このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2010年5月31日(月) 21時
晴れ時々曇りの天気でした。早朝は晴れ間が広がりましたが、通勤時間帯には雲が多くなり、その後は雲と晴れ間が一進一退と言った感じでした。夕方からは雲が多くなり、結局、夜はまた曇りです。気温は最低12度最高21度と朝は寒かったけど、日中は少し暖かくなりました。
今朝、紗南の散歩に出た時は寒さに震えましたが、直ぐに太陽が雲から顔を出し、陽射しを受けたら急に身体が温まりました。久しぶりに陽射しの暖かさを実感した瞬間でした。
5月も晦日となりました。今月も天候不順でしたが、天文関連は、結構充実していた感じです。メインは16日の富士山新五合目の遠征です。久しぶりに富士山の快晴の空を堪能でき、数多くの星雲・星団や星野画像を撮影できました。
惑星の方は、金星1回、火星1回、土星1回、木星3回と回数は少ないけど、何とか継続しています。また16日の夕方の細い月と金星のツーショットも富士山で撮影でき、良い記念になりました。撮影以外では、30日に月惑星研究会の例会に参加でき、幾つかの有益な情報を入手でき、懇親会も楽しめました。
今日の画像は、桜の実です。家の近くにあるソメイヨシノの桜並木の中に、早咲きの桜が1本混ざっています。その桜に実が生り、落ち始めています。小さな赤い実の状態で落ちるソメイヨシノとは違い、直径10mmほどの大きさまで成長し熟すと黒くなります。
試しに食べましたが、残念ながら渋いだけで甘味が無く不味かったです。小鳥達にも不評な感じで、ヒヨドリも見向きもしないので、多くの実が熟して落ち始めています。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月30日(日) 23時
終日、曇りの天気でした。今日も北東方向から冷たい風が吹き込み気温は低めで最低12度最高16度と肌寒い陽気でした。特に朝は、セーターを着ても寒く、ウィンドブレーカを羽織りました。
今日は、月惑星研究会の例会でした。場所はいつもの川崎の多摩市民センターでした。参加者は、学生が18名、年寄り14名の総勢32名と大盛況でした。学生さんが年寄りの2倍と平均年齢がかなり下がりました。大き目の会議室が、ほぼ満席状態でした。
例会は、いつもの様に、自己紹介から始まりました。メインは当然として堀川氏から木星の近況です。報告の最初は、今話題になっている淡化したSEBの事でした。SEBの淡化は過去に何度も発生しており、もともとその様な性質がある様です。ただ、淡化する理由は正確には分かっていない様です。
SEBの淡化は、1940年から1960年台では、約3年周期で発生。その後は1970年前後、1974年前後、1989年頃、1992年頃に起きているとの事でした。また2007年にも淡化し始めたけど不完全に終わっています。
また、SEBの淡化とは逆に大赤斑が濃くなっているとの事です。今までも、SEBと大赤斑の濃さは反比例しているそうです。それから、赤化した永続白斑BAが大赤斑に接近しており、今シーズン中に大赤斑を追い抜くとの事です。これからの木星は、SEBの濃化(SEB撹乱)がどの様に起きるが重要なポイントであり、それが何時起きるか不明なので、目が離せません。
木星近況の後は、三品氏から惑星撮影に使えそうな一眼レフデジカメの調査報告。昭和初期に活躍された惑星観察の大先輩の薦田一吉氏を紹介している宮崎放送の放映のビデオ紹介。理科大の榎本さんから大赤斑の回転周期に関しての報告。東海大の中村さんから動画圧縮ソフト「Any Video Converter」の試行報告と続き、最後は、再度堀川氏が登場し、土星の南半球に継続して発生している白斑に関して報告と続き、内容の濃い例会でした。色々な報告がありましたが、現役の学生さんからの発表が多くなったことは嬉しいことです。
今日の画像は、堀川氏の報告の一場面です。例会の後は、いつもの居酒屋で、20名以上の大宴会となり、天文談議に花が咲きました。大きな画像やその他の画像は、ブログに載せました。
- 2010年5月29日(土) 19時
曇り一時雨の天気でした。午前中は曇り空でしたが、午後は一時的に小雨が降りました。北東方向から冷たい空気が流れ込み、気温は低く朝が15度、昼も16度と肌寒い陽気です。
天気が悪く、夜が暇です。それで、過去に撮影した画像の中から、これから撮影したい夏の散光星雲を引っ張り出して再処理した遊んでいます。3年前の5月に東急ホテルハーベスト天城高原の駐車場で、改造KissDX+LPS-P2+レンズで撮影した画像です。1枚は、EF100mmで撮影した「いて座からたて座の天の川」、もう1枚は、EF200mmで撮影した「干潟星雲M8と三裂星雲M20」です。
その時は、RAPでダーク減算とRAW現像を行い、SI5とPSで処理していました。今回は、RAP2でダーク減算後、PS-CS3でRAW現像を行い、SI6で処理してみました。どちらもフラット無しです。再処理した画像は、画像処理ソフトが良くなった事と、処理も多少は上達した様なので、以前の画像より見栄えは良くなった感じです。一番の違いは、PS-CS3でのRAW現像かと感じています。その結果は、ブログに載せました。
午後は、近くのカーショップに行き、バッテリーの強化液を買って来ました。先日の富士山遠征から戻った後、バッテリーを充電しましたが、10時間充電しても定格まで充電できませんでした。私のバッテリーは開放型なので、確認したらバッテリー液が減っていました。補充液だけでは心配なので、希硫酸が含まれている強化液を追加して充電し直しました。
今日の画像は、再処理したM8&M20です。再処理した「干潟星雲M8と三裂星雲M20」の画像は、星野の画像集 − M8&M20のページ の以前の画像と差し替えました。
- 2010年5月28日(金) 21時
晴れのち曇りの天気でした。明け方は雲が大目でしたが、通勤時間帯にはスッキリと晴れました。北よりの風が強く、乾燥した低目の空気が流れ込み、爽やかな朝でした。でも晴れの時間帯は短く、昼過ぎからまた雲が広がりました。気温は最低15度最高21度と平年より低めでした。
日中は天気が良かったけど、夜は曇り空で、今夜も望遠鏡の出番がありません。満月の時期なので星雲・星団は無理ですが、木星や土星を撮影したくてウズウズしています。
今朝は晴れる可能性があり木星を撮影と思いましたが、西高東低の冬型の気圧配置で北風が強い予報だったので諦めました。明朝の3時半頃に木星の大赤斑が正面に見えるので、狙っていましたが、今度も駄目そうです。
今週末から来週にかけて、準惑星セレス(No.1、7.4等)が干潟星雲M8の前を通過します。5月22日に「おおたかの森 星の広場」のmn3192さんが、干潟星雲M8に接近中の準惑星セレスを撮影されています。M8と重なって見えるのは31日から6月4日です。月明かりがあるので撮影するには条件が悪そうですが、晴れたら撮影してみようと思っています。5月31日から6月5日のセレスの位置を示したシミュレーション画像をブログに載せました。
今日の画像は、芍薬の花です。紗南ちゃんと散歩で行く公園の花壇の芍薬は、今月の半ばから咲き始め、今は盛りを過ぎた感じです。画像は、咲き始めの頃に撮影した画像です。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月27日(木) 22時
曇り時々晴れのち雨の天気でした。午前中前半は曇り空でしたが、昼前から青空が出始め、昼前後には陽射しもありました。でも午後はまた曇り空となり、夕方からは雨が降り出しました。気温は最低13度最高22度でした。日中は陽射しがあり温かくなりましたが、朝は肌寒く上着が必要な陽気でした。
気象庁の異常天候早期警戒情報を見たら、5月30日から一週間程度、北海度を除く全国的に低温となるそうです。昨年末から定期的に低温域が巡って来る状態がいまだに続いている感じです。この気象変動も北極振動の影響なのでしょう。下手をすると今年の夏も定期的な低温域が襲来し続けるかも。
21日にH2Aロケット17号機で金星探査機「あかつき」に相乗りで打ち上げられた大学などの小型衛星のうち、3基が行方不明だそうです。打ち上げ時の衝撃でどこかが損傷した可能性が考えられます。
打ち上げ時の衝撃、宇宙空間の過酷な環境を考えると、衛星の材料やパーツの強度や信頼性は、想像以上に高くする必要があるのでしょう。一般向けの市販製品では全く用をなさず、特殊な仕様の製品が必要なのでしょう。その為に衛星の制作費は信じられない位に高くなる訳です。
今日の画像は、キイチゴの実です。自宅近くに1本だけある木苺の実が黄色く色付き始めました。この実もヒヨドリなどの野鳥の餌になるので、食べたいのを我慢して残して置きました。
- 2010年5月26日(水) 22時
晴れのち曇りのち雨の天気でした。朝方は青空も陽射しもありましたが、昼前から本曇りとなり、17時頃から雨が降り出しました。でも長くは続かず20時頃には止みました。気温は最低19度で昼頃に最高22度となり、夜は寒い位です。
今夜も雨で望遠鏡はお休みです。今週は天気が悪い日が続いており夜が退屈です。今日は、午前中と夕方に別の事務所で会議があり、行ったり来たりの連続で落ち着かない一日でした。夕方に事務所に戻り、それから落ち着いて今日中の仕事を片付けて来ました。日本では日本では「今日できることは今日中に片付ける」です。でもラテン系では、「明日できることは明日にやろう」だそうです。
今日の画像は、富士山五合目にいた野鳥です。16日の富士山新五合目遠征で撮影した画像を再確認していたら、もう1枚残っていました。この画像が、本当に最後だと思います。多分・・・
16日の午後に富士山新五合目に到着し機材をセットした後、少し時間があったので、宝永火口を見に行こうと思い、宝永火口遊歩道を歩いていたら、前方を野鳥が歩いていたので撮影しました。野鳥の背中の色が、山肌の色にかなり近く迷彩状態になっていたので、止まっていたら気が付かなかったと思いますが、チョコチョコと動いていたので気が付きました。
今夜画像処理をしながらネットで調べたら、「カヤクグリ] か 「イワヒバリ」だと思うのですが、どちらか判りません。大きな画像はブログに載せました。
宝永火口遊歩道は、進むに連れて残雪が深くなり、途中で進めなくなったので諦めて戻りました。夏場に行く事があれば、再挑戦してみます。
- 2010年5月25日(火) 21時
晴れ時々曇りの天気でした。明け方は雲が目立つ空でしたが、その後は青空が見える空でした。でも薄雲の方が多く白っぽい空でした。夜も透明度が悪く、赤茶色の月が中空で鈍く光っています。気温は最低19度最高24度と少し蒸し暑い陽気です。朝から南西の風が強く時々唸りを上げて吹いていました。
今夜は、透明度が悪く土星も良く見えない状態なので、望遠鏡はお休みです。
今月の10日頃から半月近く口内炎に悩まされ、また18日からは咳が激しく、体調面でスッキリしない日が続いていましたが、今日になり両方とも、ほぼ治った感じです。咳は16日の富士山五合目の氷点下の気温で身体を冷やした為に、軽い気管支炎になっていた感じです。
17日の早朝、その富士山から帰宅途中で撮影した景色の画像がカメラの中に眠っていました。天体画像の処理に追われていたので、それらの画像を撮影していたことを完全に忘れていました。デジカメの画像をバックアップ用のHDDに保存中にその画像に気が付き、処理しました。
なお、16日に富士山に登る前、富士桜(豆桜の一種)も撮影しましたが、その画像が見つかりません。多分、五合目で天体撮影を開始する前に間違って消去した様です。富士桜はGWの頃に富士山や箱根などでひっそりと咲く桜なので画像を消したのは残念です。
今日の画像は、17日の朝の富士山です。富士山から降りる途中の水ヶ塚駐車場から撮影した富士山です。中腹にぽっかり開いた火口が宝永火口です。自宅からは見れない、ほぼ南側からの眺めです。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月24日(月) 22時
雨時々曇りの天気でした。昨日からの雨は昼前まで降り続きました。昼前後に一旦上がりましたが、その後、夕方まで再度小雨状態でした。でも日没後は、止んでいます。西日本では豪雨になり被害も出ましたが、雨雲が箱根を越えると雨は弱まった様で、本降りの時間は短めでした。
気温は朝は15度と低目で寒い位でしたが、その後は徐々に上がりました。日没後も上がり続けており、20時には21度を越えました。南西からの強風で湿った暖かい空気が流れ込んだ為に気温が上がっているようです。湿度も高く、気温が上がったので、かなり蒸し暑い陽気です。梅雨の前触れの様な天気でした。
太陽観測衛星SOHOの画像を日々確認していますが、先週の21日(金)頃から太陽の南半球に新たな黒点群が発生しています。半月ぶりの黒点群です。また今年も黒点は北半球に多く発生しており、南半球での発生は、久しぶりです。なお、北半球に発生する黒点群は、先行群が小さめで、東西の中間にも黒点群が発生する形で、不完全な双極群が多い感じです。それに比べ、南半球の黒点群は、先行群が大きく典型的な双極群が多い様に感じます。
同じ21日に打ち上げられた金星探査機「あかつき」が、振り返って地球を撮影した画像が、ネットだけでなくニュースや新聞でも公開されています。AstroAetsのサイトにも掲載されていますが、そのAstroArtsの記事には、金星の大気のイメージ画像も掲載されています。そのイメージ画像を見ると、金星の高度65km付近の雲の層に存在する二酸化硫黄が、紫外線で撮影可能な様になっています。金星観察のアマチュアが紫外線透過フィルタで撮影している金星の雲は、この二酸化硫黄の雲の様です。
今日の画像は、八重のオダマキです。妻が好きな花で、庭に咲いていた八重のオダマキを花瓶に生け、日々眺めています。花があると部屋が明るくなる感じです。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月23日(日) 18時
雨の一日です。雨は朝から降り始め、一時も止むことなしに降り続いています。気温は、朝は19度でしたがその後は徐々に下がり、夕方には16度と肌寒い陽気でした。
先週は、16日に富士山新五合目で撮影した天体画像の処理に毎夜追われ、また昨日は夏の暑さの中でのゴルフで、身体が疲れ切っています。今日の雨は、その身体を休める嬉しい雨でした。身体の疲れを取る為に、今夜は、ブログの更新もさぼって早目に休むことにします。
今日は、昨日のゴルフの結果の整理と参加者への報告、また来月の参加確認連絡を行ったり、床屋で頭の外側をリフレッシュなど、のんびり過ごしています。午後は、風邪で寝ている妻の変わりに近くのスーパーに行き、米や来週の食品買出しでした。
その合間に、16日の夜に富士山で撮影したケンタウルス座のオメガ星団の画像処理をやり直しました。18日にアップした画像は、元画像を1/2にリサイズして球状星団の部分をトリミングしていました。再度見直すと、縮小が中途半端で美しさに欠けた画像の様に感じられたので、縮小度合いを上げて、1/4にリサイズし、より広い範囲を画像化しました。再処理した画像 を 星雲・星団のページ の NGC5139 の画像集に掲載済みの画像と差し替えました。
今日の画像は、一輪草です。我が家の狭いに庭に可憐に咲いていました。妻が好きな花なので、咲いたので喜んでいました。
- 2010年5月22日(土) 23時
横浜は、晴れのち曇りの天気だったそうです。朝から薄雲が目立つ空でしたが、晴れ間も多い空でしたが夕方から曇ったそうです。栃木は薄雲が空を覆い、陽射しはあるけど青空が見えない空が続いていました。気温は最低18度最高26度とちょっと高目で、風も弱く蒸し暑い初夏の陽気でした。
昨夜は久しぶりの好天なので土星を撮影しようと早めに帰宅しましたが、南からの強風で土星像はモニタの中で暴れ回り撮影は諦めました。でも今日は月一の定例ゴルフなので、少し早起きして木星を撮影し様と思い、機材は片付けずにままにして置きました。
今朝のシーイングは相変らず悪く模様は良く判りませんでしたが、NEBと沈む直前の大赤斑は確認できました。淡化したSEBに変化はありません。今朝の木星画像 は、木星のページ に掲載しました。
木星を撮影後、急いで画像処理を行いALPO-Jに報告してから、ゴルフに出発しました。往きは東北自動車道の久喜ICの手間で約20分、その先の加須ICで約40分の事故渋滞に巻き込まれました。
最初の20分で計画していた余裕時間を使い果たしたので、次の40分をそのままにするとスタート時間に間に合わないので、久喜ICで一旦降りて下道を加須ICに向かう事にしました。8人乗りのワゴン車にはカーナビが無いので、私のカンナビ(感ナビ)で側道伝いに加須ICに向かい、20分以上短縮する事ができ、さらに加須ICからは空いていたので、スタート時間に間に合いました。
でも運転で神経を使い過ぎた為か、出だしの数ホールは、集中できず3パットの連続で自滅でした。午後は、パットは少し良くなりましたが、ケアレスミスが多くスコアーをまとめることが出来ず、11人中の5位と平凡な結果に終わりました。コースでは季節の花が咲いており、ウグイスの囀りや蛙の鳴き声が聞こえていました。それらの画像は、ブログに載せました。
今日の画像は、今朝の木星です。シーイングが悪く細部は全く判りません。淡化したSEBが気になるので気流の好転が待ち遠しいです。
- 2010年5月21日(金) 22時
快晴の一日でした。昨夜の雨は未明に止み、夜明け頃には晴れ上がっていた様です。陽射しがタップリだったので気温が上がり最低20度最高27度と横浜も今年最初の夏日となりました。こうなると上着もネクタイも完全に邪魔、勝手にクールビズ開始でした。
16日に富士山五合目で撮影した画像の処理がやっと終わりました。最後まで残っていたGPガイドパックに乗せた無改造のEOS
KissDX+Sigma 20mm F1.8 絞り2.8で撮影した画像から3画像を選んで星座の画像になる様に処理しました。
その3画像は、しし座、ケンタウルス座、ヘルクレス座 です。今は、しし座を中心にして西側に火星が、東側に土星が輝いており、面白い構図になっているので、20mmの広角で記録しておきたかった対象です。
高度が低いケンタウルス座は富士山五合目ならかなりの範囲が写ると思い、狙っていました。でも、低空に濃いモヤがあり、そのモヤが雲海の薄い部分を通った街明りで明るくなり、目一杯被った画像になりました。こんな状態だったので、オメガ星団や電波銀河の撮影時に十分な露出をかけられなかった別けです。
ヘルクレス座は、特に予定していませんでしたが、暗い天頂付近に横たわっていたので撮影しました。レンズにDiff2のソフトフィルタを付けたので、明るい恒星が広がって写っています。それぞれの画像は、星座画像のページ に追加しました。
今日の画像は、火星と土星に挟まれたしし座です。火星は、これから徐々にレグルスに接近し、しし座の中を土星の方向に動いて行きます。
- 2010年5月20日(木) 22時
今日は雨一時曇りの天気でした。午後に一時的に止む時間帯もありましたが、日没後にはまた本降り状態です。陽射しが無く、雨の一日、気温も上がらず最低18度最高20度と少し低目でしたが、湿度が高いので、動くと汗が滲む陽気でした。
今夜も16日に富士山五合目で撮影した画像の処理を続けています。雨の天気なので、空を心配しなくて済むので画像処理に集中です。R200SSで撮影した画像の処理は、昨夜で処理が全て終わっていますが、それらの銀河や星団を撮影中の暇な時に、GPガイドパックに共に無改造のEOS
KissDXとEOS KissX2を乗せて、星空を撮影していました。今日は、その内のEOS
KissX2+Canon EF100mm F1.8 絞りF2.8で撮影した星座の画像を処理しました。
まずは、ケンタウルス座のω星団NGC5139と電波銀河NGC5128のツーショットの画像です。両天体は、ほぼ南北に数度の間隔で並んでいるので、中望遠レンズで一画像に収まります。
次は、へびつかい座のθ星周辺の画像です。θ星の少し北側には、有名なS字暗黒星雲があります。θ星周辺には、S字星雲だけでなく、銀河の中に多くの暗黒星雲が存在しているので、色的には地味ですが面白いエリアです。
後は、100mmのレンズに収まる小さな星座として、こと座の全景 と かんむり座の全景 です。こと座の画像には、小さなリング星雲M57も写っていました。それぞれの画像は、星野画像のページ と 星座画像のページ に追加しました。
今日の画像は、へびつかい座のS字暗黒星雲です。S字暗黒星雲は、100mmでは小さ過ぎるので、R200SSかED103Sで再度撮影してみようと思っています。
- 2010年5月19日(水) 22時
晴れのち曇りのち雨の天気でした。明け方は青空も見えていましたが、通勤時間帯には雲が広がり、午後は雨となりました。陽射しが無いので、気温はそれほど上がらず、最低18度最高21度でした。
今夜も、富士山五合目で撮影した画像処理の続きを行いました。今夜は、R200SS+改造KissX2で撮影した残りの画像、りょうけん座の子持ち銀河M51、おおぐま座の回転花火銀河M101を処理しました。最初は、夏の銀河の散光星雲M8〜M16を撮影するつもりでしたが、南の雲海が消え南の空が明るくなったので、空が暗い北西方向の銀河狙いに方針を変更しました。狙いは、北の空が明るい三崎町では撮影し難いM51とM101を狙いました。
南の低空は、ISO800で4分しか露出できない状態でしたが、北西方向では、ノーフィルタのISO800で15分露出も余裕、20分露出まで可能な暗さでした。オートガイドも順調でした。まずM51を撮影し始めましたが、途中で風が強くなり、まともなガイドが出来ない状態になったのです。撮影した画像も使えないほどのブレだったので、R200SSを諦め、MiniBORG45EDに変更しようと思い、赤道儀を止め、R200SSを赤道儀から降ろそうと思った時に、急に風が弱くなったのです。
これなら行けると判断し赤道儀を再起動しました。本来はアライメントからやり直しですが、停止時間が短かったので、停止前に使っていたガイド星を入れ直して撮影再開でした。
M51を更に2コマ撮影後、M51で同期させてM101を導入し、15分露出で4コマ撮影し終わったのが3時過ぎでした。3時過ぎには薄明が始まるので、次は狙わず、ダークを撮影しながら機材を片付けました。16日に撮影した
M51の画像は、 M51の画像集 に、M101の画像は、M101の画像集 に追加しました。
今日の画像は、子持ち銀河M51です。暗い空でタップリ露出をかけることが出来、オートガイドもまずまずだったので、今までで最もまともな画像が撮影できました。
- 2010年5月18日(火) 23時
雲が目立つものの大きく広がる事は無く晴れの天気でした。温かい南風が吹き込み、陽射しもタップリなので気温は高くなり、最低17度最高23度でした。南風は一日中強く強風注意報が出ていました。
昨夜は、雑記帳を更新したあとに土星を撮影しました。シーイングは少し安定した感じで、土星面を通過直後のタイタンが土星の縁に写っていました。環は、一段と薄くなり、完全に串団子状態です。昨夜の土星画像 は 土星のページ に追加しました。
今夜は、16日に富士山五合目で撮影した画像を行いました。まずは、R200SS直焦点で改造KissX2にて撮影したケンタウルス座の電波銀河NGC5128です。NGC5128は、南中時の高度が11.7度低く、南の視界が開けている場所が必要なので、富士山五合目は最適です。
16日は、富士山の南側が雲海だったので、三島の街明りが遮られており好都合でしたが、低空にモヤがあり、十分な露出をかける事が出来ませんでした。光害除去フィルタ無しのISO800で4分露出が適正でした。
私のガイドシステムは、南方向の低空のガイド精度が悪く、オートガイドを行うと、赤緯方向のハンチングが激しくなり、まともに写せません。それに露出時間も短いのでノータッチガイドで撮影しました。16日に撮影したNGC5128の画像 は、星雲・星団のページ の NGC5128の画像集 に追加しました。
NGC5128の次ぎは、同じケンタウルス座の球状星団NGC5139(通称:オメガ星団)に挑戦でした。NGC5139は、NGC5128より更に高度が低く、南中高度は7.2度です。NGC5139も同じ撮影条件なのでノータッチガイドでした。
オメガ星団は、巨大な球状星団ですが、球状ではなく楕円体なので、過去に天の川銀河に吸収された矮小銀河の中心部との説もあります。オメガ星団は、2007年にも富士山五合目で撮影した事があるので7年ぶりの2回目です。16日に撮影したNGC5139の画像 は、星雲・星団のページ の NGC5139の画像集 に追加しました。
今日の画像は、NGC5139オメガ星団です。オメガ星団は、全天で最も巨大な球状星団で、視直径が36.3分と満月より大きさなのです。
- 2010年5月17日(月) 19時
晴れ一時曇りの天気でした。午前中は雲が目立つ空で、一時全天に広がりましたが、その雲も短時間で過ぎ去り、午後は快晴でした。乾燥した爽やかな風が吹き込み、快適な陽気です。気温は最低13度最高22度と平年並でした。
昨日の富士スカイラインは、1合目から2合目は雲の中、3合目付近で一旦晴れ、その上は霧の状態でした。新五合目に着いた直後から霧が下がり、三島方面は
見事な雲海が広がっていることが判りました。そのまま雲海が続けば、南の空が暗くなるので、南の星雲・星団を狙おうと決めて準備を始めました。
日没間に金星の拡大撮影を試みましたが、R200SSでは満足な画像にならないので諦め、16日の記事に追加した月齢2.4の月と金星を撮影して我慢でし
た。その後、北極星で極軸を合わせ、最初にケンタウルス座の電波銀河NGC5128を撮影し、続いてオメガ星団NGC5139を撮影しました。雲海のお陰
で、南の空は暗いのですが、低空にモヤがあり、十分な露出をかけられませんでした。
その後は、夏の天の川に並ぶ南の散光星雲を撮影しようと思っていましたが、雲海が消え始め、南の空が明るくなったので、迷い始めました。その時に、一緒に撮影していたTK_Starlightさんの 一言「北の空は暗いですね」で急遽、北西の空に回った春の銀河を撮影することに方針変更でした。薄明開始が3時過ぎなので、春の銀河は2対象しか撮影でき
ませんでしたが、暗い空に広がる満天の星や、明るい眼下の街明かりにも負けずに明るく横たわる天の川を満喫できた一晩でした。
今日の画像は、富士山五合目からの三島の街明かりです。雲海が消えると、三島の街明かりで、低空の空が明るくなる星が消えてしまいます。この様な時は、富
士山五合目の南の低空は、透明度の良い時の三崎町より明るい感じです。昨日の富士山で撮影した星雲・星団以外の画像は、ブログに載せました。星雲・星団の画像は、これからフラット画像を作成して処理になるので、少し遅れると思います。
- 2010年5月16日(日) 12時、17日(月) 19時追記)
雲が目立つけど、晴れ間も多く、晴れの天気です。気温は少し上がり、最低12度最高21度と平年並の様でした。。
昨夜は、予報通り雲に覆われ続けました。今日も夜明の頃から晴れ始めた様です。明日は、無給休業で休まなければならないので、今夜、駄目元で天体撮影に行こうと思っています。
GPV気象予報サイトの雲の変化予報では、今夜は、天城高原には雲が出るけど、富士山は晴れそうです。天城高原ゴルフコースの天気予報は一晩中晴れマークですが、風が雲が出易い南西や西からなので、天城高原は無理そうです。
また富士山の新五合目の工事規制は平日が厳しく、休日は一部開放されるので、富士山新五合目に行く積もりです。その結果は帰宅後報告します。今夜の報告では無く明日の夜の報告になることを祈って出発します。
右の画像は、その富士山新五合目で撮影した月齢2.4の月と金星です。この日は、予定通り富士山新五合目に行きました。道路が空いており、現地には、予定より早く16時過ぎに着けたので、明るい間に機材の準備ができました。暗くなり始めた頃に、TK_Starlightさんが到着され、二人並んでの撮影となり、一人ぼっちの寂しい撮影にはならず助かりました。
月齢2.4の月と金星の画像は、特別天体現象のページに追加しました。16日の夜の様子は、17日の雑記帳に記載します。
- 2010年5月15日(土) 19時
晴れのち曇りの天気でした。昨夜の雨は夜半過ぎに止んだ様です。夜明の頃から晴れ始め、午前中は晴れ間が広がりました。しかし好天は短時間で終わり、15時頃から急速に雲が広がり夕方には今にも雨が降り出しそうな曇り空でした。気温は最低12度最高19度と低目でした。
今夜は、富士山新五合目に天体撮影に行く予定でした。昨夜の天気予報では、今夜は曇るとなっていましたが、高気圧が東の海上に移るので、東から湿った風が流れ込み低層の雲が出るけど富士山五合目は雲の上の可能性があると考えていました。それで午前中は、完全に行くモードで機材の準備を進め、後は車に積めば出発の状態でした。
しかし、昼の天気予報で、西から新たな雲の筋が進んで来て今夜は本曇りになるとの予報です。気象衛星の画像を確認すると、確かに高層の雲が東進している事が判り、遠征は中止にしました。
さらにBlue Light Starさんのサイトの「富士山情報掲示板」を見たら、新五合目は工事中で場所が制限されているとの事でした。例の落石事故に関連した落石防護工事でしょうか。工事が完了するまでは、新五合目は避けた方が良さそうです。今夜行かなくて正解の様でした。
先週も天気が悪く、今週こそと思っていたのでガッカリです。もし明日の夜が晴れそうなら、明日こそ撮影に出かけ様と思っています。
今日の画像は、桑の実です。紗南ちゃんの散歩コースの途中にある崖に生えている桑の木に鈴なりに実っていました。食べて見たいけど、近付き難いので撮影するだけで我慢です。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月14日(金) 21時
曇りのち晴れのち曇り時々雨の天気でした。昨夜は曇り空で、夜中から夜明け頃まで時々小雨が降っていました。午前半ばから晴れ間が広がりましたが、午後にまた雲が広がり夕方は曇り空になりました。さらに日没こ頃からまた雨が降り出し、宵の口は本降り状態でした。天気が良くならないのは、関東南岸に地域性の低気圧が発生した為でしょう。気温は最低11度最高18度とまだ低目です。東よりの冷たい風が吹き込み、気温以上に寒い陽気でコートが欲しい陽気です。
毎朝、出勤前に紗南ちゃんの散歩をしていますが、今朝、面白い事に気が付きました。紗南は犬仲間ではない方が連れている犬には余り興味を示しません。
いつもは、すれ違うだけの年配の方と、ひょんなことで立ち止まって話を始めた。すると今までは、お互いに全く興味を示さなかった相手の犬と紗南がお互いに匂いを嗅ぎ合ったりじゃれ合い始めたのです。犬の行動は、飼い主の行動にかなり影響を受けていることを改めて感じました。
今日の画像は、アヤメです。アヤメ、カキツバタ、花ショウブが目立つ季節になりました。それぞれの見分けが難しいので定かではありませんが、水分が少ない歩道の脇に咲いており、背丈も低く、花も小さ目なのでアヤメだと思います。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月13日(木) 22時
晴れのち曇りの天気でした。朝は快晴で澄み切った青空が広がり、少し肌寒いけど爽やかな風があり、高原で目覚めたかと思えるような気持ちの良い朝でした。でも快晴は朝だけで、午前中から徐々に雲が目立ち始め、午後は曇り空になり、夕方からは小雨も降り出しています。気温は寒気の影響で最低11度最高20度とちょっと低目でした。
今朝は、上の方が真っ白な富士山がくっきりと見えていたので、いつもコンパクトデジカメではなく、一眼レフKissX2を持って通勤ウォーキングでした。途中の丘の上で富士山を撮影してから駅に向かいました。その前に、例のサクランボがどうなっているか確認に立ち寄ったら、見事に全部食べられていました。野鳥も満足だったことでしょう。
今日の画像は、今朝の富士山です。五合目付近から下は雪が消え地肌が見えていました。それより上は、まだ真っ白なので、一般の人の登山は無理そうです。大きな画像はブログに載せました。
その富士山ですが、既に富士スカイラインで五合目までは行ける状態です。今週の週末は新月直後なので、15日(土)に開通している富士山新五合目まで行こうと思っています。
東の海上に移動した高気圧からの北東風で大雲海発生を秘かに狙っていますが、晴れれば良しです。万が一、狸の皮ではなく、晴れぬ空の雲算用になったら初夏の富士山を楽しんでスゴスゴと引き返しましょう。
- 2010年5月12日(水) 22時
曇り時々雨のち晴れの天気でした。午前中前半は、昨夜の雨が残り時々小雨が降る天気でした。昼頃に短時間ですが雷雨が通過し、一時的な気温の低下があり、寒冷前線が通過した様な天候の急変でした。その後は急速に天気が回復し、青空が広がりました。朝は肌寒い陽気でしたが、陽射しが出ると気温が上がり平年並みに戻りました。気温は最低14度最高20度でした。
日本惑星協会が毎週水曜日に発信しているTPS/Jメール5月12日版のヒューストンレポートにスペース・シャトル・アトランティスの5月14日のフライトが最終フライトと決定されたとの記事が載っていました。
NASAは、3機のスペースシャトルを年内で引退させる方針でしたが、いよいよ引退に向けてのカウントダウンが始まった感じです。2回の大きな事故もありましたが、一時代を築いたスペースシャトルが引退すると寂しい気がします。
今週は、連日天気が悪く、望遠鏡の出番が無いので、過去の土星画像から1シーズン1画像を選び、環の傾きの変化が判る画像を作成しました。環の傾きは、1シーズン内でも微妙に変化するので、衝前後の画像に揃えたかったのですが、衝の頃に良い画像が無いシーズンもあり、多少は前後しています。
最初の土星撮影は1997年9月3日でした。それから今年の5月まで12年8ヶ月間になります。13シーズンの13画像を並べました。土星の公転周期は約29.5年なので、その半分にも満たない期間です。1公転を記録できるまであと17年、生き続けられるかが心配です。土星の環の変化を示す画像 は 土星のページ の最下段からリンクしました。
今日の画像は、その土星の環の変化を示す画像です。1997年と1998年はFilm、1999年から2003年はPicona、2004年から2006年はToUcam、2007年以降はDFK21AF04で撮影し、更にその間に、望遠鏡もR200SS、GINJI200N、248mmF5と変遷しており、画質も発色も異なっているので、見苦しい組画像ですが、環の傾きの変化は判ると思います。
- 2010年5月11日(火) 21時
雨時々曇りの天気でした。雨は夜明け頃から降り始めました。早朝は傘が無くても大丈夫な小雨だったので、紗南ちゃんの散歩も問題無しでした。通勤時間帯から雨脚が強まり、その後は時々止むこともありましたが、雨脚を変化させながら降り続いています。気温は低めで、朝から朝からほとんど変わらず、昼間の方が少し低目で17度から16度程度でした。
今朝、横須賀線が踏み切りの人身事故で、大船−久里浜間が1時間半ほど不通になっていました。その影響で京浜急行の混雑が激しくなり、上大岡で快速に乗る時、駅員に押し込んでもらう羽目になりました。三浦半島の鉄道は、横須賀線と京浜急行だけなので、片方が止まるともう一方に乗客が集中します。でも止まるのは何故か横須賀線ばかりですが。
職場の方は、会議の予定も無く、溜まっている仕事を片付ける積もりでしたが、思うようには行きません。何故か、予定外の作業依頼が集中し、終日、メールや処理に追われていました。
今日の画像は、電線に止まった野鳥です。ゴールデンウィーク中にハイキングで行った鎌倉で普段見かけない野鳥が飛んで来て、私の真上の電線に止まったので撮影しました。真下から撮影したので、羽根の模様が判らず、鳥の名前を調べる手立てがありません。
- 2010年5月10日(月) 21時
曇りの天気でした。午前中は時々薄日が射す時もありましたが、午後は本曇りとなりました。日没の頃から小雨がパラツキ出しています。気温は最低15度最高21度と平年並みの陽気です。
昨夜は、大河ドラマを見た後、メールやブログを行いながら、星空をチェックしていました。21時半頃になると、西から流れて来ていた薄雲が途切れ、晴れ間が広がりました。さらに、星の瞬きが弱くシーイングも良さそうだったので、機材を出して土星撮影の準備を始めました。
土星を導入して眼視で眺めると本体の模様もカッシーニの空隙も確認でき、気流の良さを感じました。しかし、先ほどまでとは逆に東から雲の帯が急速に迫って来ました。慌ててカメラをパソコンに接続し、ピント合わせを行いましたが、その時点で土星は見えなくなりました。
それまで無風状態でしたが、雲の帯が上空に達すると同時に東から冷たい強風が吹き始めました。東の方向から局地的な冷たい気団が通過した様な感じでした。その後も雲が多く、土星撮影は諦めて機材を片付けました。事前に機材を準備していれば撮影できたので、悔しいです。
今年の7月始めに、マックノート彗星(C/2009R1)が2等級程度に明るくなると情報あったので、これはと思いましが、日没時の高度が低いので観察するのは無理そうと判りガッカリです。
今日の画像は、モズです。昨日、画像蔵の整理をしていたら、今年の年初に撮影した画像が残っていました。季節外れの画像ですが紹介します。
- 2010年5月9日(日) 19時
薄雲が目立つけど、晴れ間も多く好天の一日でした。でも日没の頃には、晴れ間が少なくなって来ました。気温は最低15度最高23度とちょっと高目で、風も弱く、暑さを感じる初夏の陽気でした。
昨夜22時頃に雲が薄くなり、西の空に傾いた土星が見え始めました。でも土星は暗いので撮影は諦め、木星狙いに切り替えて早目に寝ました。今朝は3時半過ぎに起きてベランダに出ると、月と木星が見えていましたが、薄雲の残っている感じで両方共潤んでいました。撮影するか止めるか悩みましたが、駄目元で撮影の準備を始めました。
シーイングは相変らず、良く無いけど眼視でNEBが確認できたので撮影開始です。でも透明度が悪く、1/30秒露出での撮影は無理でした。フルゲインでさらにガンマーを持ち上げても1/16秒でやっと撮影できる状態でした。今朝の木星画像 は、木星のページ に掲載しました。
今日は、昨年他界した叔父に一周忌の法要でした。法要は五反田駅近くのお寺で行われ、妻と二人で参列しました。その法要は、二人のお坊さんにより営まれましたが、お坊さんの一人は、何とポーランド人でした。その方は、そのお寺で修行しているとの事で、流暢な日本語で会話も自然な上、読経も完璧だったので、ビックリでした。既にポーランドにお寺を建設済みで、帰国したら、そのお寺の住職になるそうです。布教活動をしない佛教がヨーロッパにも広がり始めている様なので、それも驚きでした。戒律に縛られるキリスト教やイスラム教では救いが得られないと感じ、修行で自己を見つめる仏教に傾倒する欧米人が増えているのかも。
今日の画像は、今朝の木星です。シーイングも透明度も悪く、何とか撮影できた状態で、細部は全く判りません。スッキリした木星画像を撮影できるのは、6月以降でしょうか。
- 2010年5月8日(土) 20時
晴れのち曇りの天気でした。昨夜の雨は夜半前に上がり、夜明の頃には晴れ始めた様です。昨夜、寒冷前線が通過したので、今朝は快晴で涼しく爽やかな風が吹いており清々しい朝でした。天気予報では終日晴れでしたが、午後から薄雲が広がり青空が消えました。気温は、最低16度最高22度と予想より低目で平年並でした。
今日は好天の予報だったので、夕方の金星から火星、土星、明朝の木星と惑星三昧(四枚かな)を狙っていましたが、予報が外れて曇り空、望遠鏡はお休みかな?
昨年の総選挙の時に、民主党のマニフェストの一つ「高速道路無料化」に関して、「自動車利用者が増加しCO2の増加、高速道路の混雑、交通機関の赤字化の心配は無いか」との質問をメールで行ったら、「公共交通機関から自家用車に移る人は少なく、一般道路から高速道路に移る人が多くなるので、一般道の渋滞が減りCO2が減少する。公共交通機関の赤字化の心配も無い」の回答でした。公共交通機関から自家用車に移る人は少ない筈は絶対に無いと感じたので、机上の空論だと感じていました。
環境省が昨日公表した、高速道路の休日上限1000円の影響に関する試算結果では、鉄道から自動車利用に切り替えた人が年間延べ4千万人、自動車の総走行距離が休日だけで約0.3%増え、昨年度のCO2排出量は導入前より約1.1%(287万トン)増加したとの事でした。
なお、国交省は、現時点でも高速無料化を実施すると「自動車の総交通量は変わらないが、高速道路の総走行距離が3%増え、高速道路の方が一般道より燃費が良いことから、CO2排出量は0.1%(25万トン)減る」と試算しているそうです。高速無料化で自動車の総交通量が変わらないなど、誰が考えてもありえない事だと思います。官僚も選挙で選びたいです。
今日の画像は、藤の花の蜜を吸う熊蜂です。家の近くの公園の藤棚の花の開花が遅れていました。でも、5月に入ってからの好天で、その藤棚の花がやっと満開になりました。その藤の花が大好物の熊蜂が何匹も藤棚の回りを舞っていました。藤棚の花の画像を含め、大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月7日(金) 21時
曇りのち雨の天気でした。雨は、昼過ぎから降り出し夕方には一時的に本降りだった様です。気温は最低18度最高21度と日中の気温は平年並みに下がりました。でも朝は生温い湿った南風が吹き込み、蒸暑く上着は手荷物でした。
先月の事業仕分けで廃止が決まった宇宙航空研究開発機構の情報センター“JAXA i”が大人気との事です。私も仕分け以前は“JAXA
i”の事を知りませんでした。PR不足だったと感じます。
4月中旬に発生したメキシコ湾の原油採掘プラットフォームの爆発事故で海底に残った掘削パイプからの原油の流失を止められず、海洋汚染が拡大しており心配です。このままでは、史上最大級の海洋汚染に発展しそうです。
原油の流出を止めるには、1.海底の掘削パイプを塞ぐ/2.パイプの漏洩箇所にケースを被せ、そのケースから漏洩した原油を吸い上げる/3.漏洩箇所の近くに新たな掘削パイプを入れ、そこから原油を吸い上げ、漏洩している掘削パイプへの噴出し圧力を低下させるの3つの案があるそうです。
ロボットを使った1.案は成功せず、今度は2.案を実施するそうです。この方法は一時凌ぎだそうですが、成功することを期待しましょう。恒久的には、3.案+1.案だと思いますが、実行には数ヶ月から年単位の期間が必要だそです。
今日の画像は、オダマキの花です。GW中に遊びに行った義母の家の庭に咲いていました。他の花も含めて大きな画像はブログに載せました。
- 2010年5月6日(木) 21時
薄雲が目立つけど青空も広く、晴れの天気でした。気温は朝から高く、最低18度最高25度と夏日でした。でも西風が強めだったので少しは凌げました。
ゴールデンウィークが終わり、今日は出社でした。連休始めに冬の背広をクリーニングに出したので、今日から夏の背広でしたが、今朝の暑さでは、夏の背広も手荷物状態でした。今日、沖縄と奄美地方が梅雨入りしたそうです。え〜もうそんな時期なのとビックリでした。
日没頃に一旦広がった雲は、宵の口には少なくなりましたが、今夜は風が強く、望遠鏡を出すのは無理そうです。
ゴールデンウィーク後半は薄雲が空を覆っている日が続きましたが、気象庁の気象データは晴れです。不思議に思って気象用語を確認したら、薄曇りで青空が見えなくても薄日が射して地面に影が出来る状態なら晴れだそうです。雲量が80%までは晴れと合わせて、天文マニアは天気予報の晴れを信じない方が良さそうです。
今日・明日を休んで大連休にする人もいるだろうから今朝の通勤電車は多少は空いているかと思っていましたが、予想は完全に外れて、いつも以上に超満員状態でした。
日本惑星協会のサイトの今週のPSコラムに「受容の名人から発信の匠へ」という記事が掲載されています。読んでみると、なるほどと頷ける内容でした。日本人の資質や日本の歴史・文化・風土・風習を今一度見直す時期ではないかと感じています。でも、日本惑星協会の活動とは関係が少ない記事とも感じました。
今日の画像は、サクランボの実です。通勤ウォーキング途中にある公園のサクランボの実が、今年も色付始めていました。熟したら味見をしたいけど、野鳥にとって格好の餌なので、熟す前に無くなりそうです。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2010年5月5日(水) 子供の日 20時
今日は、晴れの天気でした。薄雲は夜明頃から薄くなり、その後は透明度は低いけど青空も広がり、好天の一日でした。夕方からまた薄雲が目立ちだし、日没の頃には青空が少なくなりました。気温は最低17度最高24度と夏日直前の暑い陽気で、陽射しの中では半袖でも汗が流れました。ただ、午後から涼しい西風が強まり、過ごし易くなりました。
7連休のゴールデンウィークもあっと言う間に最終日となり、明日から会社です。後半は薄雲が目立つ天気でしたが、ゴールデンウィーク中、全く雨に降られませんでした。この様な好天のゴールデンウィークは50年ぶりだそうです。爽やかな季節、好天に恵まれ、鎌倉への2度のハイキングも楽しめ、義母の家にも行け、また、惑星の撮影も少しは出来、結構楽しめた感じです。
今朝は木星の大赤斑が表面で見れるチャンス、更にジェット気流も弱まる予報だったので、木星を撮影したいと思い、4時前に起きましたが、月が薄雲で滲んで見えるだけで恒星も木星も見えませんでした。再度寝床に戻り、7時前に起きたら青空・・・晴れ間が数時間早く巡って来てくれたらと思うと悔しいです。
太陽黒点が出始めていたので、昼前に撮影してみました。実際撮影すると、昨日の太陽観測衛星SOHOには写っていなかった新たな黒点群が北半球高緯度の西側に発生していました。逆に昨日まで有った2個の黒点群は衰退しており、撮影した画像には写っていませんでした。今日の太陽黒点の画像 は、太陽のページ に追加しました。
今日の画像は、今日の黒点群です。低倍率では、単純の双極群に見えましたが、拡大画像では、3極群の様な感じで各極もかなり複雑になっています。
- 2010年5月4日(火) みどりの日 19時
薄曇の天気でした。陽射しはたっぷりでしたが、青空はほとんど見えない空でした。気温は最低17度最高22度と高目でしたが、予報ほどは上がりませんでした。関東地方に北上した南洋上の雲が居座り、晴れ間が出ない感じです。
2日の鎌倉往復ハイキングの疲れが出始め、足が重たいけど、昨夜は曇り空だったのでしっかり寝たので、身体は楽になりました。今日は穏やかな陽気なので、午前中に紗南ちゃんを洗濯しました。久しぶりに洗って上げたので、毛がサラサラになり触り心地が良くなりました。
午後は、家族サービスのショッピングでした。ショッピングのついでに、ハイキングで欲しくなったトレッキングシューズも買って来ました。これで少しは楽に歩き回れそうです。
太陽観測衛星SOHOの画像を見たら、小さいけど複数の黒点群が出始めています。先月は、目だった黒点が無くなったいたので、また活動が停滞かと心配でした。急激な活動の活発化はなさそうですが、増えたり停滞したりの繰り返しで、徐々に活動が活発化するのかも。
今日の画像は、鯉幟です。明日5日は子供の日なので、鯉幟の画像にしました。ツツジに囲まれた公園では、爽やかな風に舞う鯉幟の様に子供達が元気に飛び回っていました。鯉幟の大きな画像やツツジの画像をブログに載せました。
- 2010年5月3日(月) 憲法記念日 20時
天気予報は晴れマークが並んでいますが、薄雲が目立つ曇り時々晴れの天気でした。昨夜の未明から南の洋上にある前線の雲が北上し、関東地方南岸に薄雲が広がっていました。陽射しが弱く、気温も予想より低目で、最低13度、最高21度と平年並でした。
昨日は、木星の撮影で4時起きだったので、時間が余り、また特に用事も無いので、暇つぶしに再度鎌倉へ行ってきました。30日のハイキングでその面白さに目覚めてしまった感じです。昨日は、円海山から天園へのコースにしました。円海山まではかなり急な上り坂でしたが、円海山から天園までは、アップダウンが少ない尾根伝いで楽でした。
天園からは、北鎌倉の名月院に降り、名月院からは、鎌倉見物の観光客に混ざって歩き、鎌倉八幡宮に11時半に到着でした。8時半に出発したので片道3時間でした。当初は鎌倉をハイキングする積もりでしたが、行楽客が多い鎌倉を歩くのが嫌になり、天園経由で戻る事にしました。
疲れていたので、割と平坦な瑞泉寺から登る事にしました。途中で昼食を取りながら一休みし、来たコースを戻り、最後は円海山の手前で氷取沢市民の森に降りて帰宅でした。家に帰って来た時は、足に豆が3つ出来ており、クタクタでした。14時半に帰宅できたので往復6時間、約20数kmのハイキングでした。鎌倉からの戻りのコースが最も楽な感じなので、次回は家族と一緒に行こうと考えています。ハイキングの様子と画像はブログに載せました。
今日は憲法記念日GWの真っ只中、行楽地も高速道路は大混雑の様です。昨夜は、急に八王子の義母の家を訪問でした。山形の義弟一家が義母の家に来ているので我が家も集まっての宴会でした。夕方の保土ヶ谷バイパスから16号線は渋滞しており普段の約2倍の3時間がかりでした。義母の家に着き、義弟と飲み始めましたが、疲れた身体にビールが染み渡りました。でも昼間の疲れで酔いが早く、1時間後にはバタンキュ〜でした。
今日は、皆で八王子の中華レストランでランチを食べ、その後、紗南ちゃんが留守番をしている我が家に帰宅しました。帰りも大渋滞で、3時間かかりでした。
今日の画像は、建長寺の全景です。建長寺コースの終点の展望台から撮影しました。この展望台から左したへ下れば建長寺ですが、建長寺の拝観料300円を支払う必要があるので、そちらは止めて右方向の名月院に進みました。ハイキングが目的なので、既に何度も拝観している建長寺を拝観することは不本意としました。
- 2010年5月2日(日) 16時
連日の好天でした。昨日は完全に雲一つ無い快晴でしたが、今日は、時々小さな薄雲が流れていたけど、広がることはありませんでした。2日連続の快晴は2月上旬以来かも。気温は最低12度最高21度、平年より暖かく日差しの中では汗ばむ陽気でした。
昨夜は、宵の口の火星から始まり、土星、夜明け前の木星と惑星を梯子でした。まずは、薄明が残る時間帯に火星を撮影でした。久しぶりに撮影した火星はかなり小さくなり、視直径は7.5秒となっていました。火星の赤道部分の東側(画像の右側)が明るくなっていますが、ダストストーム(砂嵐)が発生している様です。昨夜の火星画像 は、火星のページ に載せました。
火星を撮影後、風呂と晩酌を済ませ、土星を撮影でした。撮影時に、土星面を通過した衛星タイタンが見えており、左上にポツンと写りました。昨夜の土星画像 は 土星のページ に追加しました。
最後は、今朝の木星です。土星を撮影後、機材を片付けなかったので、4時起きでも早目に撮影が出来ました。高度が低く、流れの速い川底を見ている様で、木星が激しく揺らめいていました。大赤斑が見え始めているタイミングでしたが、姿を確認できませんでした。今朝の木星画像 は、木星のページ に掲載しました。
今日は、また鎌倉までハイキングでした。先日とは別のルートで行き、往復ハイキングに挑戦しました。足はかなり疲れましたが、6時間で往復できました。また楽なルートを見つけたので、次回からは多少は楽に行けそうです。今日のハイキングの様子は後日紹介します。
今日の画像は、昨夜の火星です。今の火星は、地球から約1億9千万km、600m先の1円玉のを眺めている感じです。でもシーイングが予想外に良く、何とか北極冠などの模様とダストストームを捉える事が出来ました。
- 2010年5月1日(土) 19時
快晴の気持ちが良い天気でした。空の透明度も高く、久しぶりに富士山が見えました。気温は最低11度最高20度と平年並みで風も弱く穏やかで過ごし易い陽気です。
今日から5月、梅雨前の爽やかな季節なので、好天が続いて欲しいです。その初日は、春本番で初夏の匂いを感じる好天、ベランダには大量の洗濯物と布団が並びました。冬の背広やコートをクリーニングに出したので、洋服ダンスの中もスッキリです。
今月の見物な天体現象を紹介します。今月は数が少な目ですが、かなりの見物があります。16日(日)の夕方、月齢2の極細の月と金星が1度以下に大接近です。低倍率の望遠鏡でも月と金星を同時に見ることが出来る程です。日曜日の夕方なので、観望や撮影にも最適で、天気が良ければ最高の天体ショーになるでしょう。
後は、26日に水星が西方最大離隔を向え、夜明前の東の空で水星を眺めるチャンスです。今月の下旬は、一晩もしくは一日で、その水星を含め惑星を全て見れるチャンスなのです。明け方の空には水星・木星・天王星・海王星が並び、夕方の空には金星・火星・土星が並びます。一日の間に惑星を全て眺める惑星マラソンに挑戦したいと思っています。
木星に続いて、そろそろ金星も撮影したいとおもっていました。ただ、今の金星は16時半頃には、自宅の屋根に隠されてベランダからは狙えなくなります。そこで、太陽でアライメントを行い金星を自動導入しての撮影でした。風が強く、金星はモニターから飛び出すほど揺れ、シーイングも最悪な状態でしたが、何とかラグビーボールの様な楕円状に撮影できました。今シーズン最初の金星画像は、新設した2010年の金星のページに掲載しました。
昨日の鎌倉までのハイキングの後半、天園から鎌倉八幡宮まので様子と画像をブログにアップしました。天園の標高は159.4mで、横浜市の最高地点で、鎌倉市外の眺望が素晴らしい場所でした。天園ハイキングコースは、瑞泉寺・鎌倉宮・建長寺・明月院・覚円寺への5ルートがあり、昨日は建長寺へのルートを選びました。でも途中で足が痛くなり、八幡宮に近い覚園寺への枝分かれルートに変更でした。八幡宮はGW中だったので、観光客や課外授業の生徒達で混雑しており、人波を掻き分けて進む状態でした。今年の強風で根元から折れた大銀杏ですが、戻された根から多くの若葉が芽生えており、生命力の強さを感じました。
今日の画像は、1日恒例の紗南ちゃんです。相変らずオモチャ状態の紗南ちゃん、今回は長女のメガネをかけられ、戸惑っている姿です。メガネ越しに見えた世界はやはりぼやけているのかな?この画像も紗南ちゃんのページに追加しました。
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