は曇り時々晴れの天気でした。昨夜の雨は夜半前に上がり、夜明けの頃には青空が出始めました。でもスッキリ晴れ上がることはなく、晴れ間はあるけど薄雲が目立つ空でした。気温最低11.8度最高19.0度程度で、朝は低めでいたが日中は陽射しがあったので暖かくなり朝と昼の気温差が大きめの小春日和でした。
今日は三鷹の国立天文台で開催された第35回木星会議に参加して来ました。今回は東京での開催だったので、現役の学生さんの参加者が29名と多く、総勢55名の参加とかなりの規模でした。地域的には、北海道の旭川、沖縄、関西、四国と全国広い地域からの参加でした。
会議は、鈴木氏の司会で始まり、平林会長の開会挨拶、国立天文台の渡部教授、実行委員長の山田氏の挨拶のあと、参加者の自己紹介に続きました。その後、プログラムに入り、最初は木星の閃光セッションでした。閃光セッションは、田部氏から過去の閃光現象(木星面への天体衝突)の紹介が行われ、それに続き渡部教授の講演が行われました。
講演の内容は、専門の彗星にまつわる話(ほとんどの予想がは外れた)から始まり、本題の木星の閃光現象の説明が行われました。木星の閃光現象から木星近辺の小天体の分布が推測でき、それに成功すると惑星研究に重要な影響を及ぼすとのことでした。その為、三鷹の教育用の50cm望遠鏡での観測を行うことを検討されているそうです。三鷹の50cmで無理なら石垣島の1m、さらにはハワイのスバル望遠鏡でとの壮大な構想もあるとの事でした。さらに山崎氏から2010年8月に発生した閃光現象の分析結果(閃光の明るさから衝突天体のサイズを求める)の報告が行われました。
渡部教授の講演の後、実際に2010年8月に発生した閃光現象を撮影された青木氏から木星撮影の話があり、電気通信大学院の亀井研究員から木星の閃光現象の継続観測の話がありました。最後に田部氏から、暗い閃光現象を捕捉する為にメタンバンド撮影が有効ではないかとの話がありました。まずは12月初旬に多くの方に継続観測を行う提案が行われました。
木星の閃光セッションの次は、堀川氏から木星近況報告が行われました。その間の休憩時間に、50cmの公開望遠鏡のドームの前で記念撮影をおこないました。堀川氏の発表では、最初に学生さん向けに木星の初歩解説を行われました。その後の木星の近況報告で紹介された現象は、SEB撹乱の発生からSEBの復活、NEBの細化、STBの復活でした。
昨年に始まったSEB撹乱の暗斑群が大赤斑に達したあと、大赤斑の周囲に暗い縁取りが発生し赤斑孔状態となり、それが現在も継続しているとの事です。さらに大赤斑は昨年より小さくなっているとの事でした。
NEBの細化では、NEBは4から5年周期で、拡幅→バージ出現→赤化→平常→拡幅の変化を繰り返す傾向かあり、今は平常状態とのことだそうです。昨年淡化していたSTBは、大赤斑前方で長くなっており、復活傾向にあるそうです。またSTBにある永続白斑BAが赤味が増した代わりに暗くなっているそうです。
今後の注目する部分は、まずは、大赤斑後方のSEBの状態だそうです。その部分の白斑が多く発生し乱れが続けばSEBは安定するが、活動が弱まると再度淡化傾向の可能性があるそうです。もう一つはNEBが拡幅するか、細化を続けるかだそうです。
木星会議初日終了後は、調布駅近くで懇親会が開催され、さらに二次会と深夜まで天文談義に花が咲きました。二次会が終了したのは23時頃でした。木星会議2日目は9時開始なので、昨夜は自宅に戻らず、府中のビジネスホテルに泊まりました。
今日の画像は、木星会議の途中で撮影した集合画像です。50cmの公開望遠鏡のドームを開き、中の望遠鏡を入れて撮影の予定でしたが、渡部教授がドアロックの暗礁番号を忘れており開ける事が出来ませんでした。過去の木星会議の画像と比較すると、学生さんが多いので平均年齢が相当若返っています。木星会議初日の画像をブログに掲載しました。
- 2011年11月11日(金) 23時更新
雨の天気でした。昨夜も時々小雨が降り、今朝も夜明け前から小雨が降り始め、徐々に雨脚が強まり終日降り続きました。夜になりやっと小降りになっています。陽射しが無い上に南岸を進んできた低気圧への北風が寒気を運び込み、気温は最低12.6度最高13.0度と日中も気温が上がらぬ初冬の寒さでした。
今日は2011年11月11日、1が6個並びます。11時11分11秒まで続ければ1が12個。休みなら、駅に行き、11月11日11時11分と印字された切符を買えたのですが、勤務中には無理ですね。
今日は、朝から夕方まで終日、千葉方面の事務所で会議でした。いつもより若干早目の6時半前に家を出て、通勤ウォーキングは諦め最寄の駅に直行し、2時間半かけて出先の事務所に9時前に到着でした。横須賀−総武快速での1時間半は、長いけど新橋で座れたので、少し眠れ、それほど苦になりませんでした。何度か通っているので少し慣れたのかも。
日本時間で9日早朝に地球に最接近した小惑星“2005YU55”の画像が各地で撮影されています。ニュースなどの報道で紹介されたレーダー画像や天文台の大望遠鏡での拡大画像だけでなく、アマチュアが固定撮影で移動の様子の撮影にも成功し、その画像も公開されています。関東南部は天気が悪く、眺めることは出来ませんでした。
今日の画像は、実りの秋の代表の柿の実です。町内の多くのお宅の庭に柿の木が植えられており、数多く柿が実っています。柿の実は大好物ですが、他人のお宅の実を採って食べる訳にも行かず、また渋柿の可能性もあるので、手出しは禁物、眺めるのみです。
- 2011年11月10日(木) 22時更新
曇りの晴れの天気でした。完全な曇り空で陽射しが無く寒々とした雰囲気の一日でした。夜は小雨が降り始めています。陽射しが無く冷たい北風が吹き気温は最低11.6度最高15.8度と肌寒い陽気です。
昨夜は、一晩中、薄雲が空を覆い、満月近い月がボンヤリと見える状態でした。その月の少し東側にある木星が存在が判る程度に見え隠れしていました。
出勤時の話題が続きますが、今朝の出勤はラッキーでした。横浜から錦糸町までは横須賀−総武快速線を利用していますが、常に東京駅までは満員状態なので、座れるのは新橋駅か東京駅です。たまに運良く品川駅で座れる事もありましたが、今朝は武蔵小杉駅で座れました。
横浜駅で乗り込んでも、座席側に立てる事は無く、常に通路の真ん中に入れれば良い状態です。今朝は、横浜駅の次の新川崎駅で私の前に立っていた方が降りたので座席の前に立て、次の武蔵小杉駅で私の前に座っていた方が降りるとのラッキーが重なり座れました。7ヵ月間通って始めて武蔵小杉駅で座れ、何となく得した気分でした。こんな事を話題にする様では、先が短そうですね。
宇宙や天文に興味があったり、その分野に進む中学生や高校生などを対象とした第2回「“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会」が11月20日(日)に三鷹の国立天文台で開催されます。全国各地の宇宙や天文関連の大学・研究所の特色や研究や教育内容の説明が各大学や研究所の教員から行われ、質問に答えてくれるイベントです。天文学最前線の専門家達と、自分の将来について話が出来る絶好の機会なので、興味があれば参加を考えて下さい。
今日の画像は、コムラサキの実です。紗南ちゃんの散歩コースの近くで生垣の下にコムラサキの紫色の実がなっていたので撮影しました。以前は、数ヶ所で見かけれたましたが、年々減り続けており、今年はこの一ヶ所だけでしか確認できず、寂しいです。大きな画像はブログに載せました。
- 2011年11月9日(水) 22時更新
曇り時々晴れの天気でした。今日も雲が目立つ空でスッキリとした秋晴れの空は見えませんでした。気温は最低12.6度最高16.4度と寒気の影響に加え陽射しが弱く、肌寒いほどの晩秋らしい陽気でした。
今朝の出勤時に、東海道線が車両点検で一時的に運行が止まり、その後もダイヤが乱れていました。東海道線だけでなく、並行して走っている京浜東北線も同じ状況なので、京浜急行や横須賀線が超満員となり大変でした。
さらに、私が乗った横須賀線の車両は、超満員で車両内の熱気が上がり暑苦しい状態になっているにも関わらず、外気温が低い為か空調を止めたままで、息苦しさも感じる状態でした。ところが、ほとんどの乗客が降りた東京駅で、急に空調を入れたのです。理解に苦しむ行動です。空調は車両内の温度や湿度に応じて自動的にON/OFFされるようにして欲しいと感じます。
また、JR東日本は、何かあると影響度合いに関わらず、並行して走っている路線も止める傾向が強いと感じます。安全優先を徹底しているのでしょうが、し過ぎているようにも感じられます。
天文関連の話題が少ないので、今日も天文以外の話題です。ノーベル化学賞を受賞した事で有名な田中耕一氏のグループが、わずか1滴の血液で多くの病気を早期に診断ができる技術を開発したそうです。臨床研究まで3年かかる予定なので、実用化はまだ先でしょうが、身体への負担が少ない検査方法のニュースは明るい話題です。将来は、SFドラマ宇宙戦艦エンタープライズのドクターマッコイが使っていた身体の外からサーチするだけで全ての病気や身体の内部の状態が判る検査器具が開発されるでしょうね。
今日の画像は、カラス瓜です。先月末に撮影した撮り溜め画像です。野山なら何処にでもあるカラス瓜も自然が少ない住宅街では、珍しい存在です。
- 2011年11月8日(火) 23時更新
曇りの天気でした。昨夜断続的に降り続いた雨は未明に止みましたが、天気の回復は遅く、日中は時々薄日が射す程度の薄曇の空が続きました。夜も雲が多く、小さな晴れ間から月や木星が時々を顔を出しますが、撮影は無理な状態です。昨夜から風向きが北風に変わり気温が下がり最低12.9度最高18.3度と本来の陽気になりました。
今朝は気温がさがったので、紗南の散歩に出た時は背広を着ていても、ちょっと寒いかなと感じました。そういえば、昨日が立冬だったので、暦の上では冬の季節なのです。本当かなと疑いたくなる感じですが。
でも、夜明けの時刻は確実に遅くなっています。春から秋の季節は、紗南ちゃんの朝の散歩は5時45分前後から開始ですが、今は日の出前で曇りの日は、かなり暗い状態です。それで今朝は、朝食を先に食べてから散歩に出ました。
今日の職場は、面倒な会議も無く、いつもは煩い程届くメールもほとんど届かず、静かな状態でした。そのまま何も無く定時となり、今夜は早目に帰れるかと思った途端、ヤヤコシイメールが届き、結局2時間近い残業の羽目になりました。
今日の画像は、スズメの集団です。集団化する野鳥としてはムクドリが有名ですが、スズメも時々集団化します。この画像は、先月中旬に撮影したものですが、その頃にムクドリやスズメが集団化する時期の様です。大きな画像はブログに載せました。
- 2011年11月7日(月) 22時更新
晴れの天気でした。昨夜も時々小雨が降っていましたが、未明には上がり、晴れ間も出始めていました。夜明けの頃は、雲が大目でしたが、徐々に晴れ始め、通勤時間帯以降は晴れの天気になりました。でも好天は長続きせず、夕方からまた雲が目立ち出し、夜は雨が降り出しました。気温は最低16.1度最高20.6度と大きな変化はありませんが、湿度が高く蒸し暑さを感じる陽気でした。
近赤外線によるガンの治療法が開発されたそうです。まだマウスでの実験段階ですが、光を受けると発熱する物質をガン細胞に送り込み、近赤外線を照射してガン細胞を破壊する方法だそうです。近赤外線なら有害な放射線とは違い、人体への影響はないので何度も照射可能です。身体への負担が少ないガン治療方法になるので、早く実用化して欲しいです。因みに、照射する近赤外線の波長は700nm、Ha星雲の波長に近い波長です。
プロ野球には関心が薄くTV観戦はせず、携帯ラジオでも野球中継が早く終わって欲しいと思うほどです。それでも両リーグの順位や優勝チーム、日本シリーズの対戦チーム、地元のベイスターズのこれからなど、幾つかの点には興味があります。
米国大リーグの様に地区優勝チームによるプレーオフは合理的で納得感がありますが、同リーグで1位から3位チームによるプレーオフのクライマックスシリーズには未だに納得できません。面白いと言う方が多いけど、理屈として不合理なので嫌いなのです。クライマックスシリーズが始まった事もプロ野球に関心が薄くなった理由の一つです。でも今年は、両リーグ優勝チームによる日本シリーズ、納得できるので、観戦しようと思っています。
今日の画像は、寒桜です。通勤ウォーキングの途中にあるお宅の庭の寒桜が今年も花を咲かせています。この桜の木、数年見続けていますが、大きく育つ気配が全くありません。日当たりは良いので、土地が痩せているのかな。それでも、大きな大木に育って欲しいと毎日応援しています。大きな画像はブログに載せました。
- 2011年11月6日(日) 18時更新
曇り時々雨の天気でした。昨夜は、宵の口から雨が降り出し、一晩中断続的に降り続けました。今朝も小雨状態で、霧も発生し、ウェットな空気が流れていました。日中も時々小雨が降り続きました。天気予報で首都圏は4週連続で週末の天気が悪いと発表していました。この周期、早く崩れて欲しいです。気温は朝の最低が18.6度最高22度とまだ高目でしたが、夕方から風が南から北に変わり、気温が下がり始めており、既に朝より低くなっています。
地球に接近中の小惑星“2005YU55”が話題になっています。“2005YU55”は、直径約400メートルの比較的大きな特異小惑星で、定期的に地球に接近します。今回は地球の上空325,000kmと月の軌道の内側を通過するそうです。地球への再接近は、日本時間の9日早朝だそうです。その頃なら11等級前後の明るさなので、固定撮影でも写せそうです。“2005YU55”の位置情報は、NGCさんのブログに記載されているので参考にして下さい。うお座を移動するので木星の近くです。
メインのPCが30秒から1分程度HDDのアクセスランプが点灯したまま固まる事が多くなって来たので、昨夜一晩かけてデファラグを実行させました。かなりの時間がかかった感じですがその間寝ていたので、詳細は不明です。でもデファラグは、上手く行えた感じで、今日はPCのご機嫌が良さそうです。
今日は天気が悪く時間が出来たので、来週の12日から13日に三鷹の国立天文台で開催される第35回木星会議で発表する資料を作成していました。発表は13日に午前の研究発表のトップバッターとの事です。13日は参加者が少な目なので、少し気が楽です。
今日の画像は、紫陽花です。暖かい雨に誘われたのか、元気に咲いていました。完全に狂い咲きですね。紫陽花だけでなく、石楠花やツツジまで咲いているの、狂い咲きは結構多いのでしょうね。
- 2011年11月5日(土) 18時更新
薄曇りのち本曇りの天気でした。朝から薄雲が広がり青空はほとんど出ませんでした。時々、薄日が射しますが、薄雲越しなので、太陽はボンヤリと見える状態でした。午後半ばからは雲が厚くなり、夕方には雨を予感させる本曇りとなりました。気温は最低14.9度最高23.1度と陽射しが無い割りに高目で湿度も高く蒸し暑さを感じる陽気でした。
昨夜は、薄雲が広がった空で、上弦過ぎの月と木星がボンヤリと見える状態だったので、木星は撮影できませんでした。それで時間が出来たので、我が家の複数のPCのNoton
Internet Securityのバージョンアップを行いました。PCが数台あると結構手間がかかりました。2台は途中でエラーが発生したのでバージョンアップでの更新を諦め、古いバージョンをアンインストール後に新規インストールとなり、余計に手間がかかりました。
また昨夜から今日の午前中は、3日に池村さんから頂いたHDDに保管されていた月惑星研究会のサイトの全データを、私の外付けHDDと他のメンバーのHDDにコピーを取りました。全部で15GBと容量はそれほどはりませんが、ファイル数が30万件近くあるので、2回のコピーに5時間かかってしまいました。全部を一気にコピーしようとしたら、途中でファイルシステムのクォータの制限に引っかかりエラーとなるので、小分けしながらのコピーなので、面倒でした。それだけの量のファイルをサーバーからダウンロードしたら相当な時間がかかるので、HDDを持って来てもらって良かったです。
太陽観測衛星の画像をで、かなり大きな太陽黒点1139群が発生しているのが判っていたので、その黒点群を撮影しようと思い、朝から機材を準備しましたが、結局撮影できる晴れ間が無く記録できませんでした。ちょっとした晴れ間に太陽が顔を出した時に減光フィルタを使って肉眼で確認したら見えたので、この群は肉眼黒点です。南半球に発生している1138群は、並みのサイズの双極群ですが、大きな1339群より活発な活動域を伴っているので、これから発達するかも。
今日の画像は、1日に撮影した富士山です。その日は空の透明度が高く、80km先の富士山がくっきりと見えていました。撮影した画像を見ると富士山の頂上付近が薄っすらと白くなっており、冠雪でしょう。富士山の初冠雪は、9月下旬頃だったので、一ヶ月以上過ぎてからの確認でした。大きな画像はブログに載せました。
- 2011年11月4日(金) 22時更新
晴れの天気でした。薄雲が目立つ空ですが、青空が広がっていました。ただ、透明度はかなり低くモヤがある様な感じで低空の視界が悪い空でした。気温は最低14.2度最高20.8度と平年より高めなのと、湿度が高く、動くと蒸し暑さを感じるほどで、爽やかとは言えない陽気でした。
昨夜は、宵の口までは薄雲が残り、上弦の月と木星が雲越しにボンヤリと見えていました。でも21時過ぎから雲が消え始め、22時には透明度は低いけど晴れたので、木星を撮影できました。カラー撮影に続いてメタンバンド撮影を行おうと思いましたが、透明度が低くいつもの露出では写せない状態だったのでメタンバンドも赤外線も諦め、カラー2回だけでした。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
軌道制御エンジンが損傷し金星周回軌道への投入が絶望しされている金星探査機「あかつき」ですが、姿勢制御用エンジンによる軌道修正を開始したそうです。出力の弱い姿勢制御用エンジンでは十分な軌道修正は難しく、当初予定の軌道への投入はむりですが、なんとか金星を観測できる軌道への投入を狙っているのでしょう。もし、それが上手く行けば、ハヤブサの帰還に続く快挙になるでしょう。どうも日本の宇宙探査は、資金が少ない為か、すんなり成功せず、失敗のち苦労して成功のパターンが多そうです。
今日の画像は、昨夜の木星です。丁度、大赤斑が正面に見えるタイミングでした。シーイングもそれほど悪くは無く、大赤斑とその周辺の様子を撮影でき、良かったです。久しぶりに眼視でも大赤斑を確認できました。
- 2011年11月3日(木) 文化の日 21時更新
曇りの天気でした。朝から雲が広がっており、時々薄日を感じる時もありましたが青空が出ることはありませんでした。気温は最低14.6度最高21.7度と朝から暖かい陽気でした。
昨夜の空、宵の口は薄雲状態で、月や木星が薄雲越しに見えていましたが、雲は徐々に厚くなり、22時頃には木星は見えなくなりました。先週の週末の星見を楽しみにしていたけど行けなかった次女が、昨夜友達と天城高原まで行って来ました。曇り空だから星は見えないよと忠告したけど、ドライブを楽しみたいこともあったのでしょう。予報通り、天城高原は曇り空で誰もいなかったそうです。でも、帰り道の伊豆スカイラインの途中で沼津方面の夜景を楽しんでいたら、15分ほどの晴れ間が通過し、満天の星空を楽しめたのと、鹿に出会えたと喜んでいました。
今日は、武蔵小杉駅近くで開催された月惑星研究会の惑星画像掲示サイトの運営に関して臨時の打合せに参加して来ました。このサイトは、関西の伊賀さんが構築され、その後、愛知の池村さんが更新されておりましたが、報告者の増大で一人では更新が困難な状態になって来ました。多い時は、20名を越す観測者から数10ファイルの画像が送られてくるので、惑星別、日付別にHPに掲載したサーバーにアップする手間は相当な労力がかかります。
私も試したら、数名からの報告を更新するのに1時間ほどかかりました。池村さんは、独自に開発したツールで効率良くHPを作成されていますが、それでも20名からの報告を処理するのに2,3時間かかるそうです。その上、観測データの間違えを報告者に問い合わせて修正を依頼したり、北が上の画像を南が上に修正したり、新たな報告者があるとツールに報告者のデータを追加したりとの臨時作業も加わります。
その為、関東のメンバーが一部画像の更新を手伝うことになり、その調整の打合せでした。HPの更新であれば私も適任者の一人ですが、今は余裕が無く本格的な分担は無理なので、可能な範囲で支援することになり、今回もその為に、色々と準備しての参加でした。打合せの結果、私も画像の修正で更新の手伝いを行う事になりました。また、最も更新が多い木星の更新を分担する関東のメンバーの支援も行う予定です。
今日の画像は、伊豆急行の黒船電車です。武蔵小杉に向う途中、横浜駅の横須賀線のホームに上がったら、隣の東海道線下りホームに見かけない黒い車両が止まっていたので撮影しました。帰宅して調べたら、下田開港150周年を記念して平成16年から走り始めた伊豆急行のリゾート21を黒く塗装した車両でした。黒船をイメージしたそうです。その様な車両があることを今日、初めて知りました。伊豆に行くことがあれば、一度乗ってみたいです。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2011年11月2日(水) 22時更新
晴れのち曇りの天気でした。朝は、晴れており青空が広がっていました。日中は徐々に薄雲が目立ち出し、夕方には晴れ間が消えました。気温は最低12.3度最高19.7度と朝は少し気温が下がりましたが、日中は暖かく過ごし易い陽気でした。
昨夜も晴れていたので木星を撮影しました。ただ、帰宅が遅かったので、いつものパターンで撮影すると睡眠時間が不十分になるので、手抜きして以前のパターンのカラー2回だけにしました。それでも、準備開始から撮影・画像処理・報告まで済ませると2時間半以上かかり、寝たのは24時頃になります。もう少し期間を短く出来れば平日でも撮影を続けられそうです。昨夜の木星は、大赤斑が裏側に回り込む状態でした。シーイングは大きな変化は無く、まずまずの写りでした。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
11月の天文現象の続きは、惑星や月の接近関連です。まずは、11日の未明に火星としし座のレグルスが1.2度まで接近します。双眼鏡で眺めれば、赤い火星と白いレグルスの色の対比が美しい光景を楽しめるでしょう。9日から14日の間なら2度以内の確度で並んでいるので、十分に楽しめます。
また14日の未明、東南東の低空で土星とスピカが並びます。離角は5度以内なので、双眼鏡で眺めれば、環があり黄色の土星と純白のスバルの対比が面白いでしょう。ただ、日の出30分前でも高度が20度以下なので、見通しが良い場所と透明度が良い時でなければ楽しめないと感じます。なお、土星の動きは遅いので、当分の間は楽しめます。特に23日の未明には月齢27の月も並び、高度も上がっているので。その時の方が観望には適していると思います。
14日に水星が西の空で東方最大離角となります。今回の最大離角は高度が低く条件は良くないけど、11月初旬から中旬に掛けては金星と仲良く並んでおり、金星が良い目印になるので、晴れた日の夕暮れ時に南西方向の低空を眺めて金星と水星を探してみましょう。また27日の夕暮れ時に南西の低空で金星と月齢2の細い月が並びます。明るく輝く金星と極細の月が並び美しい光景を楽しめるでしょう。なお、その時の金星はM8干潟星雲の上で輝いています。でも金星とM8では光度差がありすぎるので、両者を同時に撮影したり眺めるのは無理だと思います。
今日の画像は、昨夜の木星です。大赤斑が無いので、面白みは少ないけど、NEBにある2個の大きなバージが目立っており、また、NNTBにあまり見かけない小さな暗斑が3個連なっているのが気になりました。
- 2011年11月1日(火) 22時更新
好天の一日でした。朝は透明度が高く快晴の天気でした。日中は、雲が大目でしたが、曇りにならず、夜になると雲が少なくなり、今は星空が広がっています。気温は最低13.7度最高19.5度とまだ少し高目ですが、空気が乾燥して来たので、爽やかな陽気でした。
昨夜は帰宅が早かったので、21時頃から準備を始めて木星を撮影しました。撮影は、カラー2回・メタンバンド・赤外のいつものパターン1サイクルです。撮影や画像処理に慣れて来たので準備開始から報告まで2時間半程度で出来るようになりました。昨夜撮影した木星画像 は、木星のページ に追加しました。
今日から11月、今年も残すは2ヶ月、月日の流れが速く感じられるのは、残りの人生が少なくなっているからでしょうか。今月の主な天文現象を紹介します。今月は、数多くの現象があり楽しみな一ヶ月になりそうです。今日は、2個の流星群を紹介し、残りの惑星や月の接近は明日紹介します。
その流星群の一つ目は、11月上旬頃を中心に活動する「おうし座流星群」です。北南2群の活動がありますが明確なピークは無く、南群は4日頃に北群は13日頃に極大があるそうです。10月中旬から11月下旬ごろまでが活動期間ですが、月明かりが少ない11月初旬が見頃でしょう。ただ出現数は少ないので都市部での観測は難しいと感じます。空の暗い場所で一晩中星空を眺めていれば、いつもより流れ星が多いと感じる程度かも。
次は、18日がピークの「しし座流星群」です。残念ながら、今年のピークは18日の日中との予報です。それなので、18日の未明に眺めるのが良いのですが、下弦直前の月が邪魔なので、夜半前に眺める方が良さそうです。ピークから半日前なので、多くは望めませんが、明るい火球が飛び易いので、運が良ければあかるい流星を見れるでしょう。
今日の画像は、ワンの日恒例の紗南ちゃんです。長女が愛用していたけど持っていかなかったフワフワクッションに沈み込むように寝ている紗南ちゃんです。このクッション、結構大きく邪魔なので、始末しようと思っていたら、紗南ちゃんが寝床に使い始めてしまいました。大好きだった長女の匂いが残っているのか、スッポリ包まれるのが気持ちよいのか、気持ち良さそうに寝ています。ただ、熱が篭るの為か、長時間は使わない様です。この画像も紗南ちゃんのページに追加しました。
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