このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2006年5月31日(水)22時(15.0千歩)
快晴の五月晴れではありませんが、陽射しがたっぷりの好天でした。気温が上がりましたが、昨日より湿度が低いので、多少は過ごし易い陽気でした。
5月も晦日です。今月は天気が悪く、まともに晴れたのは10日程度で、夜も星見ができる程度に充分晴れたのは数日しかなく、正に梅雨と同じ状態でした。今週は天気が良さそうですが、本格的な梅雨の前の中休みと言った感じです。今夜も薄雲が広がっており、望遠鏡の出番は無さそうです。(天気予報は晴れです)
月惑研究会関西支部の瀧本さんのサイトに、9月9日(土)〜10日(日)に四国の高松で開催される「第30回木星会議の案内」が掲載されました。西日本に在住の惑星に興味のある方は、是非参加を検討して下さい。私も都合が付けば、今年も参加する積りです。
国立天文台が行っていた「謎の彗星見えるかな」キャンペーンの最終集計結果が公開されました。その中の解説に、暫定版で疑問を感じた肉眼で見れた報告への解説がありました。キャンペーン期間中に明るい流星が流れたそうで、その流星を彗星と勘違いした可能性があるとのことでした。全てがそうではないと思いますが、少し納得しました。
その彗星は、日本からは見難くなっていますが、南半球では、まだ見易く健在だそうです。今月復活した「ゆういちの星空日記」で紹介されていた 73P/Schwassmann-Wachmann(VdS-Fachgruppe Kometen)
に掲載されているを5月25日〜30日の画像を見たら、美しい長い尾を引いたC核とB核が並んで写っており、ビックリ仰天でした。空の透明度や機材の違いなのでしょうか?どうすれば、あの様な画像が撮影できるのでしょうか?かなりのショックを受けました。
天体望遠鏡TIPSのページ の 大気分散補正用WedgePrism(ウェッジプリズム) に昨夜撮影した木星の実例画像を追加しました。
今日の画像は、ニッポン放送のクリアーホルダーです。ニッポン放送の「高嶋ひでたけの特ダネラジオ−夕焼けホットライン」で天気予報のことを話していたので、メールで天気予報が当たらないとの投稿をしたら、採用されて放送されました。過去にも一度、投稿が採用されたので、2回目です。その投稿へのお礼に、画像のクリアーホルダーが送られて来ました。
- 2006年5月30日(火)23時(16.5千歩)
晴れ時々曇りの天気でした。気温が上がり、湿度も高く、蒸し暑い陽気でした。
夜になっても晴れていたので、久しぶりに望遠鏡を出して木星を撮影し始めました。1回目を撮影し、画像処理を終え、2日目の撮影にベランダに出たら、空は雲で覆われ木星は見えなくなっていました。今夜はこれで終りの様です。物足りません。何となく中途半端な気持です。
今日は、午前中打合せで都内まで行って来ました。暑くて邪魔な上着ですが、お客様との会議なので着ていかざるを得ません。早くクールビスをスタートさせて欲しいです。
インターネットのニュースで、究極の飲酒運転防止装置の記事が目に止りました。ドライバーの呼気中にアルコール分があるとエンジンがかからない仕組だそうです。早く実用化して欲しいです。
それから別のニュースで、公安委員会の承認がなく法的効力のない道路標識に基づいて誤って反則切符を切ったとの記事をみて、昔を思い出しました。一方通行でも無いのに直進禁止の道があり、間違って直進したらその先で、その交差点の違反狙いの検問に引っかかり、反則切符を切られた経験があります。直進以外の左右からは新入可能な変な交差点でした。ところが、その半年位後には、直進禁止の標識は無くなっていました。これも法的効力のない道路標識だったのでは。でも、もしそうであっても、20年近い昔の話なので時効でしょうね。
今日の画像は、今夜の木星です。大赤斑が見え始めて頂けに残念です。夜半過ぎれば晴れそうな気がしますが、明日も仕事が忙しいので諦めてましょう。今夜の木星 も 2006年の木星のページ に追加しました。
- 2006年5月29日(月)22時(12.5千歩)
曇りがちの天気で、時々雲の切れ間から青空と陽射しがでる空でした。湿度が高く蒸し暑い陽気です。
昨日は夕方から晴れ間が見え始めたので、期待していましたが、夜になると雲が徐々に多くなり、最初は微かに見えていた木星も夜が更けるに連れて見えなくなりました。このまま梅雨本番に突入は無いでしょうね。梅雨に入る前に、もう一度木星を撮影したいです。
長年、間違った名前で登録されていた小惑星「野口英世」の名前が、やっと正しく訂正されたとのニュースに気が付きました。こんなことがあったのですね。知りませんでした。
職場のグループウェアのバージョンアップを行っています。全社標準のコミュニケーションツールはイントラネットとE-Mailです。但し、私の所属する事業部内、及び親会社間のコミュニケーションには、ノーツというグループウェアも使っています。今回、親会社のサーバーソフトのバージョンが上がったので、それに合わせて各クライアントPCのバージョンを上げることになりました。
しかし、社内事業部のサーバーソフトは2世代前のバージョンのままなので、厄介な事態になりました。同じソフトをバージョン別に2個入れなければなりません。それに1台のPCで複数のユーザーが利用しているケースもあります。親会社から至急された新バージョンの導入CDは、新規登録とバージョンアップには対応していますが、旧バージョンのソフトが別に存在するケースや、複数ユーザーへの対応がなされていなかったのです。その為、単純に導入できず、社内情報システムの協力を求めて、PC1台を1日がかりでの導入でした。ソフトのバージョンアップには毎回苦労させられます。
今日の画像は、木苺の実です。紗南チャンの散歩コースにで見かけたのですが、花が咲くまでは桑の木だと思っていました。しかし花を見た時に桑の木ではなそうと感じていたら、イチゴの様な実を付け初めたので、木苺だと判りました。苺はバラ科の植物だそうです。
- 2006年5月28日(日)18時(10.2千歩)
雨のち曇りの天気でした。雨は8時頃に上がり、その後は曇り空が続き、夕方近くになり雲間に青空が見え始めました。気温は高目で蒸し暑い陽気です。今夜は晴れるとの予報ですが、期待できるのかな?
国立天文台が後援しているスター・ウィーク2006〜星空に親しむ週間〜(8月1日〜7日)のキャッチコピーは「7日連続 星曜日!」に決まったそうです。7日連続快晴を期待したいです。
先週の22日の雑記帳で新しいガイドシステムのことを書きましたが、その画像が出来たので、その新ガイドシステムを望遠鏡パーツのコーナーに追加しました。ガイドスコープをminiBORG60EDに変更しました。今までのVIXENのMC90Lでのガイドですが、ガイド精度が悪く悩んでいました。MC90LにToUcamと付けてオートガイドをしながら、主鏡にATK-1HSを取り付け、同じ恒星を別のPCのモニターで観察した結果、MC90L側は完全に追尾しているけど、主鏡側は恒星が動いて行くのです。オートガイドを止めると、主鏡とMC90Lでの恒星のズレ方向が異なるのです。MC90Lの取付部を強固に固定しても現象は改善せず、MC90Lのミラーシフトを疑い始めていました。それにMC90Lは重く、GPD赤道儀への負荷も大きいので、ガイドスコープを変える事にしました。
軽量化するならminiBORGが一番と感じました。どうせ購入するなら少し値が張るけど、撮影にも使えるEDレンズが良いと思い、miniBORG60EDを購入しました。口径60mm 焦点距離350mmのミニ望遠鏡です。これなら大きな星雲の撮影にピッタリです。2倍のバローレンズを使えば焦点距離を700mm〜1200mmにできるので、ガイドスコープとしても充分です。天気が悪く、新しいガイドシステムでの撮影は、まだですが、恒星を使ったテストでは、ズレは起きませんでした。早く実際の撮影で試したいと思っています。
今日の画像は、その新ガイドスコープです。MiniBORG60EDは、510gと非常に軽いので、微動雲台も誠報社製から操作性の良いVIXEN製に変更し、さらに軽量化を図りました。誠報社のマルチプレートもVIXENのアリミゾに直付けとしました。
- 2006年5月27日(土)18時(10.4千歩)
シトシト降り続く雨の一日でした。気温は低めですが、ムシムシします。これでもまだ梅雨入りでは無いそうです。梅雨入りの定義って何だろう?
今朝、紗南チャンの散歩コースとなっている公園の駐車場にTBSラジオの中継車が止まっているの気が付きました。家に戻ってからラジオ番組表をみると、TBSラジオ の「土曜ワイドラジオTOKYO永六輔・その新世界」の放送で金沢区から中継放送があることを知り、再度紗南チャンを連れて公園に戻りました。すると、その公園で「乙女探検隊が行く〜関東新地図」の中継が行われており、元テレビ朝日アナウンサーの棟方宏一氏がゲスト出演で、金沢区や能見堂や富岡の事を話されていました。
棟方宏一氏を実際に見たのは始めてですが、背が高く上品な紳士との印象で、レポータの女性も可愛い素敵な方で、少し話も出来、好印象を受けました。生憎の天気で、アマチュア野球の試合も中止で、散歩している人も少なかったのが残念でした。天気が良ければ、愛犬の散歩や公園を散策する人が一杯で賑やかな雰囲気だったと思います。帰り際には、ディレクターの方からボールペンの粗品までもらえました。
天気が悪く、暇なので、過去に雑記帳で記事にしたことから、天文マニア初心者の参考になりそうな事を整理して、天体望遠鏡TIPSのページ に 追加しました。今日追加した記事は、スカイセンサー2000PC用モーターのギヤー交換、光害カットフィルター取り付け方法、大気分散補正用WedgePrism(ウェッジプリズム) の3件です。皆さん既にご存知だと思いますが、知らなかった人が居られれば参考にして下さい。
今日の画像は、今朝見たTBSラジオの生中継のひとコマです。雨に濡れた木々に囲まれた公園の散策木道からの生放送でした。
- 2006年5月26日(金)22時(11.5千歩)
朝方は薄雲越しに日差しも感じられ雲の切れ目から青い空も見えていましたが、徐々に雲が厚くなり、午後には本曇りとなりました。陽射しも無く気温は低めで肌寒い陽気でした。好天は長続きせず、昨日の日中の半日だけでした。新月期の週末なのに、星見ができない・・・
1年位前から天文関連以外の新規サイトから相互リンク依頼のメールが届く様になり、多いと週に数件も来ます。これは、Googleなどの検索エンジンはそのサイトが「どれだけ多くのサイトからリンクされているか」を判断し、リンク数が多いほど検索順位が上がるので、リンクしてもらうサイトを増やし、アクセスアップ狙いが目的だと思われます。
私は、原則として天文関連や知人のサイトを中心に、お奨めと感じたサイトをリンク集に載せています。リンクしたサイトの管理者にはリンクした旨を連絡しますが、相互リンクを要望することはありません。相手の方が「星への誘い」を気に入ってリンクしてくれれば、結果として相互リンクになるだけです。当然、逆のこともあります。
トップページにも記載していますが、天文関連以外の新規サイトから相互リンクは、一部例外(確かにお奨めできそうと感じたサイト)を除いてお断りしています。この様な押し付けタイプの相互リンクは不自然に感じますが、新規サイトもアクセス向上に必死で、あらゆる手段を使うのも理解できます。それなので、今後も今まで通り、相互リンクは奨められるサイト限定で行こうと思っています。
なお、サイトによっては、要望を受け入れて全てを相互リンクをする所もあり、逆に全てを断わる所もあるようです。
今日は、会社で職場改善活動の全社発表大会が行われました。一昔前のQCサークル活動の様なものです。全社の4事業部門と本社スタッフ部門で予選選抜された9サークルの発表会です。私が所属する事業部の9部署からは3サークルが参加し、その調整を行っていました。各部署で活動には大きな差があり、活発な活動が行われる部もあれば、ほとんど活動が無い部もあります。その差は、部長の力の入れ方の違いで表れる様です。なお、優勝〜3位までは高額の賞金がでるので、私も参加したいけど、事業部取り纏め役が出ても良いのかな?
今日の画像は、八重のクレマチスです。紫の大きな花が目立ちます。花びらが6枚だと鉄線、8枚だと風車との別名がついていますが、八重は珍しいのかな。
- 2006年5月25日(木)22時(10.3千歩)
久しぶりの五月晴れでした。午前中は快晴でした。昨夜の激しい雷雨が嘘の様な朝でした。大陸からの乾燥した移動性高気圧に覆われ、爽やかな陽気でした。
今夜は、木星でも撮影しようと勇んで帰って来ましたが、20時頃には雲が広がり始め駅から家までの足取りは重くなりました。今夜は夜半前に大赤斑や赤化したBAが正面に回って来るだけに残念です。好天が長続きしません。今夜も退屈だ〜。
昨夜は、深夜まで雷雨が続き、紗南チャンがパニック状態でした。稲光を避けて、外からの光が入らない彼女の寝床に逃げ込んだまま、ブルブルと震え、雷鳴が鳴るたびに怯えて呼吸が荒い状態が続きました。暫く側に着いてあげ、身体を撫でて安心させていました。実際、私もドッキとする位の雷鳴で家がビリビリと振動するほどでした。
10日の雑記帳で紹介した件ですが、私が撮影した天の川の画像を使った小学校向けの壁新聞が発行元のインタープレス社から送られて来ました。壁新聞1面(模造紙サイズ)への掲載に耐えられる画像か心配でしたが、何とか見れそうなので安心しました。インタープレス社は、学校向けの教材や壁新聞フォトニュース教材の出版を行っている会社で、今回の壁新聞は9800部発行され、同社が契約している全国の小学校と一部の中学校に配られるそうです。
今日の画像は、その壁新聞です。壁新聞は縦長なので上の部分だけ表示いてあります。画像をクリックしてくれれば、全体のイメージが表示されます。(壁新聞画像の掲載はインタープレス社に了解を得ています)この壁新聞を見て、一人でも多くの小学生が星に興味を持ってくれれば良いな、と思っています。
- 2006年5月24日(水)22時(10.4千歩)
日中は晴れましたが朝夕は曇りの天気で、気温は鰻昇りで夏日でした。日没頃から雨が降り出し、直ぐにバケツをひっくり返した様な豪雨となり雷も鳴り出し、紗南が怯えています。苦手な蒸し暑い季節となり、ネクタイを外して上着を手に持っての通勤です。自分で勝手にクールビス宣言をして、職場でもノーネクタイにしました。
今日は通勤電車で恐くて面白い変な経験をしました。以前にも雑記帳で書いた車内のマナーの問題です。いつもの様に身動きできない超満員の車内で、左前にアメフトの選手の様な大きな体格で恐い顔をした外人、右後に同じ様な体格の日本の若者に挟まれていました。こともあろうに右後の若者が本を広げて読み出したのです。本が私の肩や首に当たって痛いし、本を目から離そうと私を押すのです。相手が大きいので文句も言えず、押される度に左前の外人に身体がぶつかっていました。その内、その外人が怒り出して、英語で文句を言い始めたのです。
ヤバイとの恐怖を感じ、「私のせいではない」とは英語で何と言うのか考えながら、恐る恐る左上を見上げると、その外人は私ではなく、右後の若者を睨んでいるのです。彼は、何故私がぶつかるのか理解してくれていた様です。その外人は英語で文句を言ったあと、「ふざけるなという意味だ」と日本語で解説まで加えていました。若者は、フ〜ンと言いながら本を読むのを止めたので、それ以上のことは置きませんでした。恐怖心は安堵に変わりましたが、自分の頭越しのやり取りは変な感じでした。もし小さな私が文句を言っても、無視されたか逆切れされたと思うけど、体格が上回る怖そうな外人が相手なので、大人しく従ったのでしょう。
日本惑星協会の今週のYMコラムは、来年に太陽系から飛び出すボイジャー2号の記事でした。約30年前に打ち上げられたボイジャー2号は、太陽から104億kmの彼方を15.7km/sのスピードで飛んでいるそうです。結構なスピードだと思います。遥かな未来に地球外生命体に発見されたらどうなるか想像するだけで楽しくなります。そんなSFがありました。スタートレックです。
今日の画像は、我が家のシンピジュウムです。かなり前に我が家の記念日に買って来た鉢植えで、花が咲かない年も有りましたが、今年は綺麗に咲いてくれました。鉢植えでなく地面い植えれば大きくなるのでしょうが、植える様な庭が無いのが寂しいです。
- 2006年5月23日(火)22時(11.2千歩)
曇りのち雨の天気でした。日中は気温が上がり、湿度も高く、蒸し暑い陽気でした。
先週は外出が多くまた週末はゴルフもあり、少々歩き過ぎたのか、脚に疲れがでて足取りが重たく感じられ、早く歩けない状態です。今週は、あまり無理をせず脚を労わろうかな。
昨夜の夜半前には、時々雲の切れ目が巡って来て、木星や星が見えていたので、望遠鏡を出して木星を眺めました。ジェット気流が北上したので好シーイングを期待していましたが、見事に裏切られました。それに強風が吹き荒れて望遠鏡が揺れ、木星像が飛び跳ねる状況だったので、撮影は諦めました。今日・明日はまたサツキ梅雨に逆戻りの様なので、お休みかな。
例の子育て中の野良猫ですが、その後時々町内の道を子猫を1匹づつ加えて、引越ししている姿を妻や次女が目撃でしているそうです。安住の地は無さそうですが、町内の家を渡り歩いて、しぶとく生き延びている様です。
今年の2月に打ち上げられた日本初の赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)からの高解像度の画像が公開されました。今までの赤外線天文衛星を遥かに凌ぐ解像度と感度を有する「あかり」からの画像が楽しみです。
今日の画像は、黒アゲハ蝶です。玄関の脇の壁にしがみ付いていましたが、かなり弱っていました。よく見ると片方の大羽根がありません。子供か小鳥に捕まって取られたのでしょうか。この状態では満足に飛べないので生き延びるのは無理そうです。可哀想ですが、花が咲いているサツキの茂みに、置いて上げるしかできませんでした。
- 2006年5月22日(月)22時 17.5千歩)
日中は晴れの予報でしたが、夕方近くに一時的に晴れ間が見えましたが、それ以外は一日中曇りの天気でした。サツキ梅雨の中休みは2日間だけで終わりそうです。今日はまた蒸し暑い陽気になってしまいました。
通勤時や外出時には上着を着ていられず、手で持つので邪魔です。背広の上着は、家に置いて出社したかったけど、お客様の所に行く用事があるので、そうは行きません。早く衣替えとクールビズを開始してもらいたいです。
地球温暖化の影響で、日本列島の夏は北日本が寒く西日本が暑い「北冷西暑」が顕著になっているそうです。今年のサツキ梅雨も太平洋高気圧の勢力が、例年より早めに強まり、前線が列島南部に停滞している為だと思います。
昨夜も天気が良く、木星の撮影を行いました。20日の夜よりシーイングが改善し、大赤斑と赤化したBAが見えていました。赤化したBAは、徐々に大赤斑に接近しており、その内に大赤斑の南を通過して行くでしょう。その時に多分大きな変化は無いと思いますが、注意は必要だと思いうので、観察を続けて行きましょう。昨夜は短波長での撮影も行いましたが、短波長での画像を見るとEZ帯(赤道部分)がかなり暗くなっているのが判ります。昨夜の木星 も 2006年の木星のページ に追加しました。
木星の撮影の合間に、サツキ梅雨の間に準備していた新しいガイドシステムのテストを行いました。ガイドスコープとオートガイドソフトを変更したのでテストが行いたくて晴れ間が待ち遠しくウズウズしていました。テスト結果は、良さそうで、期待が持てました。後日画像等が準備できたら、新しいガイドシステムを紹介します。
今日の画像は、昨夜の木星です。この画像は昨夜の2回目の画像ですが、昨夜の1回目の画像と4月17日、5月4日と画像を使って、大赤斑と赤化したBAの位置関係の変化を確認できる画像を作って見ました。あと1ヶ月ほどで最接近の感じでしょうか。
- 2006年5月21日(日)19時 14.8千歩)
晴れ一時曇りの天気でした。午前中は久しぶりの快晴の五月晴れで、午後に一時的に雲が広がったけど、安定した天気でした。蒸し暑かった昨日と打って変わって、乾燥した爽やかな気持の良い陽気でした。梅雨の中休みでしょう。
昨夜は、木星が南中するまで追いかけましたが、結局シーイングは改善せず、撮影した画像でも細部は判りませんでした。でも久しぶりの撮影なので、昨夜の木星 も 2006年の木星のページ に追加しました。
透明度の良い空だったので、シュワスマン・ワハマン彗星も撮影したかったけど、今は彗星の昇る時刻が遅くなっており、撮影可能になるのが3時半頃です。ゴルフで疲れた身体での夜更かしは無理なので、諦めました。
午前中は、高校女子バスケットボールの応援でした。インターハイ地区予選の3回戦です。次女が参加しているチームは先週の1回戦と昨日の2回戦を勝ち上がり、今日が3回戦です。今日勝てば、横浜市南部ブロックのベスト4ですが、対戦相手は先月の関東大会地区予選の3位で、前回も負けた相手です。今日も前半は接戦を繰り広げていましたが、後半に入り相手のパワーディフェンスに苦しみ、徐々に点差を広げられ、今回も勝てませんでした。3年生にとっては最後の公式戦です。次女は、ほぼフル出場で、珍しく16点も得点して頑張り、引退して行く先輩達にアシストしていました。これからは次女達2年生が中心になります。
今日の画像は、空中を飛ぶ熊蜂です。紗南チャンの散歩中に、何かを求めるかの様に空中をホバーリングしている熊蜂を見つけ、撮影しました。余り近寄りたくない相手なので、少し離れて8倍ズームで撮影しましたが、空中を飛ぶ蜂を撮影するのは難しく、上手く撮影できるまで10分以上かかってしまいました。
- 2006年5月20日(土)22時 24.0千歩)
栃木は曇り時々晴れで夕方に雷雨の天気でした。湿った南風が吹き非常に蒸し暑い陽気でした。横浜は、晴れの天気でやはり夕方に雨が降ったそうです。
夜は半月ぶりに晴れて星が見えており、木星の撮影を開始しました。でもシーイングは良くない感じです。撮影結果は明日報告します。
今日は定例のゴルフでした。ただ、年2回のコンペなのでいつものメンバー以外の仲間を加わり12名3組の大会でした。このコンペは、賞品や優勝カップがあり、その手配は事務局の私が行うので、準備に手間がかかります。
台風崩れの低気圧が通過し、栃木県の天気予報は日中雨で一時的に雷雨だったので、不安な気持ちでした。いつものミニコンペなら大雨が降りそうなら中止にしますが、今回は雨でも決行なので止める訳にも行きません。悪天候の予報の影響か、道は空いており、コースにはいつもより早めに着けました。成績表の準備や挨拶などで、今日も練習無しで、スタートでした。慌しくスタートした為か、午前中は絶不調で、ショットもアプローチもほとんど全てがトップボールとなり、スコアーが全くまとまらず、最下位になってしまいました。
しかし、午前中に数多く打ったお陰で午後は、ショットもアプローチも調子が良くなり、スコアがまとまりでし、結局最後は6位まで順位を上げられました。ニアピンも取れたので、まあまあの結果で終えホッとしています。ただ、相変わらずパットが下手で、1m位のショートパットを数回外したのが悔やまれます。
天気は、予報が良い方に外れ、プレー中は雨は降らず晴れ間も出る天気で助かりました。雷雲が接近し土砂降りの雨と雷で、コースに非難のサイレンが鳴り始めたのが、プレー終了直後だったは、非常にラッキーでした。
今日の画像は、スタートホールとなったINの10番ホールです。雨に塗れた緑が目に鮮やかでした。池には、定住したと思える数羽のカルガモが羽を休め、ホトトギスの囀りが林に木霊し、気の早い蝉までが鳴いていた長閑な田舎の風情を堪能で出来ました。またクラブハウスの回りは子育て真っ最中の多数のツバメが舞っていました。
- 2006年5月19日(金)22時 19.5千歩)
雨のち曇り一時晴れの天気でした。雨時々曇りの天気予報が外れ、雨は朝方で上がり、午後には晴れ間も出ました。久しぶりに青空が見れました。陽射しが出たので気温が上がり、蒸し暑い陽気でした。しかし、夜になるとまた雨が降り出しました。
今週は、出かけることが多く飛び回っていました。お陰様でウォーキングの歩数が稼げるけど雨が多い時は避けたいです。でも仕事は天気を選んでくれません。行先は新宿・日比谷・川崎市内で日に2回の事もありました。その上、仕事も溜まっており、夕方帰社してからの仕事も多く、少々バテ気味。天気が悪くて夜更しが無いので助かっています。
昔からのメール友達のブログ「マックの独り言」に白いシラン(紫蘭)が紹介されていました。関西で多く見かけられるとの事で、横浜では見た事がありません。白いので紫蘭というのも変ですが、紫色より良く感じました。
今日の画像は、天文ガイド特性の図書カードです。読者の投稿画像の入選作品への副賞です。2月号と5月号の入選分2枚がまとめて送られて来ました。以前はテレホンカードでしたが、携帯時代になったので図書カードの方が役に立ちます。これでまた天ガを買いましょう。(星ナビも買ったりして)
天文仲間が、昨年の11月号の入選作の賞品がなかなか届かないと心配していたので、入選常連の別の天文仲間にメールで聞いたら、半年分をまとめて発送するとの事でした。心配していた方の賞品も届いたそうです。ただ、私の5月号分の賞金は届いたのですが、2月号分の賞金がまだ届いていません。電話で催促するもの何なので、誠文堂新光社のサイトの問合せ欄に確認依頼を書き込んでおきました。でも既に半月が過ぎており、気が付いていないかも。多分貰い損ねそうです。
- 2006年5月18日(木)22時 20.4千歩)
天気の変化無し。天気の状況を書くのも嫌になって来ました。今日も晴れ間無しで、雨のち曇りでした。気温は低めでしたが湿度が高く、少し動くと汗ばみます。
宇宙開発の技術は、最先端技術なので各種の産業に貢献していると思っていましたが、缶チューハイ「氷結」の売りの一つである「ダイヤカット缶」が、その宇宙技術の一つから生まれたことは知りませんでした。意外と身近な世界にも役立って入る様です。
日本惑星協会の今週のYMコラムですが、天文サイトにしては珍しく教育基本法に対しての皮肉が書かれていました。対処療法も必要ですが、欠陥修理も必要でしょうね。
今週の初めに我が家の猫の額ほどの狭い庭に、野良猫が子猫3匹を連れて引っ越して来て、不法滞在を始めました。ベランダの下が雨宿りに最適で、植木鉢や色々な物が多く、また空調の室外機の奥が、子猫の絶好の隠れ家なので、住み着こうとの魂胆の様でした。庭に出ると、親猫はこちらを威嚇しながら、隣の庭に逃げ、子猫達は一斉に室外機の奥に逃げ込みます。子猫だけなら捕まえることはできそうですが、私と次女が猫の毛アレルギーで飼う事はできず、保健所に持って行くのは忍びなく、親猫から離せば死ぬ可能性は高いので、困っていました。それで、妻が庭の掃除を行い、植木鉢等を片付け、室外機の下に邪魔物を入れ、雑草等を除去して庭をすっきりさせた所、住み難くなったのか、どこかに引っ越して行きました。本当は親猫も含めて保護し、避妊手術を施すべきだと思いますが、親猫を捕まえることは無理だし、飼う事もできないので、仕方が無かったと自分を納得させています。この様な場合、どの様にするのがベストなのか良い智恵が浮かびませんでした。
今日の画像は、黄色のバラです。バラの画像が続きましたが、これで取り敢えずバラシリーズは終わりとします。良い画像が撮れたら復活するかもしれませんが。花の画像ばかりではつまらないけど、ネタが・・・
- 2006年5月17日(水)22時 22.6千歩)
曇りのち雨の天気でした。昼過ぎに、薄日が射しているの小雨が降る変な天気でした。夕方から本格的な雨が降り出しました。今週は晴れそうも無い感じです。それどころか、強力な台風1号の影響で週末は大雨の心配まで出て来ました。西日本では要注意の様です。
個人情報保護を含め、セキュリティ対策が一段と強化されています。ネットワークによっては、接続パスワードは一週間毎に更新しなければならず、過去5回の古いパスワードは使えないので、パスワードを記憶するのが無理になって来ました。ネットバンク等のインターネット関連も含めると、IDとパスワードを数10種類以上使っており、私の頭では記憶するのが不可能なので、データファイル化しています。そのデータファイルも当然暗号化ソフトで暗号化しパスワードで保護してあります。ところが、時々そのパスワードが思い出せなくなる事が起き始め焦り始めています。若年性アルツハイマーかな?まあ、昔から記憶力が悪くて電話番号も5件以上は記憶できなかったから、元々かも。早く生体認証の全面的な適用が進んで欲しいです。
AstroArtsの天文ニュースに土星探査衛星カッシーニのレーダー観測により発見された土星の衛星「タイタン」の砂丘模様の記事が掲載されていました。タイタンに地球の砂漠で見られる砂丘とそっくりな模様が見つかっているそうです。その模様を作り出す風は、土星の潮汐力によって発生している可能性が高いそうです。
今日の画像は、ピンクのバラです。このバラもご近所の庭に咲いているのです。色合いが微妙で単純なピンクでは無く、橙色が混ざって入る様なので、紹介したくなりました。天文関連の画像ネタがないので、花の画像が続き、すみません。
- 2006年5月16日(火)22時 20.3千歩)
曇り一時雨の天気でした。朝の内は薄日も感じましたが、徐々に雲が厚くなり、昼前後に一時的に雨が降りました。丁度その時間帯に都内に出かけたので濡れてしまいました。気温は平年並みですが、湿度が高めで蒸し暑い陽気でした。
職場の入口はセキュリティロックが施されており、ICチップが埋め込まれた社員証が無ければ外からは開きません。内側からは、ドアの上にある検知器が接近する人を検知しロックが解除されてドアが開く仕組になっています。ところが、検知器の感度が低いのか、私の存在が薄いのか、背が低いのか、私がドアの所に行ってもロックが解除されない事が時々発生します。その度に、ドアの前でジタバタして検知してもらうのですが、今日は検知器の機嫌が悪かったのか、毎回トウセンボを食らいました。短気は私は、その内ロックを壊さないか心配です。内側からは検知器でなくドアノブでロックが解除できるものもあるのだから、それにしてもらいたいと日々思っています。(総務に言っても金がかかるで即却下だろうから言わないけど)
リンクのページ の 天文−個人 に 遊星人の星日記 を追加しました。月惑研究会関西支部のお仲間のブログです。火星・木星・土星の観測・撮影のスペシャリストのブログですが、惑星以外にも彗星や管理者が訪問した面白い場所の紹介も見れます。開設されたばかりで、これからが楽しみです。
今日の画像は、赤いバラです。ご近所の庭に咲いているのを写させてもらいました。厚手のビロード様な風合いの花びらで、雨に濡れ、余計にシットリとした雰囲気が出ていました。
- 2006年5月15日(月)22時 13.5千歩)
今朝は、日の出の頃から雲が取れ始め、起きた時は久しぶりに雲一つ無い青空が広がっていました。でも、その青空も束の間で、8時半頃には薄雲が広がり、青空は少なくなってしまいました。多少の陽射しもあり、気温は平年並みに上がりました。
今日は、何故かメールが雨霰の如く届き、一日中それらのメールに振り回されていました。10種類を越える別々の業務で、それぞれ数件づつ。違うテーマの事を数件同時に処理していると、最後には頭の中がパニックになります。頭と連動している訳はありませんが、PCまでパニックになったのか、誤作動を起こし2回も再起動する嵌めになり、パニックが増大でした。
コメットハンターの関勉氏のサイト にある 5月の星雑草(気まぐれ日記)の11日に記事によれば、シュワスマン・ワハマン彗星のB核は、4.5等級の明るさだそうです。その明るさなら天気さえ良ければ、月明かりが有っても双眼鏡で確認でき、望遠鏡で撮影もできるのに。全ては晴れないと始まりません。こぼれるのは愚痴ばかり・・・
木星の小赤斑(赤化したBA)に関する考察が、AstroArtsのサイトに掲載されています。このBAの赤化は、木星の大規模な気候変動の兆候との意見ですが、もしそうなら、これから面白くなりそうです。年内には大赤斑と小赤斑がすれ違うので、その時の変化も楽しみだし、赤道部分にも変化が現れているのいるの、これから目を離せません。
天文の古い友人の一人の千村さんの「ゆういちの星空日記」が1年以上更新が途絶えていましたが、先週末から復活していました。彗星がメインなので、シュワスマン・ワハマン彗星の情報が参考になります。このままサイトが閉鎖になるのか心配していましたが、何よりです。
今日の画像は、我が家のバラの花です。昨年の5月に妻にプレゼントした鉢植えのバラが、今年も元気に咲き始めています。微妙な赤い色のバラで、開き加減で雰囲気が変わるので、変化が楽しめます。
- 2006年5月14日(日)19時 12.0千歩)
雨のち曇りの天気でした。雨は午前中前半まで降り、その後は曇り空が続いています。朝は昨日同様寒い陽気でしたが、日中は薄日もでて、少し暖かくなりました。天気が悪く、洗濯物が乾かず、妻が嘆いています。
8日間も星空がみれません。今夜も駄目そうです。望遠鏡の出番もほとんど無く退屈なので、レンズの曇り止めヒーターを作っています。3日の天城山で、ファインダ、ガイドスコープ、カメラのレンズが露で曇って困りました。今まではホカロンを使って曇り止めにしていましたが、その時は持って行くのを忘れていました。また、ホカロンは使い捨てで資源の無駄使いにもなるので、電熱線ヒーターに切り替えることにしました。最初は秋葉原で購入しようと思いましたが、行く時間も無く、交通費もかかるので、インターネットで調べたら、私のサイトからリンクさせてもらっている「星空・風景フォトギャラリー」さんがヒーターのネット販売をしているのに気が付きました。価格も1本580円と安かったので4本購入し、昨日届いたので、今日はバッテリとの接続用の細工を行っていました。その内、接続方法や使用した感想を報告すます。
気象庁のサイトに、ひまわり7号が地球画像の撮影に成功したとの記事が載っていました。これで、天気予報の精度は良くなるのかな?相変わらずかな?
昼過ぎに、高校のバスケットボールの応援に行って来ました。インターハイの予選です。3年生は、このインターハイが部活の最後なので、負けたところで引退になります。その為、どのチームも一回でも多く勝ち上がろうと頑張る試合が続きます。今日の対戦相手は、実力がほぼ互角で、第2クォータまでは1ゴールを争う接戦でしたが、第3クォータから徐々にリードを広げ、最後は10点以上の差を付けて勝てました。今回も次女は結構頑張り、多少は勝利に貢献できた様です。
今日の画像は、そのバスケットボールの試合の一こまです。来週も頑張って勝ち上がってもらいたいです。
- 2006年5月13日(土)20時 20.7千歩)
朝から雨の一日でした。気温も上がらず3月頃の寒い陽気でストーブが欲しい感じです。奄美地方が梅雨入りとのことですが、こちらも既に梅雨に入っているような常態です。
昨夜は、久しぶりに雨が降らなかったので、ガイドプレートの取り付けたの変更を試していたら、雲間から朧月とその真上にある木星がチラチラと見えていたので、木星の撮影を強行しました。ToUcamをセットし、PCのモニターを見続け、木星が撮影できる明るさになる瞬間を30分位待ち続けていたところ、30秒程度ですが、何とか1回撮影できました。しかし露出が1/5秒でも光量不足の上、スタックコマ数も少なく荒れた画像しか得られませんでした。そんな画像ですが、折角撮影したので、昨夜の木星 も 2006年の木星のページ に追加しました。
NASAの赤外線天文衛星スピッツァーが撮影したシュワスマン・ワハマン彗星の画像が、Astronomy Picture of the Dayで公開されていました。無数の核が一列に連なっており、彗星の列車みたいです。AstroArtsのサイトにその画像の説明記事が載っていましたが、16年後の2022年に、このダストトレイルのすぐ近くを地球が横切るので流星雨の可能性があるそうです。楽しみですが、生きているかどうか・・・
今日は妻と一緒に、東京の蒲田区民ホールアプリコの小ホールで開催された写真家 遠藤湖舟さんの写真展と、ピアニスト藤木明美さんによる映像と音楽のコラボレーション「光の旋律」に行って来ました。最初は写真展を見て帰って来る予定でしたが、コンサートも聴いて来れました。
以前、天体撮影で寝不足だった時に、妻に誘われて行ったコンサートで、迂闊にも居眠りをしたので、妻から二度とコンサートには誘わないと言われていました。しかし、妻が一緒に行く予定だった友達が急に行けなくなり、チケットを捨てるのも勿体無いので、シブシブ連れて行ってもらえたのです。でもコンサート中、居眠りしていないか監視されていまいた。
遠藤さんは天文マニアなので、美しい天体写真も多く展示されており、コラボレーションにも数多くの天体画像が投影されていました。コンサートの前半は、ピアノの前に設置された幕に演奏された音楽とマッチする美しい画像が次々と投影され幻想的な雰囲気でした。途中で遠藤さんと藤木さんによるトークショーも行われ、その後は、幕がピアノの後ろに下がり、藤木さんの演奏と音楽と映像を堪能出来ました。
この様な、映像と音楽のコラボレーションは、始めてでしたが、演奏を聴くだけでなく、美しい映像を同時に観れ、感性への刺激は十二分で充分に楽しめました。この様な催しに誘ってくれた妻と、急用が出来た妻の友達に感謝した一日でした。
今日の画像は、その催しの案内です。撮影対象が対象だけに、わざと中途半端な不鮮明な画像にしたことをお許し下さい。この様な催しが、あれば紹介したいと思います。
- 2006年5月12日(金)22時 15.5千歩)
曇り一時晴れの天気でした。今日は傘を持たずに出勤でき、短時間ですが6日ぶりに青空が見れました。でも夜はまた曇りです。気温は低めで、涼しく過ごし易い爽やかな陽気でした。
ハワイのスバル望遠鏡が5月3日に撮影したシュワスマン・ワハマン彗星−B核の画像が公開されました。その画像に、丁度、その日に分裂した破片が写っています。その時にもB核はミニバーストを起していましたが、昨日12にも大規模なバーストを起こして急増光し、一番明るかったC核より、遥かに明るくなり肉眼彗星になっているとの情報がありました。見たい・・・けど晴れない・・・晴れている所に飛んで行きたい・・・
そのシュワスマン・ワハマン彗星が見えるかどうかのキャンペーンを国立天文台が行っていましたが、暫定版の結果が公表されていました。その結果を見たら、肉眼で眺めた人の21.6%が見えたとのことでした。見えたかなレベルも加えると1/3の人が見えたかもと回答しているのには少し驚きです。
GW頃の彗星の光度は6等台なので、一般の人なら理論的には見えない明るさです。さらに彗星の光度はコマ全体の明るさを集約したものなので、実際は同じ等級の恒星より暗く感じます。私は星を見慣れている方ですが、透明度が良く真っ暗な空だった3日の天城山でも、肉眼で確認することはできませんでした。視力が2以上なら可能性もあるので、見えたと回答した人は、皆視力が桁外れに良かったのか、肉眼彗星との報道による先入観で見えたと思い込んだのか。その辺りの分析が知りたいと感じました。
今日の画像は、藤の花です。藤の花が盛りの季節になっています。木によって咲き始める時期がかなり違い、4月下旬に満開を向かえる木もあれば、今頃咲き始める木もあるので、かなり長期間、目にする感じです。
- 2006年5月11日(木)22時 14.9千歩)
昨夜も雨、今日も雨時々曇り。今週は曇りか雨の毎日。雨、雨、雨、まるで梅雨。
今朝の通勤は天気同様に憂鬱な痛勤でした。JR京浜東北線が信号機のトラブルで約4時間止り、並行して走っている京浜急行に振替輸送となり、私が乗った車両も超満員でクタクタでした。京急の横浜駅や川崎駅、それにJR横浜線起点駅の東神奈川駅に近い京急仲木戸駅ではホームも改札の外も人が溢れ大変な状態でした。仲木戸駅では、東神奈川駅との100m程度の連絡通路を兼ねた広場が乗り換えの乗客で一杯でした。余りの乗客の増加で京急のダイヤも乱れ、品川より先に行かれる方はJR東海道線や横須賀線を使って下さいと放送する程でした。私の乗った電車も川崎駅に10分遅れで着きました。
それにしてもJRは、トラブル発生時の復旧に時間がかかり過ぎです。京浜急行は、快速・特急・急行・普通が走り、途中の待合せ・追抜き、途中での車両の連結・分離や都営地下鉄との相互乗入れなど、非常に複雑なダイヤ編成で、運行本数もJRより多い位ですが、トラブルは非常に少なく、またトラブルが発生しても直ぐに復旧します。昨年、大雨で土砂崩れで線路が埋った時も、不通区間の両側の駅で急遽折り返し運転を開始するなど、迅速な運転再開に努力する気持を感じます。
JRには、体質的にその様な気持が薄く、安全第一を御旗にして、利用者への配慮より、自社の都合を優先にしている様に感じます。強力な行政指導が必要ではないでしょうか。
新たなNASAの火星探査機、マーズ・リコネイサンス・オービターが観測を開始し、画像が送られ始めたそうです。これからが楽しみです。
今日の画像は、大手毬の花です。紫陽花に似た花ですが、紫陽花より1ヶ月程度早く咲く白い花で、紫陽花より花びらが厚くてしっかりした感じです。梅雨みたいな天気が続くので紫陽花も早めに咲き始めるかな?
- 2006年5月10日(水)22時 15.0千歩)
昨夜の雨も朝の内に上がり後は曇りの天気でした。そして、夜になるとまた小雨が降り始めています。まるで梅雨の様な天気です。天気予報を見ると関東南部は当分晴れそうも無い感じです。楽しみにしていたシュワスマン・ワハマン彗星も見れません。
星が好きな人のための新着情報の5月10日の記事で紹介されていた海外の天体画像サイトAstroMeetingのCometsのページにアクセスしたら、こと座のM57と並んだシュワスマン・ワハマン彗星の素晴らしい画像が載っていました。うっとりでした。
昨年末12月30日の雑記帳に書きましたが、月の満ち欠けや星雲の画像を提供したインタープレス社から、天の川の画像提供を要望されました。インタープレス社は、学校向けの教材や壁新聞フォトニュース教材の出版を行っている会社です。今度は夏の大三角形と天の川の画像を載せた壁新聞を作成するとの事で、星野のページに掲載している「夏の大三角形と天の川」を希望されました。
この画像は、今から9年前、天文を再開したばかりの1997年夏に伊豆高原で、既にカメラ事業から撤退したMINOLTAのSRT101とf28mmF2.8レンズで撮影した懐かしいものです。その頃はスキャナーも持っていなかったので、町のDPE店でPhotoCDに焼いてもらってデジタル化していました。また画像処理の知識も無く、未処理で掲載したので周辺減光が激しい状態です。
出版用の高解像度の画像を作り直す必要があるので、フィルムを捜しだし、フィルムスキャナでデジタル化して、処理を行いました。その頃と比べると画像処理の知識も増え、ステライメージという優秀なソフトもあり、見違えるような画像が出来ました。別の画像の様に思える程なので、「夏の大三角形と天の川」の画像を差換えでなく、比較の為に新旧を並べてみました。撮影技術も画像処理技術もまだまだ未熟で、奥の深い世界なので、さらなる努力が必要だと感じます。
今日の画像は、その「夏の大三角形と天の川」の画像です。この画像を見ていたら、銀塩フィルムの発色の良さを再認識しました。一眼レフデジカメでは表現できない美しさを感じます。いつまでも銀塩フィルムのこだわる天文マニアの気持が理解できる気がします。
- 2006年5月9日(火)22時 14.9千歩)
曇りの天気でした。今朝の気温は低めで、上着を着ていて丁度良い感じで、日中は薄日も出ましたが気温は低めで涼しい陽気でした。夜には霧雨が降り出しました。
GW中続いた好天の反動でしょうか、青空が連休に入った感じで、太陽も星も見れません。望遠鏡の使い勝手を良くしようと揃え始めたパーツを試せません。望遠鏡を出せず、退屈なので、NHKの新規企画「NHKスペシャル プラネットアース」を見て閑を潰しています。天文だけでなく、地球の自然にも昔から興味がありました。太陽系で最も神秘的な存在は、やはり地球ですね。
日本人は真面目で働き過ぎと言われており、各企業の年休取得率は低いそうです。私は、社内でも年休を多く取っている方ですが、それでも年間の権利の半分以上は捨てています。その様な事情を考慮してか、会社の人事部から、年休取得奨励が出されました。働く時は目一杯働き、休む時は休む、メリハリのある会社生活を目指すのが目的だそうです。プロジェクト完了時にリフレッシュにまとめて年休を取得する「プロジェクト終了時年休取得キャンペーン」や、自分や家族の誕生日、結婚記念日など、家庭生活の節目の日に年休を有効に活用する「メモリアル年休取得キャンペーン」が打ち出されました。根が素直なので裏は考えず、人事の意向に素直に従し、新月期年休取得キャンペーンでも行おうかな。(既に行っていたかも)
今日の画像は、紫のアヤメの花です。白よりもこの紫の方がアヤメらしい気がします。雨に濡れてシットリとした美しさがあります。この季節の花は、晴よりも雨の天気の方が似合う気がします。
- 2006年5月8日(月)22時 15.5千歩)
曇りのち雨の天気でした。朝は気温が高めで蒸し暑く、上着が邪魔でした。午後にはまた小雨が降り出し、肌寒い陽気になりました。
予報では今夜も明日も天気が悪そうなので、シュワスマン・ワハマン彗星も木星もお預けの感じです。彗星がどうなったか気になります。
AstroArtsのシュワスマン・ワハマン彗星投稿画像ギャラリーに掲載された各地で撮影された画像でも見て我慢するかな。
GWも終わり、またサラリーマン生活に戻りました。満員の通勤電車もいつもより混み、10日ぶりの通勤で疲れました。
私の職場は完全9連休でしたが、そうでない取引先もあり、またプロジェクトによっては休日出勤もあったので、メールが目一杯溜まっていました。今日は、そのメールへの対応と5月の人事異動で加わった仲間のPCの設定に追われた一日でした。それに今月は第1週目が全部休みだったので、定例報告会までの期日が少なくなり、報告資料作りに時間的な余裕がありません。それならGW中に作成しておけばと思われるかもしれませんが、元ネタは他の部署から集める必要があるので、これからが勝負なのです。GWの反動なので我慢我慢です。
今日の画像は、白いアヤメの花です。天文関連の画像が尽きたので、また花の画像に頼ることになります。今は多くの花が咲いているので、画像ネタに困ることは無いけど、毎年同じ様な画像となることはお許し下さい。
- 2006年5月7日(日)19時 14.0千歩)
雨時々曇りの天気でした。相変わらず風が強く、弱いビニール傘を壊した人が目立ちます。私は傘を大事にする為に小雨なら傘をささずに濡れて歩いていました。天気は崩れましたが気温はそれ程下がらず、蒸し暑い陽気です。
9連休最後の一日は、ガイドスコープ関連やファインダの視野照明関連のパーツを探しに横浜のトーキュウハンズに行って来ました。天気の悪い夜の暇つぶしに工作する積りです。
話題のシュワスマン・ワハマン彗星ですが、一番明るいC核が、こと座のベガ(織姫星)の近くを通過中なので、探すチャンスです。今夜は天気が悪いけど天気予報では明日の夜は晴れそうなので、明日5/8の23時に位置画像を作って見ました。位置が判らない方は参考にして下さい。
自分のサイトを点検していたら、天文ガイドの5月号に入選していた土星の輪の衝効果の画像を載せていないのに気が付きました。てっきり載せていたと思っていましたが、別の画像が掲載されていたので、土星の輪の衝効果のページに追加しました。その土星は、西の空に傾き、暗くなった時には自宅の屋根が邪魔で撮影できない状態です。
今日の画像は、汚れた主鏡です。話題が少ないので、昨日行った愛機の主鏡の洗浄のことを紹介しましょう。1年間洗っていなかったので埃だらけでした。3日の天城山で露で鏡が曇っていないか確認したら誇りだらけなのに気がついたので、天気が悪くなった時を狙って洗浄しました。洗浄後の画像はこちらです。綺麗になりました。再度組み立てて、大まかな光軸合わせを行いました。後は恒星を使って仕上げです。洗浄で注意する事は、水洗い後ドライウエルを使って水滴の乾燥ムラを作らない事と、主鏡をセットする時、主鏡押えの金具を締め過ぎない事です。締め過ぎると鏡が歪むので主鏡ホルダーを揺すってもカタカタ音がせず、主鏡の側面を指で押せば動く程度にしておきます。
- 2006年5月6日(土)20時 13.7千歩)
晴れのち曇りの天気でした。GWに好天をもたらした強い高気圧も東に去り、天気は下り坂です。今日も南西の強風が吹き荒れ、気温が高目の陽気でした。
長かったGW連休も残すところ後1日となりました。始まるまでは長過ぎるかなと思っていましたが、天文以外でやりたかったことはほとんど出来ませんでした。天文をやり過ぎですね。天城山には1回だけ行く積りだったのが2回になったのが誤算でした。
昨夜は薄雲があり透明度が悪く望遠鏡でもシュワスマン・ワハマン彗星は確認できず、またシーイングがかなり悪く木星も目視だけで撮影は諦めました。シュワスマン・ワハマン彗星ですが、一番明るいC核に分裂の兆候発生との報告があり少し心配です。(バーストは歓迎ですが)天文と科学のページの日記&CCD奮戦記5月版に記載されている5月5日の記事と画像や星の風景さん が シュワスマン・ワハマン彗星画像集です。今日・明日は天気が悪くて確認出来ないのが残念です。
今日は暇だったので、4日の木星画像を使って木星の展開画像を作って遊んだり、かなり汚れた愛機の主鏡の洗浄を行いました。木星の展開画像は2006年の木星のページ に追加しました。
今日の画像は、遊びで作った木星の展開画像です。これで全周の1/3位です。全周を作成するには、数日好天が続かないと駄目です。今シーズンは難しいかな。
- 2006年5月5日(金)18時 子供の休日 (14.4千歩)
午前中は五月晴れで、午後は薄雲の目立つ空でした。南西からの強風が吹き、気温は上がり、初夏の陽気です。
昨日は天城山から帰宅後2時間程仮眠しただけなので、昨夜は眠くて早く寝ようと思いました。しかし、衝直前の木星をひと目見てから寝ようと思ったのが間違いでした。風が強く望遠鏡が揺れ、木星は視野の中で飛び跳ねていますが、模様はくっきりと見えていました。上空のジェット気流が北に去り、シーイングが安定した様です。念の為、撮影を開始したら、モニターの木星像もクリアで、処理した画像も今シーズン一番の出来なのでもっと撮影したくなり、結局、南中過ぎまで3時間に渡って6画像も撮影してしまいました。お陰様で、寝たのは26時近くで今日も眠い一日です。
昨夜の木星 も 2006年の木星のページ に追加しました。4コマ目の23時40分の画像には、木星の裏側から出て来た第1衛星のイオが写っています。ついでに6画像によるGIF画像も作ってみました。3時間の自転の様子やイオの動きが判ると思います。
昨日アップした天城山で撮影したシュワスマン・ワハマン彗星ですが、数コマのコンポジット画像から1枚画像に替えました。彗星の動きが速く、数コマをコンポジットすると星が流れたように見え見苦しいので、1コマ画像に差替えました。1画像だと淡い尾を出す為にハードな画像処理が必要で、かなりノイジーな画像になるので、どちらが良いのか判断がつきません。ノイジーな点は我慢して下さい。差替えた画像は、シュワスマン・ワハマン彗星の画像集を見て下さい。
今日の画像は、昨夜の木星です。やっと気流が安定し、衝直前で視直径も大きく、今シーズン最良の画像だと思います。大赤斑とその右上に赤化したBAがはっきりと見えています。今日のAstronomy
Picture of the DayにHST(ハッブル宇宙望遠鏡)が撮影した赤化したBAと大赤斑の画像が、掲載されています。
- 2006年5月4日(木)19時 国民の休日 (12.6千歩)
曇りのち快晴の天気でした。明け方に残っていた雲は午前中には取れ、午後は快晴の五月晴れでした。爽やかで気持の良い陽気でした。
昨日は、14時頃に家を出発して伊豆の天城山を目指しました。国道1号線は、渋滞していた馬入橋を銀河大橋に迂回することで軽快に進みましたが、熱海周辺が大渋滞で、結局天城山に着いたのは18時半過ぎでした。既に、撮影派や観望派の天文マニアが10名以上陣取っていました。観望派は、大砲の様な口径40cmのドブソニアンを2台も並べており、また撮影派の数本の鏡筒が並び壮観でした。星空BLSさんの掲示板仲間も数名集まっていました。
昨夜は風も無く、機材の組み立ての順調に済み、暗くなった時には準備万端でした。ところが、日没直後は晴れていたのに、急に雲が広がり星が見えなくなってしまったのです。雲は低く、天城山の頂上は雲に隠れている感じで、駐車場も霧の様な雲の中に入った感じで、湿気が増し、車も望遠鏡も露だらけで、レンズも曇り出しました。
星空BLSさんの掲示板にアクセスしたら、富士山五合目は、その雲の上で、地上の明かりが雲海で遮られて、最高の星空とのことでした。曇ることなど予想もしていなかったので、富士山は全く念頭にいれていませんでした。ネバタラですが、残念でした。一旦組み立てた機材を撤収して富士山に向かう気力は無く、星空BLSさんの掲示板仲間と、機材やガイド談義で時間を潰していました。
その仲間皆で、晴れるの事を祈り続けていた甲斐が合ったのか、24時過ぎになると南の方から雲が切れ星空が見え始めました。さそり座の全容が見えて来たので、ガイド精度の確認を兼ねて、さそり座の球状星団M4の撮影を行いました。M4の撮影が終わる頃には、綺麗に晴れ上がり透明度の良い星空が広がり、天の川もはっきりと見えてきたので、本命のシュワスマン・ワハマン彗星の撮影開始です。昨夜は風も少なく望遠鏡で露出時間を2分に延ばして撮影出来ました。2時半頃に800mm直焦点撮影を終え、カメラレンズで、C核とB核とM13の集合画像を撮影しようと思い準備を始めたら、また雲が広がってしまいました。3時半頃には薄明が始まりますがそれまでには晴れそうもないので、そこで昨夜は終了とし、機材を片付けて帰って来ました。
昨夜撮影した画像もシュワスマン・ワハマン彗星の画像集に追加しました。なお、B核の方は、彗星の回りの広い範囲に薄いガス状の模様が写っています。最初は光学系の曇りの影響かと思いましたが、星の風景さん が 3日に撮影したが画像で同じ状況が確認されているので、分裂により揮発性物質が回りに拡散しているのだと思います。さそり座の球状星団M4の画像は、星雲・星団のページ の M4の画像集に追加しました。
昨夜も正味2時間半の撮影で、欲求不満でしたが、久しぶりに美しい星空が見えたので、良しとします。GW中の遠征撮影はこれで終りです。GW後半は家族サービスです。早速今日は家族のショッピングのアッシー君でしたが、行楽客で国道16号は大渋滞でした。
今日の画像は、昨夜のシュワスマン・ワハマン彗星のB核です。透明度も良く、露出を長めに出来たので、良く写りました。広範囲に広がった薄いコマが確認できます。撮影中に5cmの双眼鏡で眺めたら、C核もB核もはっきりと確認できました。肉眼では無理でした。
- 2006年5月3日(水)13時 憲法記念日 (13.9千歩)
久しぶりにスッキリと晴れ上がった快晴の天気です。気温も寒からず暑からずの快適な陽気です。
GW後半戦に突入で、高速道路は大渋滞の様です。天気も良く行楽には絶好の連休です。我が家は次女は部活で、長女もバイトで、妻も用事があり、今日は行楽はお預けです。家族サービスが免除され、晴れたので、やることは一つ、大渋滞覚悟で、また望遠鏡を車に積んで出発する積りです。今夜は強風が吹かないと良いのですが。
最新の国立天文台 アストロ・トピックスに、一般向け講演会・施設公開・展示等の情報が載っていました。面白そうな企画が満載です。興味のある方は参考にして下さい。
今日の画像は、鯉幟です。先週会議で出かけた日比谷のビルの前に大きな鯉幟が風に靡いていました。都会のビルの谷間に泳ぐ鯉幟も面白いです。
- 2006年5月2日(火)19時 (13.0千歩)
雨時々曇りの天気でした。天気予報では昼前から雨でしたが、朝から雨で、昼頃にはかなりの雷雨で近くに落雷もあり、紗南チャンが怯えていました。朝方は昨日の暖かさが残っていたものの、時間が経つに連れて気温が下がって寒くなり冬セーターを引っ張り出しました。気温の変動が激しく着る物の調整が大変です。
今日も、30日の夜に天城山で撮影して来た画像の処理をしていました。激しい強風の為、望遠鏡での星雲・星団は写せなかった代わりに、シュワスマン・ワハマン彗星を撮影前に、20mmの広角レンズで撮影した春の星座と、200mmの望遠レンズで撮影したおとめ座銀河団です。シュワスマン・ワハマン彗星を撮影後、さそり座周辺も撮影しましたが、薄雲かモヤが出始めていたのと薄明が始まってしまい、そちらは全滅でした。
春の星座は、しし座、おとめ座、うしかい座、からす座&コップ座 で、共に星座のページに追加しました。うしかい座の画像には、かんむり座、かみのけ座、りょうけん座も写っており、からす座&コップ座の画像にはうみへび座の一部も写っています。星野のページに追加したおとめ座銀河団の画像には、M58〜M90の9個のメシエ銀河と15個以上のNGC銀河が写っています。800mmで撮影してモザイク合成を行って見たい場所です。
今月の天文の話題は、少なく、木星が5日にてんびん座で衝を向かえ、一晩中みれるので観測に最適なシーズンです。ただ高度が低いので。見え味は今一つの感じでしょう。後は、今話題のシュワスマン・ワハマン彗星ですが、光度が予想通りに明るくなっていないので、このままでは肉眼で見るのは難しい感じです。シュワスマン・ワハマン彗星は、12日に地球に再接近ですが、月明かりの影響を考えると今週中の方が条件は良いでしょう。そのシュワスマン・ワハマン彗星が関連するうしかい座流星群が23日の0時(22日の深夜)にピークを向かえ、もしかすると大出現かもとの予想もありますが、過去の軌道と地球の軌道が遠いので期待薄の様です。
今日の画像は、かんむり座です。30日の夜に撮影したうしかい座の画像の一部です。大きな星座の画像は今日の画像には不向きですが、かんむり座の様な小さな星座なら何とかなります。
- 2006年5月1日(月)19時 (11.5千歩)
好天の一日でした。晴れといっても白っぽい空で、青空が見えません。昨日からの風が吹き止まず一日中強風が吹き荒れています。気温が鰻昇りで夏日の陽気で、暑くて堪らず半袖半ズボンを引っ張り出す始末です。
昨日は、予定通り天城高原に行って来ました。GWの連休はまだ先がありますが、何があるか判らないので、行ける時に行こうと思った次第です。家を出る直前に熱海付近で震度5弱の地震が起きたとのニュースが飛び込んで来たので、少し様子を見ていましたが、大きな被害もなく、道路の通行止めも無いとのことで、出発しました。日曜日の午後だったので道路も空いており、天城山の駐車場には日没前に着けました。
私より前に茨城県からの天文マニアが到着されていました。着いた時は薄雲が空を覆っていましたが、天気予報通り、日没後に晴れ、星空が見えて始めましたが、強い西風が吹き荒れていたのは誤算でした。風は、車が揺れ、ぼんやり立っていると風に押されてふら付く程でした。最初は機材を組み立てるか迷いましたが、その内止むかもと安易に考えて、望遠鏡を組み立てました。結局、強風は朝まで続き、時間が経つに連れて強くなる状態でした。軽い機材がいくつも吹き飛ばされて何度も追いかける始末でした。後から来た2組のマニアは機材も組み立てずに日付が変わる頃に諦めて帰って行きました。
強風の為、望遠鏡の視野の中で星が飛び跳ねており、ガイド撮影は無理な状態で、ノータッチガイドで春の銀河を撮影始めましたが、数分の露出では、途中で突風に煽られて、ブレが激しく全て失敗となります。仕方が無いので、途中からカメラレンズを使って星座の撮影をしながら時間を潰し、本命のシュワスマン・ワハマン第3彗星の撮影を始めました。最初は100mmのレンズでC核とB核を同時に撮影し、次に200mmでC核とB核を別々に撮影しました。最後に、駄目元で望遠鏡の直焦点でも撮影を強行しました。感度をISO1600まで上げ、90秒露出で10コマ程度撮影し、風の影響の少ない画像が1コマでも撮れれば良しとの気持でした。結果は、運良く突風が吹かない時もあり、2〜4コマは使える画像が得られました。昨夜撮影した画像もシュワスマン・ワハマン第3彗星の画像集に追加しました。200mmで撮影したB核の画像を良く調べたら、G核が微かに写っている様に思えるのですが、定かではありません。画像の右上の矢印の先です。
今日の画像は、左側が1日恒例の紗南チャンです。紗南チャンを譲り受けたボランティアの保護団体から条件だった避妊手術をしたので、抜糸まで傷口を舐めない様にエリザベスカラーを着けています。邪魔だと思うのですがそれほど嫌がる様子はありません。
右側は、昨夜のシュワスマン・ワハマン第3彗星のC核です。透明度は今一つでしたが、空の暗い天城山では、良く写ります。またC核は双眼鏡でも確認できました。まだ眼視では無理な様です。
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