このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2003年12月31日(水) (14,200歩)
晴れのち曇りの天気で、天気は少し崩れましたが、雨が降るほどの崩れではありませんでした。
大晦日、我が家の2003年も穏やかに暮れていきます。万歩計は1年で543万歩に達し、目標の500万歩はクリアーできました。大掃除の仕上げは、和室の2組の障子の張り替えでした。そして今年最後の大仕事は、年越し蕎麦作りです。毎年恒例の手打ちの年越し蕎麦を作り、年末の作業は終了です。後は紅白歌合戦を見ながら、晩酌で寛ぎ、仮眠後初詣です。初詣は、近くの富岡八幡宮で、年越しの祈祷を上げてもらいます。
部活と塾が終わった次女は、一足先に八王子の義母の家に行き、長女はアルバイトの後友達と初詣から初日の出を見に一晩中外出なので、妻と二人だけの年越しとなります。
雑記帳も無事に1年間書き続けることが出来ました。これも、日々訪問して頂いている読者の皆様のお陰であり、感謝申し上げます。2004年は、どんな年になるのか、期待と不安が交錯する気持ちですが、皆様におかれましては、よい新年をお迎え下さい。取り留めも無く拙いサイトですが、来年も宜しくお願いします。
2003年最後の画像は、年越しの手打ち蕎麦です。今年は繋ぎの小麦粉を1割程度におさえた9割蕎麦に挑戦しました。小麦粉の代わりに、大和芋を少し加えて割れるのを防ぎなんとか蕎麦らしく作る事が出来ました。
- 2003年12月30日(火) (14,300歩)
快晴の冬晴れで穏やかな一日でした。年末に好天が続いたので、色々と助かりました。日没後は薄雲が目立つ状態です。
午前中は、門松を飾り、神棚や仏壇に鏡餅を飾りました。それから墓参りにも行って来ました。毎年年末にお墓の掃除を兼ねて墓参しています。お墓に小さな鏡餅、正月らしいお供えや花、お酒を供え、線香を上げて来ました。
午後は大掃除4日目で、台所の食器棚や冷蔵庫やレンジ台の掃除でした。食器棚は、中の食器をそのままにして動かしたので神経を使いました。また冷蔵庫の上は、油汚れが強かったので、レンジ用の洗剤を使っての拭き掃除でした。後は障子の張り替えだけなので、それは明日に回しました。
天城山でEOS-10D+広角レンズで撮影した星座の画像の処理が終わったので、EOS-10Dで撮影した星座・星野のページに追加しました。たまにしか遠征ができないので、欲張ってより多くの対象を撮影したいとの気持ちが強く、構図やピントや露出時間に配慮不測で、不満の残る画像が多くなりました。次回からは欲張らず、慎重な撮影に心がけたいと反省しています。
オリオン座といっかくじゅう座の撮影では、R64フィルタでの撮影も行い、その画像をR画像としたRGB合成を行ってみました。その結果、Hαの淡い星雲のバーナードループやエンゼルフィッシュ星雲などがはっきりと見える画像が得られました。これは大きな収穫でした。夏の星座等でも試して見たい所です。
今日の画像は、車に付けた正月飾りです。以前は車の前に付けていましたが、高速道路を走行中に飛んで行ってしまったので、運転席に付けることにしています。これなら雨が降っても大丈夫だし。大掃除も終わり、正月の飾り付けが済み、やっと正月気分が湧いてきました。
- 2003年12月29日(月) (14,600歩)
薄雲が時々流れて来ましたが、冬晴れの天気が続いています。日中は南からの強風が吹き荒れ、暖かな陽気でした。
昨夜から今朝にかけてシーイングが落ち着いていたので、火星に続き、寝る前に土星を撮影し、今朝も早起きして木星を撮影しました。それぞれ、2003年の土星のページ と 2003〜2004年の木星のページ に追加しました。
大掃除3日目は、玄関、風呂場、階段、廊下、照明器具類と仏壇、神棚の掃除でした。残すは台所の食器棚と冷蔵庫のだけとなりましたが、途中で切り上げ、銀行、郵便局、スーパーに行きましたが、どこも大混雑で、年末を感じました。車の洗車をする時間がなくなったので、行き付けのガソリンスタンドの洗車機で洗ってもらいました。疲れて来たのでちょっと手抜きです。ガソリンスタンドは、やはり洗車に来ている車が多く、30分ほど待たされました。
天城山で撮影した画像の内、星雲・星団の処理は終わりました。引き続き広角レンズで撮影した星座の画像をアップしたいのですが、今日は時間が無くて処理できませんでした。処理後、順次アップして行きます。
今日の画像は、昨夜の土星です。このシーズンとしては結構良く撮れました。
- 2003年12月28日(日) (10,000歩)
冬晴れの快晴の一日でした。風はなくなり、日中は比較的に暖かな過ごし易い陽気でした。
大掃除2日目は、2階の私の部屋や子供部屋の箪笥や机や本棚を動かし、後ろの埃を取ったり、壁や額等の掃除をしました。重い家具を動かしたので、身体の節々が痛みます。ここ2〜3年家具の後ろの掃除をしていなかったので大量の埃が溜まっていました。大掃除はまだまだ終わりそうにありません。
先日の天城山で撮影した画像ですが、今日は、おおくま座の銀河M81&M82 と おとめ座の銀河M104(ソンブレロ星雲) の処理ができたので、EOS-10Dのページに追加しました。
夕方、久しぶりに火星の撮影を行いました。冬型の気圧配置が弱まったので、シーイングが落ち着いており、何とかピントも合わせられ撮影できました。火星の視直径は8秒台となり、かなり小さくなっていますが、何とか模様らしき物が写りました。今日の火星の画像は、2003年の火星のページに追加しました。
今日の画像は、おおくま座の銀河M81です。私はこの銀河の形が好きです。
- 2003年12月27日(土) (11,400歩)
昨夜の雨は、未明には雪に変わった様で、横浜でも初雪との事でした。明け方まで雲が残り、その後も時々雪雲が流れて来ましたが冬晴れの一日でした。午後は猛烈な北風が吹き荒れ、底冷えがする陽気でした。夕方には雲一つ無い快晴となり、金星や月が眩しいほどに輝いていました。
大掃除開始です。まずは例年年末恒例の家中の窓を洗いです。合計11ヶ所の窓ガラスと網戸を外して風呂場に持ち込み、バスマジックリンで汚れを洗い流します。窓ガラスを取り外した窓枠のも水を流して汚れを取りきれいにします。かなり疲れる作業ですが、窓の汚れは完璧に取れるのですっきり出来ます。妻は、台所や居間の掃除をしていました。明日は、家具の後ろのほこり取りの予定です。
火星で行方不明となっている欧州の火星探査機の着陸機ビーグル2ですが、地球からの電波望遠鏡による捜索でも確認が取れず絶望の様子です。
先日の天城山で撮影した画像ですが、今日は、おうし座のかに星雲M1 と いっかくじゅう座のバラ星雲 の処理ができたので、EOS-10Dのページに追加しました。
今日の画像は、そのバラ星雲です。望遠鏡の直焦点では、大き過ぎてはみ出してしまいました。200mmの望遠レンズでも撮影すべきでしたが、明け方近く疲れており、レンズを変える気力が出ませんでした。
- 2003年12月26日(金) (14,000歩)
晴れのち曇りの天気でした。また寒くなり始めました。でも今週の暖かさは異常です。日中だけでなく夕方もコート無しで我慢できるほどでした。
今日は会社の御用納めでした。午前中は通常勤務でしたが、午後はお客さんの所に挨拶に行きました。挨拶から戻ると、室内の大掃除、最後に納会です。ちょっとしたツマミを肴にビールで乾杯し、日本酒を少し飲んで今年一年の苦労を労い合いました。明日から九連休、でも魔の大掃除が待ち構えています。憂鬱・・・
欧州宇宙機関の火星探査機マーズ・エクスプレスが火星周回軌道への投入に成功したそうです。しかし、火星着陸機ビーグル2からの信号が確認できず行方不明とのこと。着陸失敗でしょうか?心配です。
11月7日の雑記帳に書きました架空請求の詐欺メールを発信した詐欺師が逮捕された様です。30万人にメールを発信したそうです。迷惑な奴です。厳罰に処して欲しいですね。なお、24人から払込があったそうです。同様の詐欺が多いので皆さんも気を付けて下さい。
先日の天城山で撮影した画像ですが、今日は、オリオン座の大星雲M42 と 馬頭星雲の処理ができたので、EOS-10Dのページに追加しました。EOS-10Dは、FujiFilmのS2Proと比較すると、赤い星雲の発色が良いことが確認できました。それが主な理由でS2Proから乗り換えたので結果に満足しています。その内にEOS-10Dを使用した感想を書きますが、操作面でもS2Proよりかなり使い易いと感じています。さらにタイマーコントローラ“TC-80N3”が、非常に便利で撮影がかなり楽になりました。
今日の画像は、その馬頭星雲です。わずか数分の露出でこれだけ写れば満足です。
- 2003年12月25日(木) (19,000歩)
5日間続いた快晴の冬晴れも一段落で、晴れ一時曇りの天気でした。予報では明日から寒くなるそうです。体調に気を付けて風邪を引かぬようにしなければないません。
昨日は長女が友達とのクリスマスパーティーで家にいなかったので、我が家では一日遅れのクリスマスパーティーを次女の手作りのシホンケーキで行いました。
宇宙にも色がある様です。その色は、宇宙に満ちている星の色の影響だそうで、初期の宇宙は青い色だったそうですが、現在は赤い様です。これは、宇宙が若い時は、星も若い青い星が多かったのに対して、現在はその様な若い星が少なくなり、歳をとった赤い星が多くなっているからだそうです。温度の高い青い星は、温度の低い赤い星に比較して寿命が短いので、赤い星の方がより長く残ります。青い星が少ないと言うことは、新しく誕生する青い星が少なくなっている事になります。まるで、今の日本の人口傾向と同じですね。
先日の天城山で撮影した画像ですが、今日は、200mmのレンズで撮影したプレヤデス星団M45 と カリフォルニア星雲NGC1499を EOS-10Dのページに追加しました。M45は望遠鏡でも撮影しましたが、鏡に露が付いていた様で、滲んだ画像になっていました。またカリフォルニア星雲は、大き過ぎて望遠鏡の直焦点ではEOS-10DのCCDに収まり切れませんでした。両方とも、星雲を強調する為、かなり強い目の画像処理を行ったので、コントラストの強いギスギスした画像になってしまいました。
今日の画像は、そのカリフォルニア星雲です。アメリカのカリフォルニア半島に似ているの、この名前が付いています。
- 2003年12月24日(水) (14,000歩)
冬晴れが続いています。5日目の快晴で、風も無く気温も高めで過ごし易い感じです。
昨夜は、友人のお陰で復活したインクジェットプリンターで年賀状の印刷を終えました。あとは手書きの一言を添えれば完成ですが、今度の週末には大掃除が控えているので、今週中には終わらせないとまずいので少し焦っています。
今朝も木星を撮影しました。昨日よりシーイングが悪く、寝ぼけた感じの木星像となりましたが、木星のページに追加しました。
天城山で撮影した天体画像ですが、まとまった時間が取れないので少しづつ処理しております。今日はアンドロメダ大星雲M31の処理が出来たので、EOS 10Dのページに追加しました。望遠鏡の直焦点撮影画像 と Canonの中望遠レンズEF200mmF2.8Lによる画像を載せました。200mmでの3分露出も結構良く写りました。望遠鏡の直焦点には収まり切れない大きさなので、中望遠レンズの方が良い感じです。
宇宙には地球型の惑星がかなり多く、ありふれた存在ではないかとの研究報告が発表されました。もし本当なら、地球外にも生命が存在する惑星も確立も高かくなります。いつになるかは判りませんが、地球外の知的生命体との遭遇が期待できそうです。
今日の画像は、町内で一番目立つイルミネーションです。天体画像が続いたし、クリスマスイブなので趣向を変えて載せました。
- 2003年12月23日(火) 天皇誕生日 (11,600歩)
今日も快晴の冬ばれでした。4日連続の快晴となり、やっと冬らしくなって来ました。気温は高めで、日中は暖房が無しで過ごせました。
昨日が年休だったので4連休となった、天皇誕生日の今日は充実した一日でした。朝、起きて直ぐに木星を観察すると、シーイングがよく、縞模様が確認できたので、撮影しました。午前中は、鳴き叫ぶ秋人と格闘しながら秋人を洗濯し、それから床屋に行ってさっぱりして来ました。午後は友人の家にプリンターを持って行き修理をしてもらいました。
昨日、年賀状のプリントを開始したら、マゼンダが一列置きに印刷されず、縞模様が発生するのです。量販店に問い合わせるとノズル部分の交換が必要との事ですが、入手は年明けになるとの事で、年賀状がピンチとなりました。某メーカーのインクジェットプリンター部門の部長をしている友人に問い合わせたところ、ノズル部分の電気回路の異常で、やはりノズル部分の交換が必要との意見でした。幸いな事に、同じ部品を持っているとの事だったので、今日、彼のところにプリンターを持ち込んで交換してもらいました。今使っているプリンターは、彼に相談して購入した物です。持つべきものは友です。感謝感謝。
日没後、火星の撮影しようと思いましたが、ピントを合わせる事が出来ず断念しました。小さくなった火星と現在のシーイングでは、私の望遠鏡の能力を超えている感じです。
日曜日に撮影した天体画像ですが、今日は三角座の銀河M33の処理が出来たので、EOS-10Dのページに追加しました。
今日の画像は、今朝の木星です。今シーズンで初めてまともな画像が得られました。NEB(下側の縞模様)がにぎやかな事や、SEB(上側の縞模様)が南北に濃さが違う事が確認できます。今朝の木星は、2003〜2004年シーズンの木星のページに追加しました。
- 2003年12月21日(日) (13,000歩)〜22日(月) (10,200歩)
今日(22日)の明け方に一時的に雲が広がった以外は、2日間快晴の天気が続いています。今日は冬至です。
昨日(21日)は、星見で伊豆の天城山まで遠征しました。日曜日の昼過ぎに自宅を出発し、鎌倉〜江ノ島〜西湘バイパス〜小田原〜熱海〜伊東の道中で、快晴の天気の下、遠く富士山を眺めながら、目的地に向かいました。途中鎌倉から江ノ島まで渋滞に遭いましたが、それ以外は順調で、目的地の天城山駐車場には16時頃に着きました。そこは、天城高原ゴルフ場の敷地の中ですが、ゴルフ場の駐車場とは別の公共の駐車場で、天城山をハイキングする人が主に使う様です。かなり広くトイレも完備していました。
山の上だけあって、16時の気温が0度と低かったのですが、夜になってもそれほど下がらず、朝まで−1度で一定でした。風も少なく、なんとか我慢できる寒さでした。そこは、天文マニアに良く知れた場所の様で、私の前に同好の人が1名おり、また後から2組到着しました。
夜空の具合は、北西〜北〜北東は都市の明かりの影響が残り、多少明るいのですが、南の空は最高です。白鳥座からカシオペア座の天の川が良く見え、オリオン座周辺の冬の天の川も微かに見える感じでした。雲海で下界の明かりが遮られた時の富士山五合目には負けますが、かなり条件は良さそうです。
星見の方ですが、色々なハプニングがありましたが、ほぼ順調でした。Canonの一眼レフデジカメ
EOS 10D での初の本格的な撮影で、20mmと200mmのレンズの無限遠の位置を探すのに苦労しました。さらに、R200SSの直焦点ワイドアダプターの取り付けネジが途中で行方不明になり慌てました。極めつけは、深夜24時頃に、反射望遠鏡の主鏡や斜鏡が結露して撮影が困難になってしまいました。氷点下数度の富士山五合目でも起きなかった事です。海が近いので湿度がたかいのでしょうか?車の中に望遠鏡を入れ、暖房で暖めて結露を取り去りましたが、1時間ほどロスした感じです。
今朝は、5時頃に撮影を終了し、伊豆スカイライン〜箱根〜西湘バイパス経由で帰宅しました。伊豆スカイラインでは雄鹿と出くわし、危うく衝突しそうになり、眠気がいっぺんで吹き飛びました。また、箱根周辺は道路が凍結しており、伊豆スカイラインの選択は良くなかった感じです。今日は年休を取って休みとしましたが、子供達のクリスマスプレゼントの準備などで、休む間もありません。これからも年末の忙しさで画像処理をする時間がないので、撮影した画像は、徐々に公開します。今日は1時間程度の仮眠しか取っていないので、ユズ湯に浸かっていたら、風呂の中で眠りそうでした。
まず、リニア彗星(C/2002T7)の画像をアップしました。リニア彗星は三角座の銀河M33に接近中なので、200mmのレンズで、M33とリニア彗星の2ショットもアップしました。
今日の画像は、そのリニア彗星です。6’程度のですが、尾がしっかりと写っています。双眼鏡でもはっきりと確認できました。
- 2003年12月20日(土) (11,800歩)
強風が吹き荒れた冬晴れの一日でした。猛烈な寒気が来襲し、日本海側や山岳部だけでなく、中部地方では太平洋側まで大雪の様です。関東地方は、よく晴れていますが、乾燥し寒かったです。
この週末は、天気が良く月齢も新月近くで星見に最適なので、遠征に行く積りでしたが、今日は風が強すぎるのと寒いので見合わせて明日に延期する事にしました。明日の夜まで晴天が続く保証はありませんが、天気予報を信じて待つ事にします。実際は延期を決めるまで何度も迷い、電話やインターネットで何度も天気予報を確認しました。22日に朝まで晴れ続けてくれ〜〜〜!
昨夜は、よく晴れていましたが、シーイングは最悪で惑星は諦めでした。ただ、小惑星セレスが、ふたご座のポルックスに再接近していたので、EOS-10Dで撮影しました。16日と17日に撮影した画像と合わせて、セレスの動きが判るGIFアニメーションを作り、EOS-10Dのページの16日のセレスの画像からリンクしておきました。
インターネットのAsahi.comに「2003年読者が選ぶ10大ニュース」が掲載されました。この中で宇宙・天文関連の話題が2件も入りました。4位にスペースシャトルの事故が、8位に火星の大接近が入りました。天文マニアにとっては、火星の大接近が文句無しに1位でしょうね。
私的には、1位が、日経新聞の広告に載った事、2位が火星の大接近、3位が
ToUcam Pro+Registaxでの惑星撮影システム構築、4位が
Canonの一眼レフデジカメEOS-10Dの入手、5位が
ゴールデンウイークの富士山ので FujiFilmのS2Pro
による天体撮影です。来年はどんな年になるかな?
今日の画像は、昨夜撮影したポルックスとセレスです。左上の明るい恒星がポルックスで、右下がセレスです。その視角度は、月の半径ほどの近さです。
- 2003年12月19日(金) (15,900歩)
曇りのち晴れのち曇りの変わり易い天気でした。昨夜は曇ったので望遠鏡はお休みでした。
10日の雑記帳で火星の気候変動のことを紹介しましたが、リンクしたニュースの記事が削除されいました。その代わりに、AstroArtsの記事をリンクしておきます。火星は現在氷河期の終わりの時期らしいとの事です。火星も温暖化が始まっているのかな?気候の変動による火星大気の変化が地球からも観察できると面白いのですが。
火星のダストストームは、太陽の熱で火星大気が温められると発生し易いものなので、通常は火星と太陽の距離の近い時期に多く発生します。今回のシーズンは、地球との大接近となった8〜9月がその時期に当たり、実際に小規模なダストストームは、何回か発生していました。太陽との距離が遠くなり始めたこの時期に発生した今回の大規模なダストストームは極めて稀な現象で、観測史上最も遅い時期に発生した事になり、火星の観測者達をおどかせています。
リンクのページに「アインシュタインの相対性理論-TACラボ」を追加しました。簡単な数式とアニメーションGIFを使った判りやすい図で、難しいアインシュタインの相対性理論を中学生や高校生にも理解出来るような解説が載っている役に立つサイトです。相対性理論を理解したい人には一見の価値があると思います。
今日の画像は、アロエの花です。冬枯れの景色の中では一際目に付きます。
- 2003年12月18日(木) (17,100歩)
午後には薄雲が目立つ様になりましたが、好天の一日でした。朝から陽射しがあったので、昨日よりは少し暖かい感じでした。
昨夜も良い天気でしたので、連夜の星見となりました。しかし昨夜はシーイングが極度に悪く、辛うじて火星の撮影は出来ましたが、土星と今朝の木星は断念しました。土星のカッシーニの空隙も、木星のベルトも確認できない状態でした。
ポルックスに接近中の小惑星セレスは昨夜も確認でき、撮影も行えました。セレスは1日でかなり移動しており、その移動を確認できる画像を作成してみました。画像からカーソルを外すと16日23時33分に撮影した画像が表示され、画像の上にカーソルを持って行くと、17日22時28分に撮影した画像に切り替わります。両方の画像を見比べると、セレスの動きが良く判ると思います。
日本の火星探査衛星「のぞみ」は失敗に終わりましたが、欧米の探査衛星が相次いで火星に到着します。それぞれが成功する事を祈りたいです。その火星ですが、大規模なダストストーム(砂嵐)が発生しており、月惑研究会関西支部のサイトに掲載された米国のパーカー氏の画像や、埼玉県の新井さんの画像で、その状況が確認できます。昨日、私が撮影した画像で左上に明るい部分が見られますが、もしかするとそのダストストームかも。位置的には合っています。
今日の画像は、昨夜私が撮影した火星の画像です。元画像が小さいので2倍に拡大しました。左上の明るい部分は、果たしてダストストームでしょうか?
- 2003年12月17日(水) (18,300歩)
曇りのち晴れの天気でした。夜明け前から曇りだし、朝方は小雨もパラつく寒い陽気でした。
昨夜は、良く晴れて透明度も高く星が良く見えていたので、星見を堪能しました。まずは火星ですが、火星はシーイングが悪く模様を確認できなかったので、眺めただけで終わりました。
次に、三角座を通過中のリニア彗星(C/2002T7)です。位置的には三角座のα星とβ星の中間位置にいるはずですが、空が明るいので、口径5cmの双眼鏡やファインダーでは確認出来ません。望遠鏡での目視でもコマが見えず、どれが彗星か判らない状態なので適当な位置に
Canon の一眼レフデジカメ EOS-10D をセットし直焦点撮影を行いました。ISO800で30秒露出の試し撮りを行うと、撮影画像下の方に彗星らしい像が確認できました。その天体が画像の中央に来るように何度も試し撮りをしながら赤道儀を調整し位置を合わせた後、60秒露出で8コマ連続撮影を行いました。撮影した画像を見ると、はっきりとリニア彗星のコマと尾が確認できました。8コマをコンポジットしたリニア彗星の画像を、EOS-10Dのページに追加しました。
深夜になって、ふたご座のポルックスに接近中の小惑星セレスの撮影を行いました。セレスは7等星と明るく、ファインダーでも見えたので撮影は楽でした。ポルックスとセレスの画像も、EOS-10Dのページに追加しました。
ついでにオリオン座のベテルギウス、子犬座のプロキオン、大犬座のシリウスで作る冬の大三角形に、ふたご座にいる土星が加わって形作っている、大きな十字架も撮影し、EOS-10Dのページに追加しました。
最後に、その土星をToUcam Proで撮影しまし、その画像を2003年の土星のページに追加しました。さらに、木星に挑戦すべく朝5時過ぎに起きましたが、曇り始めており、撮影は出来ませんでした。
今夜は、火星を撮影しました。視直径が遂に10秒を切り小さくなり、私の望遠鏡では能力不足で、模様は微かに写っている様ですが、判別できない感じです。その火星にはダストストームが発生しているとの事です。今夜の火星の画像も、2003年の火星のページに追加しました。
今日の画像は、昨夜撮影したリニア彗星(C/2002T7)です。現状でも結構しかっりとした彗星なので、今後が楽しみです。
- 2003年12月16日(火) (11,600歩)
曇りのち快晴の天気でした。明け方に冷前線が通過した様で、一時的に曇りましたが、その雲も午前中には取れ、昼からは、良く晴れました。
天文マニアのサイトをみると、14日の夜のふたご座流星群は、結構流れた様です。横浜に居れれば、1個位は撮影できたかもと思うと心残りです。
11月23日に南極大陸でみられた皆既日食の画像が、“沼澤茂美と日本プラネタリウムラボラトリー”で公開されています。太陽の方向から伸びる月の影が神秘的です。
来年の春に近日点を通過し明るくなると予想されているニート彗星(C/2001Q4)とリニアー彗星(C/2002T7)の起動要素などの情報が、AstroArtsのサイトで公開されました。予想通りに明るくなってくれることを期待していますが、太陽へ最初に接近する彗星は、明るくならないとの予想もあり、少し心配です。
今日の画像は、先週の土曜日に行ったゴルフ場の林の中で撮影した木漏れ日です。霧の名残のモヤに朝日が当たり美しい光景でした。小さなデジカメでは、その美しさの半分も表現できていません。それでも結構美しいと感じます。
- 2003年12月15日(月) (14,500歩)
横浜は晴れ時々曇りの天気の様でした。福山は晴れ時々曇り一時雨の変わり易い天気でした。
また福山の事務所でシステムの品質レビューで出張でした。昨日の夕方に横浜を発ち、福山市内で一泊でした。お陰で、ふたご座流星群を見損ないいました。何故か福山出張と天文のイベントが重なります。火星と月の大接近の時も福山出張で、再接近時は新幹線の窓から眺めていました。
今回レビューしたプロジェクトは、開発規模は大きいのですが、改造主体の開発なので、リスクは少なく問題もなさそうでした。
来年の主な天体現象を整理した初心者へのページ2004年をアップしました。来年の主な見物は、5月5日の皆既月食、5月下旬に見られる2大彗星、6月8日の金星の日面通過、10月14日の部分日食、夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群です。11月初旬の金星と木星の接近も見物でしょう。
今日の画像は、福山で泊まったホテルに向かう途中で見かけた商の壁に描かれていた広告です。かなり目に付く広告です。広告の下に2台の車が止まっているので、大きさが分かると思いますが、これだけ大きいと偽造で咎められることも無いでしょう。
- 2003年12月14日(日) (17,400歩)
気持ちの良い快晴の一日でした。昨夜も良く晴れていたので放射冷却も加わり、今朝はこの冬一番の寒さでした。公園の草むらには霜がおり、薄氷も張っていました。初霜だと思います。冬本番近いし!
横浜でもパチンコ店等の夜空に向けたサーチライトが目立ちだしました。元々夜空が明るいので、晴れていると気が付きませんが、曇ると雲を照らす光の輪が何個も空を回転しています。日本天文学会がこれらの回転サーチライトを含め、無駄な照明の削減を環境省へ要望しました。夜空が明るくなり過ぎると天文以外にも動植物の生態系破壊に繋がる弊害も発生します。また資源の無駄遣いにも繋がります。暗い夜空を取り戻したいと思う日々です。
今月の19日に4大小惑星の一つのセレスが、ふたご座の1等星ポルックスにかなり接近します。見かけの角度は16分なので、満月の半分程度の距離です。セレスの光度は7.2等星なので、肉眼では無理ですが、双眼鏡があれば見ることが出来ると思います。小惑星を見る大きなチャンスなので、天候が良ければ眺めて見たいと思います。19日前後2〜3日間観察すれば、セレスの動きも判り面白いと思います。
セレスとポルックスの接近の案内画像作ってみましたので参考にして下さい。
今日の画像は、杉の葉に付いた朝露です。昨日のゴルフ場で霧が晴れた後の杉の葉に付いていた露が、綺麗だったので撮影しました。
- 2003年12月13日(土) (20,400歩)
快晴の気持ちの良い一日でした。
毎月恒例のゴルフに行って来ました。いつもの仲間といつもコースです。天気も良く、道路も空いており、快適なドライブを楽しめました。ゴルフのスコアーは・・・・・。今朝は、ゴルフ場に近づくにつれて、段々と視界が悪くなったのです。霧です。それもかなり濃い霧で、ゴルフコースに着いた時は、視界は50m程度しかなく、キャディが無線機を使ってボールの行方を連絡しあっていました。でも我々がスタートする時には、霧が晴れ始め、問題なくプレーを開始できました。気温が低く寒かったですが、霧がしっとりとして気持ちの良い朝でした。
その気分も最初のホールで吹っ飛びました。ティーショットは、クラブヘッドがボールの頭をカスッただけで、ボールはティーグランド先の30度近い急斜面に転がり、途中で止まりました。そこから無理に2打目を打つと、その先の池にポチャ。池の手前からの4打目は、トップしてフェアー中央の木の根元に飛んで行きました。木の根元からの5打目は横に出すだけ。あとはメロメロ。ホールアウトしてみたら13打でした。その後は気を取り直してボギーペースで回れましたが、最初のホールの失敗は取り戻せませんでした。
今年はこれで打ち収めです。1、2月は寒いのでスキップし、来年は3月末から開始です。冬の間に少し練習をしなければと思うのですが、絶対に行かないでしょう。何しろゴルフクラブをゴルフ場に預けて来る始末ですから。これでは上手くはなりませんね。
今日の画像は、コースから見えた雪化粧した山並みです。奥日光の山並みだと思いますが、定かではありません。
- 2003年12月12日(金) (13,500歩)
未明の本降りの雨も夜明け頃には止み、午前中は時々霧雨が降る天気で、午後は曇り空となりましたが、そのまま回復せずに、夕方からはまた雨が降り出しました。天気予報では午後には晴れるはずでしたので大外れです。傘を持たずに家を出たので、帰りは大変でした。
Canonの一眼レフデジカメ EOS-10D 用の望遠レンズが、中古カメラ店で安く売られていたので、星野撮影に使う目的で手に入れました。“EF200mm F2.8 L”です。中古ですが、かなり綺麗な品物で、3万円台ならお買い得だと思います。そのレンズで10日の夜の月を撮影してみましたが、写りも良く満足です。R200SSの直焦点では収まらない大きな星雲の撮影にも利用できるので楽しみです。
今月3日の雑記帳で、こと座のベガに惑星らしきものが見つかったとの記事を紹介しましたが、詳しい情報がAstroArtsのサイトに掲載されました。今後の研究が楽しみです。
今日の画像は、EOS 10-D + EF200mm F2.8 L
で撮影した10日の月(月齢16)です。
- 2003年12月11日(木) (12,300歩)
曇りのち雨の天気でした。一日中気温が上がらず、底冷えのする寒さでした。昨夜は、0時過ぎまでは晴れていましたが。未明には曇った様です。
昨夜寝る前に、ベランダに出ると、明るく輝く月の下に、土星が光っていました。火星の撮影の時に、シーイングが最悪ではなかったので、土星も観察してみました。夕方よりシーイングは改善しており、カッシーニの空隙も確認できる状態でした。早速、ToUcamで撮影を開始しました。土星は割と暗いので、最遅の1/25秒のシャッタースピードでも光量不足で、今までは満足な画像が得られていませんでした。
そこで、ToUcam仲間からの裏技情報を試してみました。転送フレームレートを最低の5フレーム/秒に落として、撮影コントロールをAutoにします。すると土星が非常に明るくなります。そこでAutoを外し、ゲインを落としてバックのノイズを消すのです。モニター上のシャッタースピードは1/25秒のままですが、最初から1/25秒にしていた場合と比較すると、明らかに土星が明るく表示されています。裏技情報では、その様にすれば、シャッタースピードは1/5秒に落ちているとの事です。その状態で撮影した土星は、今までと異なり明らかに画質が向上していました。昨夜の土星画像は、2003年の土星のページに追加しました。
その土星ですが、NASAの土星探査衛星“カッシーニ”が撮影した土星の画像が公開されています。地球からとは違う角度で撮影された土星の画像は、面白いです。
今日の画像は、昨夜の土星です。シーイングが悪い事を考えると、まあまあの写りだと思います。ただ、ホワイトバランスの調整が今一つでした。
- 2003年12月10日(水) (18,900歩)
昨夜の雲は朝方まで残りましたが、その後は晴れて冬晴れとなりました。今朝は北風一時的にがまた強くなり、かなり冷えましたが、日中は穏やかな陽気でした。
電子回路の復旧が試みられていた、日本の火星探査機「のぞみ」ですが、復旧は失敗に終わった様です。火星周回軌道への投入は失敗し、14日に火星から千kmの所を通過し、太陽系を周回する人口惑星となります。火星探査の主目的は達成できませんでしたが、惑星探査技術の習得には価値のあるデータが得られた様なので、将来の太陽系探査に役立ててもらいたいと思います。
その火星には、地球と同様の気候変動がありそうとの発表がありました。火星を周回中のマーズオデッセイの観測データから、過去の火星には寒冷帰期と温暖期が交互にあったとの研究成果の発表がありました。地球に氷河期があったのだから当然かもしれません。現在は、氷河期から温暖期に移る時期の様です。
今日は、久しぶりに日比谷の事務所に打ち合わせで行って来ました。打ち合わせ開始まで30分近く待たされた上に会議時間が予定外に延びて、川崎の事務所に戻るのが遅くなりました。別の予定を入れておかなくて良かったです。
帰宅後火星を撮影しました。今夜はシーイングが多少落ち着いていたので、模様が少し見えています。今夜の火星像も2003年の火星のページに追加しました。
今日の画像は、その日比谷の事務所から眺めた丸の内のビル群です。手前の木々は日比谷公園から皇居外苑の木々です。
- 2003年12月9日(火) (14,600歩)
好天れの一日でした。朝は冷え込み吐く息が白く流れて行きます。夜は雲が広がっています。
昨夜、念の為に土星を望遠鏡で眺めましたが、土星の輪が波を打つ様な状態なので撮影は諦めました。今朝はしつこく木星眺めた所、シーイングは悪いのですが、何とか模様が見えるので、撮影しました。Registaxの画像処理で、なんとか模様が出て来ましたが、私の望遠鏡ではシーイングが悪い状態では、まともな画像は得られそうもありません。今朝の木星の画像は、2003〜04年の木星のページに追加しました。木星は、日の出前には南の空に昇っており、時間的に撮影し易い時期です。季節的には条件は悪いのですが、晴れている日にはできるだけチェックし、条件の良い時を狙って撮影したい感じです。
今朝は、長女が早朝のバイトで、次女が部活の朝練で共に6時起き。私は出勤時間との競争で木星の撮影と画像処理。妻は、3人の朝食とお弁当の準備で、我が家は戦争状態でした。秋人君だけが「何を騒いでいるの?」といった風情でのんびりと寝転んでいました。
今夜は職場の忘年会兼送別会がお好み焼き屋でありました。食べ放題・飲み放題で3,000円なので、大いに楽しめました。
今日の画像は、今朝の富士山です。澄み渡った空に、富士山が綺麗でした。富士山の左には箱根、右には丹沢から秩父山地、さらには、白く雪化粧した南アルプスまでが見えていました。
- 2003年12月8日(月) (14,500歩)
曇りのち晴れの天気でした。朝起きて空を見ると一面雲に覆われていました。昨夜も季節風が強い上に満月間近の月も明るいので、星見を諦めており、いつ曇ったのか気が付きませんでした。
この週末は星見をサボり朝も遅くまで寝ていたので睡眠時間は充分でした。その様な週末の後の月曜日は辛いです。起きる時間が2時間ほど早くなるので、午前中は目が覚めない感じです。エンジンがかかるのは午後になってしまいます。平日と週末の生活パターンが違うのも考え物ですね。平日も寝坊できるのがベストですが、そうも行かないのが辛い所です。
先週に発表された話題ですが、CanonのEOS Kiss
Digital に対抗して Nikonが来春に普及タイプの一眼レフデジカメD70を販売するようです。販売価格も10万円台前半との予想なので、Kiss-Dを意識していますね。天文との相性がどうなるのか不明ですが、興味が湧きます。
季節風も収まり、シーイングの回復を期待して、帰宅後火星を見ましたが、期待外れでした。シーイングが最悪で、焦点を結べない状態でした。ガッカリです。
今日の画像は、長野の叔母から届いたお歳暮のリンゴです。毎年一箱届くので美味しく頂いています。頂いたリンゴを籠に盛りましたが、これで1/3位です。
- 2003年12月7日(日) (15,600歩)
爽やかで気持ちの良い冬晴れの一日でした。気温も高めで、日中はセーターを脱いでシャツ一枚で丁度良い感じでした。しかし、夕方から北風が強くなり、気温が急速に下がって来ました。今夜は冷えそうです。
昨夜は、よく晴れていましたが、強風が吹き荒れていたので、土星や木星の撮影は諦めました。その代わりに透明度が高いのでリニアー彗星でも撮影しようとも思いましたが、月が明るく輝いており、これも無理そうなので諦めました。
久しぶりの好天なので、布団や洗濯物でベランダが大賑わいです。秋人も気持ちよさそうに駐車場の上のウッドデッキに寝ていました。
私ものんびりしたいところですが、来年の主な天文現象を紹介する「初心者のページ」の作成を始めました。天文年鑑やステラナビゲータを参考にして作成していますが、結構面倒です。年内に作成してアップを目指します。
今日の画像は、今夜の満月直前(月齢13.4)の月です。日没後、葉が落ちて冬の装いとなった桜並木の上に昇って来ました。
- 2003年12月6日(土) (18,700歩)
曇りの一日でした。日中は一時的に陽射しが出ることもありましたが長続きせず、夕方には雨も降り出しました。
インターネットでサンタクロースからの手紙を頼めることを知ったので、小さな甥と姪に出してあげようと思い、注文しました。費用は一通1,260円ですが、サンタクロースの国のフィンランドから国際郵便で届くので、面白そうです。インターネットで注文し、コンビニで支払いが出来るので手軽にできました。
今日は中学のバスケットボールの練習試合があり、次女は朝早く出かけて行きました。練習試合なので応援に行く積りは無かったのですが、午後になって妻が急に見に行きたいと言い出したので、午後の2試合だけですが、応援してきました。練習試合なのでレギュラーメンバーは、軽く流している様な感じでしたが、普段は試合に出るチャンスが少ない補欠の次女は目一杯頑張っていました。次女は背が低いので、オフェンスは得意ではなさそうですが、ディフェンスは、レギュラーの選手より上手い感じでした。普段の練習も頑張っているのでしょう。
夕方から宵の口に降った雨が上がると、急速に晴れ間が広がり、月や星が見え始めました。風が強く雲がかなりのスピードで流れており、シーイングはかなり悪いそうでしたが、久しぶりの晴れ間なので、望遠鏡を引っ張り出して火星を撮影しました。
今日の画像は、今夜の火星です。半月ぶりに撮影した火星は、一段と小さくなり、視直径も10秒台に落ちていました。シーイングが悪いので細部は見れませんが、微かに模様が写っています。この火星画像は、2003年の火星のページに追加しました。
- 2003年12月5日(金) (15,400歩)
曇り時々雨の寒い冬の一日でした。今朝は寒さを感じたので、コートを出しました。我慢できない寒さではありませんが、職場の仲間の間で風邪が流行っているので、用心しておかねばなりません。
昨夜も結局曇ったままでした。横浜では、半月近く晴れの夜がありません。僅かの時間だけ晴れている日もありましたが、長時間晴れが続きません。お陰で星見も完全にストップです。
Canonの一眼レフデジカメEOS-10Dを入手しましたが、天文だけに使うのも勿体無いので、天文以外の撮影用に、安価な中古のシグマの標準ズームレンズ28〜105mmを入手しました。
ところが、このレンズをEOS-10DにマウントするとErr99が表示されカメラが動作しません。カメラ店に持って行くと、古いEOSのカメラでは正常に動作するので、原因不明でメーカーに点検依頼に出しました。その後、インターネットで調べたら古いシグマのレンズを新しいEOSに使うと不具合が発生しROMの交換が必要との情報を見つけました。それでシグマに直接確認すると、確かにその様な不具合があり、無償で修理しているとの回答でした。
そうこうしていたら、点検に出していたレンズに対して修理先から修理代は約9千円との見積連絡が入ったのです。それで、先の問合せの話をすると、「それなら無料で直します」と言うのです。無償で修理してくれるはずなのに、それを知らなければ9千円を支払うことになるのも変な話です。シグマのサイトを調べても、その不具合に関する記載は見つかりませんでした。無償修理との方針には感心しつつ、対応の不透明さには疑問を感じる出来事でした。
今日の画像は、そのシグマのレンズです。修理が終わって正常に機能しています。
- 2003年12月4日(木) (17,000歩)
明け方には薄曇の状態でいたが、日の出と共に急速に晴れ上がり好天の一日でした。しかし夕方には、また雲が目立つようになり、夜は曇りました。大分寒くなり、日当たりが恋しい感じです。
今日は午前中に川崎の別の事務所で、システム開発プロジェクトのレビューがありましたが、時間が予定より延び、昼食が午後2時過ぎになりました。食事が遅くなっても、それほど空腹感を感じませんが、食事を取ると何となく気分が落ち着きます。生活の習慣でしょうか。
日本惑星協会からTPS/Jメールというメールマガジンを受けていますが、日本の火星探査衛星「のぞみ」に関する詳細な説明が載っていました。現在、最後の挑戦が試みられている通信系・熱制御系機能が復旧のリミットは12月9日の様です。それまでに復旧しない場合は、火星の周回軌道への投入を諦める様です。もし、今回は失敗に終わっても、今後の惑星探査技術の習得に役立つ多くの事が得られたそうです。また、日本以外の火星探査衛星も、太陽フレアーの影響を受け損傷が起きているようです。詳しくは、日本惑星協会のサイトを見て下さい。
今日の画像は、通勤途中の丘の上から撮影した夜明けの空です。遠く房総半島の山並みが写っています。2日には福山での夜明けを経験しましたが、横浜と福山での日の出の時間の差を実感しました。横浜の日の出(6:32)/福山の日の出(約6:53)
- 2003年12月3日(水) (15,600歩)
好天は一日だけで、また曇り空に戻ってしまいました。夕方から宵の口にかけて一時的に晴れて。上弦過ぎの月と火星が見えていましたが、帰宅する頃にはまた雲ってしまいました。
こと座の一等星“ベガ”(織り姫星)に惑星が存在する可能性が出て来ました。英王立天文台のチームの観測結果によれば、太陽系で例えれば、海王星程度の質量の物体が冥王星より遠い起動を回っているらしいとのことです。今までに惑星が発見されている太陽以外の恒星では、木星やそれ以上の巨大な惑星が恒星に非常に近い距離を猛スピードで公転しているのが大半でしたので、非常に興味深い話です。
今日の画像は、職場の最寄の京急川崎駅で撮影した電車の連結器の部分です。京浜急行には、普通/特急/快速特急の3種類の編成があります。普通は4両か6両で全ての駅に停車します。特急や快速特急は8両か12両で一部の大きな駅だけに止り普通を追い越して行きます。京浜急行が乗り入れている都営地下鉄の駅は8両編成分の長さなので、12両編成の特急や快速特急は、都営地下鉄に入る前に品川駅で余分の4両を切り離します。逆に都営地下鉄から来た電車には、品川で4両増結するか、川崎駅で羽田空港から来た4両の普通と接続します。川崎駅でその作業を良く見かけますが、手馴れたもので1〜2分の短時間で連結できています。その増結された4両は、金沢文庫駅や堀ノ内駅で分離され新逗子や浦賀方面に分かれて行きます。京浜急行は慣れない人は戸惑う事の多い複雑な鉄道だと思います。
- 2003年12月2日(火) (13,000歩)
横浜も広島も好天の一日でした。やっと長雨が止みました。でも夜には少し雲が出ました。
今日は朝から夕方まで福山の事務所で仕事でした。システム開発の品質レビューです。プロジェクトは何件もあるので、レビューの度に開発場所に出向く必要があるので、出張が多くなりました。これからも何度も来る事になりそうです。
昨夜泊まった和室のホテルですが、やはり畳の部屋に布団の方が良く眠れます。今回もホテルから会社まで1時間位の道を朝のウォーキング代わりに歩きました。
福山との往復の新幹線の中では、寝ているか雑誌を読んでいるかですが、インターネットができればかなりの暇つぶしになりそうです。ノートパソコンは持っていますが、モバイル環境が整っていません。PHSなら安いので契約しても良いのですが、ノートパソコンでも持ち歩けば重たいし、電源の心配もあるので思案のしどころです。あるいは考え方を変えて、職場でも家でもインターネットの浸りきっているので、たまにはそれから離れた時間を過ごすべきかもしれません。そう言えば読書をしなくなっています。反省!
それから、新幹線でのパソコンは、結構近くに座っている人に迷惑になる気がします。帰りの新幹線の隣の人が、ノートパソコンで出張報告を作成していましたが、そのキー入力の音が結構気になりました。おまけに途中で携帯で長電話する始末で迷惑な人でした。
今日の画像は、福山のホテルから撮影した夜明けです。駅周辺以外には高いビルは無く、見晴らしは良い所です。
- 2003年12月1日(月) (16,000歩)
今日も雨の一日でした。季節外れの台風21号の影響です。先月の雨の多さもそうですが、12月に入って台風が接近するなんて、やはり気候が変です。この冬は暖冬の様な気がします。
今日から12月師走です。毎年12月は気ぜわしく、あっという間に過ぎます。今月は仕事も忙しそうです。早速、夕方仕事が終わってから、新幹線で福山に入りました。2日は朝から福山の事務所で仕事です。一日の仕事が終わってからの新幹線は疲れます。途中の暇つぶしに天文雑誌や天文年鑑を持参しましたが、福山までの半分は寝ていました。
今夜は珍しくホテルの和室に泊まりました。ビジネスホテルのベットは寝難く熟睡できないので、和室の部屋があるホテルに泊まりました。
今日の画像は、1日(ワンの日)恒例の秋人君です。散歩の途中で後姿を撮影しようとしたら、振り向いて睨まれました。日々同じパターンの生活ですが、文句一つ言わず(言えないか!)暮らしています。不満もあるのでしょうが、分かりません。バウリンガルでもその辺の所は分からないでしょうね。
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