このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2005年2月28日(月)20時 (15,600歩)
好天の一日でした。相変わらず寒い朝でしたが、日中の気温は少し上がり、穏やかな陽気でした。でも暖かな陽気は1日だけの様で日没後は雲が広がり出し、夜は雲ってしまいました。
2月の末日です。2月は28日しかなく、僅か2,3日の違いですが、短く感じます。1月2月の寒さが厳しかったので、例年なら始まっている杉花粉の症状がまだ出ません。今年の杉花粉は昨年の数十倍との事で、杉の森も花粉で真っ赤なので、一度飛び始めれば、一挙に症状が出そうで不安です。
一時期話題となっていたNHK VS 朝日新聞の問題が報道されなくなりました。報道機関や社会の感心が薄れたのか、水面下に潜ったのか。うやむやで終わらないで欲しいものです。それに代わって、フジサンケイグループ
VS ライブドアの争いが面白くなっています。両者とも、対応を誤っている気がします。もう少し別の対応方法があったのではないでしょうか。ライブドアを応援する気持はありませんが、報道とインターネットの融合は時代の趨勢でしょう。
1ヶ月後に外合となる金星が、太陽観測衛星「SOHO」のLASCO C3の画像に写り始めました。今後、金星が徐々に太陽に近づく様子を楽しめます。
今日の画像は、今朝の月と木星です。昨夜の夜半前に月と木星が最も近づいたのですが、生憎曇り空で撮影できませんでした。でも今朝起きたら、雲間に月と木星が並んでいるのが見えたので撮影しました。再接近時から時間が経っており、月と木星の距離が開いてしまいました。また、月の模様を出す為にシャッタースピードを早くしたので、木星が微かにしか写りませんでした。木星は右端に写っていますので、目を凝らして見て下さい。
- 2005年2月27日(日)18時 (15,700歩)
昼過ぎに一時的に雲が広がりましたが冬晴れの天気でした。今朝は一段と冷え込みました。日中は、暖かな春の陽射しと冷たい真冬の北風が同居した陽気でした。
昨夜は夜半前から晴れ、月と木星が眩しく輝いていました。しかし西の空に傾いたシリウスや木星の下に見えるスピカも激しく瞬き気流の激しさを物語っていたので、望遠鏡を出さずに寝てしまいました。
H2Aロケット7号機の打ち上げ成功は、本当に良かったです。後は、気象衛星「ひまわり5号」の後継となる運輸多目的衛星新1号が予定通りの静止衛星軌道に入り、正常に機能するのを待つだけです。H2Aの今回の成功が、「下手な鉄砲も数打てば」的な成功でなく、今後の連続成功の第1歩であることを期待しましょう。
先週作成した確定申告を税務署に提出して来ました。税務署は通常土日は閉庁ですが、先週の日曜日と今日の2日は、納税者に便宜を図って確定申告の受け付けだけは行ってくれたので助かりました。
今日の画像は、崖崩れの現場です。久しぶりに京急富岡駅への裏道の「せせらぎ緑道」を通ったら途中の崖が崩れていました。いつ崩れたのか知りませんでしたが、比較的に新しい感じです。崖下には人家が無い場所なので人的な被害は無かった様です。しかし、崖の上にはマンションが建っているので、崖崩れが進行すると大事になります。
- 2005年2月26日(土)19時 (13,800歩)
曇りの一日でした。午前中は雲の切れ目から青空や陽射しが顔を見せていましたが、午後は本曇りとなり、時々小雪も舞う、寒い真冬の陽気でした。
天気も悪く、家でのんびりと過ごしました。退屈なのでビデオショップでビデオを借りて来て映画鑑賞をしていました。
アストロアーツからStellaImage5バージョンアップの案内が届きました。一眼レフデジカメのRAW画像を現像なしで読込み、96ビットで処理することが可能になったり、動画の読み込みと良好な画像の選択・合成・ウェーブレット変換処理機能も加わり、その他にも多数の機能が強化されている様なので、注文する積りです。
土星探査衛星「カッシーニ」が撮影した土星の雷雲の画像が公開されていました。まるでタツノオトシゴの様です。
今日の画像は、ノートパソコンの減光用ボードです。天体撮影の時にオートガイドやステラナビゲータを利用する為にノートパソコンを使いますが、モニターの明るさが邪魔になります。明るいモニター画面を眺めていると、目の瞳孔が小さくなり暗い星が見えなくなります。今月の天城山で星仲間から赤いプラ板でモニターを覆えば良いと教わったので、トウキュウハンズで赤い塩ビ板を買って来て作りました。これで眩しさを軽減できそうです。
- 2005年2月25日(金)22時 (15,600歩)
昨夜の雨と雪は、夜明け前には上がり、日中は曇りの天気でした。北風も冷たく陽射しも無く寒い一日でした。昨夜20時頃から降り出した雨は深夜には雪も混ざり出しましたが、積もることはありませんでした。でも少し北の横浜駅付近では積もっていました。出勤時のウォーキングは北の方向に歩くので、北風の時は辛いです。冷たい北風に向かって歩いている時の体感温度は氷点下です。
国立天文台が主催している「スター・ウィーク 〜星空に親しむ週間〜」のキャッチコピー募集が行われています。面白いキャッチコピーを考えて応募したいと思っています。
国税庁の確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作って見ました。昨年は医療費が結構かかったので医療費控除が受けられるので確定申告をする事にしました。確定申告書作成コーナーを利用するのは初めてでしたが、税金や控除の計算間違いが防げ、書き間違えの訂正も容易だし、手書きの手間もかからないので、非常に便利で楽です。確定申告が必要な方は使わないと損だと思います。
今日の画像は、皇居東御苑の風景です。1月末に東京の科学館に行く途中で立ち寄った皇居で撮影したものです。画像ネタが無くなったので、マイアルバムから引っ張り出して来ました。皇居は都心のオアシスだと思います。
- 2005年2月24日(木)20時 (15,200歩)
晴れのち曇りの天気でした。昨日の暖かい南風からガラッと変わって冷たい北風で寒い一日でした。
今日の空もそうですが、昨夜の空は春霞がかかったようなモヤ〜とした透明度の低い状態でした。月明かりで空が白くなり、星がほとんど見えない状態で、辛うじて1等星だけが見えていました。その様な時は、シーイングが良い可能性が高いので、南からの風が収まった夜半過ぎに、木星の撮影を計画しました。仮眠後2時頃に起きて、望遠鏡で木星を眺めると、期待に反して、特有の縞模様も判らぬボヤ〜と円盤が鈍く光っているだけでした。ピントも合わせられない状態なので、諦めて撤収しました。2晩連続の無駄骨でガッカリです。今夜からは天気が悪くなるので、星見は暫くお預けです。
天文の話題ではありませんが、「日本野鳥の会」のサイトに、北海道のタンチョウをライブで見れるページが出来ていました。北海道鶴居村の「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」にライブカメラを設置し、インターネットでライブ映像が配信されています。ブラウザーでライブカメラを操作できます。運が良ければ、タンチョウの姿をライブで見ることができそうです。私も今朝見たら、数羽のタンチョウが群れているのが見れました。
今日の画像は、回転ドアの工事現場です。職場のあるビルには、一度に7名が入れる大型の回転ドアがありますが、昨年の森ビルでの死亡事故以降使用禁止となっていました。その回転ドアが今月に入って、改修工事で板で囲まれました。どんなドアに変わるのか楽しみです。
- 2005年2月23日(水)20時 (15,800歩)
春を思わせる様な暖かい晴れの天気でした。南からの強風が吹き荒れた一日でした。関東地方は春一番でした。
昨日は、移動性高気圧が通過したので気流が安定することを期待して、望遠鏡を出して土星を眺めました。シーイングはそれほど良くはありませんでしたが、しばらくぶりの土星なので撮影を行いました。アダプターを交換したので拡大率が上がり、1/10秒では少し露出不足でした。1/5秒露出だとフレーム数が稼げないので、1/10秒露出で強行しました。露出不足なので、画質が少し荒れた感じになりました。次回からは拡大率を少し下げる必要がありそうです。昨夜の土星画像は、土星のページに追加しました。1月13日以来40日ぶりの撮影でした。
土星を撮影後、今朝の未明に木星を撮影する予定で、望遠鏡を組み立てたまま、一旦寝床に入りました。しかし、夜中に強風が雨戸を鳴らす音に目が覚め、ベランダに出ると、南西の突風が吹き荒れていました。とても木星の撮影を行える状態ではないので、諦めて望遠鏡を片付けて寝床にUターンでした。早く気流が安定する春になって欲しいです。
東京三鷹の国立天文台の口径50cmの公開望遠鏡の年間スケジュールが発表されました。原則として第2金曜日と第4土曜日に実施されるので、チャンスがあれば一度見に行きたいと思っています。
今日の画像は、昨夜の土星です。衝を過ぎて1ヶ月半が過ぎ、土星の輪に落ちる本体の影がかなり大きくなっています。
- 2005年2月22日(火)22時 (16,300歩)
朝は雲が目立ちましたが、昼前から晴れました。風も弱く穏やかな陽気でした。
今日は2が3個繋がるのニャンニャンニャンで猫の日だそうです。ちなみに犬の日は11月1日だそうです。何故1月11日でな無いのか?
H2Aロケット7号機の打ち上げが天候不順で24日から26日に延期になったそうです。まあ、今まで待たされたのだから、念には念を入れて下さい。
2月末で大幅に削減される東京発のブルートレインが勢揃いしている所が報道に公開されたそうです。ブルートレインには思い出が多いです。最初の出会いは、中学の修学旅行で京都に行った時でした。その時には、恥ずかしい思い出を作ってしまいました。私は3段ベッドの最上段だったので、元気良く梯子を登ったら勢い余って天井の蛍光灯を頭で割ってしまいました。車掌さんには、特に怒られず、怪我が無いか心配してもらったほどですが、先生からはこっぴどく怒られました。
就職してからは「あさかぜ」に良く乗りました。私が入社した頃(30年以上昔)は、新幹線は新大阪までしか開通しておらず、広島県福山市への出張は、ほとんどがブルートレインでした。福山への出張は毎回、こちらで夜まで勤務後、横浜駅から「あさかぜ」に乗り、未明に福山に入り、丸一日福山で仕事を行い、その日の夜にまた「あさかぜ」で横浜に戻り、そのまま出社と車中2泊で移動は全て夜間との超効率的な出張でした。学生の頃に、会社の出張は温泉に入れたり旅館で美味しい食事が食べられたりと楽しい物だと聞いて、期待していましたが、現実の厳しさを痛感させられました。その「あさかぜ」が2月一杯で引退するとの事で、感慨深い物があります。できればもう一度乗りたいけどチャンスは無さそうです。
今日の画像は、しし座の銀河M96です。しし座の銀河の画像も最後です。このM96は、明るい中心部の回りに、暗い広がりがありますが、微かにしか写らなかったので、目立つ様に目一杯強調して見ました。普通に処理した画像と比較すると印象がかなり変わります。
- 2005年2月21日(月)21時 (16,800歩)
曇りのち晴れの天気でした。またもや寒波来襲で、今朝は冷え、日中も陽射しがあっても北風が冷たく、寒い一日でした。夕方からまた雲ってしまいました。
先週の研修の間に溜まった仕事を片付けるのでテンテコマイでした。急ぎの仕事は、先週研修後残業で処理しましたが、それ以外が残っています。今週もCMMIのワーキングがビッシリなので合間を縫って、他の仕事を片付けて行くことになります。
2月26日(土)の宵の口におとめ座のη星(4等星)の星食が起こります。当日の月の出は、東京では19時半頃で、月の出間もない時刻に起きます。東の空が開けている場所でなら、赤い月に星が隠される神秘的な光景を見ることができるかも。
翌27日(日)の深夜には、木星と月の大接近が見れます。夜半前の南東の空に、明るく輝く木星と満月過ぎの月が非常に接近している光景は見物だと思います。晴れていれば撮影する積りです。
今日の画像は、昨日に続いてしし座の銀河M66です。昨日のM65より幅がありますが同じ位の大きさです。変形した渦巻き銀河なのか不規則銀河なのか、面白い形だと思います。
- 2005年2月20日(日)18時 (14,000歩)
曇りの天気でした。昼前後には雲の切れ目から青空が見え薄日も射しましたが、午後に入るとまた雲があつくなりました。ぐづついた天気が続き、望遠鏡も眠ったままです。
暇なので、11日の夜に天城山で撮影した春の銀河の画像を再処理して遊んでいました。15日には複数の銀河が写っている画像のアップ止まりだったので、単独の銀河画像を作りました。各銀河を単独画像にするには、撮影した画像を縮小せずに、トリミングするので、画像の荒さが目立つ事になります。多数の画像をコンポジットした場合は、荒さが軽減され滑らかになりますが、今回は1〜3枚の元画像だったので、かなり荒い画像でした。ノイズやガイドエラー等に加え、トーンカーブを調整して強調処理を行っているので、ノイズが強調されおり、そのままではとても見れる画像ではありません。それらを、Stellaimage、Neat
Image、ピンぼけ・手ぶれレスキュー等の各種画像処理ソフトで処理して、なんとか見れる画像にしました。でも処理を加えた分、本来の美しさが損なわれた感じがします。
今日処理した画像は、星雲・星団のページ に M65&M66の画像集、M66の画像集、M82の画像集、M96&M105の画像集、M105の画像集、NGC3628の画像集に追加修正しました。各銀河は、皆固有の形をしており、結構面白い対象なので、はまりそうです。
今日の画像は、その中の一つのM65銀河です。小さな銀河の様に見えますが、直径約10万光年と天の川銀河系と同じ位の大きさだそうです。しし座やおとめ座には、多数の銀河があるので、春の季節はそれらの銀河を追っかけようと思っています。
- 2005年2月19日(土)19時 (13,600歩)
昨夜の雨は未明に雪に変わった様で、今朝起きると、外は雪景色でした。日中は曇り時々雨の天気で、冷たい北風が吹き続け、気温は全く上がらず、凍える寒さの一日でした。
風邪は大したことは無さそうです。何もせずにのんびり過ごしました。
5月15日に打ち上げを再開するスペースシャトルに、野口聡一飛行士が搭乗するそうです。今度こそ無事に戻って来て欲しいです。
堂平天文台の91cm望遠鏡が4月から一般公開望遠鏡として復活するそうです。それほど遠くないの一度利用してみたいと思っています。
天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ(StellaImage)」がバージョンアップします。興味深い機能が追加されるので、入手する積りです。バージョンアップサービスを利用すれば、購入価格は12,000円で済みます。
今日の画像は、今朝の雪景色です。横浜でもこの冬は結構雪が降っている感じですが、積もったのは今年に入ってからは初めてでした。
- 2005年2月18日(金)22時 (15,400歩)
曇りの一日でした。陽射しが無く、冷たく湿った東風が吹き、寒い一日でした。気温が猫の目の様に日々変動するので、体調の維持が大変です。今度は喉が痛くなって来ました。風邪の様です。大事にならない様におとなしくしていましょう。
3日間のCMMIの研修が終わりました。大変な3日間でした。内容が濃すぎて理解度は2割程度です。これから、何度も反復復習が必要そうです。研修終了後のアンケートまで英語で、辞書を引きながらの記入でした。最後まで英語に悩まされました。
土星探査衛星「カッシーニ」からの新しい画像が公開されています。一つは土星のオーロラで、美しい画像です。土星でもオーロラは発生するのですね。我々の望遠鏡では見れないのが残念です。もう一つは、衛星「タイタン」で見つかった直径440kmのクレータです。濃い大気があるタイタンで跡が残っている事を考えると、比較的に新しいクレータだと思います。
今日の画像は、太平洋からの日の出です。12日の朝、天城山から帰宅途中に、熱海を過ぎた所で撮影しました。車を運転中に太平洋から朝日が昇るのを目撃したので、撮影する為に停車する場所を探しました。でも直ぐには見つからず、しばらく走って停車した時には、太陽が昇り切ってしまいました。
- 2005年2月17日(木)24時 (15,000歩)
雨のち曇り一時晴れの天気でした。陽射しが出たので寒さが緩み、気温は上がりました。
今日も一日中、研修所でCMMIの研修でした。研修は19時に終わりましたが、明日までに客先に提出資料をまとめる必要があるので、事務所に戻って21時半まで仕事です。明日も研修で日中は事務所に居ないので、資料は部長にメールで送って、あとは任せました。
今日の研修で記憶に残ったことで、面白い内容があったので紹介します。「正しく作られた成果物」の確認と「作られた正しい成果物」の確認です。どちらも似た感じですが、その内容には大きな違いがあります。前者の作業は「検証」、後者は「妥当性確認」と呼ばれ、目的も結果も全く違った物になります。言葉の使い方は微妙です。
ハワイのスバル望遠鏡が最も遠い銀河団を発見したそうです。銀河団とは、多数の銀河が集まったもので、先日アップしたしし座の複数の銀河の集まりもその銀河団の一つです。
今日の画像は、その様な銀河団のメンバー一つである しし座のNGC3628です。フェイスオフ銀河といって渦巻き銀河を真横から眺めたもので、中央の暗黒帯が面白いです。天の川銀河も遥か彼方の真横から見たらこの様に見えるのかもしれません。
- 2005年2月16日(水)23時 (15,000歩)
朝から夜まで一日中雨の天気で、気温が上がらず寒い陽気でした。お湿りは嬉しいけど、もう少し暖かい雨だともっと嬉しいです。
一日休みをもらったので、体調は回復していつものペースに戻りました。ただ、今日から3日間、研修所でCMMIの基礎研修です。今日は初日ですが、9時から18時半まで、みっちりと密度の濃い研修で疲れました。最大の問題は、テキストが英語なのです。説明が日本語なので何とかついて行けるレベルです。その上、内容が複雑なので、理解が及びません。英語を通常の日本語に直しただけでは、真の意味が判らず、英語の原文のニュアンスを理解する必要があるとの事ですが、チンプンカンプンです。これがあと2日も続くなんて地獄だ〜。
研修が終了後、事務所に戻って、その他の仕事を行いましたが、昨日休んだ事もあり、そちらも全ては片付けられず、明日に積み残しです。ああ〜
小惑星のことがよく判るサイトがありました。『「星の王子さま」への旅』というタイトルです。面白そうな内容です。
その小惑星の一つ 「小惑星2004MN4」が、2029年4月に地球に大接近するとの予報が出されています。月の軌道よりはるかに内側というより、静止衛星の軌道より内側なので、完全なニアミスです。地球をかすめて飛んで行く感じです。最接近時には日本からは見えませんが、3等星位の明るさになるそうです。ぶつからなく良かったです。
今日の画像は、昨日アップした おおくま座の不規則銀河M82です。M82は中央部分で大規模な爆発を起している銀河です。ハワイのスバル望遠鏡で撮影された画像を見ると、その様子が良く判ります。
- 2005年2月15日(火)19時 (3,600歩)
晴れのち曇りの天気でした。気温も高目で穏やかで温かな一日でした。
一晩12時間近く寝たら、熱は少し下がり、身体も楽になりました。やはり風邪やインフルエンザではなく、疲労による発熱の様です。過去にもこの様な発熱は何度か起こしており、無理が重なった時に身体が出すアラームみたいな物でしょう。でもまだ熱が少しありダルさが残っているので、念の為会社は休みました。
午後には寝るのにも疲れて、天城山で撮影した残りの画像処理を行いました。EOS10Dを使って800mm直焦点で撮影した春の系外銀河です。おおくま座のM81&M82、しし座のM65&M66、しし座のM96&M105です。それぞれの画像は、星雲・星団のページの各星雲の画像集に追加しました。
M81&M82は、過去にも撮影していましたが、ガイド不良だったので、撮り直したい対象でした。今回もガイド精度が悪く、星が流れていますが、前の画像よりはましなので差替えました。M81&M82の画像集には、M81とM82の単独画像も載せて置きました。不規則銀河M82の画像は、トーンカーブ調整を控えめにした方が、中心部の不規則さが良く分かるようです。
M65&M66の画像には、フェースオフ銀河のNGC3628も上手く入ってくれ、トリプル銀河の画像になりました。M96はM95と一緒に写す積りでしたが、アングルを間違えM95が視野に入りませんでした。その代わりに右端に、M105&NGC3384&NGC3389のトリプル銀河群が写っていました。
PLANET-Cによる金星探査計画の概要が公開されました。地球と双子の惑星と呼ばれ、地球に近い惑星ですが、解明されていない謎が多い惑星です。私の望遠鏡でも金星の雲の模様を撮影できる可能性があるので、興味のある対象です。
今日の画像は、おおくま座のM81 です。M81は視直径が大きいので迫力があり、好きな銀河の一つです。その他に、M51、M101やM104も撮り直したかったのですが、バッテリー切れで断念しました。次回の楽しみです。
- 2005年2月14日(月)21時 (12,500歩)
夕方までは快晴の天気でした。夕方から雲が目立ち出し、夜は曇りました。今回の寒波も去り、陽射しもあるので、暖かな冬の一日でした。でも今朝は気温以上に寒さを感じました。
会社に着くと、身体がだるく寒気もします。午後になると寒気がひどくなり、ガタガタと震え仕事にならないので、早退です。帰りの電車では眠って乗り過ごす始末。やっとの事で家に着いて体温を測ると38.8度の熱です。喉の痛みが無いのでインフルエンザを疑い、近くの病院に行って診察してもらいました。病院は大盛況で、2時間待ちでした。結局インフルエンザの検査は陰性でした。まだ菌が検出されな時期かも知れないので、少し様子見です。天城山での徹夜疲れによる発熱の可能性もあります。老体には氷点下での徹夜は体力的に無理なのかも。ガックリ!
天城山の結果ですが、EOS10Dで撮影した春の銀河が3点未処理で残っていますが、そんな調子なので処理が終わりません。昨日アップしたEOSkissDで撮影した画像は、どれも星雲の写り具合が今一つでした。露出不足です。多くの対象を撮影したい気持が強く、露出時間を切り詰める悪い癖が出てしまいました。毎回、対象を絞ってじっくり撮影する積りで出かけますが、その場になるとあれもこれもと好くガでます。反省!
Canonが、天体撮影モデルEOS 20Daの受注販売を開始するそうです。EOS 20Daは、Hα輝線の透過率をEOS
20Dの約2.5倍に向上し、また液晶モニターでピント合わせもできる「ライブビューモード」を搭載した天体撮影に適したデジタル一眼レフカメラです。デジタル一眼レフ派の天文マニアには嬉しいニュースです。改造kissDを手放して、EOS
20Daを購入しようかな。
今日の画像は、昨日アップしたふたご座のモンキーフェース星雲&クラゲ星雲&M35です。この3天体を一緒に撮影する為のアングルを決めるのに苦労しました。この対象を撮影中に邪魔が入り、撮り直していました。飛行機がモンキーフェース星雲の真前を通過していったのです。天体撮影では、雲と飛行機が一番の邪魔物です。
- 2005年2月13日(日)19時 (11,600歩)
朝夕は晴れ間もありましたが、日中は曇りの寒い一日でした。夕方から晴れ始めました。
伊豆の天城山への星見に遠征で、11日から昨夜まで38時間起き続けていたので、昨夜は爆睡でした。寝る前は朦朧としていましたが、10時間も寝たので今朝はスッキリと爽やかな気分でした。今日は、その天城山の素晴らしい星空の余韻を味わいながら、撮影して来た画像の処理を続けていました。12日の未明に道具を片付けながら見上げた東の空には、こと座やさそり座等の夏の星座が昇り始めていました。
今日は、IRcutフィルタを除去したCanon EOS
Kiss D で撮影した冬の星座や星雲の画像を処理しました。冬の星座や星雲を写すには時期が遅めですが、改造EOS
Kiss D で写したかった対象ばかりでした。
星座は、35mmレンズで撮影した オリオン座、おおいぬ座、いっかくじゅう座 で、これらの画像は、星座のページに追加しました。星雲は、200mmレンズ撮影した
ふたご座のモンキーフェース星雲、ぎょしゃ座の勾玉星雲、いっかくじゅう座のわし星雲で、星雲・星団のページの各星雲の画像集に追加しました。改造EOS Kiss
D だと、赤い星雲を写すのに、IR64フィルタでの撮影や、画像の合成も不要なので効率的です。空の暗い天城山での撮影で、各画像には暗い星雲が良く写っていました。
今日の画像は、その一つのいっかくじゅう座のわし星雲です。改造EOS
Kiss Dで写したかった天体です。
- 2005年2月12日(土)20時 (9,000歩)
晴れのち曇りの天気でした。また冬に逆戻りで、今朝はかなり冷え込みました。午前中は快晴でしたが、午後になると徐々に雲が増え、寒い一日でした。
昨日の雑記帳の続きです。天城山の駐車場には、既に先客が3名居られ、私は4番目でした。その後も続々と集まり、望遠鏡の林が出来ていました。私が到着した時には雲が目立ちましたが、先に来ていた方々の「直ぐに晴れますよ」の言葉に勇気付けられ、望遠鏡を組み立て始めました。極軸を合わせ終わる頃には、雲も無くなり、素晴らしい星空が広がりました。風はほとんど無く、絶好の天体撮影日和(星和かな)でした。途中に時々雲が広がる事もありましたが、大きな中断も無く撮影を続けられました。現地の気温は、−6度と氷点下で、車も機材も全て凍り付きました。でも、風が無かったのと、持って行った石油ストーブが威力を発揮し、ほとんど寒さは感じませんでした。撮影の合間には、現地にいた同好の方々と話をしたり、コーヒーをご馳走になったりと、楽しい一夜でした。
まずは北の空にマックホルツ彗星(C/2004Q2)から撮影開始です。マックホルツ彗星は、1月始めに近地点と近日点を通過し、暗く成り始めていましたが、どうしても空の暗い天城山で写したかった対象でした。昨年から計画していた1月の3連休に撮影できなかったリベンジです。ただ、到着時刻が遅くなった為に、高度が下がっており、満足な撮影は出来ませんでした。
マックホルツ彗星の後は、冬の星雲・星団や星座を撮影です。散開星団や系外銀河は、EOS-10Dを使い望遠鏡の直焦点で撮影し、冬の赤い星雲は、改造EOS-kiss-Dを使いカメラレンズで撮影しました。今回も赤道儀の追尾精度が悪く、ノータッチガイドでの撮影が出来ず、全てAstroSnap+ToUcamでのオートガイドを行いました。望遠鏡の直焦点撮影の時は、ガイドスコープでガイドしますが、画角の狭いToUcamの視野にガイド星を入れるのに手間取り、撮影能率はガタ落ちでした。
天文薄明の始まる5時頃まで撮影を続ける予定でしたが、4時頃にバッテリが弱くなり撮影の継続が難しくなったので、そこで終わりにして道具を片付けて帰路につきました。
今日の画像は、昨夜撮影した、マックホルツ彗星(C/2004Q2)です。光度は落ちていましたが、右方向に伸びるイオンの尾と上の方向に広がるダストの尾が写っていました。さすがは空の暗い天城山です。昨夜のマックホルツ彗星の画像は、彗星のページのマックホルツ彗星の画像集に追加しました。
その他の天体の画像は、毎日少しずつ処理してアップして行きます。
- 2005年2月11日(金) 建国記念日 36時 (10,600歩)
曇り時々晴れの天気でした。
3連休の初日です。神奈川県の天気予報は夜も曇りでしたが、伊豆の天気予報が曇りのち晴れだったので、駄目元で天城山に星見の遠征をしました。現地に夕方に着く予定で昼過ぎに出発しましたが、連休で出かける車が多く、至る所で大渋滞。いつもなら3〜4時間で着く所が、6時間半もかかってしまい、現地に着いたのは19時半でした。天城山に着く僅か手前で、ハプニングもありました。車に鹿があたったのです。車が鹿にではありません。数等の鹿の群れが道路を渡っている所に出くわし、群れが渡り切るのを止まって待っていると。横の林から別の群れが飛び出してきて、その内に一頭が私の車に体当たりして逃げて行きました。鹿も私もビックリでした。幸い、鹿も怪我は無そうで、車にも傷や凹みは出来ませんでした。
天城山の駐車場に着いた時は、雲が目立ち、今日もドライブで終わるかと不安が横切りました。この続きは明日の雑記帳で。
今日は画像はありません。すみません。時間がないもので。
- 2005年2月10日(木)21時 (15,700歩)
昨夜の雨は夜明け前には上がり、午前中は一時的に晴れ間も広がりましたが、雲の多い天気でした。南風が吹き、気温が上がり春を思われる様な暖かい陽気でした。この暖かさに杉花粉が誘われて飛び出さないかが心配です。
以前、ToUcam Pro用の31.7mmアダプターを作成中で完成したら紹介しますと書いたまま忘れていました。既に出来上がっていました。以前は、カメラレンズの後蓋を利用してTリング接続方式で使用していましたが、汎用性に乏しい・CCD面のゴミが着き易い・外れ易い・撮影中に回転し易い等の欠点がありました。特に撮影中に僅かでも回転すると、画像処理が面倒になるので困っていました。それで、ToUcam
Proのオリジナルレンズユニットを利用して31.7mmアダプタに改造しました。レンズを取り出したレンズユニットを、大型のワッシャを介してVIXENの36.4mm−31.7mmアダプターに接着して作りました。そのアダプターの画像と説明 を 望遠鏡用パーツのコーナー の ToUcam Proの欄 に追加しました。当初はレンズユニットを分解してレンズを除去するのが難しい感じだったので、Tリング接続方式で改造しました。しかし、今回レンズユニットの両端をペンチで掴んで力一杯捻ったら簡単に分解できました。昨日の木星もこのアダプターで撮影しましたが、かなり使い易いです。アダプターの先端に赤外線カットフィルタを付けているので、CCD面へのゴミ付着も防止できそうです。
今日も3種類の業務の会議が休み無く連続で入り、超多忙な一日でした。午前中の1件目の議事録作成で昼休みも取れず、2件目の会議中に次の会議のメンバーが雪崩れ込んで来る状態でした。正にテンヤワンヤでした。
今日の画像は、31.7mmアダプターを付けたToUcam
Proです。これの出番が多くなる事を期待しています。
- 2005年2月9日(水)20時 (16,100歩)
曇り時々晴れの天気でした。朝は寒かったものの日中は寒気も和らぎ、また、昨日の雨と南からの気流の影響で湿度が高く過ごし易い陽気でした。
昨日に出された今朝の予報気圧配置が西高東低の冬型が崩れていたので、少し早起きをして木星を撮影する事にしました。天気予報通り夜明け前には晴れていました。望遠鏡を組み立てて木星導入し、ToUcamを接続した時に、間違えてスカイセンサーの電源コードの接続プラグの部分を踏んでしまいました。その為、スカイセンサーが瞬断し、恒星時追尾が止まったので再度追尾モードに戻したのですが、追尾してくれません。スカイセンサーのご機嫌を損ねた様です。スカイセンサーの電源を一旦切って、再度セッティングしても駄目で、電源プラグを抜いて、全て最初からやり直したら、やっと正常に戻りました。でも、そのバタバタの為に、出勤時刻までの残り時間が少なくなり、慌しい撮影となってしまいました。その影響で撮影フレーム数を通常の10フレーム/秒では無く、5フレーム/秒で撮影する間違いを犯し、画像の質を低下させてしまいました。この時期としては、シーイングが良かっただけに残念です。
今日の画像は、今朝の木星です。しばらくサボっていたので、5週間ぶりの撮影でした。木星の視直径がかなり大きくなっており、大赤斑が丁度正面に来ていました。また、NEB(画像中央下側に見える北半球のバンド)の色が赤く濃い事が判ると思います。NEBの赤色化が今シーズンの特徴の様です。これからは冬型の気圧配置が崩れる事が多くなるので、木星の撮影するチャンスも増えそうです。今朝の木星画像は木星のページに追加しました。
- 2005年2月8日(火)20時 (15,500歩)
雨の天気でした。雨は夕方に上がりました。日中は冷たい雨で気温が上がらず、凍える様な寒い陽気でしたが、でも10日ぶりの雨で乾燥が和らぎました。草花だけでなく乾皮症でバリバリ状態の皮膚にも恵みの雨です。
社内報の原稿が部長と事業部長の検閲にパス(3回の手直し後ですが)し、総務部への提出締め切りに間に合いました。後は広報担当から縮めろ伸ばせの注文が来ない事を祈りましょう。
日本の超新星探索家による超新星の発見が連続しています。2月1日に神奈川県の広瀬氏が「おひつじ座」のNGC691で発見したのに続き、山形県の板垣氏が、6日に りょうけん座のNGC4617 と くじら座のNGC941 で連続発見の快挙です。1日で2個の発見は非常に珍しい事だそうです。冬場で晴れ間の少ない山形での発見も驚きです。広瀬氏も板垣氏も日頃の努力の結果でしょうね。広瀬氏は3個目、板垣氏は14個目の発見だそうです。
今日の画像は、キンクロハジロです。昨日同様に皇居のお堀で撮影したものです。キンクロハジロは小型の鴨の仲間です。白鳥同様にエサを期待してか、お堀に近づく人を見かけると、一団となり近寄って行きました。
- 2005年2月7日(月)22時 (14,500歩)
曇りの天気でした。冷たい北風が強い上に陽射しが無く、寒い陽気でした。一週間以上続いた強い冬型の気圧配置が崩れ、天気は下り坂です。
昨夜は久しぶりに曇ったので、望遠鏡も出さず、早目に寝床の入れました。今週の天気予報を見ると曇りの日が多そうなので、天文の方はお休みでしょう。11日からの3連休に星見の遠征に行こうと思っているので、体力の温存を優先しましょう。でも、肝心の3連休の天気が心配です。予報は余り良く無い感じです。
昨日に行われたH2Aロケット7号機の打上げリハーサルは順調だった様です。実際の打上げは24日です。成功を祈りましょう。
沖縄県石垣市に新天文台が誕生するそうです。今年の夏に国立天文台が口径1mの光学・赤外線望遠鏡を設置し、観望会や教育の場として活用するそうです。沖縄地方は、空の透明度も高く、またシーイング良いそうなので、天体望遠鏡を設置するには絶好の場所だと思います。惑星を観察するアマチア天文家の中には、良いシーイングを求めて望遠鏡を持って沖縄まで行かれる人もいる様です。私も行って見たのですが、旅費が機材の方に回っているので、目処がたちません。
今日の画像は、皇居のお堀の白鳥です。先月の29日に天文の講演を聴きに東京の科学技術館に行く途中で立ち寄った皇居で撮影しました。お堀の縁に立ってカメラを構えていたら、エサを期待してか白鳥が寄って来ました。
- 2005年2月6日(日)18時 (16,400歩)
時々雲が広がるものの、好天の冬晴れの天気でした。北風は冷たいけど、陽射しの中では暖かくコート無しでセーターだけでも大丈夫でした。昨夜は北風が吹き荒れ、雨戸がガタガタと鳴り続けていたので、眠りを妨げられ少し寝不足です。
国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクトのコンテンツが公開されました。公開されたコンテンツは、データ量が多く、我が家のナローバンドではダウンロードにかなり時間がかかりましたが、結構楽しめる内容だと思います。
先週の2日の夜にATK-2Cで色々な天体の撮影を試みて遊んでいました。ATK-2Cは画角が狭いので、広く広がる天体の撮影には不向きなので、小さい対象で試しました。M1、M78、M79等です。しかし、夜空の明るい横浜ではこれらの暗い天体をATK-2Cで撮影するのは難しいことが分かりました。また、画角が狭いので対象の天体を導入するのがかなり難しいことも分かりました。やはりATK-2Cは、長い露出時間が必要な惑星の撮影を中心に使うことになりそうです。その時に撮影した画像を処理する時間がなく、撮りっ放しだったので、今日処理を行って見ました。結局、まともに写ってうたのは、うさぎ座の球状星団M79だけでした。そのM79の画像は、星雲・星団のページに追加しました。
今日の画像は、2日の夜に撮影した うさぎ座の球状星団M79 です。M79は、小さく暗い球状星団で見栄えはしませんが、冬の空で見れる唯一の球状星団です。
- 2005年2月5日(土)18時 (12,500歩)
晴れ一時曇りの天気でした。また寒波が復活したので、冷たい北風が吹いていました。朝の気温はそれほど下がりませんでしたが、雲が多く日中も気温は余り上がりませんでした。
非常に忙しかった一週間も過ぎ、やっと週末の休みとなりのんびりと・・・は行きませんでした。木・金と行った中堅社員交流会の事を社内報に載せるので原稿を書いて来週の中頃までに出してくれとの依頼が金曜日に来ました。提出するには部長や事業部長のチェックと修正、さらには総務部からの校正等で時間がかかるので、月曜日の朝一に部長に提出しなければなりません。仕事を家庭には持ち込まない主義でしたが、仕方が無くホームワークです。掲載スペースは原稿用紙2枚分のは800字ですが、修正等を考慮して少し多めに書かねばならず、かなり梃子摺りました。
ハッブル宇宙望遠鏡の処置に関して米国の下院で公聴会が開かれたそうです。宇宙の探査に不可欠なハッブル宇宙望遠鏡の延命は、世界中の天文学者や天文ファンが願っていることですが、その維持には膨大な費用がかかり、イラク出兵等で膨大な財政赤字を抱えている米国には、その費用を捻出するのが難しいのでしょう。スペースシャトルの問題もあります。米国だけに任せずに、世界的な支援はできない物でしょうか。
今日の画像は、梅の花第3段です。今日は黄梅です。黄梅は非常に少なく、自宅周辺では1本だけしかありません。梅の花には、蝋梅という物があるそうですが、それは今まで見たことがありません。一度見たいと思っていますが、咲いている場所も知りません。
- 2005年2月4日(金)22時 (15,000歩)
薄雲が目立ち透明度が落ちた春の様な空でしたが、好天の一日でした。寒波が緩み、風も弱く穏やかな陽気でした。
昨日開始した中堅社員交流会の続きを一日中行っていました。13名の中堅社員を2グループに分け、それぞれが「達成感」と「時間管理」の2つのテーマを検討し、最後に発表を行ってもらいました。検討時間が少なく充分な検討が出来ない中でも、今後より深い検討が必要な意見や提案が出され、それなりに効果のある検討会だった感じです。今回の検討内容は各職場に持ち帰ってもらい、更に深堀の検討を行ってもらう事になります。その結果は3ヵ月後に発表の予定です。
「マックホルツ彗星見えるかな?」キャンペーンの結果が公開されていました。 その結果をじっくりと見ると色々な事が判って来るので面白いです。地域別の肉眼での観察結果をみると、その地域の平気的な空の明るさが判る様な気がします。
カッシーニ・ホイヘンスのトピックスに新しい記事が載っていました。ホイヘンスには音楽が搭載されていたのですね。始めて知りました。その音楽を再生するのは未来の人類でしょうか、それとも・・・ カッシーニが撮影した土星の大気の画像も素晴らしいです。木星と似ていると思いました。
手放事にしたEOS-20Dですが、天文に興味のある方にお譲りすることができました。大事にしてくれそうな人なので良かったです。
今日の画像は、昨日に続いて梅の花です。今日は紅梅です。この紅梅は1月末に撮影した物です。横浜では紅梅より白梅の方が多い感じです。
- 2005年2月3日(木)23時 (18,600歩)
午後に一時的に雲が広がりましたが、冬晴れで好天の一日でした。今日も気温が低目で寒い陽気でした。
今日の午後、会社で中堅社員交流会を行いました。毎年2回実施しているもので、事業部の各部署から1〜2名の中堅社員を集め、事業部長から事業部の方針を説明してもらい、監査役からの講演、参加者による検討会が行われます。その交流会の進行役を引き受けています。監査役の講演テーマは、現在ホットな話題の個人情報保護でした。個人情報保護が今年の4月から適用が開始されるので、社内でも感心が高い話題なのでタイムリーな講演でした。午前中は、その個人情報保護に関する契約でユーザーで会議が行われた所でした。
監査役の講演の後は、各部署からの昨年度の活動報告を受け、それに続いて今回のテーマの検討を行ってもらいました。今回の検討テーマは、「達成感」と「時間管理」です。明日も引き続き検討してもらい、最後に検討結果の報告を受けるので、その結果が楽しみです。今日は、検討会の後、事業部の幹部との懇親会も行われ、上下の交流も盛んでした。
今日の画像は、梅の花です。1月中旬に撮影したものですが、掲載する機会を逸していました。梅の季節は2月ですが、今年の開花は早かった感じです。草木の季節は既に春なのかな。
- 2005年2月2日(水)20時 (15,700歩)
今朝も気温が低く寒い朝で、日中も昨日同様に晴れ時々曇りの天気でした。今年一番の寒波の影響で日中も気温は低めでした。日本海側は大雪で事故等で死傷者も出ているそうです。雪国にお住まいの方々は大変だと思います。怪我等に気を付けて下さい。
昨夜は、月の影響も無くなり綺麗な星空でした。それに誘われて久しぶりに望遠鏡を出して散開星団の観望を楽しんだ後、土星を眺めましたが、シーイングが悪く撮影は無理でした。でも、それで終わりにするのが物足らず、土星の衛星を撮影して見ました。例のATK-2Cを使って5秒露出で撮影すると、土星の衛星がはっきりと写りました。しかし、土星の近くを回っている第1衛星ミマスと第2衛星エンケラドスは、土星の光芒に埋もれてしまいました。その画像に、1/50秒露出で撮影した土星本体を合成した画像を惑星のページに追加しました。
日本惑星協会のサイトに、太陽風観測衛星ジェネシスが回収した太陽風の分析が開始された記事が載っていました。回収カプセルの空中捕獲には失敗しましたが、サンプルの一部は無事に回収された様です。同サイトには、その他にも土星の衛星タイタンに着陸した「ホイヘンス」が撮影した画像の説明の記事や、土星のリングに写る土星本体の影の画像も載っていました。
今日の画像は、昨夜撮影した土星の衛星です。第3衛星テチス、第4衛星ディオネ、第5衛星レア、第6衛星タイタンが写っています。第1衛星ミマスと第2衛星エンケラドスを写すのが課題です。
- 2005年2月1日(火)22時 (19,900歩)
晴れ時々曇りの天気でした。陽射しがあっても風が冷たく気温が低めの陽気でした。朝晩は手袋が無いと手が痛く感じます。今朝は南西の空に月と木星が美しく輝いていました。
今日から2月です。今月の見物は、まず暗くなり始めたマックホルツ彗星ですね。北の空に移りましたが、まだ充分に見れます。でも我が家のベランダ観測所からは自宅が邪魔で見ることが出来ないのが残念です。
惑星では、ふたご座の土星が日没後から夜半事まで楽しめ、夜半過ぎには木星も楽しめる様になりました。その木星が27日に月と大接近となります。その前日におとめ座のη星の星食が起こります。今年は明るい恒星の食が少ないので、双眼鏡で楽しめる数少ない星食の一つです。
国立天文台から来年2006年の暦が発表されました。その暦によれば2006年11月9日に水星の日面経過があるそうです。かなり先の話ですが。
今日の画像は、次女と戯れる秋人君です。ワンの日恒例の登場です。次女が風邪気味で寝ている枕元に来て甘えています。次女にとっても気晴らしになっている様です。
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