このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2005年11月30日(水)23時 (16,000歩)
晴れのち曇りの天気でした。朝は気持の良い冬晴れで富士山がはっきりと見えていました。11月上旬の暖かい陽気だった昨日から一転して冬らしい寒い陽気に戻りました。日の出前の紗南の散歩が辛い寒さです。
紗南は、突然散歩に目覚めたのか、今朝は進んでよく歩きました。家の中ではお転婆で、畳や柱の傷が日々増えて行きます。
11月も晦日となりました。今月は火星の観望にどっぷりと浸かった一ヶ月でした。延べ18日、59画像撮影しており、過去最高かも。その他に金星を3回、土星が2回、木星が1回、月が1回でした。火星はまだまだ続きそうです。今夜は季節風が強く唸りを上げています。恐る恐る望遠鏡を出して火星を眺めましたが、案の定シーイングが非常悪く、とても撮影できる状態ではないので、断念しました。
今週の日本惑星協会のホットトピックスは、「はやぶさ」の話題と、「衛星エンケラドウスから噴き上がる氷の柱」でした。YMコラムには、「はやぶさ」の現状が詳しく説明されています。日々奮闘している関係者にエールを送りたいです。その日本惑星協会の土星のページで衛星の数が更新されすに31個となっていたので、メールを入れたら、直ぐに49個に訂正してくれました。木星や土星の衛星の数はドンドン増えるので更新が大変だと思います。
AstroArtsのニュースで、猫の様に見える天体が紹介されています。耳や尻尾の様に見える部分もあり、猫の後姿が良くイメージできます。大マゼラン雲にある2個の超新星残骸が重なって見えているそうです。但し、可視光とX線画像を合成しているので、肉眼やアマチュアが撮影する画像では捉えられ姿なのが残念です。
今日の画像は、八重のサザンカです。ご近所の庭に咲いていました。どの花も八重は特に美しく見えます。いつもハラペコ熊さん状態の私には、美味しそうに見えてしまいます。
- 2005年11月29日(火)21時 (15,000歩)
曇り一時晴れの天気でした。朝晩一時的に小雨が降りました。日本海側を通過した低気圧に吹き込む南風が強く、朝から暖かな陽気で、朝の通勤電車では冷房が入りました。昨夜は曇り空で、星見はお休みでした。よって睡眠時間は充分です。今夜も雲っているので、おとなしく寝ることにしましょう。
小惑星「イトカワ」から離陸時に、推進系にトラブルが発生した「はやぶさ」ですが、そのトラブルは、かなり深刻な様で、地球への帰還が危ぶまれだしました。何とか快復してもらいですが・・・
紗南ちゃんが、時々排泄を教える様になって来ました。家族と遊んでいる時に時々玄関に行って戻って来るのです。最初は玄関で靴でも噛んでいるのかと思いましたが、もしかしたらと思い、外に連れて行くと排泄をします。少しづつですが、お利口になっている感じです。ただ、相変わらず散歩が嫌いで、今朝も風の音に怯えて逃げようとしたり、人や車が近づくと固まって動かなくなります。不安そうに立ち止まる事が多く、なだめすかしながらの散歩です。成長すれば馴れてくれると思いますが、ちょっと心配。
今日の画像は、秋明菊です。妻が育てている花で、木や花が少ない我が家では目立つ存在です。菊と言っても菊科ではなくて、アネモネに近い仲間だそうで、白く見えるのは花ではなくガクとのことですが、詳しくは判りません。
- 2005年11月28日(月)21時 (14,200歩)
晴れのち曇りのてんきでした。明け方は快晴でしたが、その後は雲が目立つ空でした。日中は15度を越え、暖かな陽気でし、朝夕も馴れたのか、一時ほどの寒さを感じなくなりました。
今朝、出勤すると職場の各自の机の上に、“Workplace
Check Notice”と記載された紙が置いてありました。定期的なワークプレースチェックが、週末に実施された様です。PCのBIOSパスワードがかかっているか、機密情報や個人情報が、だれでも見れるような状態になっていないか等の監査チェックです。今回も私はOKの青紙でセーフでしたが、若干の人がNGの赤紙をもらったそうです。名刺入れや社内電話帳もチェック対象なので、出しっぱなしだとアウトです。機密情報や個人情報の漏洩に神経を使わなければならない嫌な時代になりました。
昨夜の火星ですが、シーイングが極度に悪く、高度が上がることで改善を期待しましたが、時間が経つほどかえって悪くなり、21時頃にはピントも満足に合わせられない状態になったので、途中で断念しました。見るも無残な画像ですが、19時と20時に撮影した火星画像を、2005年の火星のページに追加しました。
天文関連サイトは、「やはぶさ」の快挙で一杯の感じです。「はやぶさ」は、まだセーフホールドモード状態で、小惑星「イトカワ」の周辺に留まっており、帰路についていません。上手く制御を回復させて無事に帰還軌道に乗せられると良いのですが。小惑星「イトカワ」に投下されたターゲットマーカーには、2002年初夏に募集されたキャンペーン「星の王子さまに会いに行きませんか」に参加した我が家の4人の名前が載っているはずなので、我が一家の名前は、小惑星「イトカワ」と共に宇宙を駆け巡る訳です。何となく嬉しいですね。また、「はやぶさ」が着陸した地点の名前を募集中なので、良い名前を思いついた方は、是非応募してみて下さい。11月30日が締め切りだそうです。良い名前が思いつきませんでしたが、私も応募しました。
今日の画像は、“Workplace Check Notice”です。一週間後に再度チェックしたら、面白い結果が出る様に思います。一番多いエラーは、機密情報が入っている引出しの鍵のかけ忘れでしょう。
- 2005年11月27日(日)18時 (14,500歩)
午後から曇るとの天気予報は外れ、快晴の天気でした。風も無く穏やかな小春日和の一日でした。日中はシャツ一枚でも大丈夫でした。
昨夜も、シーイングは悪かったものの、久しぶりに早い時刻から火星を撮影できました。ソリス(太陽湖)が見え始めています。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
火星は早めに切り上げ、望遠鏡だけケースに収納し、その他の機材はそのままにしておき、今朝5時に起きて土星も撮影しました。シーイングは非常に悪く、なんとか撮影できた程度ですが、今朝の土星画像も、2005年の土星のページに追加しました。
土星の撮影を終えた後、木星も撮影しようと思いましたが、望遠鏡の位置からは隣家の屋根に隠されており、直ぐには撮影は無理でした。それで、日の出まで粘っていたら、何とか木星が望遠鏡の視野に入って来たので、今シーズン最初の木星も撮影出来ました。今朝の木星画像は、2006年シーズンの木星のページを新設し、そこに載せました。
土星を撮影後木星の撮影まで時間があったので、EOS10Dで月齢25の月も撮影しておきました。試しに48コマ撮影しRegistaxでスタックしてみました。その月の画像は、月のページに追加しました。
さらに、日没後に金星も撮影しました。今日の金星画像は、金星のページに追加しました。雑記帳を更新後また火星を撮影予定なので、今日一日で金星、火星、木星、土星、月を撮影となります。これだけ一辺に撮影した記憶はありません。天文にドップリの一日でした。
今日の画像は、今朝の木星です。高度が低くさらにシーイングが悪いので、2本のベルトが確認できるレベルですが、今シーズン最初の画像です。
- 2005年11月26日(土)19時 (22,500歩)
晴れのち曇りの天気でした。寒気が緩み、風も弱く、気温は高目で暖かな陽気でした。
昨夜は、何とか頑張って火星を2回撮影しました。酔っ払っていたのでピント合わせに不安でしたが、なんとかなっていた様です。今朝起きたら撮影中のことをほとんど覚えていません。駄目ですね。その時は、酔った勢いで明け方の土星も撮影しようと思ったのか、機材をそのままにして寝ていました。(片付けるのが面倒だったのかも)でも、寝たの1時過ぎていたので、結局起きれませんでした。明朝に再度挑戦しましょう。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。夜になると晴れ始めたので、これから火星の撮影を始めます。
ニュースでも報道されていますが、今朝「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」への2回目のタッチダウンに成功したそうです。サンプルの回収も成功した可能性が高い様です。快挙です。ただし、小惑星「イトカワ」からの離脱時に、推進剤のリークが発生し姿勢を制御出来なくなりセーフモードに入ったとのことで、少し心配です。推進剤の残量も心配で、何とか姿勢を立て直して地球に帰還することを祈りたいです。
今日の画像は、横浜みなとみらいホールです。シェバノワ、ジェヴィツキ親子とレニングラード国立歌劇場管弦楽団による「ドラマティック2大ピアノ協奏曲」を聴いて来ました。演目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。ピアノが趣味の妻に誘われました。妻は時々井戸端会議の仲間とコンサートに行きますが、今回は同行者がいなかったので、私がお供となりました。昨夜は睡眠時間が少なかったので、ピアノ協奏曲が子守唄になり、ウツラウツラしてしまい妻に起こされてしまいました。でも久しぶりのクラシックを堪能して来ました。横浜みなとみらいホールには、立派なパイプオルガンがあり、このパイプオルガンの演奏を聴きに来たいと感じました。
- 2005年11月25日(金)24時 (13,500歩)
冬型の気圧配置が弱まり、雲が目立ち透明度が低い白っぽい空でした。空気が乾燥しきっているので、少しお湿りが欲しいですね。
昨夜も帰宅時間が遅く、風も少しありジェット気流も上空に居座っているので、シーイングは悪いだろうから、雑記帳を更新してから寝ようと思っていましたが、ベランダに出て空を見たら、火星が誘うのでまた望遠鏡を出してしまいました。ベランダに出るのがいけませんね。予想通りシーイングは悪いのですが、時々気流が収まり、模様が良く見える時があるので、撮影をしました。でも眠いので2回だけ撮影して終わりとしました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。大きな変化は無さそうです。早めの時間帯なら、オリンポス山やソリスが見えているのですが、今週は帰宅が遅いので撮影できません。
今夜も遅くなりなったけど撮影を始めました。でも素面なら10分もかかるピント合わせがアルコールが入っていると1分もかかりません。明日、アップできる画像が撮影できるか不安です〜。
インターネットでコーヒーを飲むと脂質代謝が活発になり多少のダイエット効果が期待できそうとの記事を見つけました。運動をする前に飲む方が効果が高いとの事です。毎日2杯飲んでいますが、いつも散歩の後でした。家を出る前に飲む方が良さそうですが、平日の朝は時間が無いので難しいかな。
CMMIのClass-Cのアプレイザルがやっと終わりました。でも150件近い改善指摘やリコメンドを受け、規程やガイドの修正作業の開始です。アプレイザル終了の区切りを理由に関係者で反省会(飲み会)を行いました。仕事の区切りが付いた週末なので、心置きなく飲めました。でも残業後の飲み会は始め手でした。酔っ払っていて、まともな文章が書けているか不安ですが、推敲をを省略してアップします。酔うと良く間違える日付だけはチェックしました。ウィ〜
今日の画像は、菊の花の第4弾です。花びらの細い黄色の大輪です。この様な大輪の菊を育てるには、手間隙かかるのでしょうね。私には出来ないことです。
- 2005年11月24日(木)23時 (11,800歩)
朝はかなり薄い雲がかかてちるものの星は見えていました。朝方はその薄雲が目立ちましたが、日中は快晴の一日でした。寒気が弱まり、朝晩の気温は少し上がったとの事ですが、日の出前は相変わらず寒く、コートが欲しい陽気でした。
昨夜は薄雲越しに火星が見えていたので、火星に望遠鏡を向けて見ました。眼視では暗いものの模様が確認できたので、ToUcamをセットしました。しかし、シーイングの悪さに薄雲の影響が加わり、モニターに写る火星像は、かなり荒れた状態だったので撮影は諦めました。
今朝、快挙のニュースが飛び込んで来ました。20日に小惑星「イトカワ」への着陸に失敗したと思われていた「はやぶさ」ですが、その時のデータを詳しく解析した結果、着陸には成功していたとのことでした。サンプル収集には失敗し緊急離脱でしたが、「はやぶさ」は、月以外の天体に軟着陸して離陸に成功した世界初の人工衛星になった訳です。そのサンプル収集も、もしかすると着地時に飛び散った砂が回収装置に入り込んだ可能性もあるとの事です。26日早朝に実施が決定された2回目のタッチダウンに期待しましょう。
仕事の方は、本日予定分は、遅くまでかかりましたが終えることが出来ました。あと一日。ファイト〜一発かな。
今日の画像は、紗南(サナ)ちゃんの洗濯姿です。昨日のことでしたが、雑記帳の話題が多かったので一日遅れでアップしました。天気も良く時間もあったので、紗南の初洗いに挑戦しました。臆病なので、終始ブルブルと震えていました。しかしシャワーが顔にかかると、シャワーヘッドに噛み付こうとします。恐さの限界を越すと反撃に転じる芯が強い性格が隠されている様です。秋人には無かった窮鼠猫を噛むスタイルです。
- 2005年11月23日(水)19時 勤労感謝の日 (16,100歩)
夕方から薄雲が広がりましたが、好天の一日でした。朝夕は相変わらず寒いけど、風が弱く陽射しがタップリで、日中は小春日和の陽気でした。
昨夜は、帰宅途中で見上げた星空が、何となく眠たい感じで、星の瞬きがいつもより弱いので、もしかしたらシーイングが良いかもとの予感がしました。それで、帰宅後、直ぐに望遠鏡を出して火星を眺めると、予感が当たり、久しぶりに模様が良く見えていました。直ぐに撮影を行い、それから風呂と夕食を急ぎ、雑記帳を更新しながら、2回目の撮影に望むと、シーイングはまた悪くなっていました。スポット的な改善の様でした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
今朝は、念の為に夜明け前に一度起きて土星を眺めましたが、やはりシーイングが悪く、カッシーニの空隙も見えない状態なので、撮影もせず片付けて、布団に戻りました。
久しぶりに次女のバスケットボールの試合の応援に行って来ました。県の新人戦で、次女のチームは日曜日の2回戦で負け、今日が敗者復活戦でした。次女が入部した高校のバスケットボール部は、高校生になってからバスケットを始めた人が大半なので、ミニバスと中学でやってきた次女は1年生でもレギュラー扱いで、フル出場でした。途中までは競っていましたが、最後はスタミナ切れで残念ながら敗退しました。
今週の日本惑星協会のYMコラムは、「はやぶさ」が「イトカワ」に落すことに成功したターゲット・マーカーに載せられていた88万人の名前の件です。関係者しか知らない裏話が書かれており、面白い内容でした。
日没後、薄雲越しに金星が見えていたので撮影しました。今月の5日と比べると少し細くなっています。今日の金星画像は、金星のページに追加しました。
今日の画像は。昨夜の火星です。一時期よりコントラストが改善した気がします。衝から2週間が過ぎて衝効果がなくなったのか、ダストの影響が減ったのか、それともその両方の影響でしょうか。キンメリアの海から伸びる2本の筋も微かに写っています。北極地方の雲が印象的でした。朝霧や夕霧も写っています。
- 2005年11月22日(火)23時 (13,900歩)
快晴の冬晴れの天気でした。今日も気温が上がらず寒い陽気でした。今回の寒波は、11月には珍しい真冬並みの強い勢力で、寒気が緩む気配がありません。気温が低い上に空気が非常に乾燥しているので、乾皮症が始まり、手足が痒くてたまりません。風呂上りの保湿クリームが欠かせない季節となりました。
今話題になっている小惑星「イトカワ」の画像が、NASAのAstronomy
Picture of the Day Archiveの11月21日にアップされていました。JAXA(宇宙科学研究本部)のサイトで公開されている画像とは角度が違うので、少しイメージが違っています。JAXAの関係者は、小惑星「イトカワ」にラッコとのあだ名をつけているようです。紹介した画像を見たとき、大小2個の小惑星がくっ付いた様に感じました。太陽系の惑星は、微惑星同士が衝突して成長したそうですが、小惑星もその様にして成長したのでしょう。ただ、それ以上には成長せず、また地球などの惑星にも飲み込まれずに、生き残った天体です。
「イトカワ」へのタッチダウンに失敗して、一時的にコントロールが困難になっていた「はやぶさ」ですが、姿勢制御が可能になり、再度「イトカワ」に向かっているそうです。2回目のタッチダウンは25日以降に予定されているそうです。
今日も、夜遅くまで仕事でした。でもどうにか当初予定のスケジュールに追いついたので、明日は休める事になりました。明日はのんびり骨休めをして、木・金のハードワークに備えましょう。金曜日の午後に、アプレイザル(評価)の総合評価と幹部報告が予定されているの、それまでには必ず終わらせておく必要があります。
今日の画像は、紅葉した桜の木です。菊の花の画像は、まだ残っていますが、飽きられるといけないので目先を変えました。町内の桜並木も連日の寒さで急速に紅葉して散り始めています。桜並木の下は枯葉の絨毯状態で、歩くとカサカサと気持の良い音を立てています。画像の桜は、その並木の中で最も遅く咲く木ですが、色付くのも他の木より一週間位遅い感じです。
- 2005年11月21日(月)23時 (14,000歩)
曇りのち晴れの天気でした。午前中は曇りで陽射しも無く、気温が上がらぬ寒い一日でした。朝晩は、コートが無いと辛い寒さです。
昨日の月惑研究会の例会で、土星の衛星の正確な数が不明との話題があり、メンバーのM氏が調べた結果、NASAは 49個、hawaii.eduのサイトでは 47個、国立天文台では 50個、日本惑星協会は 31個、との事でした。情報が古い日本惑星協会を別としても、みな違います。まだ見つかっていない衛星もあると思うので、どれも違うでしょう。
昨夜は冬型の気圧配置が崩れたので、シーイングの改善を期待して火星を撮影しました。しかし、期待外れの非常に悪いシーイングで、まともにピントも合わせられない状態でした。やはり、ジェット気流が列島の上空に居座っている限り、多少の気圧配置の変化など、意味をなさない様です。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
今日も、9時から21時まで、CMMIのレビューで缶詰状態でした。50以上の新たに作成した規定や標準やガイドを、19のプロセスエリア別に4.5日間でレビューする計画なので、1日に4プロセスエリアを済ませる必要があります。ところが金曜日には2プロセスエリアしかできませんでした。今日は多少馴れたので、5プロセスエリア終わりました。でも明日は難しいプロセスエリアなので、また積み残しが増えそうです。このペースで今週一杯やったらダウンでしょう。
今日の画像は、黄色い菊の大輪です。菊の花第3弾です。菊と言えば、黄色が最もポピュラーですね。
- 2005年11月20日(日)20時 (16,600歩)
朝夕は雲が目立つ空でしたが、日中は晴れの天気でした。まだ寒気が居座っているのか、朝夕の寒さが続いています。特に陽射しが無い時間帯では、一層の寒さを感じます。
今朝、臆病な沙南ちゃんがやっと朝の散歩に行けるようになりました。恐々と尻尾を下げての状態ですが、なんとか歩いてくれました。途中で他の犬に会うと固まってしまう状態です。散歩に慣れるのには、かなりかかりそうです。
今日は、月惑星研究会の例会に参加して来ました。2ヶ月に1回程度の間隔で開催されています。東京や神奈川に在住の10人位のアマチュア惑星観測者が集まり、各自の観測や研究報告を行い、情報交換を行いました。今回は、木星・火星・土星・金星の近況報告や、糸川博士の公演の紹介、最新の火星地図の紹介が行われました。10月下旬に合を向かえ、まだ太陽の近くに見えている木星も既に何人かの人が観測されているには驚きでした。私も今シーズンの火星の観察報告と短波長光での撮影の紹介を行いました。
今朝試みられた「はやぶさ」の「イトカワ」への1回目のタッチダウンとサンプル回収は、失敗に終わった様です。多数の人の名前が記録されたターゲットマーカーは、イトカワ地表に到達した様ですが、「はやぶさ」は「イトカワ」から100kmと非常に遠くまで退避していまい、再度の接近に時間と燃料が必要になり、25日の2回目のタッチダウンが可能か、また成功しても地球への帰還が可能か、心配です。
今日の画像は、今日の例会の様子です。川崎の登戸にある川崎市多摩区市民館で行われました。
- 2005年11月19日(土)22時 (21,200歩)
横浜も栃木も晴れの天気でした。気温は相変わらず低く寒い陽気でした。夜明け前の西の空には月が輝き、東の空には春の星座の乙女座のスピカ、牛飼い座のアークトゥルスが昇っており、その下に木星も見えていました。季節は間違いなく進んでいることを感じた朝でした。
昨夜の火星の撮影は、シーイングが悪く、今朝早起きしなければならないので、1回だけで終えました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
今日は定例のゴルフでした。皆忙しい様で、今回はメンバーが集まらず、6名のミニコンペでした。いつもの集合場所への車の到着が遅れ、さらに首都高速で発生した事故の影響で、スタート時刻に遅れそうになりましたが、東北自動車道で挽回を図り、何とか間に合いました。常に後方に注意し、パトカーの有無を確認しながらの運転でした。
今日は、寒さと強風に耐えてのゴルフでした。その上、芝が枯れ始めており、グリーン回りで苦労し、さらに、グリーンが乾燥して速くなり、3パット続出で、スコアーのまとまらないゴルフでした。
コースの紅葉を楽しみにしていましたが、ほとんど見れませんでした。10月から11月の初めが暖かかった為か、充分に赤くならない状態で、散り始めていました。ゴルフ場の池には、鴨達が羽を休めていました。来年の春までの滞在でしょう。北の山には雪雲がかかっていました。
今夜も良く晴れており、火星が私を誘惑しています。でも睡眠不足とゴルフ疲れで、上下の瞼が仲良し状態、撮影はパスして寝ます。
今日の画像は、いつものコースの16番ホールです。このホールも420ヤードと長いミドルで、2打はフェアーウェイウッドになるのに、グリーン手前が狭く、右はOB、左は池でいつも苦労します。今日は、2打目が池の横のバンカーに捕まりましたが、クリーンに脱出できボギーで済みました。
- 2005年11月18日(金)23時 (7,700歩)
快晴の冬晴れの天気でした。朝は日々寒くなり布団から出るのが辛くなってきました。目覚まし代わりの早朝のラジオ放送を聞きながら、起きる時間になると掛け声をかけて気合を入れながら立ち上がっています。
昨夜、帰宅途中の空は綺麗に晴れており、火星と少し欠け始めた月が見えていました。風呂と夕食を済ませ、ベランダにでると、またもや薄雲が流れて来ており、曇る気配です。昨夜はその薄雲を見たら撮影する気力が無くなり、望遠鏡も出さずに引っ込みました。寝る前に空を見たら完全に雲っており、諦めて正解でした。当然、しし座群も見れませんでした。
今夜も宵の口から薄雲が広がりましたが、22時過ぎになると晴れ始めたので火星の撮影を始めました。
探査衛星「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」にタッチするスケジュールが半日遅れになったそうです。イトカワと地球の位置関係等が理由だそうです。クライマックスは、20日の早朝なので、朝のニュースで結果が判ると思います。結果が楽しみですが不安も一杯。詳しい情報は、JAXAのサイトのニュース や 日本惑星協会のYMコラム で見れます。早起きが得意な人には、JAXA宇宙科学研究本部管制室からのライブ中継 がお勧めです。
仕事の方ですが、いよいよCMMIのCLASS-Cのアプレイザル(文書審査)に突入しました。来週の金曜日まで、会議室に缶詰です。朝早くから夜遅くまで、1日だけでグッタリが一週間です。23日の出勤の感じです。先が思いやられます。アァ〜
今日の画像も、菊の花 その3です。この菊は、昨日の菊の隣に並んでいたものです。白い菊は清純に感じますが、紫の菊はどこか神秘的な感じを受けます。
- 2005年11月17日(木)22時 (15,300歩)
曇りのち晴れの天気でした。雲が目立ったのは明け方だけで、日中は冬晴れの空でした。真冬並みの寒波が来ているので、寒いです。夜になると北風が唸りを上げて吹いています。
昨夜も雲が広がったり晴れたりが繰り返す空で落ち着いて観察出来ませんでしたが、火星の撮影を行いました。シーイングが非常に悪く、像がボケる上に早い周期で細かく振動する為に、Registaxのアライメントが途中で何度もエラーになる状態でした。これだけ状態が悪いと撮影していても面白くなく、撮影意欲が削がれます。そんな気持なので、22時過ぎに雲が押し寄せて来た段階で撮影を中止しました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しましたが、ブルークリアリングは確認できませんでした。
今夜あたりからしし座流星群がピークを向かえます。ただし、今年は満月直後の眩しい位の月明かりが邪魔で、夜空の明るい都市部では、かなり明るい火球以外は、あまり見れないと思います。それに大発生する予想もありません。そんな状況で、さらに平日なので、私は今年は観察や撮影はパスして夢の中で見ることにします。(歳を取ると軟弱になります)
流星群の話題が、もう一件。埼玉県在住のアマチュア天文学者の大塚さん達が、今まで不明だったろくぶんぎ座流星群の母天体を同定したとのニュースが流れています。プロの天文学者が驚く様な発見だそうです。アマチュアも馬鹿には出来ません。
今日の画像は、菊の花その2です。行きつけの理髪店の店主が丹精込めて育てた大輪です。寒さが厳しくなり菊の花もピークが短くなりそうなので、今の内にしっかり見ておきましょう。
- 2005年11月16日(水)21時 (18,300歩)
雲がめだつものの晴れの天気でした。今朝は一段と冷え込み冬の寒さを感じました。でも風邪が治ったので寒気は感じませんでした。青い空の中に細い薄雲が墨流しの様に流れ、気持の良い朝でした。
昨夜は、宵の口に雨が降り星見は完全に諦めて、のんびりとTVを見ていました。昨日を含め色々と問題の多いNHK(我が家は視聴料は払っています)のプロジェクトXです。今年の夏に訪れた旭山動物園の復活がテーマでした。その途中で、用事があり2階に上がると、床が輝いているのに気が付きました。閉め忘れた雨戸の隙間から月明かりが射し込んでいたのです。空を見上げるとその直前まで雨が降っていたのに雲が切れ始めており、月と火星が仲良く並んで雲から出て来ていました。
急いで、望遠鏡を組み立てて撮影準備を行い、撮影を開始したとたん、また雲が広がって来て撮影は出来なくなりました。しばらく様子を見ていましたが、撮影が出来そうな大きな晴れ間は出そうもないので、望遠鏡での撮影を諦め、月と火星をCanon
EOS-10+EF200mmで撮影して終わりにしました。
その火星ですが、月惑研究会に新メンバーになられたNさんが、火星面の模様の変化に気が付かれ、それを報告されていました。先月末から今月初めにかけて発生したダストストームの影響による変化と思われます。過去にも大規模なダストストームで火星の模様が変化することが度々発生していました。火星表面のダストが吹き飛ばされる為に発生するものと思われます。今後も自分が撮影した画像だけでなく、他の方が撮影された画像も日々注意深く観察することが大事だと感じます。
今日の画像は、昨夜の月と火星です。満月直前の月齢13.5の月の西側約5.5度離れて赤い火星が並んでいました。-2.1等とかなり明るい火星ですが、その火星を写そうとすると月は完全に露出オーバーで白く飛んでしまいます。月のゴーストを出さない様にする為に、月に薄雲がかかった時に撮影しました。月明かりで輝く薄雲が綺麗でした。
- 2005年11月15日(火)21時 (14,600歩)
今日も寒い曇りの天気でした。陽が昇らぬ早朝は、コートが欲しくなる寒さでした。でも、汗だくになる夏より寒い冬の方が好きです。寒くなれば厚着をすれば凌げますから。
昨夜も曇りで望遠鏡の出番は無く、充分に睡眠が取れたので、ダルサと熱っぽさは取れました。咳が残っていますが、やっと治った様です。一週間のお付き合いでした。二度と来ないように塩でも撒いておきましょう。(塩水でウガイかな)
会社の業務の方は、年末が近づき大分慌しくなって来ました。CMMIの規程やガイドに関する文書アプレイザル、個人情報保護の監査、プロジェクトの品質監査とプロセス監査、セキュリティ監査、事業部の中堅社員交流会開催、等々、種々雑多な業務が襲い掛かって来ます。それに加えて、来年度の評価に結びつく年間業務目標の達成度申告も提出しなければなりません。
一昔に比べて、各種監査業務が激増しています。適切な業務遂行がなされているかを監査するのですが、それに費やす時間と労力はかなりの物です。売上や利益向上に結びつかないことなので、現場の反発もあります。企業活動の健全性を高める為に必要なのでしょうが、その内監査倒れになりそうな感じです。今後はSOX法にも対応が必要になるとの事・・・監査部署の監査も必要だし、さらに外部の監査も、そして外部監査機関の監査も・・・どこまでやれば気が済むのか。日本で一番監査されていないのが国会と内閣かな。
今日の画像は、菊の花です。町内でも菊の大輪が目に付く様になって来ました。丹精込めて育てた菊なのでしょうね。菊の花は日本を代表する花の一つで、いかにも日本的な感じを受けます。菊と言えば、菊のご紋の皇室でお祝事がありました。幸せなご家庭を築かれる事をお祈りしています。
- 2005年11月14日(月)21時 (15,100歩)
今日も天気予報は当たらず、曇りの天気でした。陽射しが無いので気温は上がらず、肌寒い陽気です。風邪の方は、少し良くなりましたが、まだ完治せずダルサ、熱っぽさ、軽い咳が続いています。
将来、地球に衝突する小惑星や彗星が発見された場合の、新たな対策案がNASAから発表されました。大きな質量の人工衛星をその天体の近くで長期間飛行させれば、引力の働きで天体の起動を変えることができるという考えです。確かにその方法であれば、現在の技術力でも可能です。ただ、20年とかの長い期間が必要なので、衝突直前に発見された場合には使えない方法です。
昨夜は、薄雲が多い状態でしたが、火星が時々見え隠れするので、望遠鏡を出して撮影を始めました。しかし、短時間で暗くなる状態で満足に撮影できず、シーイングも悪く、体調も不充分なので、直ぐに諦め撤収しました。今夜も駄目そうなので、ブルークリアリングの追跡が困難です。
月惑研究会関西支部の池村さんが撮影された、10月31日の火星画像で、サバ人の湾の南側に赤っぽい部分が写り、話題になっています。撮影された池村さんも昨日気付かれましたが、私も新たにメンバーになられた『じゃみろ』の部屋からのメールが切っ掛けで、偶然昨日その画像をRGB分解した結果、赤色光が強くなったのではなく、青色光が弱く(暗く)なった為に発生した現象であることが確認出来ました。通常のダストであれば、G画像が明るくなり、雲であれば、B画像が明るくなります。B画像が通常より暗くなる現象は、余り知られておらず、新たなミステリーになりそうです。池村さんは、局所的な高気圧が発生したのではと言われています。
試しに、私が撮影した11月1日と4日の画像をRGB分解してみましたが、確かに1日のB画像では、サバ人の湾の南側(画像の左側少し上)に暗い部分が確認できます。4日の画像のその位置にはその様な物は確認できません。
今日の画像は、紗南ちゃんです。相変わらず臆病ですが、家族に大分なれ、家の中では、はしゃぎ回っています。臆病で今までは外に出られませんでしたが、今朝は初めて自分から玄関を出て階段を降り出しました。普通に散歩ができるまでは、しばらく時間がかかりそうです。歯が生える時期で、家の中を齧りまくっています。落ち着く頃には畳がなくなるのではないかと心配です。
- 2005年11月13日(日)18時 (6,700歩)
晴れのち曇りの天気でした。今朝は昨日の強風も収まり、快晴の気持の良い天気でした。朝の天気予報では一日中晴れでしたが、昼前から雲が目立ち出し、午後には曇ってしまい、期待外れの天気でした。
昨夜も充分に睡眠を取りましたが、咳は収まらず、微熱が続いています。しつこい風邪です。そんな状態なので、のんびりして身体を休める予定でした。しかし、次女が部屋を模様替えしたいと言い出し、ベットや本棚を動かしたりと休ませてくれません。更に、使わなくなった古いPCを倉庫に片付けたり、石油ストーブを出したりと、結局一日中動き回っていました。これでは風邪も治らないですね。
昨日実施された「はやぶさ」の「イトカワ」への降下試験で放出された着陸装置「ミネルバ」は「イトカワ」に届かず、行方不明になった様です。地球からの距離が遠く、リアルタイムでの指示が出来ないので、コントロールが難しのでしょう。関係者は胃が痛い日が続いているのでしょうね。
昨夜は、強風が吹き荒れ、ジェット気流の上空にどっかりと居座っているので、シーイングが悪いと予想していましたが、ブルークリアリングが継続しているか気になり火星の撮影を行いました。案の定、ピントを合わせられないほどシーイングが悪い上に、雲が多く、何とかカラー1回、短波長光1回の撮影を行いました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しましたが、ブルークリアリングは確認できませんでした。シーイングが悪い為、現象そのものが終息したのかは、判断できません。
今日の画像は、サザンカの花です。冬の花のサザンカが咲き始めていました。暖かい日が続いていますが、季節は間違いなく初冬です。
- 2005年11月12日(土)19時 (8,000歩)
雨のち晴れ時々曇りの天気でした。東京では木枯らし1号が吹いたそうです。昨夜から強風が吹き荒れています。強風で雨戸がガタガタと揺れていました。日中は風が強い割に、気温はそれほど下がりませんでした。しかし、夕方からは気温が下がり始め、今夜は寒そうです。また北風が一段と強く吹き荒れてします。
昨夜は曇りのち雨で天文はお休みで充分に睡眠を取ったので風邪の方は、少し良くなりました。それでも散歩をすると、咳が出てダルクなり胸の上の方がモヤモヤします。軽い気管支炎かもしれません。若い頃に風邪を引いた状態でスキーに行き、風邪をこじらせて急性気管支炎になってから、風邪を引くと気管支炎を起こし易い体質になりました。無理ではなく無茶は禁物です。
「はやぶさ」が、今日も臨時で「イトカワ」への降下試験を行いました。JAXA宇宙科学研究本部管制室からのライブ中継を見ていました。「イトカワ」までの距離やミネルバのリリース等の情報がリアルで表示されていました。15時前に100mまで降下し、15時24分にミネルバを放出し、16時過ぎに上昇を開始した様です。本番を成功させる為に臨時の降下試験を行う事が必要なのでしょうが、地球に帰還する為の燃料が減ることが心配です。最後まで上手く行く事を祈りましょう。
同じ横浜在住でメール仲間でもある月惑研究会メンバーのM氏も私と同じフィルタを使ってブルークリアリングを捉えることに成功されました。その三品さんの画像は、月惑研究会関西支部の11月10日の火星画像集に掲載されました。何故、火星が衝の頃だけに、ブルークリアリングが発生するのか、明確な理由は判っていない様です。ここ数日、ブルークリアリングが何故発生するのか弱い頭をフル回転させて考えていますが、やはり知識不足です。
今日の画像は、ピラカンサスの実です。秋から冬にかけてその赤い実が目に鮮やかです。人間様の果物にはなりませんが、これも実りの秋の一つでしょう。
- 2005年11月11日(金)19時 (6,000歩)
曇りの天気でした。陽射しが無く、初冬の肌寒い陽気でした。
風邪がなかなか直らないので、有給休暇をもらいました。熱は高くは無く微熱ですら、咳の鼻水が止まらず、熱っぽくだるいのです。散歩も控え目にして、家でおとなしくしていました。
小惑星「イトカワ」探査衛星「はやぶさ」が、9日に降下試験を実施し、成功したそうです。4日のリハーサルを中断した航法誘導機能の確認が目的だそうです。「イトカワ」まで70mまで降下し、ターゲットマーカも放出した様です。放出されたターゲットマーカや、「イトカワ」に写った「はやぶさ」の影を撮影した画像も公開されています。4日に発生した問題は、ほぼ解決した様で、19日と25日の本番が楽しみです。
昨夜は、風邪を引いてだるいと言うのに、火星の撮影をしちゃいました。駄目ですね。止まりません。でも外に出るのは、望遠鏡の組み立ててと片付ける時だけで、撮影は室内で出来るので、寒くはないので、辛くはありません。昨夜はシーイングが若干改善しそうだったので、どうしてもブルークリアリングに再挑戦したかったのです。薄雲が多く、撮影タイミングに苦労しましたが、無理した甲斐がありました。450nm以下の短波長域光で撮影した画像を、Registxのウェーブレット処理にかけたら、大シルティスやサバ人の湾等の火星表面の模様が浮かび上がりました。シーイングが若干改善したので、ブルークリアリングを捕らえる事に成功したと思われます。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。画像の右側にモノクロ画像を見て下さい。火星表面の模様が確認できます。嬉しい結果でした。
今日の画像は、その昨夜の火星です。シーイングが今一つで、寝ぼけた画像ですが、久しぶりに大シルティスが写っているのでアップしました。今夜は、充分に睡眠を取って風邪を治しましょう。
- 2005年11月10日(木)21時 (17,900歩)
今日も好天の一日でした。ただ、昨夜から東西に伸びた帯状の雲が、南岸沿いにかかっており、横浜南部にその雲の北端が来ているのです。その為、昨夜から今朝まで、天頂から北は快晴、南は曇りの状態です。今日は、太陽がその雲で隠され、寒い朝でした。
妻も喉が痛くなり熱っぽい状態となり、夫婦で風邪を引いた様です。微熱なので出社しましたが、ダルイ一日でした。
風邪引きなので早目に休めば良いものを、昨夜も火星を撮影しました。完全に中毒です。でも昨夜は薄雲が邪魔で、シーイングも悪かったので、2回だけ撮影して早目に切り上げました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
月惑研究会関西支部のメンバーの柚木さんが、見事な火星のブルークリアリングを捉えることに成功されました。火星を撮影すると火星の地表面の模様は、赤色の画像に良く写り、逆に青色の画像には余り写りません。波長が更に短く近紫外線域の450nmの光では、通常は地表面の模様は全く写りません。しかし、火星が衝(地球から見て太陽の反対側の位置に来た時)になると、何故か青い光や近紫外線域の光でも地表面の模様が良く写る様になります。この現象をブルークリアリングと呼んでおり、その原因が今一つ謎になっています。衝の時は太陽光の反射角度が0度近くになると起きる現象なので、光学的な現象だと思われています。
その柚木さんが撮影された画像は、月惑研究会関西支部−火星画像の 11月7日のページ 及び 11月8日のページ に掲載されています。
私も、11月8日に近紫外線域で撮影しましたが、明確なブルークリアリングを捉える事は出来ませんでした。画像を強調処理すると、微かに写っている感じもしましたが、望遠鏡の性能やシーイングの違いにより写らなかったものと思われます。
今日の画像は、ミカンです。実りの秋の画像第3弾です。このミカンもご近所の庭になっている物です。猫の額の広さも無い我が家では、庭木を植えることも出来ないので、大邸宅が並ぶご近所の庭木を勝手に楽しませてもらっています。
- 2005年11月9日(水)22時 (16,400歩)
快晴の冬晴れの天気でした。日中の気温はまだ高目ですが、朝夕はそれなりの寒さを感じる陽気です。風邪気味で喉が痛く、熱っぽい感じです。子供風邪が移ったかな。
今週の日本惑星協会のホットトピックスは、「火星の最接近の移り変わり」、「はやぶさのサンプル採取地点の名前を募集」、「猫のかき跡と呼ばれる衛星タイタンの地形」、「宇宙誕生後の最初の星の光?」でした。火星は、2年2ヶ月毎に地球と接近しますが、今後はその接近距離が遠くなり、2018年までは今年の様な大きさでは見れないので、今の内にできるだけ観察して撮影しておきたいです。2018年まで生きていられる保証はありませんからね。
「はやぶさ」の着陸点地名を募集しているので、良い名前が浮かんだら応募しましょう。
昨夜も火星を撮影しました。冬型の気圧配置となり、ジェット気流も関東の上空にかかっているので、シーイングは悪いとの予想通りの、ひどいシーイングでした。撮影をするか迷うほどでしたが、見たら撮影したくなるでした。中毒かな。その上、風も強く、望遠鏡が揺れるんで、火星像がモニターの中で激しく飛び回り、352×288ピクセルの撮影サイズでは、表示枠に収まらず、640X480に広げなければならないほどでした。火星像が瞬間的に飛ぶフレームでRegistaxのアライメントが途切れる程でした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。大シルティスが正面に回って来ましたが、このシーイングではどうにもなりません。
今日の画像は、柿の実です。この柿もご近所の庭になっているものですが、一ヶ所に群がって実っており、面白いので撮影しました。他の枝では疎らなのに、この枝にだけは、全てが一塊にくっ付く感じで実っていました。実りの秋です。
- 2005年11月8日(火)22時 (15,800歩)
快晴の天気でした。昨日もそうでしたが、今朝も気温が高目で上着が邪魔な陽気でした。先週の週末に、夏の背広から春秋用の背広に衣替えをしたのが裏目な状態です。元々暑がりなので、春と秋には夏用の背広を着て、冬場だけ春秋用の背広を着ています。夏は以前から上着無しクールビズで冬用の背広は無しです。冬に向けての衣替えが早過ぎた様です。(クリーニング店が背広割引だったもので)
国立天文台が行っていた「火星接近!模様が見えるかな」キャンペーンが終了し、暫定版ですが、集計結果が発表されています。集計結果を見ると報告件数は東京がトップで、続いて埼玉県−神奈川県−大阪府−愛知県の順でした。東京のトップは頷けますが、埼玉県の2位は以外でした。埼玉県には天文マニアが多いのかな。それとも組織票かな。
昨夜の夜半前は雲が多い状態でしたが、雲の切れ間を狙って火星を撮影しました。予想通りシーイングはかなり悪く、火星が丸くなく多角形に見えるほどでした。21時半頃に1回撮影した後は雲が邪魔で撮影できず、シーイングも悪いので、23時頃に諦めて望遠鏡を片付けました。皮肉なことに、片付け終わったら、急速に晴れ間が広がし快晴になるのです。でも一旦諦めて片付けたので再度組み立てる気力は出ませんでした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。シーイングが悪く、細部は判りませんが、西の縁(右側)の夜明けの地域に朝霧が目立ちました。
今日の画像は、ザクロの実です。まだ割れていませんが赤く色付いていました。横浜でも野生のザクロの実を見かけることもありますが、この画像のザクロはご近所の庭に生えているものです。一度食べてみたいと思っているけどチャンスがありません。
- 2005年11月7日(月)22時 (15,000歩)
晴のち曇り時々雨と不安定な天気でした。夜明け直後は昨夜の雲が残っていましたが、通勤時間帯には澄み切った秋空が広がりました。昨夜の大雨が嘘の様な空でした。ところが好天は続かず、昼頃からは時々雨が降る天気で、洗濯物を濡らした妻は、大外れの予報に怒っていました。南風の影響で、気温が上がり、立冬だというのに立秋の頃の様な暑い位の陽気でした。
月惑研究会関西支部の伊賀氏が、今シーズンの火星のダストストームの動画を作成され、同支部のサイトに掲載されました。この動画を見ると、ダストストームは、南半球の低緯度付近(赤道付近)で発生し、南東の方向(左上)に流れて行く様子が良く判ります。火星の大気の流れもそうなのでしょう。地球で発生する台風の動きに似た感じを受けました。2003年のダストストームの動画もリンクされています。
昨日書いたDVDプレイヤーの続きです。夜遅く帰宅した長女が新しいプレイヤーを喜んでくれたのは良いのですが、壊れたプレイヤーの中にDVDが入ったままだと言い出しました。そんな話は初耳でした。仕方が無いので、プレイヤーを分解してDVDを取り出しました。それから念の為に内部の電源コードを差し直したりして組み立ててみた所、直ってしまいました。内部の電源コードが緩んでいただけの様です。保証期間内なので、もし保証書が見つかったら修理に出そうと思っていたので、分解チェックは避けていました。無駄な出費をしてしまいガッカリです。
今日の画像は、今朝の富士山です。通勤途中の岡の上から五合目付近まで雪化粧をした富士山が、昇り始めた朝陽に映えて少し赤く輝いていました。初冬を感じる風景でした。通勤カバンに入れてある200万画素のコンパクトデジカメで撮影したの画質が悪いけど我慢して下さい。
- 2005年11月6日(日)19時 (12,000歩)
曇りのち雨の天気でした。雨は時々強く降ります。しばらく好天が続き乾燥していたので、適度なお湿りになりそうです。今夜は安心して早めに寝れそうです。気温の変動が激しいのと、寒く乾燥した陽気の為か、先週から次女、長女が順番に風邪を引きました。皆さんも風邪に気を付けて下さい。
昨日も記載した「はやぶさ」の着陸リハーサル中止の詳しい情報が、宇宙作家クラブのニュース掲示板に載っていました。やはり故障ではありませんが、自律航法機能の適切な調整が可能なのか、少し心配になって来ました。
昨夜も晴れていたので、火星を撮影しましたが、上空のジェット気流の中心が関東地方にかかって来た為か、シーイングがかなり悪くなり、3回の撮影で終えました。大シルティスが見えて来ましたが、ダスト雲等の詳細はつかめませんでした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。来週は冬型の気圧配置になるので、晴れてもシーイングは悪そうなので、クリアーな火星は、しばしお預けかな。
昨年の12月に次女のクリスマスプレゼントとして買ったDVDプレイヤーが壊れました。まだ保障期間内なので無料修理に出そうと思ったら、保証書が見当たりません。半日探しましたがでてきません。購入時のレシートも残っていません。次世代DVDが確定するまで、DVDレコーダの購入を見合わせて、このプレイヤーで我慢していようと思っていたもくろみが崩れました。仕方が無いので、また新しいプレイヤーを買って来ました。余計な出費となりました。
今日の画像は、いぬサフランの花です。富岡のせせらぎ緑道沿いに咲いていました。名前を書いた板が立っていたので、誰かが育てているでしょう。別名「コルチカム」で、ユリ科の花です。
- 2005年11月5日(土)19時 (14,900歩)
快晴の気持ちの良い一日でした。土曜日が晴れたのは、先月の1日以来35日ぶりでした。布団が干せて今夜は気持よく寝れそうです。
ハッブル宇宙望遠鏡が10月28日に撮影した火星画像が公開されおり、真珠の湾に発生したダストストームが正面にくっきりと写っていました。そのサイトのリンクを辿って行くと、探査ローバ「オポチュニティ」の位置を示す画像ものっており、その画像によれば、「オポチュニティ」は、正にこのダストストームの真下にいました。このダストストームは現在では薄くなり、「オポチュニティ」は元気を取り戻したそうです。
小惑星「イトカワ」探査衛星「はやぶさ」が着陸リハーサルを途中で中断した理由は、自律航法機能の航法誤差が許容値を越えたことが理由なので、故障とかではなく一安心ですが、何故誤差が多くなったのか原因究明に手間取らねば良いのですが。
昨夜は、いつもの様に宵の口に一旦曇りましたが、その後晴れたので、また火星を撮影しました。金曜日なので徹夜でとおも思いましたが、連日の火星撮影の残業で疲れが溜まって来たので、早めに切り上げました。真珠の湾のダストストームじは薄くなりほぼ収束の様でしたが、南半球高緯度のダストストームは、薄くなっていますが、かなり広範囲に広がった感じでした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
火星画像と言えば、驚くような素晴らしい画像がありました。月惑研究会関西支部の11月3日の火星画像集の中ほどに掲載されている池村氏の画像です。こんな画像を撮影するのが夢ですが、技術力も機材も到底及ばない世界です。日本でも技術と機材が揃えばこの様な画像が撮影できるのですね。
今日は夕方時間が空いたので、久しぶりに金星を撮影しました。今年は、金星の高度が上がらず、日没後は前の家の屋根が邪魔で撮影できなくなるので、日没前の空が明るいうちの撮影でした。水星も撮影しようと思いましたが、空の明るさが水星が確認できる程度に落ちた時は、既に前の家の屋根の下でした。今シーズンの金星のページを新設し、今日の金星画像を載せました。
今日の画像は、その金星です。いつの間にか半月状になっていました。昨日が東方最大離隔なので、当然ですね。これからはチャンスがあれば、段々と細くなる金星を追いかけたいと思っています。
- 2005年11月4日(金)22時 (12,600歩)
天気の回復は早く、好天の空に戻りました。朝夕は寒いですが日中は暖かく、空気も乾燥して爽やかな過ごし易い陽気です。
小惑星「イトカワ」の探査機「はやぶさ」に関しての最新の詳しい情報がAstroArtsのニュースに掲載されました。試料採取候補点も決まった様です。ただ、今日予定されていた着陸のリハーサルは、途中で異常が発生し中止されました。原因はまだ発表されていませんが、心配です。
昨夜は、宵の口に雨となり晴れるのは夜半過ぎかと思っていたら、予想外に早く21時過ぎには、晴れだしたので、火星の撮影が出来ました。シーイングも割と良く、模様が良く見えました。連日の撮影で疲れが溜まって来たのと、好シーイング下で土星も撮影したくなり、早めに切り上げました。ノアキス付近のダスト雲は南半球の高緯度地方に広がっている感じで、また真珠の湾のダスト雲は薄くなり、地表が見えて来ました。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
一旦寝て今朝4時半頃に起きて土星を撮影しました。シーイングはまずまずで、カッシーニの空隙も見えていました。今朝の土星画像は、2005年の土星のページに追加しました。
昨夜の天城山は快晴で絶好の星見日よりだった様で、行かなかったことを多少後悔する気持もありますが、もし行ったとしても体力的に徹夜は無理だったでしょう。それに、会社で急な会議が発生したので行かなくて正解でした。
今日の画像は、今朝の土星です。火星ばかりアップしていても飽きるので、たまには土星にしてみました。土星は、火星に比べるとかなり暗いので、火星と同じ拡大率だと撮影は無理で、拡大率を2通り試してみました。その結果、火星の2/3程度のF19(f3800mm)まで落とした方が良い様です。ただし、その拡大率では画像が小さくなるので、150%にリサイズしました。
- 2005年11月3日(木)18時 文化の日 (13,300歩)
曇り一時晴れの天気でした。陽射しが弱く気温が上がらぬ肌寒い陽気でした。
新月期の祝日、夜遅くなれば晴れるとの天気予報、天城高原に出撃すべきか昼過ぎまで迷っていました。気圧配置をみると今通過中の気圧の谷に続く高気圧域は狭いので、晴れても雲が目立つ気もします。それでも体調が良ければ駄目元で出撃ですが、連夜の深夜残業(火星)で寝不足で疲れも溜まっているので、結局見合わせました。星雲・星団は毎月チャンスは巡って来ますが、火星は最低でも2年に1回、それに2年後の接近時はかなり小さくなるので、今回は火星優先として自分を納得させました。
AstroArtsのニュースで火星探査機ローバー「スピリット」がオリオン座を撮影したという記事が載っていました。火星なら光害も皆無だし、大気も薄いので星空が綺麗だろうな。もう一方の探査ローバー「オポチュニティ」は、多発しているダストストームの影響で難渋しているとの情報もあります。確かにダストストームで太陽光が遮られると太陽電池の出力が低下するので活動に支障を来たす可能性がありますね。
昨夜は結局、20時から25時までカラー6回+B画像2階の撮影を行いました。今日が休みなので、明け方の土星まで粘る積りでしたが、予想より早く25時過ぎに曇り、そこで終了でした。昨夜の火星画像も、2005年の火星のページに追加しました。
今日の画像は、赤く色付いたイイギリ(飯桐)の実です。緑色の実の画像を9月22日の雑記帳で紹介しましたが、秋が深まり、赤く色付いていました。まるで赤いブドウの様です。
- 2005年11月2日(水)21時 (15,400歩)
今日も晴の天気でした。今朝も冷え込み、早朝に外に出ると手が冷たく手袋が欲しい感じです。私は手先が冷たくなる性質なので、そろそろ手袋を出そうかと思っています。ズボンのポケットに手を突っ込んで歩くより、夏の背広+手袋の方がマシでしょう。それも変かな。
天文関係のニュースが連続で飛び込んで来ました。幻の流星群の一つで1956年12月5日に南極観測船「宗谷」が南極へ向う途中のインド洋上で遭遇した「ほうおう座流星群」の謎が日本の天文学者により例のアッシャー理論を使って解明されたそうです。
ハッブル宇宙望遠鏡によって、冥王星の周りに2個の新しい衛星候補が発見されたそうです。ハッブルのサイトにはその画像も載っていますが、冥王星が小さいので、惑星と衛星というより、複数の小惑星が群れている様に感じてしまいました。
小惑星イトカワに接近中の「はやぶさ」から、続々と新しい画像や情報が送られて来ます。迫って来たサンプル採取の成功を祈りましょう。
昨夜も、また火星を撮影しました。昨夜は移動性高気圧に覆われ、上空のジェット気流も少し南に下がったのでシーイングは多少改善した感じです。先週に発生したダスト雲は、真珠の湾を覆う感じで健在です。さらにサバ人の湾の南側、ノアキス付近に新たなダスト雲の発生が確認できました。またそのノアキス付近の色が濃くなっている感じです。このところ、火星の模様が薄くなっている様な気がしていましたが、ダストストームの発生が頻繁になり、火星大気中のダストが増加しているのかもしれません。火星大気中の水蒸気が写る短波長光画像に模様が写らなくなった時期とも一致します。昨夜の火星像 も、2005年の火星のページに追加しました。
今日の画像は、今夜の火星です。薄雲がかかっていまうが、今夜も火星が見えているので撮影を開始しました。その最初の画像です。昨夜の画像で気が付いたノアキス付近に新たなダスト雲が目立ちます。模様やダスト雲を説明した画像をリンクしておきました。画像をクリックすれば表示されます。
- 2005年11月1日(火)21時 (15,700歩)
雲一つ無い秋晴れの一日でした。昨夜も良く晴れており、放射冷却の為か、今朝はこの秋一番の冷え込みで、早朝の散歩は夏の上着では寒くて震えます。そろそろ背広も衣替えかな。今朝は、また雪が積もった富士山が綺麗に見えていました。
11月の始まりです。今年も残す所、後2ヶ月です。何となく気ぜわしくなって来ました。今月は天文の話題が豊富です。まずは、共に4日に東方最大離隔を向かえる水星と金星でしょう。日没直後の南西の空に明るく輝く金星と、その西側に並ぶ水星を見るチャンスです。今年の金星は黄道の傾きの影響で日没時の高度が低く、また今回の水星も同様なので、望遠鏡での撮影が難しい状況ですが、何とかしたいと思っています。
次はなんと言っても接近中の火星でしょう。10月30日が再接近でしたが、衝は7日で、段々と昇る時刻が早くなるので見易くなり、今月一杯は充分に楽しめるでしょう。
それから、四大小惑星の1つの“ジュノー”が7.6等まで明るくなり、15日にオリオン座の三つ星のひとつであるδ星(2.3等)の27分角まで接近するので見つけるチャンスです。双眼鏡があればすぐに見つかると思います。
さらに、16日には、月がスバルのすぐ近くを通ります。火星も近くで輝いているので面白い眺めになるでしょう。翌日の17日〜19日は例のしし座流星群がピークを向かえますが、満月の直後なので、条件は悪そうです。
昨日は、20時頃から出た雲は21時半頃には消えて、火星を撮影出来ました。気になっていた子午線湾付近のダスト雲は、明るさは落ちましたが、範囲は広がっており今後の変化を追跡する必要がある感じです。シーイングはそれほど悪くは無かったのですが、今日重要な会議があるので、早めに切り上げました。昨夜の火星像 も、2005年の火星のページに追加しました。ダスト雲以外では、北極地方からアギダリア(画像の下端)にかけて青白い雲が確認でき、短波長光で撮影した画像にも写っていました。
今日の画像は、我が家の新しい住人となった紗南(サナ)ちゃんです。まだ3ヶ月で痩せており、写真写りは良く無いのですが、ワンの日の画像復活です。まだ我が家に充分に馴れていないのと、臆病な性質か、ちょっとした事で怯えたり、一人にすると寂しがって鳴きます。先週まで姉妹2匹で暮らしていたから寂しくなっているのでしょう。昨夜は私が彼女のいる部屋で寝てあげました。しばらくは世話がかかりそうですが愛情を持って育てて行きましょう。
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