このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2007年12月31日(月)23時 (18.1千歩)
時々、北の空に雪雲が見えますが、ほぼ快晴の冬晴れでした。陽射しがあり気温は10度近くまで上がりましたが、家が揺れる程の猛烈な西風が吹き荒れ、気温以上に寒さを感じる日でした。洗濯物が風で飛ばされ、幾つかが消えました。
今日は、車の洗浄と掃除、障子の張り替え、年越し蕎麦作りと慌しい一日でした。
今年もついに大晦日を迎えました。今年も、天城高原や三崎町にそれぞれ、数回遠征撮影も出来、自宅での惑星撮影も続けられました。さらには、日中の太陽近くでも見れたマックノート彗星や月よりも大きくなったホームズ彗星、年末のタットル彗星と彗星の当たり年でもありました。
数え切れないほどの天体現象を追いかけられ、充実した1年でした。仕事の方も、例年に無く多忙で、今年の年間の平均睡眠時間は5時間15分と、常に寝不足の状態でした。
今年1年、HPを見て頂き、ありがとうございました。相変わらず撮影や画像処理の腕は上達しませんが、皆様の励ましで、天文への情熱はまだ失せていません。来年も継続は力なりをモットーとして続けて行きたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
昨夜、三崎町で撮影して来た、タットル彗星と三角座のM33の画像、ホームズ彗星とペルセウス座の散開星団M34の画像、いっかくじゅう座の散光星雲IC2177(わし星雲)とM50の画像を、タットル彗星の画像集、ホームズ彗星の画像集、IC2177の画像集に追加しました。IC2177は、疲れており、ガイドをする気力が無く、流れた画像となり連中レベルの画像です。ホームズ彗星は、視直径が1度を超えていました。
今日の画像は、タットル彗星と三角座のM33の画像です。タットル彗星は、動きが速く、コンポジットするとM33がずれるので1枚画像としたので、荒れた画像になりました。
- 2007年12月30日(日)25時 (13.8千歩)
今日は、冬晴れの天気でした。猛烈な寒波の来襲で、北西の強風が吹き荒れ、北の空から雪雲まで押し寄せる空でした。日中の気温は、高目でしたが夜に入ると気温は急速に下がり始めています。
29日の夜、伊豆高原のペンションで開催されたTeamBLSの忘年会に参加して来ました。年末の忙しい時期ですが、天文ガイドで最優秀に輝いたTさんが幹事だったので、総勢17名が参加する盛大な忘年会でした。星雲・星団の撮影の大家が勢ぞろいなので、惑星屋の私は小さくなっていました。天気は悪そうでしたが、念の為、機材を持って行きました。夜になると晴れ間も出てきたので、機材を組み立てましたが、ひっきりなしに雲が広がるので撮影は無理な状態でした。その内、酔っ払って来て、面倒になったので、諦めてました。
忘年会から帰宅後、お墓に正月のお供えを上げに行ったり、神棚や仏壇を掃除して、こちらにも正月のお供えをしました。門松は28日に飾ったので、正月の準備は、ほぼ終了です。あとは、明日の障子の張替えと年越蕎麦作りだけとなりました。
昨夜、ホームズ彗星とタットル彗星を撮影できなかったので、今夜、三崎町に撮影に行って来ました。ホームズ彗星、タットル彗星それからワシ星雲を撮影して先ほど帰ってきました。車が揺れるほどの強風が吹き荒れていたので、R200SSは使えず、カメラレンズでの撮影でした。撮影した画像は、明日以降にアップします。
今日の画像は、TeamBLSの忘年会の一こまです。その他の画像は、ブログに載せました。
- 2007年12月29日(土)12時 (10.0千歩)
雨のち曇りの天気でした。未明には本降りでしたが、朝は小雨が残った程度で、昼前には雨は上がりました。気温は高めで湿度もあり、過ごし易い陽気です。
昨夜は、雨だったので望遠鏡の出番は無く、暇つぶしに、先週の23日にコンパクトデジカメで撮影した、桜の木の上に昇った月の画像を再処理してみました。天体画像処理のプロフェッショナル「星の牧場」さん や 「SE250N奮闘記」さん が、画像のノイズ除去方法を公開してくれています。その記事を読んだけど、PhotoShopの基礎を知らないので、完全には理解できず、食中毒状態です。
「星の牧場」さんから、良い参考書を紹介してもらいましたが、行き付けのパソコンショップには置いてなかったので、Amazonで購入手配を済ませませました。せっかちな性格なので、その本が届くのを待てず、お二人の記事を勝手に解釈して、先週の土曜日にコンパクトデジカメで撮影した画像を使ってノイズ除去の練習を行ってみました。行った処理の内容と画像は、ブログに記載したので、そちらを見て下さい。多分間違いだらけの処理方法だと思いますが、多少は見れる画像になったので本人は満足です。
今日の画像は、その仕上がり画像です。23日の画像より月の模様の写りは今一つですが、桜の木の枝がはっきりして、またノイズはほぼ消えたと思います。今日は、星仲間との泊り込みの忘年会に参加するので、早めの更新です。
- 2007年12月28日(金)22時 (12.5千歩)
天気は下り坂、朝から曇りでした。昨夜曇ったので朝の冷え込みは少なかったけど、日中は陽射しが無く気温は上がらず、寒い陽気でした。
昨夜は帰宅時間が早く、雑記帳を更新しながら火星を撮影しました。昨夜は、薄雲が広がった空で透明度の悪い空でしたが、シーイングは割りと良い感じでした。薄雲と言っても、一等星が微かに見え、火星はシャッタースピードを下げ、ゲインを上げれば、拡大率を落とさずに撮影できる状態でした。
結局、21時過ぎから23時前まで30分間隔で4回撮影を行いました。時間が経つに連れて雲が濃くなり、23時頃にはいつもの拡大率では無理になったので、そこで終了でした。昨夜の火星の画像 も 火星のページ に追加しました。
水をかけて壊れたノートPCの修理の見積りが届きました。予想通りシステムボード交換で10万円越えだったので、修理はキャンセルして同スペックの新品を手配しました。古くなったデスクトップの買換え計画は泡と消えました。良く考えれば、今回注文したノートPCの方が古いデスクトップより高性能なので、これをメインPCにすれば良いのです。古いデスクトップを妻や子供達に使わせて、私は新しいノートPCを使う事にします。
職場は今日が御用納めで、夕方から大掃除と納会でした。大掃除の最中に今年1年行って来たプロジェクトの社長報告が入り、大掃除はパスできました。
今日の画像は、幻日です。今月中旬に夕方の西の空に見えていたので撮影しましたが掲載タイミングを逸していました。幻日の画像は、以前にも紹介ましたので2回目です。
- 2007年12月27日(木)22時 (16.5千歩)
快晴の冬晴れでした。今朝の気温は2度台でしたが、北風が弱くなったので、昨日と同じ感じでした。日中の気温は昨日より少し高めでした。夜るには薄雲が広がり始めました。
昨夜も、雑記帳を更新後、火星を撮影しました。昨夜は季節風が弱まり、またジェット気流の中心が南下した為か、シーイングが改善し多少はまともな画像が撮影できました。時間が過ぎるほどシーイングが良くなる感じなので、続けて撮影したかったけど、連夜の撮影で睡眠不足なので2回の撮影で我慢しました。
惑星撮影兼画像処理用のノートPCが入院中なので、画像処理は古いデスクトップで行っていますが、処理時間が1画像で45分程度とノートPCの3倍です。撮影後の処理が終了するまで時間がかかり、その分寝不足に拍車がかかります。昨夜の火星の画像 も 火星のページ に追加しました。
今夜は薄雲があり、ぼんやりとした朧月が昇って来ましたが、火星は見えてるので、撮影中です。その結果は明日アップします。
今年も残りが今日を入れて5日となり、通勤電車が空いてきました。旅行は、正月より年末の方が安いし、帰省ラッシュもまだなので、早めに休暇に入る人もいるのでしょうね。
今日の画像は、昨夜の火星です。この冬では最も写りが良い感じです。南半球には、東側から太陽湖、マーガレット湾、子午線湾が見え、北半球にはアギダリア海が見えています。北極雲はかなり薄くなっている感じです。
- 2007年12月26日(水)22時 (16.6千歩)
時々薄雲が流れて来ますが好天の一日でした。北西の冷たい風が吹き朝の気温は3度と、この冬一番の寒さで、日中も10度以下の寒い陽気でした。風が強い割りに空の透明度が低く、ダスティな感じの空です。
昨夜、雑記帳を更新後、火星を撮影しました。しかし、北西の風が強くシーイングがかなり悪く、まともな画像は得られませんでした。昨夜の火星の画像 も 火星のページ に追加しました。
その火星の撮影中に面白い事がありました。1回目と2回目の撮影の間にノートPCのモニターで火星像を眺めていたところ、23時過ぎに、突然火星像がモニターの中で上下に飛び跳ね始めたのです。その変な飛び跳ねは、数十秒間続いて終わりました。その振動は、風や家族が動き、あるいは裏の道路の車によるものと違う揺れで、赤道儀が異常を来たしたのかと感じる様な物でした。
でも、直後のTVのニュースで原因が判りました。23時04分頃に、東北地方で震度3の地震が起きていました。たぶん、その地震の振動で望遠鏡が揺れたのでしょう。我が家のベランダ天文台がいかに振動し易いか改めて実感しました。
今月に入って暇を見つけて作成していた初心者へのページ2008年版が出来上がったので、掲載しました。2008年は、面白そうな現象は少ない感じですが、毎月1日にその月の見物の天体現象をお知らせします。
今日の画像は、来年の天文年鑑です。初心者へのページ2008年版の元資料です。毎年、この天文年鑑を参考に、初心者へのページを更新しています。今年の天文年鑑は、そろそろ用済みで数年保管後に廃棄ですが、2008年の天文年鑑は私の画像が掲載されているので永久保存です。
- 2007年12月25日(火)22時 (18.0千歩)
一日中曇り空で、陽射しが無く寒い陽気でした。
昨夜、宵の口から広がり始めた薄雲は、徐々に厚くなり、22時頃には火星も見えなくなってしまい、またもや望遠鏡の出番はありませんでした。大掃除で疲れた私には、恵みの雲でした。今夜は晴れたので、久しぶりに火星を見る積りです。
火星のクレーターに故宮本正太郎博士のMiyamotoの名がつけられたそうです。位置は南緯2.9度、西経7.0度なので、子午線湾付近でしょうか。直径は160kmと大きなクレータですが、地球からは確認できないでしょうね。
年賀状の出来上がったので、郵便局に行って投函して来ました。年末の最終週なので、郵便局は大混雑でした。こんな時には窓口に並ぶ用事が発生しないことを祈ります。
今日の午後は、日比谷で会議でした。都内も人の往来が何となく気忙しく感じます。これも年の瀬の影響でしょうね。
今日の画像は、今日の夕方の日比谷公園です。大きな画像は、ブログに載せました。12月21日から始まった[クリスマス2007]TOKYO FANTASIA 2007が開催中の日比谷公園は、高さ42mの巨大クリスマスツリーや、カラフルな照明が満ち溢れ、賑やかな様相を呈していました。美しい光景ですが、これだけの照明が空に溢れていると星は全く見えない感じです。
この様な催しは、年末の恒例行事となった感じです。へそ曲がりの私には、満点の星空の方が感動を覚えます。でも年1回の事だから文句を言わずに楽しみましょう。
- 2007年12月24日(日)23時 振替休日 (20.1千歩)
午後に少し雲が通り過ぎましたが、それ以外は、快晴の冬晴れの天気でした。気温は高めで陽射しの中では暖かく感じましたが、北風が唸りを上げて吹き続け、窓がガタガタと音を立てていました。
今夜も日没後、薄雲が広がり、その薄雲が満月の光で明るく照らされ、月の近くに明るく輝く火星以外に星が見えません。これから火星を眺める積りですが、季節風が吹き荒れているので撮影は、無理だと思います。
今日は、3連休の最終日ですが、相変わらず大掃除の続きでした。午前中は、お墓の掃除です。30日に正月様の飾りやお供えを予定していますが、亡母の誕生日が12月27日だったので、お墓の掃除を兼ねて行って来ました。午後は、ベランダの掃除や遣り残した部分の掃除を続けました。
大掃除もほぼ目処が立ち、障子の張り替えなどの残りの作業は、30日と31日で何とかなりそうです。
今日の画像は、今朝の富士山です。一昨夜の荒天で富士山の積雪が増えていると思い、今朝、丘の上に行って撮影して来ました。14日の画像を比較すると、想像通り、裾野の積雪の範囲が広がっています。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2007年12月23日(日)23時 平成天皇誕生日 (16.4千歩)
雨のち晴れの天気でした。雨は午前中に止み、午後は青空が広がりました。でも日没後には、雲が広がり星空が見えません。午前中は気温が低く、寒い陽気でしたが、午後は陽射しが戻り、暖かくなりました。
今日は、年末の大掃除の続きで、室内の壁、鴨居、額縁、写真のパネル、照明器具などの煤払いと、私の部屋のパソコン周辺と机や家具の裏の掃除を行いました。パソコンの回りは、周辺機器の電源や接続ケーブルが混み合っており、掃除に手間がかかります。
大掃除以外にもする事があります。年賀状です。年賀状の文面と画像が決まったので、今夜、これからプリント開始です。この3連休は、年末対応で過ぎ去りそうです。忙しい時は、天気が悪くても不満は無しです。
今日の画像は、今日の夕方の月です。日没直後に東の空から満月1日前の月が、家の近くの桜並木の上に昇っ来たので撮影しました。月の左側に葉の落ちた桜の木の枝が写っています。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2007年12月22日(土)21時 (14.5千歩)
曇りのち雨の天気でした。冷たい北風が吹き、気温は低めで寒い一日でした。
昨夜は一旦曇ったけど、また晴れたので22時過ぎに火星の撮影を始めました。しかし、シーイングは悪く、まともな画像の撮影は無理だし、22時半頃には雲も広がったので、2回撮影して終わりにしました。一昨日の好シーイングはその夜だけの様でした。昨夜の火星の画像 も 火星のページ に追加しました。
今日から3連休です。年末も迫っているので、毎年恒例の大掃除開始です。まずは、全ての窓ガラスと網戸を風呂場に持ち込んでで洗浄です。例年、全てを終えるのに2,3日を要していましたが、今年は強力な援軍到来で1日でほぼ終わりです。受験勉強が終了し暇になった次女が手伝ってくれました。と言うよりほとんどを次女が行い、私が手伝う感じです。ただし、小遣い目当ての手伝だったので、財布が軽くなりました。自主的に手伝ってくれたら泣くほど嬉しいけど、無理でしょうね。
今日の画像は、ル・レクチェという果物です。西洋梨の一種で、幻の洋梨と言われているもので、有名なラ・フランスの倍近い値段です。以前か食べたいと思っていたら、ご近所の方かプレゼンとされました。ラ・フランスに似た感じですが、ラ・フランスより濃厚な味としっとりとした食感でした。大きな画像はブログに載せました。
- 2007年12月21日(金)22時 (16.5千歩)
冬晴れの好天の天気でした。日没後雲が出始めましたが、今は晴れています。朝夕は寒いけど日中は、風も弱く暖かく小春日和の様な陽気でした。
昨夜は、安定した晴れの空だったので火星を撮影しましたが、惑星撮影とオートガイド用のA4ノートPC使えなくなっていました。そのノートPCは子供達も使っていますが、一昨日、長女がそのノートPCに水をこぼしたそうです。水をこぼした時は、使えていたので、大丈夫だと思い知らせてくれなかった様です。
A4ノートが使えないので、モバイル用のB5ノートPCを使うことにしました。季節風が弱まり、ジェット気流も南下したのでシーイングが少しは良くなった感じですが、相変わらずフニャフニャのユラユラでピント合わせも無理な状態でした。その上、モバイルノートのモニターは、A4ノートより暗く発色も違うので、思うように調整できません。また撮影後のRegistax処理も上手くできないので、デスクトップに撮影したAVIファイルを送って、そちらで処理しました。
数年前のWin2000のデスクトップでは、Registax処理が遅く、処理の途中で寝てしまい、フッと目を覚ますとスタックまで終わっていました。それを2画像繰り返して、画像ができたのは午前2時でした。今日も睡眠不足です。昨夜の火星の画像 も 火星のページ に追加しました。
今日の画像は、昨夜の火星です。南半球には太陽湖が一つ目小僧の様に見え、赤道付近のタルシス三山や北半球のオリンポス山付近が明るく写っています。この時期としてはまずまずの写りでしょうか。それと12月25日に衝となる火星は、影の部分が無く、真ん丸の満月ならぬ満火星状態です。
- 2007年12月20日(木)23時 (14.0千歩)
透明度は少し下がりましたが、快晴の天気でした。気温は昨日より少し高めで平年並みに戻った感じです。
昨夜は、再接近の火星を撮影しようと思い24時まで待ちましたが、晴れそうも無いので寝ました。
その間に、ホームズ彗星の整理として、10月28日から12月9日の間に撮影した画像を、12月9日の夜に天城高原でEF100mmのレンズで撮影したペルセウス座の画像の上に並べて始めました。結局昨夜だけでは終わらず、続きを今夜行い、ほぼ完成したので、その画像 を ホームズ彗星の画像集 に追加しました。
またペルセウス座の中を移動する様子をGIFアニメーション化しようと思いましたが、ホームズ彗星が写っていない適切な画像が無いので、無理なのに気が付きました。月が暗くなったら、ペルセウス座を再度撮影して、アニメーションを作ろうと思っています。
また、ホームズ彗星のコマの視直径(横方向)の変化をグラフ化してみました。以前にも作成していたので、その続きです。以前の段階では、視直径は、ほぼ直線的に増加していましたが、12月9日までのデータでは、軽い放物線を描いて、増加が鈍化している感じです。視直径の増加は、やっとペースダウンの様です。その画像 もホームズ彗星の画像集の一番下に追加しました。
今日の画像は、ホームズ彗星の組み画像です。10月28日からの大きさの変化だけ無く、円弧状の軌道やジェットの向きの変化なども確認できます。
- 2007年12月19日(水)23時 (16.5千歩)
晴れのち曇りの天気でした。夜明け前から薄雲が広がり始め、西の空の火星、東の空の金星の順番で雲に隠されて見えなくなりました。陽射しが無く気温は低目でした。
昨夜は、季節風が唸りを上げて吹き付けていたので、望遠鏡も出さずに寝ました。その火星のライブ中継が行われます。国立天文台三鷹の50cm反射望遠鏡を使って、12月24日と月25日の19時から21時に火星のライブ映像をネット配信するそうです。クリスマスに火星の映像プレゼントです。ただ、今の時期のシーイングでは、口径の大きな50cmでは、詳細な模様は見れないと思われます。多分赤いフニャフニャした丸い円盤像が見れるだけでしょう。でも晴れることを期待しましょう。
その火星が地球と再接近は今日でした。その話題がTVやラジオのニュースなどで報道されています。その中には、火星はこの時期だけしか見れない様なニュアンス(今なら肉眼でみれますとか、1月中旬までみれますなど)で報道されていますが、実際には太陽の方向に行く合前後以外なら、いつでも肉眼で見えます。アナウンサーやキャスターの皆さんは、事前学習をして欲しいです。
昨日、国会で面白い答弁がなされました。民主党の山根参院議員からの質問に対しての政府に答弁書は「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(UFO)の存在を確認していない」でした。この答弁が本当か嘘かは別として、UFOは存在していないなどの否定的な答弁ではなく、まだ確認していないという表現で逃げているのが面白く感じました。町村官房長官の意見を入れて「UFOは存在していると思うがまだ確認していない」の方が面白かったかも。
今日の画像は、房総半島からの日の出です。昨日の朝、通勤途中の丘の上で撮影しました。今朝の日の出は雲に邪魔されました。本当は再接近の火星像を載せる予定でしたが、昨夜サボったので、昨日の画像で我慢です。
- 2007年12月18日(火)22時 (14.0千歩)
冬晴れの快晴の天気でした。今朝も寒い朝で、日中の気温も昨日と同じ感じでした。
冬至が近づき日の出の時間が遅くなっており、紗南ちゃんの散歩中に火星が見えています。通勤ウォーク途中の丘の上で丁度、房総半島からの日の出を迎えます。
ふたご座流星群とゴルフで、火星の撮影をサボっていたので気になっていました。昨夜は、季節が弱まったので、シーイングの改善を期待して雑記帳を更新後、火星の撮影を行いました。しかし、シーイングは悪い状態でピントも満足に合わせられず、一回の撮影で撤収でした。昨夜の火星の画像 は 火星のページ に追加しました。
14日にDFK21AF04で撮影したふたご座流星群の2画像をモザイク合成して、輻射点の確認をしてみました。安価な短焦点レンズなので、画像周辺部の歪みがあるために、精度は悪くなりますが、ふたご座のカストル付近が輻射点だと確認できました。その画像 は、昨日作成したふたご座流星群の画像集 に追加しました。
また、ふたご座流星群の画像集に掲載したEOSKissDXで撮影した画像が、西側のカブリが酷かったので、修正した画像に差し替えました。
それから、本日メールで「ビクセンのポルタA-80Mf」に関する質問を送って暮れた方への連絡ですが、メールアドレスがエラーとなり送信不能です。メールアドレスを確認して再度メールを送って下さい。
今日の画像は、昨夜の火星です。シーイングが悪く細部は判りませんが、夕暮れを向かえるタルシス三山とその東側にあるオリンポス山の辺りに白い雲か霧が写っています。
- 2007年12月17日(月)23時 (16.0千歩)
晴れのち曇りの天気でした。今朝は一段と冷え込み、気温が5度以下に下がったので、この冬始めて冬のコートを着て出社でした。日中も陽射しが少なく、10度前後と肌寒い陽気でした。
昨日は予定外の家事が発生し、14日の夜に三崎町で撮影した画像の処理開始が夜になってしまいました。さらに、DFK21AF04で撮影した大容量のAVIファイルをパソコンに移したので、パソコンのハードディスクの余裕が無くなり、ステライメージで処理画像を保管できなってしまいました。
仮想メモリー領域を確保する為に、過去の画像データを外付けのハードディスクに移す作業まで発生し、時間を潰しました。22時過ぎになるとゴルフ疲れに寝不足、さらには晩酌のアルコールの影響で、思考が停止し、直前に何をしたのか、これから何をすれば良いのかが判らなくなり始めました。その後も何とか処理を続けていましたが、23時頃に限界を感じて昨夜の公開を諦め、寝ることにしました。
今夜、処理の続きを始めたら、ほとんど終わっていた事が判りました。意識が朦朧した中でもちゃんと処理はできたいたようですが、それが判断できない状態だったのでしょう。
14日の夜にEOSkissDX+400mmのレンズ撮影した ホームズ彗星の画像 も ホームズ彗星の画像集 に追加しました。
また、ふたご座流星群の方も、EOSKissDX+20mmレンズで1個、DFK21AF04+2.8mmレンズで3個の小さな流星を捕らえていたので、それらの画像を
特別天体現象のページ の流星のコーナーに ふたご座流星群 として追加しました。
今日の画像は、DFK21AF04で撮影したふたご座流星群です。シャッタースピードが3.75秒なので、星空の写りは良くないけど、暗めの流星が写ることが判ったのは収穫でした。DFK21AF04+2.8mmレンズは、流星撮影に使えそうなので、天体撮影時に常に併用したいと思っています。
- 2007年12月16日(日)23時 (20.1千歩)
冬晴れの快晴の天気でした。冷たい季節風が強く、寒い一日でした。
今日は、14日の夜に三崎町で撮影した画像を処理する予定でしたが、家の用事で忙しく、画像処理開始が夜になり、まだ終わりません。昨日の疲れが残り、これ以上は辛いので、画像は明日アップします。済みません。
- 2007年12月15日(土)23時 (34.1千歩)
横浜も栃木も晴れ時々曇りの天気でした。気温は低めで風も冷たいので陽射しが無くなるとかなり寒くなる陽気でした。ゴルフ場に着いた時の気温は1度でした。日中は、陽射しが出ると暑くなりセーターを脱ぎ、陽射しが無くなると寒くなりまた着るの繰り返しでした。栃木は夜は雨でした。
今日は、今年最後の月例ゴルフでした。でも、昨夜はと言うか今朝の夜明け前が、ふたご座流星群のピークなので、ゴルフに行く前に、3時間ほど仮眠してから三崎町に流星の撮影に行って来ました。
現地には既に流星群見物の車が数台いました。4時には退散しなければならないので星雲は諦め、ホームズ彗星をノータッチでちょっと撮影し、その後は広角レンズで流星撮影に切り替えました。
流星は数分に1個程度のペースで流れ、マイナス等級の明るい流星も数個見れました。しかし、今回も撮影することはできず、成果無しでした。3時頃から雲が広がったので、機材を片付けて家に戻り、そのままゴルフに出発でした。
ゴルフの方は、今回も散々な結果でゴルフになりませんでした。
今日の画像は、池の畔に佇むアオサギです。今年の初めから1羽のアオサギを見かけていたので、多分このゴルフ場を縄張りにしたのだと思います。ゴルファーを怖がらず、獲物の小魚が姿を現すのを待つかの様に、長時間置物の様に身動き一つせずに立っていました。
ラフには霜柱、北の山には雪雲、池で遊んだり陽だまりで休むカモ達と、ゴルフ場は冬の気配が濃厚でした。ゴルフ場で撮影したその他の画像は、ブログに載せました。
- 2007年12月14日(金)20時 (16.8千歩)
西高東低の冬型の気圧配置となり冬晴の天気でした。風は冷たいけど陽射しがあり、昨日より気温は上がった様です。でも夜になると急速に気温が下がり、寒くなって来ました。
昨夜は、夜半前から晴れ始めましたが、雨の影響が残り、湿気が多くモヤがある感じの空でした。透明度の低さと時間的に遅かったのでホームズ彗星は諦め、火星を撮影しました。遅い時間でしたが、季節風が強くなりシーイングが悪化する前に撮影したかったので少し無理しました。昨夜の火星の画像 は 火星のページ に追加しました。
火星の撮影後、新たに入手した防犯カメラ用のf2.8mmF1.4のCマウント超短焦点レンズをDFK21AF04に取り付けて、星空を撮影してみました。画角的には、EOSKissDX+15mm広角レンズとほぼ同じ感じです。ただ、DFK21AF04のCCDサイズは1/4”(640x480ピクセル)なので、高画質の星空は無理です。その代わり、数秒露出の連続動画撮影が可能なので火球のサーベイランスには使えそうです。今夜のふたご座流星群の撮影で補助的に使ってみる積りです。昨夜試し撮りをした星空の画像は、ブログに載せました。
今夜は、これから一眠りして、三崎町にふたご座流星群を撮影に行く積りです。でも明日はゴルフなので、短時間の撮影で終わりです。
今日の画像は、赤富士です。今朝、通勤ウォークの丘の上で、日の出直後の陽射しを受けて赤く染まった富士山を撮影できました。富士山の裾野にも手間の林にもまだ陽が届かず、富士山の上部だけに陽が当たっている状態でした。大きな画像は、ブログの富士山のコーナーに載せました。
- 2007年12月13日(木)22時 (17.1千歩)
雨のち曇りの天気でした。雨は昨夜の夜半過ぎから降り始め、久しぶりのまとまった雨になりました。朝の気温は、それほど低くはなかったけど、日中も気温が上がらず寒い一日でした。
お付き合いをさせてもらっている「じゃみろさん」が口径16cmの棒越境で撮影された木星の衛星ガニメデの画像が星ナビの2008年1月号で入選しています。
今惑星の撮影に使っているGINJI200Nを勧めて頂いた横倉さんとメールで、ガリレオ衛星の模様は、どの程度の口径の望遠鏡で見えるかを話したことがありました。横倉さんは気流の条件が良く、優秀な光学系と視力があれば、口径20cmや16cmの望遠鏡でも見れるはずとのご意見でした。その事を、じゃみろさんの画像が証明している訳です。
その横倉さんから、口径25cmと口径40cmの反射望遠鏡を使ってスケッチされた惑星や衛星のスケッチを送ってもらいました。そのスケッチをデジタル化したので、紹介させてもらいます。今日は、木星のガリレオ衛星と土星のタイタンです。各衛星の模様が克明に描かれており、優秀な光学系と観察力があれば小さな衛星の模様も見ることができるのだと感心させらます。
参考にNASA JPL Solar System Simulatorで、スケッチを行われた日時の衛星のシミュレーション画像をダウンロードし南を上にした画像も作ってみました。シミュレーション画像はリアル過ぎるのでガウスボカシでぼかして見ると、横倉さんのスケッチのイメージに近い感じもします。
今日の画像は、横倉さんがスケッチされた木星のガリレオ衛星です。大きな画像とNASAのシミュレーション画像は、ブログに載せましたので、是非見て下さい。私も、シーイングの良い時に、GINIJI200Nで衛星の撮影に挑戦したいと思っています。
- 2007年12月12日(水)23時 (13.0千歩)
晴れのち曇りの天気でした。朝方から晴れ始めましたが、午後はまた曇りました。気温の大きな変化はありません。
昨夜の天気予報では、夜半過ぎから夜明け頃は晴れるでしたが、結局晴れませんでした。夜、晴れ間のあった9日に天城高原に行ったので、再接近まじかの火星撮影がストップしています。そろそろ撮影したけど、晴れなければ始まりません。
食品の賞味期限や消費期限の偽装事件が連続して発覚し、大きな社会問題になり、今年の世相を表す漢字は「偽」に決まったそうです。嘘や誤魔化しは徹底的に糾弾されるべきだと思います。偽装しても判らないだろうとの企業モラルの欠如に関しては、徹底的に糾弾されるべきだとおもいます。
ただ、賞味期限や消費期限が過ぎても、品質に問題が無い食品を廃棄するのはもったいないと感じ、また利益を求められると、つい偽装をと思ってしまったケースもあったと思います。業者も、これは無理だと思う食品は、間違いなく廃棄するでしょう。(中にはそうでも無いとんでもない馬鹿者もいますが)実際に、偽装によって食中りや食中毒は無かった様です。
賞味期限や消費期限は、製造者が決めるので、どうしても絶対に問題が起きない様な安全サイドに設定することになると思います。季節や保存方法で日持ちの期間は変動します。室内で保存しても問題ない日数に設定したら冷蔵庫で保存すれば倍近くは日持ちするでしょう。
私は、賞味期限や消費期限をほとんど気にしません。自分の目と鼻と舌を頼りに判断しています。消費期限から一週間過ぎた牛乳でも卵でも、問題ないと判断したら飲食します。ちょっと匂うかな?ちょっと味が変かなと思っても食べてしまうこともあります。そんな場合でもお腹を壊すのは、10回に1回程度です。そうやって鍛えれば、細菌に強くなり、多少痛んだ食品にも耐えられる様になると思っています。消費期限切れの食品より、消費期限内であってもO157やノロウイルスで汚染された食品の方が遥かに危険です。賞味期限や消費期限はあくまで目安として、消費者自身が判断して無駄をなくす工夫も必要だと感じています。
今日の画像は、今朝の日の出です。今朝の通勤ウォーキングでいつもの丘の上に登った時に、太陽が低空の雲から顔を出し始めました。太陽の上にも薄雲が広がっており、その雲が赤く染まり朝焼け状態でした。大きな画像はブログに載せました。
- 2007年12月11日(火)23時 (17.2千歩)
日中は曇り時々雨の天気でした。宵の口にはまとまって降った感じで、帰宅した時は、道路がかなり濡れていました。気温はそれほど下がりませが、陽射しが無いので気温以上に寒く感じる陽気でした。
今日は、午前中は日比谷で会議、午後は川崎で会議。昨日休んだので、急ぎの用件が入っていると拙いので、7時半に出社し、メールをチェックしました。予感は的中で、処理が必要な案件が2件ありましたが、何とか処理して日比谷に向かいました。午後の会議終了後、明日の会議用の資料作成を開始しで、残業でした。
9日の天城高原で撮影したカリフォルニア星雲NGC1499の画像処理が終わったので、星雲・星団のページ の NGC1499の画像集 に追加しました。淡いカリフォルニア星雲を撮影するには長時間露出が必要ですが、雲に邪魔され、また西の空に傾いていたので、露出時間が少なく、不満足な写りでした。
今日の画像は、そのカリフォルニア星雲です。アメリカのカリフォルニア半島の形に似ているので、この名前が付いています。大きな星雲で、長さは月の直径の5倍弱もあり、幅も月の直径の1.3倍です。
- 2007年12月10日(月)22時 (12.0千歩)
今日は曇りのち晴れの天気で、夜は完全な曇り空です。気温は少し下がった感じです。今日は野暮用があり、また休日出勤の振替休日が溜まっているので、休日をもらっていました。それなので、昨夜は天城高原に行けたのです。
昨夜の天城高原の続きですが、23時頃からは、時々晴れ間も出ますが、雲が多い空でした。雲は南から押し寄せるので、狙っていた南天の星雲の撮影は無理でした。北の空には時々晴れ間がでるので、晴れ間を縫う感じで、カメラレンズやMiniBORG45EDででホームズ彗星やカリフォルニア星雲を撮影しました。でも、晴れ間と言っても、透明度が低く、また押し寄せる雲が気になり充分な露出がかけられず、不満足な状態でした。
3時頃になると、晴れ間が広がりだしましたが、今日は朝から用事があり8時頃には帰宅したいので、広がる晴れ間に後ろ髪を引かれる感じで、機材を片付け、4時に帰路に着きました。途中、通勤の渋滞に巻き込まれましたが、何とか8時に帰宅できました。
朝の用事を済ませてから2時間ほど仮眠を取り、その後、午後の用事を済ませ、夕方から画像処理を始めましたが、カリフォルニア星雲の画像は未完成なので明日アップします。
今日の画像は、昨夜撮影したタットル彗星(C/8P)です。タットル彗星は、地球に近いので動きが速く4分露出でも流れていました。彗星のページに、タットル彗星(C/8P)の画像集を新設し、昨夜の画像を掲載しました。
- 2007年12月9日(日)15時 (18.0千歩)
晴れのち曇りの天気でした。気温は予報より高めで、暖かい陽気です。
今夜の伊豆の天気予報は、曇り。こちらも曇り出しました。でも、どうしても行きたいので、夜半過ぎから晴れることを祈って、これから出発です。この書き込みの続きは、帰宅してからです。
<以下は12月10日23時追記>
昼過ぎに機材を車に積んだものの、雲が出始めたので、行くか止めるか迷っていましたが、T氏さんや眠々さんも天城高原に行くとの情報が入ったので、踏ん切りが付き15時に出発しました。出発から30分ほど経った時に、GPDの三脚を積み残した事に気が付き、トンボ返り。1時間のロスで結局16時の再出発でした。
伊豆に近づくにつれて雲が厚くなり伊東市に入ると雨でした。雨の中、17時半頃に天城高原の駐車場に到着です。駐車場には先着の方が一人居り、組み立てた望遠鏡に雨避けのシートが被せられていました。でも雨は直ぐに止み、雲間から星が見え始めたので、機材を組み立て始めました。21時頃には星空が広がり、T氏さん、眠々さん、カピドンさんが到着し、その後、BLSさんとSaturn-webさんも到着です。
空が暗い天城高原では、ホームズ彗星が、肉眼で良く見え、その大きさを実感できました。まずはそのホームズ彗星をR200SSで撮影し、次に北極星の近くにいるタットル彗星(C/8P)の撮影を開始しました。しかし気になる事に、天城高原に到着した時の外気温は3度だったのに、その時の気温は6度と3度も上昇。南からの風、機材に激しい結露。曇る前兆が目一杯です。
その予感は的中し、22時半頃に南から急速に雲が広がり、星が見えなくなりました。撮影中のタットル彗星の画像もその雲の影響で、暗くなっていました。
今日の画像は、昨夜のホームズ彗星です。R200SS+EOSKissDXでは、これ以上は無理な広がりでした。視直径は54’に達していました。この画像は、ホームズ彗星の画像集 に追加しました。
- 2007年12月8日(土)22時 (16.4千歩)
朝夕曇りで、日中も雲が目立ち曇り時々晴れの天気でした。陽射しが少なく、寒い陽気でした。夕方からは一段と寒くなっています。宵の口には雨が降りました。
新月期の週末なので、天城高原に天体撮影に行くことを以前から計画していました。先週の始めには、天候的には7日金曜日の夜がベストと判断して、月曜日に7日の午後半休を申請していました。ところが、急に朝から会議が入り、さらに、当日中に仕上げる急ぎの仕事が発生し、早めに帰るどころか残業になり天城高原は行けませんでした。
それなら今夜と思い、昼間から準備を始めましたが、昼の天気予報が、今夜の伊豆は曇り時々晴れだったので、今夜も断念です。思うようになりません。残るは明日の夜だけですが、明日も伊豆は晴れのち曇りの予報です。やはり、仕事を放り出してでも昨夜行くべきですが、それが出来ないのがサラリーマンの辛さです。
昨夜は、今夜の天城高原の天体撮影を考慮して、早めに寝るつもりでしたが、火星が手招きしているので、つい望遠鏡を出してしまいました。微かに模様が確認できたので、撮影を行いRegistaxで処理しましたが、見るも無残な結果なので、ワンショットで諦め寝ました。そのままでボツにする積りでしたが、今夜の遠征取り止めで出来た時間を使って、撮影した1500フレームを目視で確認しました。
その結果、ほとんどのフレームが、低空の金星画像の様に、悪シーイングの影響でブレたり歪んでおり、火星の周辺部がくっきり写っていたフレームは皆無でした。それで、ボケていてもかろうじて丸くなっている350フレームをスタックしたところ、何とか見れる画像が得られました。その火星の画像 は 火星のページ に追加しました。
太陽観測衛星SOHOの画像に、久しぶりに黒点が写っていました。いつもより長い極小期もそろそろ終わりかな?
今日の画像は、昨夜の火星です。シーイングの悪い時は、Registaxの自動処理より、目視で良いフレームを選んでしょりした方が良い様です。自動処理で1200フレームをスタックした画像と、目視で選んだ350フレームをスタックした画像を比較した画像はブログに載せました。
- 2007年12月7日(金)23時 (15.5千歩)
快晴の天気でした。気温は昨日より上がり、日中はコートは不要な穏やかな陽気でした。
昨夜は、雲がありましたが完全な曇りではなく、晴れ間もあったので火星を眺めましたが、シーイングが悪く模様が全く見えない上に時々雲に隠されるので、撮影する気分になれず、撮影は諦めました。それに前夜の睡眠時間が3時間だったので早めに寝ました。疲れを溜め込まないように無理は避けます。
今日は、朝から日比谷で会議なので、通勤ウォーキングは中止し事務所に立ち寄って朝一番で処理する仕事を片付けてから日比谷に向かいました。事務所から川崎駅までの道は、駅から職場に出勤するサラリーマンで一杯で、駅に向かう人はほとんどいません。人の流れに逆らう感じで歩くのは結構大変です。
今日の画像は、銀杏のクリスマスツリーです。川崎駅周辺の市役所通りの銀杏の街路樹が、クリスマスツリーの様に円錐形に刈り込まれており、その銀杏が黄葉したので、黄色いクリスマスツリーが並んでいる感じです。
例年、川崎駅周辺の街路樹は、イルミネーションで飾り立てられていました。しかし、今年は、イルミネーションは皆無です。多分、経費節減かエネルギーの無駄使いの中止が目的だと思います。イルミネーションが無くて寂しいのをカバーする為に、銀杏の街路樹をクリスマスツリーの様に剪定したのでしょう。
剪定の人件費が無駄と感じられますが、景観を維持するために剪定は必要なので、それほど出費は増えないでしょう。それよりエネルギーの無駄使いや、電気代の節約になるので、この様な試みには大賛成です。年末のイルミネーションを見直す時期だと感じます。大きな画像はブログに載せました。
- 2007年12月6日(木)23時 (13.9千歩)
今日も快晴の天気でした。今朝の気温も昨日同様に低目でしたが、日中は陽射しもあり寒さは多少は緩んだ感じです。
いつも起きるのが遅い長女が珍しく朝早く起きて、紗南の散歩の同行してくれました。長女がいるので、桜並木の中で紗南を放すと、目一杯並木の土手の中を走り回り楽しそうでした。
部屋の中では寒がりで、ストーブの前か日が当たる場所に寝ているのに、外に出ると寒さが気にならない感じなので、不思議です。
昨夜は、久しぶりに一晩中快晴の星空だったので、天体撮影を行いました。まずはホームズ彗星です。大きく拡大したホームズ彗星はR200SSの直焦点では辛くなったので、EF200mmに2倍のエクステンダーを付けて400mmで撮影することにしました。カメラレンズなら、自由雲台を使うとベランダのアトラクスでもホームズ彗星を狙えるので、昨夜はベランダで撮影しました。
道路にGPDを出して極軸合わせなどの手間は省けると思いましたが失敗でした。ホームズ彗星は双眼鏡でならまだ確認できますが、400mmの望遠レンズを付けたカメラのファインダーでは導入に苦労しました。また、北極星が見えないので極軸合わせが不完全なアトラクスでは、60秒露出でも星が流れます。ガイドの準備も面倒なので、多少の流れは目をつぶってそのまま撮影しました。こんど時間がある時に、アトラクスの極軸をしっかり合わせて置く事にしましょう。昨夜撮影した画像 も ホームズ彗星の画像集 に追加しました。昨夜のホームズ彗星の視直径は約46分(月の1.5倍)もありまだ拡大し続けている感じです。
ホームズ彗星を撮影後、シーイングが悪そうなので諦め半分で火星を眺めたら、眼視でも模様が確認できるので、撮影した所、悪い気流の割にはまともに写りました。昨夜の火星の画像 は 火星のページ に追加しました。
今日の画像は、今朝の地球照です。今朝も夜明け前の南東の空に、月と金星が並んでいました。昨日より月が細くなり地球照が美しかったので、今朝は地球照だけを撮影しました。大きな画像はブログに載せました。 また今朝も富士山も撮影したので、その画像も富士山のブログに載せました。
- 2007年12月5日(水)23時 (14.0千歩)
快晴の冬晴れの天気でした。寒波来襲で、朝夕の気温が下がりました。今朝の気温は5度で真冬並みだったので、コートを着ても暑くはなりませんでした。
昨夜は曇り空で望遠鏡はお休みでした。その雲は夜明け前に消え始め、5時に起きた時は、消える前の薄雲が月にかかっていました。その月の東側に金星が輝いていたので、ベランダで月と金星のツーショットを撮影しようとしたら、左隣の家のTVアンテナが邪魔です。仕方が無いので、外に出て、道路から撮影しました。急いでいたのでパジャマのまま外に出たので身体が冷え切りました。でも眠たい目は一発で覚めました。
しし座流星群の母天体として有名なテンペル・タットル周期彗星(C/8P)が地球に接近中です。現在は北極星付近に見えており、木星会議でご一緒した「星とそれから・・・」さんが撮影され始めています。今後かなりのスピードで南下し、年末にアンドロメダ座で6等ほどの明るさになるので双眼鏡や望遠鏡での観望も可能になりそうです。彗星の位置や明るさは「吉田誠一のホームページ」さんの「タットル周期彗星」のページを参考にして下さい。
国立天文台のサイトに「ふたご座流星群を眺めよう」が掲載されました。12月13日の夜から15日の夜に「ふたご座流星群を眺めよう」というキャンペーンで、観察結果を報告できる様です。
今日の画像は、今朝撮影した月と金星です。月の地球照が美しく、月と金星の間には、おとめ座の1等星スピカも写っていました。大きな画像はブログに載せました。
- 2007年12月4日(火)22時 (15.8千歩)
晴れのち曇りの天気でした。寒波が南下し朝は気温が下がったので、紗南の散歩と通勤にこの冬始めてコートを着ました。でも少し歩くと暑くなり脱いでしまいました。脱ぐと寒い、着ると暑いと中途半端な気温でした。今朝は、昨日の雨の影響が残ったのか、湿気が多くウェットは空気に包まれており、一種爽快でした。
昨夜、24時頃に雑記帳の更新を終え、火星を撮影しようとベランダに出たら、空に低層の雲が広がっており、火星の撮影はできませんでした。帰宅途中の空は、よく晴れており、風も弱く星の瞬きが少なかったのでシーイングが良さそうだっただけに残念でした。
今日は右腕に力が入りません。昨日のボーリングの影響です。右腕にサロンパスを6枚も貼って寝ましたが、腕力の無さを実感です。色男ではありませんが、力も金もありません。それから、一ヶ月位前からから右足の親指の付け根が痛くなり始めていましたが、今朝は一段と痛みが増して、通勤時間が長くなりました。歩き過ぎの影響か、それとも通風か、ちょっと心配です。
明朝と6日の朝、夜明け前の南東の空で月と金星が並びます。早起きが得意な方は、美しい光景を楽しめそうです。6時頃が良いと思います。
それから昨日のニュースですが、欧州宇宙機関の金星探査機ビーナスエクスプレスが金星の雷の発生を確認したそうです。以前から金星でも雷が発生している可能性があるとの議論がありましたが、それが確認された訳です。金星には地球と全く違う高温(465度C)で有毒ですが大気や液体があるので、雷が発生しているなら、生命が発生している可能性もあるので、面白いと感じました。
金星の大気には、硫酸の雲や雨が存在しているので生命など存在しえないと思われていますが、地球でも猛毒の硫化水素が噴出す深海熱水噴出孔周辺にでさえ生物が存在しているので、硫酸の海に生きる生命がいないとも限りません。
今日の画像は、町内の紅葉です。横浜でもモミジの紅葉やイチョウの黄葉がピークを向かえ、美しい景色を楽しめる季節となりました。大きな画像はブログに載せました。
- 2007年12月3日(月)24時 (19.5千歩)
日中に寒冷前線が通過し、天気の変化が早い一日でした。朝は晴れており、下弦過ぎの月と金星が夜明けの空に輝いていましたが、通勤時間帯に曇り出し、直ぐに雨が降り始めました。夕方に雨が上がると直ぐに晴れ始めました。朝は南西の風が強く、暖か目でしたが、日中は陽射しが無く、気温はあまり上がらず、寒冷前線通過後は、気温が下がり始めました。
昨夜も天気が良く、双眼鏡でホームズ彗星が確認できました。ホームズ彗星は大きな変化が無さそうなので撮影はパスして火星の撮影をと考えていました。その前に、金曜の夜から時間を見つけて作成していた持ち帰った仕事の書類を仕上げていました。書類を作り終えたら、連夜の睡眠不足と晩酌のアルコールの影響で、急に睡魔に襲われて、そのままバタンキューで朝まで熟睡でした。よって火星の撮影もパスです。
今日は、職場のボーリング大会兼忘年会でした。職場のメンバーの都合を確認したら、今月中に最も参加可能者が多いのが今日だったので、少し早めの忘年会です。十数名の職場の仲間とワイワイガヤガヤと雑談しながら、またお互いのホームを貶し合ってのボーリングも面白いし、一汗かいた後のビールも美味しかったです。
今日の画像は、そのボーリング大会の1コマです。日頃、ウォーキングに励んでいるので足腰は鍛えていますが、重い物を持つ機会が無く、握力は低下の一歩。若い頃は、15ポンドのボールを投げられましたが、今は12ポンドのボールが精一杯。惜しくもブービーを逃しました。今夜は既に腕が痛いです。
- 2007年12月2日(日)18時 (16.2千歩)
晴れ一時曇りの天気でした。昼前に一時的に曇りましたが、それ以外は穏やかな晴れの天気でした。朝夕は寒いけど、日中は陽射しもあり暖かな陽気でした。
昨夜は、一週間ぶりの快晴の星空だったので、ちょっと頑張りました。まず最初は、ホームズ彗星です。天頂付近では3等星も見える透明度でしたが、拡散して薄くなったホームズ彗星は、双眼鏡でかろうじて見える状態で、ファインダーでは見えなかったのと、R200SSの800mm直焦点では、EOSKissDXの画角から、はみ出しそうな大きさに拡大しており、画角の真中に入れるのに、何度も試し撮りを行い撮影開始まで手間がかかりました。そろそろ、焦点距離の短い機材に変えないと駄目そうです。
昨夜撮影した画像 も ホームズ彗星の画像集 に追加しました。撮影した画像を測定したら、視直径は40分を超えていました。どこまで拡大するのでしょうか?
ホームズ彗星を撮影後は、ベランダに移って火星の撮影です。昨夜はシーイングが良かったので、可能な限り撮影し様と思い、23時頃から30分間隔で3時半まで睡魔と争いながら10回撮影を行いました。出来れば明け方まで撮影し続けたかったのですが、完全徹夜では、今日が無理なので仮眠を取る事に、最後にオマケで土星を撮影して終わりにしました。
昨夜の火星の画像 は 火星のページ に、今朝の土星の画像 は 土星のページ に追加しました。
今日の画像は、昨夜の火星です。大シルティスが正面に見えています。30分間隔で撮影した10画像を使って火星の自転の様子が判るアニメーションを作成し、ブログに載せました。
- 2007年12月1日(土)19時 (17.3千歩)
6日ぶりに日の出の頃から晴れ始め、その後は好天の天気でした。風も弱く、陽射しあり気温も上がり、陽射しの中では、セーターを着ていると汗ばむ陽気でした。今夜も今の所は晴れているので、久しぶりに望遠鏡の出番がありそうです。
今日から12月師走です。常套句ですが、今年も残すとこ僅か一ヶ月となりました。今月は、年賀状、大掃除、忘年会と忙しくなりそうです。忘年会は既に2件決まっています。
今月の天文関連の見物としては、14日の夜から15日の未明にかけて極大を向かえる
ふたご座流星群 がメインでしょう。15日の午前3時頃がピークだそうです。月の影響も少ないので、晴れていれば眺めたいです。ただし寒さが厳しいの防寒の準備は怠り無く。
あとは、19日に地球との再接近を向かえる火星でしょう。明るく大きくなるので観測に最適です。季節風が強くてシーイングが悪い季節ですが、可能な限り撮影を行いたいと思っています。その火星が24日の未明に月と並びます。その日は満月ですが、火星も明るいので見ものだと思います。
今日の画像は、1日(ワンの日)恒例の紗南ちゃんです。紗南ちゃんは家族の布団で寝るのが大好きです。一番好きなのは妻の布団ですが、妻が起きた後は、朝寝坊の次女の布団に乗っかり次女に甘えます。この時も次女と遊んでいました。この画像も紗南ちゃんのページに追加しました。
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