誠一の雑記帳

誠一の気ままな書きつづり（2004年2月）

このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。

２００４年２月２９日(日) (14,200歩)
　曇り時々小雨の天気で夕方には快晴となりました。気温も高めで適度な湿気もあるので過ごし易い一日でした。

今日は閏年の閏日です。損得は別にして一日多い２月も終わりです。まだまだ寒い日もあるでしょうが、一雨ごとに暖かになる季節です。

昨夜は夜半過ぎには曇るとの天気予報だったので早めに木星を眺め始めました。シーイングは割と良く、大赤斑も確認できたので久しぶりに撮影を行いました。昨夜の木星の画像も木星のページに追加しました。

マーズ・エクスプロレーション・ローバトピックスのサイトに「オポチュニティ」が撮影した火星の夕焼けの画像がアップされました。画像を見て気が付かれたと思いますが、火星の夕焼けは地球と違って青いのです。火星の夕焼けが青いのは、火星の空が赤い事と関係があります。火星の大気中には粒子の大きなダストが漂っており、そのダストの大きさが、太陽光の赤い光を散乱させ易いサイズなのです。その為、火星の大気中で散乱した赤い光の影響で火星の空は赤くなります。そして赤い光が散乱して真っ直ぐに進まないので、夕焼けが青くなるのです。空気中の粒子のサイズが青い光を散乱させ易いので空が青く、夕焼けが赤くなるの地球とは、全く逆なので面白いと思います。

今日の画像は、ツバキの花です。近くの公園ではツバキも盛りとなっています。

２００４年２月２８日(土) (14,500歩)
　晴れですが薄雲が目立つ春らしい空でした。気温が高目ながら午後からは風が強くなりました。

給湯器メーカーのサービスの人が来て点検してもらったところ、熱交換器が腐食し水漏れを起こしており、それで制御回路等が不調になっているとのことでした。熱交換器と制御回路等の交換だけなら数万円で済みそうですが、購入してから14年も経っており、他の部品の寿命も短くなっている感じがします。このような古い器具を一部だけ修理すると、直ぐに他の部品が故障する事が結構多いので、いっそのこと給湯器自体を買い換える方が良いような気もします。妻もその意見に賛同してくれているので、修理でなく買い替えにしました。修理の数倍の費用ですが仕方が無いでしょう。

夕方になると雲が取れてきたので、西の空に輝く金星を撮影しました。シーイングは相変わらず悪いのですが、ToUcam Pro＋Registaxにより結構見られる画像が得られたので、金星のページに追加しました。

今日の画像は、横浜の桜の花です。町内の桜並木の中に２本だけ早咲きの桜の木がありますが、このところの暖かさに誘われて咲き始めました。例年より半月近く早い開花です。この感じだとソメイヨシノも３月中旬には咲き始めそうです。

２００４年２月２７日(金) (16,000歩)
　冬ばれの一日でした。また寒さが戻り、コートも再登場です。日々気温が違うので体調維持に苦労します。

昨日あたりからクシャミ、鼻水、目の痒みの症状が出始めま、テッィシュペーパーの消費量が多くなり始めました。花粉症です。暖かくなるのは歓迎なので、これさえなければ春は好きなのですが。

昨夜も木星は駄目でした。駄目どころか強風が吹き荒れており、望遠鏡を出すのも怖い位でした。

我が家の給湯器の調子が悪くなり始めました。給湯器の電源が入らないのです。電源を切っていても常時表示されている時刻の表示も消えています。コンセントから電源コードが抜けたのかと思い、外にあるコンセントを調べましたが異常はなさそうです。念の為、コンセントからコードを抜いて差し直したとこと、電源が入る様になり復旧しました。ホッとして風呂にお湯を張り始めましたが、途中で気が付くと湯沸機の電源は付いているのに、お湯張りの温度表示が消えており、口から出てくるのは水になっていました。電源を切って入れ直すと復旧します。その後も使用中に時々火が消えてしまうのです。仕方が無いのでメーカーに連絡し明日点検修理に来てもらうことにしました。使い始めて12年、途中で一度壊れて修理していますが、そろそろ寿命でしょうか。予定外の出費になりそうです。

今日の画像は、富士山への日没です。川崎の職場のあるビルから撮影した今日の日没です。一昨日から昨日なら丁度富士山の頂上への日没（ダイヤモンド富士）でしたが、外出中で撮影出来ませんでした。

２００４年２月２６日(木) (15,600歩)
　今日も春を思わせる好天の一日でした。今朝も暖かく、コートなしで出勤でした。夜になると風が冷たくなりました。

昨夜も良い天気でしたが、気流が悪く木星はボワボワと揺れており撮影は断念しました。連続して低気圧が日本海を通過する気圧配置で、大きな移動性高気圧が巡って来ないので、なかなか撮影できる条件になりません。

リンクのページに「Photographic Workshop in Starlight」を追加しました。クオリティの高い数々の天体写真が中心のサイトです。冷却CCDやデジカメが流行るなかで、美しい銀塩写真にこだわりを持たれ、また丁寧なガイドにより鑑賞に堪える素晴らしい画像ばかりです。自然な仕上がりの画像処理も見習わなければならないと感じるます。また、ガイド方式の説明も非常に参考になります

今日も都内に足を運びました。日比谷の事務所での打合せです。これからまたしばらくは日比谷に行く機会が増えそうです。しばらく出かけることが少ない感じでしたが、一度出かけ始めると連続します。面白い現象です。このようなのも何とかの法則というのでしょうか。

今日の画像は、昨日と同じく下田の山口さんから送って頂いた、菜の花の画像です。さすがに暖かい伊豆です。菜の花も既に盛りを過ぎているそうです。

２００４年２月２５日(水) (16,200歩)
　薄曇のち晴れの春らしい天気でした。朝は寒いと感じてコートを着て家を出ましたが、歩いている途中で暑くなり、コートを脱ぎました。

このところ天気が良い時はシーイングが悪く、曇りの日もあり惑星の撮影が中断しています。天城山で撮影してきた画像処理に追われていたので、かえって助かった感じもします。画像処理も一段落したので、天気とシーイングの回復を期待したいです。

ソフトバンクBBが運営しているヤフーBBから顧客情報が大量に流失した事件がマスコミで取り上げられています。もし460万人分の流失が確認されたのなら前代未聞の不祥事でしょう。今朝のラジオ放送でソフトバンクBBに良く出入りしている評論家が「人の出入りが自由でセキュリティに関する意識が低い」と発言されていました。多分内部の犯行だと思いますが、日本を代表するプロバイダーとしてはお粗末ですね。

午後は、東京の赤坂のホテルで開催された某ベンダーのフォーラムに参加して来ました。今流行りのオンデマンドや企業統合等のセッションを数件聞いて来ました。たまには業務を離れて、最新の情報を仕入れないと世の中の動きについて行けなくなります。

今日の画像は、伊豆の山口さんから送られて来た河津桜です。今が満開の様で、川沿いの桜並木が観光も名所になっている様です。河津桜の情報サイトも教えてもらいました。見物に行く時には参考になりそうです。

２００４年２月２４日(火) (16,100歩)
　明け方は快晴でしたが、その後は曇り時々晴れのすっきりしない天気でした。。寒さが戻り、コートと手袋が復活です。夕方には薄雲が広がり夜が更けるに連れて雲が濃くなりました。その薄雲を通して、西の空に月と金星が仲良く並んでいました。

伊豆の天城山で撮影してきた天体画像ですが、最後に残った３画像の処理を終え、星雲・星団のページに追加しました。おうし座のカニ星雲M1、りょうけん座の子持ち銀河M51、おおぐま座の回転花火銀河M101 の3画像です。
M1は超新星残骸として有名な天体で、昨年末にも撮影しましたが、その時はガイドが不完全で星が流れてしまったので撮り直しました。それと前回使用した光害除去フィルタNRF-JPNは使用しませんでした。NRF-JPNを使うと背景が締まるのですが、全体が青っぽくなる感じで余り好きになれません。NRF-JPN無しの方が私には自然に感じます。比較の為に前回の画像と並べておきましたが、皆さんはどの様に感じますか。NRF-JPN有りの画像は、処理が強すぎたのかもしれません。どちらにしろ、私の機材で撮影した画像では星雲の存在が判るレベルで蟹の様には見えませんね。

今日の画像は、りょうけん座の子持ち銀河M51です。渦巻きの先端に小さなお供がくっ付いておりユニークな形なので、天文マニアが好んで撮影します。M1やM101もそうですが、対象が小さいので焦点距離800mmの望遠鏡直焦点撮影では物足りません。ノータッチガイドでは苦しいのですが、エクステンダーを使って1500mmでの撮影に挑戦してみたいと思っています。

２００４年２月２３日(月) (15,800歩)
　快晴の一日でした。透明度の高い冬晴れの空が戻って来ました。昨夜は強風が吹き荒れ、時々台風の様な横殴り雨が降っていました。今朝は気温が高くコートが不要でした。満員の通勤電車の中ではコート無しでも汗ダラダラ状態でした。今朝も富士山が見えていましたが、この所の暖かさと昨日の雨の為か、富士山の裾野に積もっていた雪が溶けていました。

伊豆の天城山で撮影してきた天体画像の処理を続けています。今日は冬の散開星団を処理して、星雲・星団のページに追加しました。ふたご座のM35、ぎょしゃ座のM36 M37 M38 のトリオ、おおいぬ座のM41、かに座のM44 です。大きいので200mmの望遠レンズで撮影したM44以外は、望遠鏡（焦点距離800mm）の直焦点撮影です。画像処理での縮小度合いは皆同じなので、各散開星団の大きさの比較が出来ると思います。200mmで撮影したM44だけは、他の星団に比べて画角の広さは４倍です。どの散開星団も夜空の宝石の様です。

銀行がATMに生体認証機能を導入し始めています。これは、ATMと銀行との通信回線にある種の盗聴装置を取り付けることで、キャッシュカードの情報と暗証番号を盗聴し、キャッシュカードを偽造することが出来る事への対策だそうです。もしその様な装置で簡単にセキュリティが破られるのなら、安心してATMを使えなくなります。今後は無人のATMコーナーの使用は控えて、有人の銀行のATMコーナーを使う様に心がけたいと思い始めています。

今日の画像は、ふたご座の散開星団M35です。M35の下の方に小さな散開星団NGC2158も写っています。

２００４年２月２２日(日) (14,000歩)
　晴れのち曇りの天気でした。強い西風が吹き荒れ、初夏を思わせるような暖かい陽気でした。日中は半袖のシャツだけでも良い感じでした。

昨夜はシーイングは今一つでしたが晴れたので、また木星を撮影しました。第３衛星のガニメデが木星面を通過中でした。木星の中央やや下側に黒点が２個写っていますが、右側がガニメデ本体で、中央よりの濃い黒点が木星の表面に写ったガニメデの影です。ガニメデも明るいのですが、木星の明るさに負けるので、灰色に写っています。木星のページに追加した昨夜の木星画像を見れば良く判ります。

今日も伊豆の天城山にて EOS-10Dで撮影してきた天体画像の処理を行っていました。今日は、200mmの望遠レンズ撮影したオリオン座の散光星雲群の画像と、バラ星雲を処理し、星野のページと星雲・星団のページに追加しました。両画像とも、赤い星雲を強調する為に、R64フィルタで撮影した画像をR画像としてRGB合成を行っています。その為、コントラストがかなり強めになってしまいました。この方法でコントラストを弱めに仕上げるのが今後の課題です。

今日の画像は、そのバラ星雲です。EOS-10Dでは望遠鏡の直焦点でも、画角からはみ出してしまうので200mmの望遠レンズで撮影してみました。

２００４年２月２１日(土) (11,900歩)
　晴れ時々曇りの天気でした。今日も気温は高めで過ごし易い陽気でした。

昨夜は、飲み会から帰宅した時に晴れていたので木星を撮影しようと望遠鏡を準備しました。大赤斑が中央に来る時間までホームページを更新し、その後に撮影を開始しようと思ったのが間違いでした。ホームページをアップし、ベランダに出たら空は雲に覆われていました。帰宅後直ぐに撮影すべきでした。

1987年のマゼラン星雲で発生した超新星の現在の画像がハッブル宇宙望遠鏡で撮影されました。宇宙に浮ぶ赤球ネックレスです。この超新星は小柴教授がノーベル賞に輝いたニュートリノを発見した事でも有名です。

今日は19日に伊豆の天城山にて EOS-10Dで撮影してきた天体画像の処理を行っていました。今日処理した画像は、星雲・星団の部屋に追加しました。近くに新しい星雲が発見され話題となっているオリオン座の散光星雲M78、昨年末の時は望遠鏡の鏡が露で曇って撮影に失敗したので再度撮り直したプレアデス星団M45（スバル）を追加し、アンドロメダ星雲M31の画像を光害カットフィルタ無しで再撮影した画像に差替えました。

今日の画像は、オリオン座の散光星雲M78です。M78の左下に新しい星雲が微かに写っていました。

２００４年２月２０日(金) (13,300歩)
　曇りのち晴れの穏やかな天気でした。日中は気温も上がりコート無しで充分な春の陽気でした。

昨夜は、急に思い立って伊豆の天城山まで天体撮影に行って来ました。本当は新月期の今週末に行く予定でしたが、週末まで好天が続かない気がしたのと、時間が出来たので急遽決めました。横浜は薄雲が目立つ空模様でしたが、気象衛星の画像を見ると伊豆は晴れている感じでした。行き先は昨年末に行った天城山の駐車場です。日没直後に現地に着いた時は、薄雲が点在していましたが、徐々に消えて行きました。西の空の低い位置に回ったリニア彗星を撮影すべく、急いで望遠鏡を組み立てていると、もう一人のお仲間が到着しました。お聞きしたら横浜の本牧の方でした。
空の状態は昨年末と比較すると透明度は少し落ち、冬の天の川が確認できませんでした。しかし、風が無く気温も３度とかなり暖かかったので撮影は楽でした。伊豆は航空機の通り道なので、上空を通過する航空機に邪魔されながら、リニア彗星を撮影し、その後昨年末に取り損ねた冬の星雲・星団の撮影を行いました。今回もCanonの一眼レフデジタルカメラ EOS-10Dだけでの撮影でした。
夜半近くになり、春の星雲の撮影に移ったところ、急に赤道儀の追尾精度が落ち、何度撮影しても星が流れてしまうのです。それに今日も会社なので引き上げ時と思い、そこで諦めて撤収して来ました。帰宅後３時間ほど仮眠して出社でした。

今夜は、月惑研究会関西支部のメンバーの方々とのオフ会がありました。北海道在住のメンバーの方が東京に来られていたので、その方と首都圏在住のメンバー数名が集まり天文談義に花が咲きました。

今日の画像は、昨夜撮影したリニア彗星（C/2002T7）です。透明度と高度が低かったので写りは今一つでした。昨夜のリニア彗星の画像も彗星の画像のページに追加しました。

２００４年２月１９日(木) (10,000歩)
　晴れ一時曇りの天気でした。風が弱く穏やかな陽気でした。

昨夜は、また木星を撮影しました。シーイングはまずまずで16日の夜と同じ程度でしたので、土星の撮影をスキップし木星だけにしました。木星は夜半直前に大赤斑が正面に回って来るので、その前後３回を撮影する予定でした。まず１回目を撮影し画像処理後２回目を撮影しようと思い、ノートパソコンの画面を見ると木星が微かにしか写っていません。何故？と思いながら空を見上げたら、雲が広がっていました。曇るなって予想外でした。30分ほど粘ってみましたが晴れそうもないので、諦めて望遠鏡を片付けました。昨夜の画像も木星のページに追加しました。

米国のNASAが、スペースシャトルの飛行再開は来年の１月以降になると発表しました。その間、国際宇宙ステーションへのアクセスは、ロシアのソユーズに頼る事になりますが、そのお陰か、ロシアの関係者は威勢が良い様です。スペースシャトルの飛行が再開されても、打ち上げスケジュールの面でハッブル宇宙望遠鏡のメンテナンスが出来ない問題も、米国が金を出してロシアのソユーズを使えば、一石二鳥の様な気がしますが駄目でしょうかね。

今日の画像は、下田の山口さんから頂いた伊豆の河津桜です。早咲きで有名な桜で既に４分咲きだそうです。日本中に知れ渡った為か、観光客が大挙して押し寄せ、出店も多い様です。今年もまた猿回しが来ていたそうです。

２００４年２月１８日(水) (15,400歩)
　快晴の一日でした。北風が強く気温も少し下がり、透明度も上がりました。空の透明度は北風が吹くと上がり南風が吹くと下がる感じで日々コロコロと変わり、春の近さを感じます。

昨夜は、一転してシーイングが悪くなり土星のピントも合わせられない状態でしたので、撮影は諦め、一昨日の睡眠不足を補う意味で早く寝ました。しかし、今朝は起きるタイミングが悪かったのか、眠くて仕方がありませんでした。その為、家を出るときにうっかりと弁当を忘れてしまいました。折角作ってくれた弁当を忘れるなんて大失敗、明日の朝が心配です。「不要なら作りません」なんて言われたりして・・・・・お詫びのメールは入れましたが。

東京三鷹の国立天文台の公開観望会の年間日程が発表されました。もう少し近ければ毎回でも見に行きたいのですが。お近くの人は是非一度見に行かれたらと思います。口径50cmの大望遠鏡で見る惑星や星雲・星団は素晴らしい物だと思いますよ。

今日の画像は、新旧２個の万歩計です。３年間使って来た万歩計の歩数の精度が悪くなったので買い換えました。前のは薄型が良いと思い蓋無しにしましたが、時々途中でリセットボタンを押してしまうので、今回は蓋付きにしました。試しに新旧２個を付けて一日使った結果を撮影しました。古い方は完全に狂っています。3年間で1500万カウント、万歩計も疲れたのでしょう。ご苦労様でした。

２００４年２月１７日(火) (15,000歩)
　快晴の一日で、風も穏やかで日中は気温も上がり春を思わせる陽気でした。でも空の透明度は落ちています。

昨夜は風も収まり冬型の気圧配置も緩み出していたので、念の為、土星でシーイングの具合を確認しました。土星を眺めるとカッシーニの空隙は輪の全周に渡っては見えませんが、まあまあのシーイングでなんとか撮影可能な状態でした。土星を撮影し画像処理を行った後、木星の南中まで仮眠をしようと思いましたが、木星の体系を調べると夜半前に大赤斑が見えているのに気が付きました。その為、木星の高度は低いのですが、木星を眺めると大赤斑が肉眼でも確認できるので、撮影を始めました。
最初の画像処理後、２回目の撮影も行いました。木星の高度が高くなったのと、シーイングが好転している様で、２枚目の画像の方がより鮮明に写っていました。そのまま粘って南中時刻まで撮影を続けたかったのですが、翌日のことも考え、涙を飲んで諦め望遠鏡を片付けました。昨夜撮影した画像は、木星のページと土星のページに追加しました。

米国の科学者チームが、ユタ州の砂漠地帯で火星滞在実験を行っているようです。将来計画されている火星の有人探査に備えての事でしょうが、なんと気の早いことでしょう。

今日の画像は、昨夜の木星です。大赤斑やSEBのアウトブレーク（上側の縞模様中に斜めに並ぶ白斑のこと）も良く見えています。木星本体の左側にくっ付くように写っているのは第２衛星のエウロパです。右側には第１衛星のイオも写っています。

２００４年２月１６日(月) (17,400歩)
　快晴の冬晴れの一日でした。冬型の気圧配置で昨夜から北風が強くなり、午前中も強く吹いていました。

以前は非常に多かったスパムメールも公開メールアドレスを変更してからは激減しました。スパムメールは無視して即削除するのが最善なのですが、アンケート調査結果では、受信拒否の返信をする人が結構いるそうなので驚きました。スパムメールを発信する連中は、世の中に出回っているメールアドレスリストを購入し、そのリスト中のアドレスが有効か否かの確信はないまま使っています。その為、受信拒否の返信が届くと、そのアドレスが有効であると彼等に判ってしまい、新たにそのアドレスが他のスパム業者にも転売されるので、スパムメールが増える事になります。スパムメールは必ず無視しましょう。

太陽クラスの恒星は、赤色巨星を経由して最後には白色矮星となって活動を停止します。明るく輝く事もなく、死んだ星になるだけと思っていましたが、もしかすると巨大なダイヤモンドの核を持つ天体になる可能性があるとの事です。そのダイヤモンドの核を取り出せたら、宇宙で一番美しい星になりそうですね。

今日の画像は、黄梅（おうばい）です。花の形や咲く時期が梅に似ているので、この名前が付いていますが、梅の一種ではなく、木犀（もくせい）科の花です。私も黄色い梅の花とは珍ししと思って撮影しましたが、インタネットで調べて勘違いが判りました。

２００４年２月１５日(日) (15,600歩)
　快晴の天気でした。冬の空が戻って来ました。昨日は南からの湿った大気で透明度が落ちましたが、今日は北からの乾燥した大気で透明度が良くなり富士山もくっきりと見えていました。昨夜は、晴れのち曇り一時雨のち晴れと変化のある空でした。

透明度が良く月明かりもないので、日没後西の空のリニア彗星（C/2002T7）の撮影を行いました。ベランダからだと自宅が邪魔になるので、駐車場の上のデッキに望遠鏡を移動しましたが、電柱や電線が邪魔となり撮影に苦労しました。横浜の明るい夜空ではリニア彗星は双眼鏡でも望遠鏡でも肉眼で確認できませんでしたが、ペガスス座のγ星が目印になったのでカメラの視野に導くのは楽でした。EOS-10Dで撮影した今夜のリニア彗星の画像は、彗星画像のページに追加しました。

リンクのページに、「I Love sky」をリンクしました。天体撮影と飛行機の撮影が趣味の方のサイトです。天体画像は、天文ガイドや月刊天文にも掲載されている質の高い画像が多く、私が使っているEOS-10Dも使っておられます。

今日の画像は、EOS-10Dで撮影したリニア彗星彗星です。本当は郊外に出かけて撮影したかったのですが時間がありませんでした。

２００４年２月１４日(土) (11,500歩)
　昨夜は小雨でした。今日は朝方は雲っていましたが、その後は快晴となり、午後は南からの突風が吹き荒れた一日でした。春一番です。
かなりの強風で、洗濯物が隣の家まで飛ばされていました。竿ごとです。

今日は何の予定も無いので、次女の部活の練習試合を見に行って来ました。レギュラーの一人が神奈川県のオールスター選抜に選ばれて強化練習の方に行っているので、控えの次女も時々出場していました。レギュラーメンバーの中に入っての練習試合は、チームの動きを覚えるのに役立つので、良い経験になります。

AstroArtsのサイトに、オリオン座の散光星雲M78の近くに新たに生まれた星雲の画像が公開されています。今まで見えなかった星雲が見え出す事は滅多に無い珍しい事だそうです。

マーズ・エクスプロレーション・ローバのトピックスサイトに「オポチュニティ」が岩石の探査中にみつけた「ブルーベリー」状の小さい粒の、拡大写真が公開されています。丸い小さな粒がたくさん並んでいますが、どのようにして出来たのか不思議です。そのうち、生成された訳が解明されると思いますが、興味があります。

今日の画像は、バレンタインデーのチョコレートです。会社でもらった義理チョコと子供達の手作りチョコレートです。ダイエット中の私には、嬉しいくもあり、辛くもあるプレゼントです。

２００４年２月１３日(金) (25,000歩)
　午前中は快晴でしたが、昼頃から薄雲が目立つ天気で、夜に入ると雲ってしまいました。

移動性高気圧が日本列島に近づいて来たので好シーイングを期待して、昨夜は早目に仮眠をとり深夜に木星の撮影を行いました。連夜も撮影になりましたが、一昨日と比較すると別の物を見る様な感じで木星の模様がはっきりと見えました。撮影した画像も良好で、今シーズンで最良の画像となりました。ToUcam Proのゲインを少し明るめにした結果、コントラストも改善しました。画像は木星のページに追加しました。

今日は、会社の定期健康診断を受けて来ました。年１回の法令点検です。（実際に受信しないと会社が罰せられるそうです）尿・胸部レントゲン・身長・体重・聴力・心電図・血液・血圧・問診の検査で、血液検査結果以外は、直ぐに結果がでますが血圧以外は問題無しでした。問診で低血圧と言われ低血圧による症状の有無を聞かれました。今日の血圧は90/60でした。最高血圧が100以下の場合が低血圧との事ですが、私は大体いつも100以下です。低い時は80台/50台の事もあります。でも朝起きるのも問題無いし、貧血や立ち眩みや動悸もありません。本態的な低血圧なのでしょう。

マーズ・エクスプレス・ギャラリーに、ヨーロッパ宇宙機関の火星探査衛星「マーズ・エクスプレス」が撮影したオリンポス山のカルデラのクローズアップ画像が公開されました。火星のオリンポス山は、高さが22km、カルデラの深さが3kmと太陽系最大の火山です。高さ3kmの切り立った絶壁が写っているLargeサイズのカルデラのクローズアップ画像は迫力があります。

今日の画像も、昨夜の木星です。２夜連続の木星画像ですが、シーイングの違いによる写り方の差の良いサンプルです。

２００４年２月１２日(木) (15,500歩)
　時々薄雲が出ましたが晴れの天気でした。空の透明度は落ち、春霞の様にモヤっていました。

シーイングが良かったのは10日の夜だけで、昨夜は既にシーイングが悪化しており、惑星の撮影には不向きな状態でした。しかし、今月に入ってから木星を撮影していないので、無理やり撮影しました。出来るだけ良い条件でと思い、木星が南中する時間まで仮眠し、１時に起きて撮影を開始しましたが、やはり細部は見えないし写りません。10日の低空の木星の方が良く見えた位です。そんなぼやけた木星像ですが、木星のページに追加しました。

昨夜、次女がチョコレートを作っていた時の事です。材料が足りなくなり近くのスーパーに買いに行って戻ると、半分残っていた板チョコが無くなっていました。真っ先に食いしん坊の私が疑われましたが、直ぐに新犯人が判明しました。テーブルの下に、細かく噛み切られたチョコレートの包装紙が散らかっていたのです。犯人の秋人君は、次女に怒られてショボンとしていました。いつもなら次女より順位が上と思っていて、次女に逆らう秋人ですが、悪いことをしたとの自覚があるのか、おとなしく怒られている姿が滑稽でした。

火星探査ローバー2号機の「オポチュニティ」の着陸地点を、火星上空を飛行中の「マーズ・グローバル・サーベイヤー」撮影した画像が公開されました。本当に小さなクレータにすっぽりと収まったのですね。正にホールインワン状態です。

今日の画像は、昨夜の木星です。薄雲があったのかコントラストも低いプアーな画像です。

２００４年２月１１日(水) 建国記念日 (13,500歩)
　昨夜は夜半前から雲って、未明には小雪が降りました。朝、芝生に薄っすらと雪が残っていました。その雲は明け方まで残りましたが、徐々に取れて好天の一日でした。日中は、気温が上がり陽射しの中を歩くとセーターだけでも汗ばむほどでした。

昨夜は冬型の気圧配置が緩み移動性高気圧が日本の上に来たので、惑星の撮影のチャンスと思い張り切りました。風は結構あるのですが、予想通りシーイングは良く、土星の模様やカッシーニの空隙もはっきりと見えていました。まず土星を撮影し、画像を処理を終え、木星の高度が上がるのを待つ間、インターネットやメールをやっていました。そして木星を撮影しようと張り切ってベランダに出ると、なんと空は雲に覆われているのです。天気予報では曇るなんて言っていませんでした。曇るのが判っていれば高度が低い内にでも撮影を始めていたはずです。シーイングが良かっただけにガッカリでした。

日中は、次女が部活の仲間と３人でチョコレート作りに励んでいました。チョコレートの甘い香りが家中に広がり、涎が出そうでした。夜は次女と２人（＋一匹）で留守番です。妻は友人とコンサートを聴きに行き、長女は友達の家に遊びに行き留守です。それなら、こちらも贅沢をと思い、スーパーで美味しそうなにぎり寿司を買って来て次女と食べました。寿司代を妻からもらえるか心配しながら・・・

夕方、西の空で眩しいばかりに輝く金星をToUcam Proで撮影しました。シーイングが悪くぼやけた画像になりましたが、金星のページに追加しました。

今日の画像は画像は昨夜の土星です。南半球高緯度の赤いベルトも良く見えています。昨夜の土星の画像も土星のページに追加しました。

２００４年２月１０日(火) (16,300歩)
　晴れ時々曇りの天気でした。昨夜の北風の影響でしょうか、今朝は一段と冷え込み寒い朝でした。

国立天文台のサイトに、三鷹の国立天文台で２～３月に行われる親子星空学級の案内が掲載されていました。開催日は2月13日(金)、2月28日(土)、3月12日(金)、3月27日(土)です。口径50cmの反射望遠鏡で、2月は土星を3月は木星を見れるそうです。土星も木星も観望のチャンスですので、近くの方には参加をお勧めします。

今月の21日の正午前後に日本科学未来館で「すばる望遠鏡の研究者と話そう！（1年間のすばるを振り返ろう）！」と題したトークイベントが開催されます。時間があれば、聴きに行きたいのですが、ちょうど新月の時期なので、天気が良くて時間があれば、星見の遠征に行く方を優先したい感じです。

今日はプロジェクトのレビューの打合せで日比谷の事務所に行って来ました。契約数が20数件、開発チームが十数チーム、開発グループが70グループ以上のビックなプロジェクトなので、全てのレビューは時間的にも要員的にも不可能なのです。どの様なレビューを行うのが良いのかが悩みです。

今日の画像は、伊豆の弓ヶ浜の水仙の群落です。下田の山口さんから１月末に届いた画像です。紹介するのが遅くなってしまいました。

２００４年２月９日(月) (15,300歩)
　晴れのち曇りの天気でした。夜に入ると北風が強くなり始めました。

その寒波と西高東低の気圧配置の影響でシーイングが悪く惑星の撮影が出来ない夜が続いています。昨夜も夕方に金星を撮影しましたが、像の揺らぎが激しく満足な画像が得られませんでした。夜中に土星を眺めましたが、これも撮影できそうな感じではなく、諦めて寝ました。今週は高気圧が日本の上空に移動して来る感じなので、シーイングの好転を期待したいのもです。

今朝のラジオ放送で、昔と比べると近頃は東京から富士山が良く見える様になった理由が解説されていました。数十年前と比較すると年間を通して東京から富士山が見える日数は倍近くに増えているそうです。その原因は幾つかあるとのことで、工場や自動車からの排気ガスによる公害が減ったこと以外に、空気の乾燥度合いが進んでいる事が上げられていました。東京の年間の平均湿度は数十年前は70％台だったのが、最近では50％近くにまで減少しているそうです。空気が乾燥すれば、空の透明度が増すので視界は良くなります。関東地方で冬場に空が澄むのもその為です。その乾燥が進む理由は、地球温暖化と大都市のヒートアイランド現象との事でした。天文マニアとしては空気が澄む事は嬉しいのですが、裏側に大きな問題が隠れていることは困った事です。

今日の画像は、昨夜見られた月と木星の接近です。満月過ぎの月が木星と仲良く並んでしました。月の方に露出をあわせたので、木星が暗く写っています。

２００４年２月８日(日) (12,600歩)
　快晴の一日でした。朝はかなり冷えましたが、日中は暖かく穏やかの陽気でした。

火星探査ローバーですが、１号機の「スピリット」は、ほぼ完全に復旧し、岩石の表面を削っての分析を行っています。また２号機の「オポチュニティ」の方は、最初の目的の露出した岩石に向かって進んでいるそうです。詳細な情報は、マーズ・エクスプロレーション・ローバのトピックスサイトに載っています。

大きなチョンボをやらかしました。１月下旬の我が家の大事な記念日を忘れていたのです。毎年花をプレゼントして来ましたが、途切れてしまいました。次女のバスケットの応援のことや、仕事や、星見などで完全に忘れていました。手遅れかも知れませんが、今日花屋に行って買って来ました。

今日の画像は、その花です。デンドロビュームで、「オベロンプリンセス」という固有名が付いていました。

２００４年２月７日(土) (13,300歩)
　風が冷たい快晴の一日でした。

一日中、中学バスケットボールの試合の応援でした。寒川総合体育館で行われた神奈川県大会の決勝戦です。準決勝は終始リードでき、点差に余裕があったので、控えの次女も出場できましたが、背が低いので、大柄の相手の選手につぶされていました。それでもシュートも打っていました。最終クォータの途中から１年生だけを出しましたが、徐々に点差を詰められて、10点にまで追い上げられたので、再度2年生が出て逃げ切りました。まだ1年生だけでは荷が重いようです。
決勝戦の対戦相手は、似たようなチームで苦戦し、前半の途中では10点差を付けられ、負けると思われましたが、後半徐々に追い上げ逆転し、最後は１ゴールで逃げ切りました。神奈川県でNo.1です。表彰式では、２年生全員の７名が前に出て、表彰状、優勝旗、トロフィー、賞品をもらい嬉しそうでした。
冬の大会はこれで終わりで、これからは全日本に繋がる春の大会を目指して練習に励むことになります。

日本各地で開催される天体観測のイベントの案内がAstroArtsのサイトに載っていました。時間があれば、参加して見て下さい。

今日の画像は、今日の決勝戦の模様です。際立って背の高い選手がいないスピードがあり、ディフェンスが強いチームです。

２００４年２月６日(金) (15,800歩)
　今日も好天の一日でした。寒波の影響か、気温は少し低めでした。日中は雲が少しあるのですが、夜になる快晴になります。

昨夜は、季節風が強いので惑星の撮影は諦め、おとなしく寝る積りでいたところ、塾から戻った次女が珍しく土星や木星を見たいと言い出しました。それならと喜んで望遠鏡を組み立てて土星や木星や月を見せてあげました。土星の輪、木星の縞模様、ガリレオ衛星、月のクレータ等を自分の目で確かめながら喜んでいました。どうやら学校の理科の授業で太陽系の学習をしたので、見たくなったそうです。星座にも興味を持ち始めているようで、オリオン座のことを聞かれました。生憎、満月直前の月明かりで暗い星が見えませんでしたが、オリオン座の三ツ星を見つけて喜んでいました。望遠鏡でオリオン大星雲も見てもらいました。このまま天文に興味を持ち続けてくれて、一緒に星見の遠征にも行ってくれるようになれば嬉しいところです。

時々、夕方に明るく輝く飛行機雲を見る事がありますが、その夕日に照らされて明るく輝く飛行機や飛行機雲を"火の玉"と間違えて大騒ぎになる事があるそうです。日本流星研究会が、その様な飛行機雲と火球の見間違いに注意を呼びかけています。

今日の画像は、今朝の月没で、満月直前の月が沈む所です。地平線近くで月が見れるのは空の澄む冬場が多いです。今夜が満月です。

２００４年２月５日(木) (13,700歩)
　晴れの天気でした。今日も朝から日中は気温が高めで楽でした。

昨夜は４日ぶりに晴れたので、望遠鏡を出して土星を眺めました。でも冬型の気圧配置なのでシーイングが極端に悪く、モニターに写る土星像は、２重３重に歪んで見え撮影は無理でした。撮影を諦めて片付ける前にもう一度眼視で土星を眺めた時に、土星の周りに幾つかの衛星が見えているの気が付きました。それで、土星の衛星を撮影する事に方針を切替えました。
土星の衛星は過去にデジカメで撮影したことがありますが、今回はToUcam Proで撮影する事にしました。エクステンダーを使った1,500mmの直焦点で、ToUcam Proの裏技の1/5秒露出での挑戦です。その条件では土星本体は完全に露出オーバーとなりますが、モニター上に「エンケラドス(Ⅱ)」、「テチス(Ⅲ)」、「ディオネ(Ⅳ)」、「レア(Ⅴ)」、「タイタン(Ⅵ)」の５個の衛星が確認できました。
撮影した画像は、惑星のページの土星の欄に追加しましたが、その５個の衛星が写っています。右側の説明画像を参考にして、個々の衛星を確認してみて下さい。土星本体に近い第1衛星のミマスは、露出オーバーとなった土星の光の中に埋もれてしまい、写っていません。

今日の画像は、昨夜の土星の衛星です。土星本体は、1/100秒露出で別に撮影した画像を合成したものです。11.8等星のエンケラドスまで写るとは、自分でも驚いています。今年の夏は天王星や海王星の拡大撮影に挑戦してみましょう。

２００４年２月４日(水) (16,600歩)
　冬晴れの好天の空が戻って来ました。朝の気温は高めで寒さをそれほど感じませんでした。今日は立春ですが、東京ではこの冬は一度も冬日（最低気温が０度未満）にならなかったそうです。暖冬なのでしょうが、地球温暖化の影響もありそうです。年々冬が暖かくなっている気がします。

また幾つかのセキュリティホールが見つかったインターネット・エクスプローラ（ＩＥ）のセキュリティパッチが公開されました。Windows Updateで更新可能ですので、実施しておいた方が良いでしょう。但し、この最新のパッチを適用すると若干の不具合が発生するそうです。回避策はあるそうです。
私はセキュリティ面で問題のあるＩＥは基本的に使わず、いまだにNetscapeを使っています。世界的に数％以下となったシェアーの中の一人です。ただし、たまにNetscapeでは正常に表示できないサイトがあるので、その時だけ仕方なくＩＥを使っているので、念の為にWindows Updateは実施しておきました。

今日は、お客様の無理難題で苦労しました。３月末が納期の仕事があり、関係者への作業依頼等の準備を進めていました。ところが、その仕事で作成する予定の資料の一部が緊急で必要になったので、午前中に提出してくれとの連絡が今朝入りました。関係部署からデータをもらう時間が無いので、手持ちの少し古いデータから類推した簡易版で我慢して頂く事にしてもらい、午前中一杯アタフタと作業して提出しました。お客様は神様です。どの様な無理難題でも、出来る限りの対応をしないと怒られます。こんな事は、どこでも結構あるのでしょうね。

今日の画像は、ＭＭ２１地区のクィンズ・スクエアの一部です。今月開業した「みなとみらい駅」の改札がある地下２階と地上１階を結ぶエスカレータの部分が、大きな吹き抜けのホールとなっており、かなりの開放感を感じる場所です。

２００４年２月３日(火) (14,000歩)
　曇りの一日でした。昨日の雨のお陰で、今朝の空気は湿り気を含み柔らかい感じでした。庭に置かれていた植木鉢の受け皿にスズメが数羽集まっていました。受け皿に溜まった雨水を飲みに来た様です。雨上がりの朝は、気分も和らぎます。

今日は春の節分です。明日は立春、暦の上では春の始まりです。でも今月一杯は厳しい寒さが続きます。関東地方は雪が多くなる季節です。私を悩ませるスギ花粉も飛び始めます。そう言えば今週に入ってからクシャミが増えました。ご存知と思いますが、節分は年４回（2/3、5/5、8/7、11/7）あり、それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前日で、季節を分ける日なのです。昔は春の節分を1年の始めとしていたので、節分と言えば春の節分のことになっているのです。
我が家では、次女を中心に恒例の豆撒きを行いました。家の全ての窓から鬼を追い払い、福を招いて豆をまきます。その我々の後を秋人君が追いかけながら、福豆の掃除をしてくれました。

コンピュータの西暦2000年問題を記憶されている方もまだ多いとおもいますが、新たに西暦2038年問題が発生したそうです。西暦2038年問題とは、C言語で作成されたUNIXシステムが、内部日付処理の桁数オーバーフローによる誤作動を起すことで、その期限が2038年1月19日だそうです。今年の1月11日に多数の銀行でATMのトラブルが発生しましたが、その原因が、この2038年問題によるものだったそうです。他にもまだありそうな気がします。

今日の画像は、「みなとみらい21線」の開通で閉鎖された東横線の桜木町駅です。「みなとみらい21線」の華やかさと対照的に寂しそうでした。

２００４年２月２日(月) (13,500歩)
　朝から雨の肌寒い天気でした。今年に入っても雨らしい雨がなかったので、乾燥した空気や植物にとっては恵みの雨です。乾皮症の私にも嬉しい雨です。

大流行中のコンピュータウイルス「マイドゥーム」（W32/Mydoom@MM）が、会社のネットワークに侵入し、社内でも感染が発生しました。社外ネットワークとは、ウイルス対策ソフトが導入されたサーバーが設置されているので、インターネットからの感染ではなく、不用意に持ち込まれたウイルス対策が施されていないノートパソコンからの感染と思われます。社内の全パソコンにはウイルス対策ソフトが導入され、ウイルス定義ファイルも毎週更新されているので、本来ならば感染は広まらないはずなのですが、ルールに従わない社員が何人かいるようです。セキュリティは個人の意識に左右される段階になった感じですので、その様な社員は罰金ものです。なお、社外へのメールもサーバーでチェックされているので、社外に広げる危険性は無いのが一安心です。
ソースネクスト社から「マイドゥーム（Mydoom）診断ツール」が無償配布されていますので、心配な方は診断ツールをダウンロードして確認される事をお勧めします。

「マーズ・エクスプロレーション・ローバトピックス」のサイトの情報によれば、火星探査ローバー「スピリット」が完全復活し、「オポチュニティ」も順調なようです。

今日の画像は、昨日から改行した「みなとみらい21線」の車両です。新しい駅も使い易い便利な構造でした。MM21地区のクィンズスクエアの真下に作られた「みなとみらい駅」や横浜の観光地の近くに作られた「元町・中華街駅」はアクセス面でかなり便利になると思います。

２００４年２月１日(日) (17,500歩)
　明け方に目立った雲は直ぐに取れ、昼過ぎまでは晴れたものの、その後は又薄雲が広がりました。天気は下り坂の様です。
今日から２月、今年もあっという間に一ヶ月が過ぎ去りました。

今朝も木星を撮影したかったのですが、前日の睡眠不足が祟って起きれませんでした。移動性高気圧が日本列島を覆う理想的な気圧配置だっただけに、残念です。でも雲っていたかな。
火星探査ローバー２号機「オポチュニティ」が、火星表面に降りたそうです。これで「スピリット」とアベック探査開始です。関係者は忙しくなるでしょう。

次女のショッピングの付き添いでＭＭ２１まで行って来ました。ＭＭ２１には、丁度今日開業となった「みなとみらい線」を使ってみました。横浜駅から「みなとみらい駅」まで利用しましたが、駅はすごい混雑で、多数の整理係りが出ていましたが、身動きが取れないような混み方でした。

今日の画像は、１日（ワンの日）恒例の秋人君です。干した布団の上で寝るのが大好きで、気持ちよさそうに寝ていました。但し、私に見つかると怒られるのカメラ向けて近づいたら緊張していました。このあと当然、気持ちの良い布団から追い出された可哀想な秋人君でした。

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