このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2004年4月30日(金) (11,300歩)
晴れのち曇りの天気でした。気温は高目で穏やかな陽気の一日でした。
GWの谷間なので年休を取って休みとしました。会社の方でもGW期間中に年休を取得し、一週間以上の連続休暇を奨励しているので、超多忙な部署以外は、皆気兼ねなく休んでいます。超多忙な部署は、逆にGWの半分は無しの様で、可哀想です。
昨日の雑記帳でも書きましたが、昨日の午後から伊豆の天城山に天体撮影に行って来ました。GW突入で道が混むのを心配していましたが、鎌倉や江ノ島を避けたので割と順調で、14時に出発して17時半頃に現地に着きました。天城山の登山客用の駐車場には、ハイキング客の車が数台止まっているだけで、天文マニアはいませんでした。月が明るいので皆さん避けたのか彗星狙いで富士山だったのでしょう。
天文薄明が終わるまでの間に、金星と木星の撮影を行いました。シーイングは今一つでした、久しぶりに撮影した昨夜の金星と木星は、それぞれ金星のページと木星のページに追加しました。
天城山と言えども月明かりがあるので、空が明るく暗い星が見えませんでした。それでも横浜の最高の透明度の時よりもマシです。月明かりがある間は、R200SS+エクステンダーの1500mm直焦点で、系外銀河や球状星団や惑星状星雲の撮影を行っていました。ただ、オートガイドが上手く出来ず、ノータッチガイド+時々マニュアルガイドで撮影したので、ガイドミスで星の流れが目立つ画像ばかりでした。
2時頃に月が沈むと天の川も見え出したので、南の空の散光星雲の撮影を始めたら、風が強くなり800mmでも直焦点撮影も出来なくなりました。しかたがないのでカメラレンズでの撮影に切り替えましたが、赤道儀の動きが不安定となり、ほとんど写せませんでした。
3時頃から、東の空に昇り始めたブラッドフィールド彗星(C/2004
F4)を撮影しました。低空の透明度が低いのか写りは今一つでしたが、なんとか10度位に伸びた尾が写りました。今朝のブラッドフィールド彗星の画像は彗星のページに追加しました。
今日の画像は、そのブラッドフィールド彗星です。左上にはアンドロメダ星雲M31も写っています。昨夜の画像は、処理後徐々にアップして行きます。
- 2004年4月29日(木) みどりの日 (10,000歩)
気持ちの良い快晴の一日でした。
今朝は、多分ブラッドフィールド彗星は良く見えたと思いますが、連日の睡眠不足で起きれませんでした。それと睡眠不足を解消しておく理由もあったので、たっぷりと寝ました。そのブラッドフィールド彗星は、AstroArtsの特集サイト や 星の風景のサイト で素晴らしい姿が見れます。ちょうどM31との2ショットの画像は良いですね。
太陽系の誕生以前の古い鉱物が含まれた隕石が見つかったそうです。太陽系が生まれたガスや塵の元になった超新星の残骸でしょうか。このような資料の積み重ねで太陽系の誕生の謎が解明されていくのでしょう。
今日はこれから、天城山に遠征に出かけます。月明かりが邪魔で、天体撮影には不向きな時期ですが、やっと家での野暮用が無くなったので行って来ます。月明かりがあるので、星座や星野写真は諦め、星雲・星団を狙ってみます。月が沈んでから薄明までの1時間に期待をかけてみます。
今日の画像は、アヤメです。「いずれがアヤメかカキツバタ」と言われて見分けがつかないので、もしかするとカキツバタかも知れませんが、葉が細いのでアヤメと判断しました。もし違っていれば教えて下さい。
- 2004年4月28日(水) (16,600歩)
晴れ時々曇り一時雨の不安定な天気でした。昨日の南風で暖かくなった所に、北から冷たい気流が流れてきた為でしょう。昨日の強風は今朝まで吹き荒れていました。我が家では植木鉢が幾つも倒れ、その内の一つが割れていました。それにしても今年の春は風の強い日が多いです。
昨夜の強風で透明度が上がることを期待して、今朝も2時半に起きてブラッドフィールド彗星の撮影を試みました。今朝は望遠や標準レンズでの撮影を行うことにしました。予想通り良く晴れており、天頂には夏の星座が輝いていました。ところが低空の透明度が低く、口径80mmの双眼鏡でも高度15度以下では星が全く見えず、彗星が探せません。仕方が無いので彗星があると思われる方向にカメラを向けて撮影を行いました。しかし彗星も星も全く写りません。やはり空の明るい横浜ではカメラレンズでの撮影は無理なのだろうと思って、道具を片付け始めました。その内薄明が始まり、東の空が明るくなると、何と東の空だけ高度15度以下には厚い雲が横たわっているのが見えて来ました。これでは彗星も星も写らない筈です。無駄な時間を費やした事が分りガックリでした。
架空請求等の詐欺が目立つ様な世の中ですが、中には法律的に有効な請求が発生する可能性もあり注意が必要です。スパムメールなどで届いたURLをアクセスするだけで、利用料が請求されるケースが多くなっている様です。総務省から注意がだされていますので、注意が必要です。
今日の画像は、今朝彗星を撮影しようとした場所から撮影したMM21地区の高層ビル群です。一番高いビルがランドマークタワーで、直線距離で約10kmです。この場所は、北から東が開けた見通しの良い所です。
- 2004年4月27日(火) (22,500歩)
雨の一日でした。風雨共に強く、台風並みの嵐でした。突風が吹き荒れて傘もさせない状態でした。
その雨の中を、大学病院まで「タリウム運動負荷心筋シンチ検査」を受けて来ました。今回は病院の地下2階の放射線検査室での検査でした。例のトレッドミルで心電図をつけて10分間の早足運動です。いつもと違うのは、同時に放射性物質が入った薬品を点滴で注入されながらという点です。トレッドミルのあと、隣の部屋で検査台に横なり、体をベルトで固定され、心臓をガンマ線カメラで撮影されます。撮影時間が20分と長く、その間に身動き一つ出来ないのが辛いところですが、いつのまにかウトウトと寝ていました。運動後のこの検査の4時間後に、再度安静時の状態で撮影するのです。
それまで時間があるので、一旦病院を出て、暇つぶしに市内の量販店に行き、デジカメやパソコンやパーツ類を見て回りました。丁度、160GBの外付けHDDがGW期間中に安売りをするのを知り、ToUcam
Proの画像保管用に購入するつもりです。2時過ぎに再度病院に行き、また20分固定されました。
今日の画像は、そのガンマ線カメラの検査台です。検査前にこっそり撮影しておきました。直角に配置されている部分が2台のガンマ線カメラだそうです。検査室に書かれていた「核検査」と言う言葉には抵抗を感じましたが、面白そうな検査と感じました。CTスキャンでは分からない病変を探せるそうです。
- 2004年4月26日(月) (17,100歩)
爽やかな朝で始まった春らしい陽気の一日でした。薄雲が目立つ空で、その雲は時間が経つに連れて厚くなり、夕方には本曇りとなりました。
個人情報保護が叫ばれていますが、システム関係の仕事には、これが非常に影響してきます。お客様から管理を委託されている個人情報以外に、情報自体は管理外でもその情報を扱うシステムの開発や維持管理をしていると、情報にアクセス可能になるので、その情報の保護も課題になります。さらには、インターネットやメール等の利用申請書等に記載されている個人情報の管理も必要になります。扱う情報のほとんどが何かしらの保護対象になるので、その管理が大変です。情報化進展のデメリット部分です。情報化が遅れていた昔は楽でした。
セキュリティ管理、情報保護管理、アクセス管理、・・・・・管理だらけの世の中になっています。キャビネットは鍵付きに交換され、事務室への入口もIDカード式に変えられています。
AstroArtsのサイトでブラッドフィールド彗星の投稿画像集が公開されています。空が暗く透明度の高い所では、尾の長さが10度を越える見事な写真が撮影されています。GW中に良く晴れそうな日があれば富士山にでも撮影に行くつもりです。
今日の画像は、ツツジの花です。今が盛りなので、いたる所で見かけます。昨日の朝、彗星を撮影に行った町内の丘もツツジで彩られています。
- 2004年4月25日(日) (17,300歩)
冬が戻って来た様な天気でした。冬晴れの空に久しぶりに真っ白な富士山が映えていました。ストーブも再登場です。
昨夜は透明度が高く、星が美しく瞬いていました。こんな夜こそ、富士山か天城山に出かけて星の撮影に最適なのですが、家族サービス等で家を明けることが出来ませんでした。残念です。
その代わりに、今朝は2時半に起きて、望遠鏡を車で近くの丘の上に運んで、リニア彗星(C2002T7)とブラッドフィールド彗星(C2004F4)の撮影に挑戦しました。彗星が昇って来るまでに、慌しく望遠鏡のセットとデジカメのピント合わせを行い彗星を探し始めました。しかし、低空の透明度が低いのと薄明が始まっている為、双眼鏡でも彗星は確認できません。それでスカイセンサーをノートパソコンに接続して、彗星を自動導入すると、ファインダーで微かに確認できました。スカイセンサーが無ければ、探せなかったと思います。
彗星を探すのに手間取り、彗星が撮影可能な高さになる頃には、薄明がかなり進んでおり、30秒程度の露出が限度でした。リニア彗星はコマしか写りませんでしたが、ブラッドフィールド彗星は、尾が1度程度写っていました。ブラッドフィールド彗星の方が、リニア彗星より明るく感じました。望遠鏡の直焦点での撮影後、標準レンズでも撮影しましたが、空が明るくなりすぎており彗星は写っていませんでした。
両彗星の画像は、彗星のページに追加しました。
今日の画像は、そのブラッドフィールド彗星です。花の画像ばかり続いていましたが、久しぶりの天体画像です。
- 2004年4月24日(土) (16,300歩)
曇り時々薄晴れで、夕方近くには雨も降る不安定な天気でした。雨が降った時も北の空は晴れており、北西の方角には夕日が輝いていました。しばらく続いていた夏の様な暑い日から、早春に逆戻りしたような寒い日でした。温度差が激しいので風邪を引かぬように注意が必要です。
冬型の気圧配置となり、透明度の高い快晴の夜明けを期待して、リニア彗星とブラッドフィールド彗星を撮影すべく、昨夜の内に望遠鏡を車に積み込んでおきました。しかし今朝3時に起きて空を見ると、空は雲に覆われていました。気象衛星の画像を見ると、日本海側を除きほとんどの地方が晴れているのに、関東地方の南部だけに薄雲がかかっていました。意地悪な空模様です。
もてぎ天文台のホームページの掲示板をみると、北関東は好天だった様で、両彗星の素晴らしい画像が撮影されていました。
14歳の誕生日を迎えたハッブル宇宙望遠鏡が撮影した美しい銀河の画像が公開されました。まるで宝石の腕輪の様です。HubbleSiteでは、大きな画像が見れます。
今日の画像は、藤の花です。今が丁度盛りの様で、町内のお宅の庭や公園の藤棚がきれいです。
- 2004年4月23日(金) (14,900歩)
朝夕は曇りで、日中は白っぽい晴れの空でした。朝は気温が高目でしたが、夕方からは涼しくなってきました。
昨日の雑記帳で書いたリニア彗星(C/2002 T7)が国内でも迫力のある画像が撮影されています。私も早く見たいのですが、今の様な透明度の低い空では無理そうです。そのリニア彗星に続き、ニート彗星(C/2001
Q4)の美しい画像が公開されていました。こちらも早く見たいです。
乗組員が交代中の国際宇宙ステーションでジャイロスコープの故障が発生し、宇宙遊泳で修理を行う様です。大丈夫かな。
国立天文台紹介ビデオ第6巻「不思議の星・地球」が、科学技術映像祭の文部科学大臣賞およびTEPIAハイテクビデオコンクールの最優秀作品賞・日本経済団体連合会会長賞を受賞しましたそうです。地球のことに興味がある方は入手されたらと思います。
今日の画像は、シャクナゲの花です。この画像は町内のお宅の花壇で見かけたものですが、下田の山口さんから「天城グリーンガーデン」で撮影された見事なシャクナゲの画像が送られて来ました。<赤い花 ピンクの縁取り 白い花>
- 2004年4月22日(木) (16,200歩)
朝方は薄曇りで、その後は晴れましたが、春霞みがかかったような白っぽい空でした。
昨夜も撮影した木星ですが、GRS(大赤斑)後方のSEB(南半球の縞模様)中に大きな新しい白斑が発生していました。昨夜はシーイングが悪く目視では気が付かず、画像処理後に見かけない白斑があるのに気が付きましたが、画像が不鮮明で確証が持てませんでした。しかし、今朝になって月惑研究会関西支部のメーリングリストで、その白斑が話題となっていました。どうやら本物の新しい白斑の様です。
元々SEBやNEBは変化の激しい所なので、この新しい白斑を切っ掛けにして、また大きな変化が起こる可能性が高く、しばらくは要注意です。4月9日の画像と昨夜の画像を並べてた比較画像を作ってみました。発色や鮮明度にはかなりの違いがありますが、新しい白斑の存在が判ると思います。今後どの様な変化をするのか楽しみです。
夜明け直前に見え始めているリニア彗星(C/2002
T7)の美しい画像が公開されています。アンチテール(通常の尾とは逆の方向に見える尾)も写っています。まだ日本ではこの様な姿が見れないのが残念です。
今日の画像は、乙女椿です。この乙女椿の画像もこの時期に例年登場させていますが、ピッタリの名前だと思います。
- 2004年4月21日(水) (15,000歩)
朝は、薄雲が少し出ましたが、日中は快晴の天気でした。昨夜、南風が北風に変わったので、今日は気温が下がり爽やかな陽気でした。
昨夜は北風が強く、家が揺れるほどの突風が吹き荒れていまいた。望遠鏡を出すベランダは南向きなので、家が北風を遮ってくれます。それで、シーイングは悪いとは思いつつ望遠鏡を出して木星を眺めましたが、案の定ピントも合わせられない状態だったので、直ぐに撤退でした。
今夜は、逆に南西の強風が吹いていますが、昨夜よりシーイングが良く、何とか撮影できました。今夜の木星画像も木星のページに追加しました。
冬の季節が近づく南極の昭和基地では、オーロラ観測のシーズンに入った様です。越冬隊員にとってはオーロラは、最高の楽しみでしょうね。基地内では観測用のカメラでリアルタイムにオーロラの画像が見れるそうですが、それをインターネットに流してくれたらと良いのにね。
アインシュタインの一般相対性理論で予言されていた「巨大な質量は光を曲げる」は、宇宙空間の重力レンズの形で証明されています。こんどは、同じく「巨大な質量は時空を歪める」ことの証明を試みる人工衛星が打ち上げられました。良い結果を期待したいです。でも費用も結構なものですね。
今日の画像は、シャガの花です。例年登場してもらう花の一つですが、色・形・模様がなんとも言えない感じです。
- 2004年4月20日(火) (14,400歩)
曇りのち晴れの天気でした。天気の崩れは短く雨は昨夜の夜半前から夜明けまででした。今日は朝から暖かいと言うより暑い位の陽気でした。
5月5日の子供日の夜明け前に皆既月食が起きます。3年4ヶ月ぶりの皆既月食で、次回はまた3年後の2007年8月28日なので、是非見たいのですが、月没時の月食で最後まではみれません。東京では、皆既となる前に月没を向かえます。西の地方ほど長く見ることができます。天気が良ければ、西の空に欠けたまま沈む月を眺めようと思っています。詳しい情報は、AstroArtsのサイトに載っています。
既にご存知の方が多いと思いますが、先週の中旬に福岡県の高尾明さん、三重県の中村祐二さんが、へびつかい座に新星(へびつかい座新星V2574)を発見しました。新星は年間に数個程度は見つかっていますが、日没直後や日の出直前の時間帯でないと見ることが出来ないケースが多い様な気がします。確率的に考えれば星の数の多い、銀河系中心方向(いて座の方角)に出現し易いので、真夏以外の季節では見難いなるのも判ります。でも、たまには夜中にゆっくりと見える場所に出現してくれないかな。
今日の画像は、芝桜です。高層団地の前の広場一杯に広がった芝桜は、結構見応えがありました。
- 2004年4月19日(月) (15,300歩)
曇りの一日でした。でも気温は高めで、出勤時には上着が邪魔なほどでした。
昨夜は、夕方に雲が広がり、そのまま曇ると思っていましたが、日没後再度晴れてくれたので、結局木星を撮影しました。前日の像の悪化が気になっていましたが、昨夜はいつもの状態に戻っていました。望遠鏡の光学系の問題でなくシーイングが極度に悪かっただけな様なので一安心です。昨夜はホワイトバランスを少し変えて、赤色を強くしてみました。それでも目で見た感じの木星の色とは大分違います。光量が少ないので中々正確な発色が得られません。昨夜の木星像も木星のページに追加しました。
国立天文台の「スバル望遠鏡」が太陽系の第10惑星の探査に乗り出すそうです。冥王星の外側では、幾つ物大きな小惑星が発見されており、冥王星よりも大きな天体の発見も期待されています。スバル望遠鏡は口径8m級の望遠鏡の中でも視野が最も広いので、その能力に期待が集まっているようです。
そのスバル望遠鏡が、太陽の近くの生まれたての恒星の回りに塵とガスからなる円盤状の構造を発見しました。円盤状の構造は、ドーナツ状では無く銀河系と同じ様な渦巻き状だそうです。この塵やガスの中から惑星が誕生するのかも。太陽系の生い立ちの手がかりになりそうです。
今日の画像は、正真正銘の八重桜です。八重桜にも白やピンクや赤とがありますが、赤い花びらの種類です。
- 2004年4月18日(日) (13,700歩)
風が乾いた爽やかな北風に変わり、昨日より少し気温が下がり気持ちよい初夏の陽気の快晴の一日でした。夕方には雲が広がりだしました。天気は下り坂の様です。今夜は星見は無し。早く寝よっと。
昨夜は、金星を撮影したあと、土星や木星を撮影する積りでした、シーイングが悪くまともな画像が得られそうも無いので断念しました。風も弱いのにピントも合わせられないような状態でした。光学系の異常かと思うような悪さなので、光軸の調整を行いましたが、あまり効果はありませんでした。
新月真近の快晴の週末、天城高原に遠征に行きたっかたのですが、身体に疲れがあるのか、行く気力が沸きませんでした。土日の休みだけだと、土曜日の徹夜疲れを癒す時間がないので、体調が絶好調でないと躊躇します。若い時ならいら知らず、50を越えた身体には無理は禁物です。仕事に余裕があれば休みを取って3連休にすれば行けそうですが、今は無理そうです。
遠征に行かなかったので、床屋に行ったり、ビデオで映画を見たり、秋人と遊んだりと、のんびりと過ごすことができました。
今日の画像は、朝日です。今月の月末の夜明けに見れそうなリニア彗星とブラッドフィールド彗星の観察に備えて早起きの練習に撮影しました。そのブラッドフィールド彗星が太陽の方向で明るく輝いている姿が、SOHOのC3カメラで撮影されています。
- 2004年4月17日(土) (12,700歩)
夏を思わせる様な気温の高い好天の一日でした。
昨夜は、シーイングが今一でしたが、大赤斑を見るのに都合が良い日でしたので、4回撮影を行いました。4回目はシーイングの悪化でまともな画像が得られませんでしたので、その前の3回分の画像だけを採用しました。昨夜の木星画像は、木星のページに追加ししました。
今日は、戻って来たノートパソコンの復旧を行っていました。必要なソフトを導入しインターネット環境とモバイル環境を整備し、Windows
Updateで一段落です。半日かかりの作業でした。軽快に動くパソコンは使っていると気持ちが良いですね。
夕方、久しぶりに金星を撮影しました。紫外線での撮影環境は整っていないので、可視光(IRCut)画像と赤外線画像だけですが、金星のページに追加しました。
今日の画像は、今夜の金星です。細くなり始め三日月形になっています。
- 2004年4月16日(金) (15,000歩)
曇りのち晴れの天気でした。寒くなく暑くなく、杉花粉も少なくなり、空気の乾燥も和らぎ、過ごし易い季節です。
好天になった昨日は星見を楽しみにしていましたが、夜になって薄雲が広がり木星の撮影は出来ませんでした。でも今日は好天が続いているので、今木星の撮影を行っています。シーイングは今一つですが時間もあるので、もう少し撮影を続けたいので撮影結果は明日の雑記帳で公開します。
13日の雑記帳で記載した「ブラッドフィールド彗星(C/2004 F4)」ですが、太陽に接近中なので地球からは見ることが出来ませんが、太陽観測衛星SOHOのC3カメラの視野に入って来ました。その時点の映像を見れるリアル画像でも、しばらくは楽しめそうです。
職場のあるビルの1階のエントランスホールで昨日から外車の展示会が行われています。ガラス張りとなっているそのエントランスホールには、今は停止中の例の大型回転ドアと小さなドアが2箇所だけで、車が通れる様な広いドアが見当たりません。どこから車を入れたのだろうか不思議に感じていました。今朝出勤した時に、その疑問が解けました。ガラス張りの壁が回転して開いていたのです。ちゃんとその様な事を考慮した設計になっていたのです。
今日の画像は、その回転するガラス張りの壁です。これなら車も通れそうです。でも安全の為か車は数人がかりで押して運び入れていました。
- 2004年4月15日(木) (15,600歩)
春が戻って来ました。一時薄雲は目立ったものの、暖かで穏やかな好天の一日でした。昨夜の雨の湿気も残り霧もでて気持の良い朝でした。
東芝のノートパソコンDynabookの修理が終わり戻って来ました。結局ハードディスクの交換となり、修理費用は5万円弱でした。最初は東芝の修理サポートに連絡を取ったところ、ハードディスク交換なら5万円前後と話でしたが、保障扱い以外は往復の送料と修理見積も有償で、見積金額が高くて修理を中止しても約6,400円の費用がかかるとの事でした。
それで、まず往復の送料と修理見積が無料な量販店に出して見ました。その量販店の修理委託先から、やはりハードディスク不良で交換する必要があり、修理費用は約8万円との見積が来ました。それは高すぎるので、修理をキャンセルして、東芝の修理サポートに修理を依頼しました。そん事をしていたので修理完了までに3週間も費やしてしまいました。初めから東芝さんに頼んでおけば10日程度で直っていた感じです。
これから戻って来たノートパソコンに必要なソフトや機器を導入して行く必要はありますが、まずはToUcam
Proを使える様にしたので、惑星の撮影は楽になりそうです。
今日の画像は、鈴蘭水仙です。小さくて可憐な花で、木陰にひっそりと咲いていました。
昨日の画像は、八重桜では無く、桃の花の様です。桃の花には、この様に同じ木に紅白の花が咲く種類があるそうです。「源平桃」と呼ばれているそうです。下田の山口さんから教わりました。それにしても桜の花とよく似ています。
- 2004年4月14日(水) (16,500歩)
今日も肌寒い陽気で曇りのち雨の天気でした。
夜、星見が出来ないと早く寝られるので身体は楽ですが、やはり退屈です。天文に夢中になってからはTVをほとんど見なくなったので、見たい番組も余りありませんが、イラク問題が心配なのでニュースだけは見ています。人質事件は早く解決することを祈っています。
国立天文台が、公立小学校の4,5年生計116人を対象に行った太陽や月に関する知識調査では、正しいことを理解している子供は半数以下の様でした。太陽と月の関係では「太陽が地球のまわりを回っている」、月齢による形の変化は「月が地球のかげに入るから」や「いろいろな形の月があるから」との回答が多かったそうです。子供達の理科離れなのでしょうか。それとも教育体制の問題でしょうか。
大学病院に心臓の再検査の予約に行って来ました。タリウム運動負荷心筋シンチ試験という検査を行う様です。カテーテルを使う検査でなくてホッとしていますが、タリウムって放射性物質ですよね。少し心配。どちらにしろ検査予約だけで、半日がかりになるとは、さすが大学病院。
今日の画像は、桃の花の様です。一つの枝に紅白の花が咲いているなんて、めでたいですね。最初は八重桜だと思っていましたが、下田の山口さんから桃の花だと教えてもらいました。源平桃の一種の様です。
- 2004年4月13日(火) (15,600歩)
初夏の気候だった昨日から一転、冬に戻った様な天気でした。冷たい北風が強く寒寒とした本曇りの一日でした。
南の空に下が日本からは一旦見えなくなった「リニアー彗星」(C/2002
T7)が、明け方の東の空に見え始めました。明け方に見ることが出来るのは5月初旬までで、高度が上がらないうちにまた南の空に下がってしまい見えなくなります。4月下旬に良く晴れる日があれば早起きして見えるか挑戦しようと思っています。
そんな話題を書いていたら、ビックニュースが飛び込んで来ました。オーストラリア在住のブラッドフィールド氏が、約1〜2等級まで明るくなる新彗星「ブラッドフィールド彗星(C/2004 F4)」を発見したとの事です。既に3等星の肉眼彗星になっているそうです。日本では今は見れませんが、4月の下旬になると明け方の東の空の低空に見えるそうなので、上に書いた「リニアー彗星」(C/2002
T7)と同時に見える事になります。これは是非見なければ!天気の良い朝に富士山登りかな。
今日の画像は、チューリップの花です。近くに公園の花壇はチューリップで一杯です。
- 2004年4月12日(月) (16,500歩)
春らしい穏やかな好天の一日でした。空は白っぽく、ぼんやりと霞んでします。夕方には薄雲が目立ちだしました。
昨夜は、38度ほどの熱も出て、夕食そこそこに寝てしまいました。胃腸の調子も悪くなり、トイレの回数が増え、多少脱水症状気味です。食中りか、疲れによる胃腸のダウンかでしょう。それでも一晩良く寝たので、今朝は調子が良く気持ちの良い朝だったので、いつもの様に秋人の散歩とウォーキングで1時間歩きましたが、それが間違いでした。歩いている途中からだるさが戻り、満員電車の特急で揺られていく自信がなく、各駅停車の電車に座って出社となりました。油断は禁物、しばらくは無理をしないでおきましょう。と思いながらも、気流が良い日が続いているので今が見頃の木星が気になります。
以前から悩んでいた遠征時の電源ですが、12Vの鉛蓄電池+DC-ACインバータの組み合わせに決めて、Internet通販で手配しました。ただ、以前からACアダプター等を購入している秋月電子通商から、DC-DCコンバータの組み立てキット(商品名は“5〜25V(最大4A)可変スイッチング定電圧電源キット”)が1セット700円で販売されていたので、試しに注文しました。
今日の画像は、花韮(はなにら)です。町内の家々の植木の下や公園の土手でよく見かける小さな白い花です。よく見かけるのに、今まで名前が判りませんでしたが、「季節の花 300」のサイトで調べたら判りました。
- 2004年4月11日(日) (8,700歩)
薄雲が目立つものの、暖かな好天の一日でした。陽射しの中では暑くて半袖のシャツで充分でした。でも木陰に入ると微風がひんやりとして気持ちが良かったです。木陰のベンチで休んでいたら眠くなってしまいました。
午前中は、昨日のゴルフの結果を整理したり、下に書いた紫外線透過フィルタU340のテストを行っていました。午後になると急にだるくなり、何もせずに寝ていました。連夜の木星撮影で寝不足の所にゴルフの疲れが加わって身体がバテているのかな。今夜も木星が見えていますが、撮影はパスしておとなしく寝ていることにします。
例の紫外線透過フィルタU340ですが、プリズムを使い感度のチェックを行いました。日中に雨戸を閉め、わずかな隙間を作り、そこから漏れる太陽光をプリズムで分散させます。その分散した光をToUcam
Pro+カメラレンズで眺めるのです。私の持っているカメラレンズは皆ちゃんとセットするとピントが合わず、ToUcamから離して置く必要があり、分散光をToUcam
Proの視野に導くのが面倒でした。
モニタに表示された画像を見ると、紫外線と近赤外線の両方が写っており(画像の右側の赤い光が紫外線像です)、近赤外線の方がかなり明るく写っています。近赤外線の漏れは数%と低かったので大した事は無いだろうと思っていましたが、紫外線の感度はかなり低いようなので、近赤外線対策が必須の様です。私の持っているエドモンドのIRcutフィルタとToUcam
Proに元から付いていたIRcutフィルタを入れると、紫外線も完全にブロックされるるので、使えません。
ただ、Vixenの1500mmエクステンダーは紫外線を透過することが確認できたので、拡大系として使えそうです。
今日の画像は、昨日行ったゴルフ場から撮影した那須連山です。山の上にはまだ雪が残っていました。
- 2004年4月10日(土) (24,500歩)
快晴の一日でした。暖かく穏やかで初夏の様な陽気でした。
今日もゴルフに行って来ました。天気は最高で風も弱く絶好のゴルフ日よりで、初夏の様な陽射し浴びて、かなり日焼けしてしまいました。今日もドライバーは絶好調でしたが、アイアンが今二つでした。距離や方向が少しづつ合わず、おまけにグリーン周りのアプローチにミスが目立ちスコアーがまとまりませんでした。特にインの11番では、アイアンのアプローチが2回連続でダフり、その次はトップでグリーンオーバーの1ペナ。そこでプッツンでした。
夜になると薄雲が目立つ空になりました。帰宅後、その薄雲をぬって木星の撮影を行いました。シーイングは良いのですが、その薄雲に邪魔され、1回しか撮影できませんでした。今夜の木星画像も木星のページに追加しました。木星の左側に第1衛星のイオが写っています。
今日の画像は、今日行ったゴルフコースのショートホールです。満開の桜の花の下でのプレーも良い物です。
- 2004年4月9日(金) (12,400歩)
明け方には雲も取れ、穏やかな好天の一日でした。
月惑研究会関西支部のサイトは、海外のアマチュア天文家からも画像の投稿があります。そんな中の一人、イギリスのDamian
Peach氏から、木星とガリレオ衛星のエウロパとガニメデの画像が届いていました。驚いた事には、口径235mmのそれほど大きくも無い望遠鏡で、衛星の表面の模様が写っているのです。よほど望遠鏡の性能とシーイングが良いのでしょうね。私の望遠鏡では絶対無理なことでしょう。
と言っても晴れれば木星を撮影します。今夜も気流が安定しており、シーイングはまずまずでした。ただ、木星が南中した後は何故だか急にシーイングが悪くなりました。今夜は丁度大赤斑が正面に見えており、迫力のある木星像でした。今夜の木星画像も木星のページに追加しました。丁度6日の続きの様な位置関係になる感じです。
今日の画像は、その木星像です。大赤斑が一つ目小僧の様です。
- 2004年4月8日(木) (14,900歩)
雨のち晴れのち曇り天気でした。雨は夜明け前から振り出したものの短時間で上がり、午前中には晴れ間が出てきました。でも晴れは短時間で夕方にはまた雲が広がりました。
昨夜の夜半前は、晴れ間が残り木星も見えていました。しかし、家が揺れるほどの突風が吹き続けていたので、望遠鏡は出せませんでした。例え出したとしても望遠鏡の揺れで、撮影は無理だったと思います。それより望遠鏡が倒れそうな位の強風なので怖くて出せませんでした。
紫外線透過フィルタU340で撮影した金星画像ですが、紫外線像は可視光に比べると数百分の一の暗さと言われるているので、本当に紫外線像なのか不安でした。それで念の為に、UVカットフィルタを購入して来て確認した結果、U340による画像は、近赤外線の像である事が判明しました。紫外線ならUVカットフィルタで消えるはずなのに、変化がなかったのです。U340は、近赤外域にも数%の透過率があるので、その光による像の様です。私の持っているIRカットフィルタでは、遮断できない波長なので、別のIRカットフィルタが必要です。ケンコーのDR655で良いのですが、私のシステムで使える小さなサイズがないので困っており、現在思案中です。紫外光での撮影はかなり難しい感じです。
実際にU340を使っての金星の紫外線画像が、月惑研究会関西支部のサイトにあり、それを見ると私の撮影した画像とは異なり、確かに模様が写っています。
今日の画像も、下田の山口さんから頂いたアフリカキンセンカとルリコマクサの花たちです。昨日の花畑の中に咲いている花達だそうです。
- 2004年4月7日(水) (22,000歩)
朝は薄雲が広がっていましたが、午前中には、その雲は消え以後は好天の一日でした。夕方から南風が強くなり始め、春の嵐です。桜の花びらが吹雪となっています。
昨夜は、風が強い割にはまあまあのシーイングだったので、木星を3回撮影しました。日本列島上空のジェット気流の中心が南に下がっているので、上空の気流が安定しているのだと思います。もっと撮影を続けたかったのですが、眠いので諦めました。撮影の途中で、木星像が激しく揺れ出しモニターから飛び出したので、突風でも吹いたのかと思っているうちに、パソコンのモニターまで揺れ出しました。それで地震だと気が付きました。あとで調べたら千葉県北部で発生した地震で横浜の震度は2でした。面白い体験でした。昨夜の木星画像も木星のページに追加しましたが、コントラストが少し低い感じです。
今日は月1回の病院通いの日でした。先月に受けたトレッドミル検査の結果を主治医に渡したところ、問題があるので再検査が必要との事で、再度大学病院に行き、より詳しい検査を受けることになりました。自覚症状は無いけど心電図に異常ありだそうです。面倒だな〜。
今日の画像は、下田の山口さんから頂いた松崎・那賀川沿いの花畑の画像です。桜並木を遠景としてレンゲ・菜の花・アフリカキンセンカが咲いている長閑な風景写真です。暖かい下田での桜の開花が横浜より半月近く遅いそうなのでビックリしました。
- 2004年4月6日(火) (14,900歩)
晴のち薄曇の春らしい天気でした。朝晩と日中の気温の差が大きいので、服装が上手く調節できません。朝はコートが欲しいけど、日中は邪魔です。今日も我慢してコート無しで出社です。でも30分も歩けば暖かくなります。
すばる望遠鏡が、「リニア彗星」(C/2002-T7)の近赤外線分光器で観測し、氷粒の存在を発見したそうです。ヘール・ボップ彗星に続いて2例目の発見だそうです。彗星は太陽系が誕生した時の情報が残っている天体の候補なので、この発見の意義は大きいと思います。このリニア彗星は、今年の初夏に地球に接近し肉眼で見えると期待されている彗星、私も2月に天城山で撮影しています。同時期に「ニート彗星」(C/2001-Q4)も肉眼で見えると予想されているので楽しみにしています。これらの大彗星達の情報は、国立天文台のサイト や AstroArtsのサイト で見ることが出来ますので参考にして下さい。条件が良ければ夜空の明るい都会でも見れる可能性もあります。
天文の話題をもう一つ。土星の衛星タイタンが、カニ星雲(M1)の前面を通過するという珍しい現象があったそうです。超新星の残骸のカニ星雲はX線源なので、タイタンのX線撮影が出来た様な状態となり、大気の正確な厚みが測定されたそうです。その厚みはなんと880kmもあるそうです。生命はいるかな?
今夜も木星を撮影しています。画像処理に時間がかかるので撮影結果は明日掲載します。
今日の画像は、下田の山口さんから頂いた白鷺です。この様な美しい鳥が来る様なきれいな川があるのがうらやましいです。
- 2004年4月5日(月) (14,400歩)
好天の一日でした。朝は気温が下がり冬の寒さでしたが、陽射しがあるので我慢してコート無しで出社しました。
昨日の強風と雨で桜の花びらは全部散るかと思っていましたが、かなり残っており、まだ花見が楽しめる感じです。学校の入学式で桜の花の下での記念撮影も出来そうです。咲き始めてから3週間近くになりますが、これほど長く咲いているシーズンは記憶にありません。
例のコンピュータウイルスの「W32.Netsky.D@mm」と「W32.Netsky.Q@mm」ですが、週末はほとんど届かず、平日になると大量に届きます。このことから判断すると、主に感染しているパソコンは家庭にある個人の物ではなく、企業や学校等の団体関係の様な気がします。詐称されているとは言え、発信元のアドレスに、co.
ac. ad. go.が目立つことからも、そんな思いが強くなります。
久しぶりに気流の安定したシーイングの良い夜なので、金星と木星の撮影を行いました。今夜撮影した画像は 金星のページ と 木星のページ に追加しました。
今日の画像は、今夜の木星の画像です。NEB(下側のベルト)に乱れが見れます。
- 2004年4月4日(日) (11,300歩)
曇り時々雨の天気で、気温が下がり冬に逆戻りをしたような寒い一日でした。雨混じりの冷たい北風が吹き付け、桜の花びらを雪の様に散らしています。今日中にほとんど散ってしまうような感じです。
天気も悪く秋人の散歩以外は外に出る気もしないし、特にやる事もないので、子供のパソコンのリカバリーを行いました。子供が使っている古いパソコンの動作が不安定になっていたので、前からリカバリーをしようと思っていましたが、時間が無くてのびのびになっていました。先週から壊れたノートパソコンの代わりにToUcam
Proの撮影に使い始め、調子の悪さに我慢できず、リカバリーを実行しました。
リカバリーCDでクリーンインストールから始めました。Windowsは過去の遺物になりかけている98SEです。OSのインストール、設定、必要なソフトやデバイスの導入、LANの接続、ネットワークプリンターへの接続、インターネットへの接続、バックアップデータの戻しと順調に進みました。最後にWindowsUpdateの実施ですが、これまた昔のISDN接続なので、時間がかかりました。途中で近くのスーパーに買い物行ったりしていたので、丸1日かかりの仕事になってしまいました。
2日の雑記帳に記載した巨大な惑星状星雲「Hewett 1」の画像が公開されていました。かなり拡散して暗い天体の様な気がします。
今日の画像は、枝垂れ桜です。先日東京の千鳥が淵にお花見に行った妻が撮影してきた画像です。今日の雨で散ってしまったでしょうね。
- 2004年4月3日(土) (13,700歩)
好天の気持ちの良い一日でした。気温は少し低めでした。
今年は2月に暖かい日が多かったので桜の開花は早目だったものの、開花後寒い日が続いたのでかなり長く咲いており、今日も家の近くの桜並木には見物客が多く来ていました。でもその桜の花も散り始めています。ヒラヒラと散り急ぐ姿は風情を感じます。
夕方、金星を撮影しました。新たに手に入れたエドモンドの紫外線透過フィルタ“U340”(紫外線域の光は通すが可視光や赤外線光は通さないフィルター)を使って紫外線での金星を撮影に挑戦しました。紫外線だけだと口径200mmの望遠鏡では光量不足ですが、1/5秒のシャッタースピードで撮影できました。金星を紫外線で撮影すると金星の雲の模様が写るのですが、シーイングが悪い為か写りませんでした。さらに赤外線と可視光でも撮影を行い3画像を並べた画像は、金星のページに追加しました。今後、試行錯誤を繰り返しながら雲の模様の撮影に挑戦したいと思っています。
同時に水星も撮影したかったのですが、空の透明度が悪く水星を捉えることは出来ませんでした。
金星とスバルが並んでします。望遠鏡のファインダーの中で金星とスバルが同時に見れました。金星が明る過ぎるのでスバルがかすんで見えますが、結構面白い感じです。EOS-10D+200mmの望遠レンズで、その金星とスバルを撮影しました。
今日の画像は、その金星とスバルです。透明度が悪いのと光害の影響で暗い星は写らず見応えの無い画像です。
- 2004年4月2日(金) (13,700歩)
雨のち晴れの天気でした。昨夜は台風の様な豪雨が降りました。激しい雨音で目が覚めるほどでした。相変わらず雨の嫌いな秋人は、散歩の時間になっても起きて来ません。雨の朝は必ず起きて来ません。狸寝入りならぬ秋人寝入りです。可哀想ですが無理やし起して雨の中を散歩に連れて行きました。
しし座の南に位置するろくぶんぎ座で直径が2度(月の視角の4倍)を越える巨大な惑星状星雲が発見されたそうです。さらにその星雲の外側には、16度x10度に及ぶ楕円形状のガス構造もあるそうです。「Hewett
1」と命名されたこの惑星状星雲は、巨大過ぎて天文台の大型の望遠鏡では全景を撮影できず、アマチュア天文家による観測が期待されている様です。丁度、その位置を以前FujiFilmの一眼レフデジカメS2Proで撮影していましたが、それらしきものは写っていませんでした。広視野の冷却CCDがあれば、撮影可能かも。
コンピュータウイルスの「W32.Netsky.D@mm」と「W32.Netsky.Q@mm」がかなり蔓延している様です。私の所にも半月で100通以上届いています。今日だけでも15通。これらのウイルスはウイルスメールを発信する以外の悪さをしなし、発信したウイルスメールの送信履歴が残らないので感染していても気が付きません。念の為皆さんも、“winlogon.exe”(更新日付が2004年3月以降の場合)や“SysMonXP.exe”のファイルがパソコン内に存在しないか、ファイル検索で調べてみて下さい。もしそのファイルが存在する場合は感染の疑いがあります。
今日の画像は、桜の花越しの今夜の月です。200mmの望遠レンズで撮影したので桜の花がボケてしまいました。
- 2004年4月1日(木) (16,400歩)
薄雲が目立つ晴れ時々曇りの天気でした。日本列島が高気圧に覆われて全国的に天気が良いのに、関東地方南部は雲が多い天候です。高気圧の縁に沿って東の海上から冷たい空気が流れ込んでいる為でしょうか。確かに気温も低めで、今朝は肌寒い感じでした。
町内の桜並木の花が満開を過ぎ、散り始めました。明日は又雨の予報なので見頃は今日までかな?今日は妻が友達と東京の千鳥が縁にお花見に行って来たそうで、絶好のタイミングでした。
今日から4月、新年度の開始で、会社にも新入社員が入って来ました。
日本惑星協会のサイトに土星探査衛星「カッシーニ」が土星表面の雲動きを撮影した記事が掲載されていました。記事の中のリンク先を辿っていくと、その雲の動きを表したGIFアニメが見れます。
丁度今ビックニュースが飛び込んで来ました。火星探査ローバー「オポチュニティ」が、火星の岩石の中から生物の化石を発見したそうです。世紀の大発見です。
今日の画像は、1(ワン)日恒例の秋人君です。彼の遊び場となっている駐車場の上のウッドデッキで日向ぼっこをしています。駐車場は家の北側にあるので、夏場以外は日が差しません。ただ、正午前後の僅かな時間だけ隣との間からの陽射しがあり、その陽射しの中で寝るの大好きな様です。
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