このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2009年12月31日(木) 19時
時々、雪雲の様な雲の帯が空を横切りましたが、ほぼ冬晴れの天気でした。気温は、最低5度、最高11度とそれほど低くは無かったけど、西高東低の冬の気圧配置に加え強い寒波襲来で季節風が強く、気温以上に寒さを感じる陽気です。日本海側は大荒れで各地で大雪の様で、こちらも明朝は氷点下の予想です。
2009年も大晦日。今年もドタバタジタバタの連続でしたが、無事に過ごすことが出来ました。今年のHPを見て頂き、感謝申し上げます。皆様の励ましで、今年も休む事無く365日続けることができました。今後も、私のモットー「継続は力なり」を実践し続ける積もりなので、来年も宜しくお願いします。皆様が良い年を迎えられることを願っております。
今年の天文関連は、世界天文年2009の一環で、元旦に富岡八幡公園で行った初詣観望会からのスタートでした。天体撮影の遠征は、三崎町に5夜と天城高原に3夜の計8夜でしたが、満足に撮影できたのは2夜だけで、2勝6敗の結果でした。ただ、次女が3回同行してくれたのが大きな成果で、今後が楽しみです。
天体撮影以外では、前述の初詣観望会、TeamBLSの懇親会、4回の月惑星研究会例会、東葛星見隊と常磐天体写真同盟の天体写真画像処理講座、ランドマークタワーでの星空教室、木星会議と色々なイベントに参加でき充実した1年でした。また、ブログ仲間のhideさん宅での筍掘りも楽しい思い出です。
天体現象は、年初のルーリン彗星、7月19日に発生した木星への小天体が衝突、7月22日の中国武漢での皆既日食が大きな出来事でした。それ以外にも、惑星を中心とした多数の天体現象を記録でき、こちらも充実した1年でした。さて、来年はどの様な一年になるか楽しみです。
機材は、惑星様のメインの望遠鏡をGINJI200Nからブログ「関東平野の真ん中から」のOLG100さんから譲って頂いた250mmに変更しました。その結果、惑星の画像のレベルが一歩アップした感じでした。
今日は、大掃除の続きで玄関・外階段・駐車場・車・ベランダを洗って完了でした。大掃除の後は、大晦日恒例の手打ち年越蕎麦作りでした。今夜は、長女と次女が八王子の義母の家に遊びに行き留守なので、妻と私の二人前と少な目でした。今回は、繋ぎの小麦粉を少な目にし、9割蕎麦に挑戦でした。今夜は、その年越蕎麦を食べたあと仮眠し、これまた恒例の富岡八幡宮の初詣参拝に行き、その後、部分月食から初日の出撮影で徹夜の予定です。
今日の画像は、向かいの丘の沈む太陽の最後の輝きです。夕方、紗南ちゃんの散歩中に近くの公園から撮影しました。2009年の日没画像で今年を締めます。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2009年12月30日(水) 19時
晴れのち曇りのち晴れの天気でした。10時頃から15時頃まで雲が広がり、その前後の朝夕は晴れの空でした。最低気温5度、最高気温12度と平年より暖かい陽気です。午前中は風が弱めでしたが、午後は南西からの風が強まり、夕方からは強風が吹き荒れています。
昨夜は風が弱く、火星の撮影チャンスと感じ、2時に目覚ましをセットして寝ました。2時に起きると空には雲が広がっており、火星は見えません。夜半過ぎから雲が出る予感はありましたが、連日の寝不足と昨日の納会で飲んだ酒の影響で、起きていられませんでした。
太陽観測衛星SOHOの画像に、小さいながら新たな黒点群が写っていたので、今日の午前中に撮影しました。まずDFKで黒点の拡大撮影、その後EOS
KissX2で太陽全体画像の撮影の積もりでしたが、DFKの撮影中に急に雲が広がり、太陽全体画像の撮影は出来ませんでした。晴れたら撮影するつもりでしたが、夕方まで晴れず断念です。今日の黒点画像 は 太陽画像のページ に追加しました。
黒点を撮影した後は、大掃除の続きです。今日は台所の掃除が中心でした。まず、台所のガラス戸と網戸を風呂場で洗い、それから壁の煤払い、冷蔵庫や食器棚の上の掃除でした。以前は食器棚を動かして後ろ側の掃除もしましたが、今はその体力は無いので手抜きです。台所の後は、門扉の掃除でした。明日、玄関・外階段・駐車場・車と外回りを掃除して、大掃除は終わりです。
今日の画像は、今朝撮影した黒点群です。今月に入って、目だつ黒点群が連続して発生しているので、黒点活動が活発化し始めているのかも。
- 2009年12月29日(火) 20時
曇りのち晴れの天気でした。昨夜は寝る前は晴れていましたが、4時過ぎに起きた時は全天を雲が覆っていました。午前中は曇りで昼頃から晴れ始め、午後は快晴となりました。また寒波が流れ込み気温は下がり、朝が6度、日中が10度でした。それでもやっと平年並みでしょうか。
今年の年末年始の休みは暦の関係で土日が絡まず短めです。職場も今日が仕事納めなので、いつもの通りに出勤です。でも28日が仕事納めで今日から休みの会社が多い様で、駅に向かう出勤者が極端に少なく、通勤電車も週末並みにガラガラで座って来れました。
たまに座ると直ぐに熟睡。でも川崎駅止まりの編成なので安心です。川崎駅に着いた時に何とか目が覚めましたが、頭が寝たままなので、定期をタッチせず改札を通過しようとしてブザーがなり、そこでやっと目覚めでした。
仕事収めの日の夕方は、恒例の掃除と納会でした。16時頃から自席や周辺の掃除を行い、納会で一年を収めました。この時だけが唯一職場で飲酒が許されます。
年が変わった元日の未明に部分月食が起きます。部分月食と言っても最大で8%なので、極僅かに欠ける程度です。
半影食開始:02時15分、部分食開始:03時51分、最大食:04時22分、部分食終了:04時54分、半影食終了:06時30分です。
夜半過ぎから夜明け前までの現象なので、眺めるには辛い時間帯ですが、年越しの初詣と初日の出を絡めて、元日そうそうの徹夜も面白いかも。
今日の画像は、公園の花壇です。年末はシクラメンに人気があり花屋でも良く見かけますが、花壇にシクラメンを植えてある光景はあまり見かけないので撮影しました。大きな画像はブログに載せました。
- 2009年12月28日(月) 21時
曇り一時雨のち晴の天気でした。昨夜の雨は、夜明け前に一旦止みましたが、通勤時間帯に小雨が降った様です。昼頃までは雲が多い空でしたが、午後は晴れて陽射しが出ました。気温は、朝が8度で日中が13度と年末とは思えない暖かな陽気で、冬のコートでは暑過ぎる程でした。でも夜になると北風が強まり、急速に気温が下がり始めています。
昨夜の雨は半月ぶりだったので、樹木や草花にも、私に肌にも恵みの雨でした。今朝は空気がシットリと湿り気を帯びており気持ちが良かったです。
昼過ぎまでは湿度が高くモヤ〜とした感じで透明度が低い空でしたが、風が出始めた夕方には澄んで来ましたので、南の湿った空気から北の冷たい乾いた空気に入れ替わった様です。
今日は大安で末広がりの8の日なので、正月飾りに最適と思い、いつもより少し早く4時半に起きて、門松・神棚お榊・神棚と仏壇と台所に鏡餅をセットしました。例年は30日に行っていましたが、たまには習慣を変えるのも新鮮な感じです。
今年も最終週に入りました。既に年末休暇に入っている人もいるの様で、朝の通勤電車が空いていました。職場でも、数名が休みに入っており、いつもより静かです。また、既に休みに入っているお客様対応の部署は、部署単位で休みに入っているので、メールも少なく、自分の仕事が捗りました。
世界天文年2009に連動した活動「めざせ1000万人!みんなで星を見よう」の締切は、2010年の1月10日です。実際の星空を見た方、プラネタリウムの投影を見た方は是非登録して下さい。
今日の画像は、今日の日没です。夕方に広がった雲の下から顔を出した太陽が、直ぐに箱根の山並みに沈んで行きました。雲と山並みに間が真っ赤に染まっていました。大きな画像はブログに載せました。
- 2009年12月27日(日) 18時
晴れのち曇りの天気でした。朝から薄雲が目立つ空でしたが、午前中は晴れ間が多く、陽射しも十分でした。昼頃から雲が厚くなり、午後は曇り空でした。気温は昨日と同じ程度で、朝が7度、昼は12度程度と暖かい陽気でした。
月惑星研究会のメーリングで火星のエリシウム地方に雲が出ているとの情報が流れていました。昨夜は、午前1時頃にエリシウム地方が正面に来るので、少し仮眠して1時過ぎに起きて、火星を撮影しました。北風が出始めていたので、シーイングが心配でしたが、眼視で火星を見ると模様がはっきり確認できたの、撮影開始です。
エリシウム地方に発生した雲は、眼視での確認は無理でしたが、モニターでははっきりと確認できました。シーイングは、それほど悪くは無いけど、火星が小刻みに震動する状態だったので高速シャッターで撮影したかったけど、薄雲が目立つ空で透明度が悪く、1/30秒での撮影でした。最初の撮影時に大シルチスが夜明だったので、画像処理をしながら1時間待って、2回目を撮影でした。その頃になると風が強くなってシーイングも悪化傾向でした。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
今日も大掃除の続きでした。午前中は、お墓の掃除に行き、墓石の汚れや雑草を取り、正月の飾り付けをして来ました。午後は、居間の煤払いと照明器具の掃除、それから仏壇と神棚の掃除を行いました。窓と網戸と窓枠の洗浄は、臨時小遣い狙いの次女が手伝いを張り切ってくれ、一部を残して洗い終わりました。次女も私と同じで、窓と網戸を風呂場に運び水洗いし、乾く間に、窓枠の掃除のパターンです。残すは、台所・玄関・障子の張替え・外回り・車なので、30日からの年末休暇で済ませそうです。
今日の画像は、今朝の火星です。エリシウム地方(画像の左やや下)が白く写っています。北極冠が解け始めるとエリシウム地方に雲が発生するそうで、火星の北半球の冬は終りに向うのでしょう。北極冠から蒸発したCO2や水蒸気がエリシウム地方に流れて雲になるのでしょうね。火星面の模様の説明画像をブログに載せましたので、そちらも参考にして下さい。
- 2009年12月26日(土) 19時
曇りのち快晴の天気でした。午前中は雲っていましたが、昼前頃から陽射しが出始め、午後は青空が広がり快晴になりました。でも空の透明度は低く、低空はモヤ〜とした感じです。陽射しが出ると気温が上がり最高気温は13度と暖かく、また風も無く穏やかな陽気でした。
年末最後の週末なので、日中は23日に続いて大掃除でした。今日は町内会の紙類収集日だったので、私の部屋の収納場所を整理し、ダンボール・紙・古雑誌・カタログなどの整理を行い、回収場所に山済みにしました。その後は、階段と廊下の壁や壁に飾ってある額の煤払い、トイレや洗面所の掃除を行いました。
夕方は冬には珍しい無風状態なので、シーイングが良さそうな予感がし、紗南ちゃんの散歩に出る前に望遠鏡をセットしました。紗南ちゃんを急がせて散歩を早目に済ませて帰宅です。直ぐに望遠鏡に木星を導入し、眼視で眺めると予想通りシーイングが良さそうで、模様が良く見えました。
撮影した時刻の木星は、大赤斑が裏側に回り込み始めた所で、また第1衛星のイオが木星面を通過中でした。イオは、木星の赤道付近の中央部に少し暗い斑点状に写っています。今夕の木星画像 も 木星のページ に追加しました。大赤斑の後方に接近していた暗斑は、大赤斑を通過せず、逆に大赤斑から遠ざかっている感じです。
今日の画像は、今夕の木星です。今夕の様にシーイングが良ければ、まだ木星は狙えそうです。でも、今夕の様なラッキーは、滅多にないので、これが今シーズン最後の木星画像になる可能性は高いです。
- 2009年12月25日(金) 21時
曇りのち快晴の天気でした。昨夜の雲は通勤時間帯には消え、その後は快晴の冬晴れでした。ただ富士山が見えないので、透明度が落ちた感じです。気温は昨日と同じ程度でしたが、北風が冷たく、気温以上に寒く感じました。特に明け方は、気象庁の発表は8度でしたが、5度程度に感じました。日没の頃から雲が広がり、今夜も曇り空です。
昨夜は、雑記帳を更新後に煤払いを始めましたが、疲れが溜まっているためか、身体のダルさを感じ、私の部屋だけで終了し、早目に寝ました。途中で夜遅くに帰宅した次女に起こされましたが、朝までグッスリでした。
来年度に打ち上げが予定されている日本の金星探査機「あかつき」に希望者の名前やメッセージを記録したプレートを搭載するキャンペーンが実施されています。名前やメッセージを金星に届けたいと思われる方は、JAXAの「あかつきメッセージキャンぺーン」のサイトで2010年1月10日(日)まで登録しましょう。私も家族全員で登録しました。
今夜は、子供達も揃ったので、クリスマス期間中とのこじつけで、一日遅れのクリスマスイブのミニパーティでした。紗南ちゃんは、床に落ちる食べ物のカケラを狙って、テーブルの下を徘徊していました。
今日の画像は、水仙の花です。厳しい寒さも一段落、今月初旬から咲き始めた水仙も元気一杯です。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2009年12月24日(木) 21時
薄晴れの天気でした。夜明け前の6時半頃から薄雲が出始め、徐々に広がりました。薄雲が目立つ空でしたが青空も見え、陽射しはタップリでした。高気圧が列島の南北を通過中の為、気圧の谷間に入り雲が出易い感じです。日没後は雲が厚くなり、夜は曇りです。気温は少し上がり、朝が6度、昼が12度と昨日より2,3度高目です。
昨夜は、柳の下のドジョウならぬ火星を狙い夜半過ぎに起きました。しかし、シーイングが悪く火星は濃淡が判る赤い毛糸球のの様でした。
年末に入り、営業の人達はお客様回りで忙しそうです。また、関係会社の営業の訪問も増え、人の出入りが多くなっています。今日は午後に都内の事務所で会議があり出かけて来ましたが、街中も慌しい雰囲気でした。
今夜はクリスマスイブ。でも我が家の子供達は友達とイブを楽しむので出かけて留守。妻と紗南の二人と一匹で静かなイブです。今夜は曇り空、望遠鏡の出番も無いので、大掃除の前倒しで額などの煤払いでもするかな。
今日の画像は、クリスマスツリーです。職場があるビルの一角に小さいけど雰囲気があるクリスマスツリーが飾られていたので、撮影しました。大きな画像はブログに載せました。
読者の皆様、メリークリスマス!皆様も楽しいクリスマスイブを過ごされることを願っております。
- 2009年12月23日(水) 天皇誕生日 21時
快晴の天気に戻りました。午前中は、西高東低の気圧配置が崩れ移動性高気圧に覆われたので、季節風は弱まりました。朝の気温は相変らず低く今朝も3度でした。午後は、東の海上に低気圧が生まれ、西高東低の気圧配置が復活したので、季節風も復活で強風が吹き荒れていました。でも日中は気温が上がり、暖かい陽気でした。
季節風が弱まれば、シーイングは良くなると思い、今朝は2時起きでした。いざ起きてベランダから見上げると、冬の1等星は激しく瞬いています。ちょっと不安な気持ちで火星を眺めると、北極冠や大シルテスがはっきり見え、ヤッタ!と呟きました。あとはいつもの様に火星を撮影開始でした。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
当初は、火星画像を撮影後、再度寝る積もりでしたが、目が冴えて眠れそうもないので、再度ベランダに出て、中空まで昇った土星も撮影でした。高度が低く、まだ暗い土星なので、満足な写りではありませんが、微かにカッシーニの空隙が写りました。今朝の土星画像 は 土星のページ に追加しました。
年末の大掃除を開始しました。今日は、私の部屋のデスクやサイドボード回りの掃除でした。デスク回りは機材が集中(PC・モニター・プリンタ・外付けHDD3台・NW機器類・DVD・TV・電話・その他)しているので、手間がかかりました。デスク回りの掃除後、私の部屋の窓ガラスの洗浄も行い、一段落したのは19時近くでした。
掃除の時間がかかったのは、途中で、近くのデパートに行き、24日の必需品を購入したり、日没後に木星の撮影も試みたりしたことも影響しています。木星の方は、強風が吹き荒れておりシーイングも最悪、無理やり写した画像もノッペラボーで没でした。
今日の画像は、今朝の火星です。大シルテスが正面に見え、南端のヘラスが明るく見えていました。また大シルテスの北側、ユートピアに繋がる部分の微細な模様も写りました。
- 2009年12月22日(火) 21時
晴れ一時曇りの天気でした。超一級の寒波が去り始め西高東低の気圧配置が緩み、雲が目立ち始めました。朝は一時的に曇りましたが、その後は冬晴れの空に戻りました。17日から5日連続の快晴の天気もお休みです。朝の気温は3度まで冷え込みましたが、昨日まで吹き荒れていた季節風が弱まり、日中は10度まで上がりました。今日は冬至です。夜は、柚子湯に入り、カボチャを食べました。
午前中は、今年最後の私が主催する会議でした。当初は2時間の予定でしたが、幹部に別の会議がセットされ45分短縮となりました。議事進行を早めましたが、昼休みに30分食い込み、会場の後片付けなどで昼休み無しでした。今年も大きなテーマは、あと2件。このまま何事も無く年末に突入を願いたいです。
17日には、カニ星雲(M1)に続き、ふたご座のエスキモー星雲(NGC2392)も撮影していました。エスキモー星雲は、昨年の冬にGINJI200Nで撮影しましたが、今一つ不満足だったので、再挑戦です。17日は、カニ星雲と同じく1,250mmの直焦点で撮影しましたが、視直径が42秒と木星サイズのエスキモー星雲は小さく、まだ不満足だったので、19日に拡大率を上げて再挑戦しました。
19日は、Y248mmにVIXENのEXTENDERを付けて、合成焦点距離2,350mmでの撮影でした。その時も風があったので、ガイド星がふら付き星像は肥大化しましたが、何とかまともに写った感じです。でもまだシャープさが不足しているので不満足です。風の無い日にガイドスコープの焦点距離を伸ばし、撮影画像数も増やして撮影しようと思っています。エスキモー星雲の画像は、星雲・星団のページ の NGC2392(エスキモー星雲)の画像集 に追加しました。
今日の画像は、そのエスキモー星雲です。全体の雰囲気は出た感じですが、星雲の細部の描写が甘いのが不満足です。細部は、シーイングが相当良くないと駄目かもしれません。
- 2009年12月21日(月) 22時
快晴の冬晴れが続いています。先週から襲来した一団の寒波の最後が残っているので、まだ気温は低目です。今日も冷たい季節風が強く、気温以上に寒く感じました。
午前中は、所属部署の定例会議の予定でした。ただ、先週末にグループウェアのスケジュールで、その会議が削除されたので、会議が中止になったのかと思いましたが、別途会議中止の連絡はありませんでした。
その為、普段は別の事業所で作業しているメンバーは朝集合でした。結局、スケジュール通り会議は中止でした。会議中止の連絡が必要なのか、それともスケジュール変更でそれを理解するセンスが必要か、悩むところです。
不調になったプリンターを買い換え様と思い、メーカーサイトを調べたら、色々な種類があるので迷います。メーカーは今まで同様にCanon、サイズはA4、自動両面印刷と無線LANの機能は欲しいがスキャナーは要らないで探すとヒットしません。無線LANを諦める(PIXUS iP4700)か、スキャナー付(PIXUS
MP560)でも良しとするか迷っています。
午前中の会議が中止になったのと年末に近くメールも少なく、で仕事が捗りました。それで予定の作業は定時前に終了したので、定時で会社を飛び出して来ました。目的は、今夜宵の口に仲良く並ぶ「月と木星と海王星」の撮影です。18時半前に帰宅後、着替えもせず、機材を出して撮影開始でした。
まずは、MiniBORG45ED+EOS Kiss X2で、月と木星と海王星を撮影です。明るい木星と月は問題無く写ると思っていましたが、暗い海王星と月を一緒に写すのは無理かと思っていましたが、何とか写せました。次は、望遠鏡をY248mmに替えて1250mmの直焦点にEOS
Kiss X2を付けて、木星と海王星を撮影しました。それらの画像は、特別天体現象のページ の 12月21日の木星と海王星と月の画像 に載せました。
今日の画像は、その木星と海王星です。画像の左下が、ガリレオ衛星を従えた木星で、右端の青い星が海王星です。
- 2009年12月20日(日) 19時
今日は雲一つ無い完全な快晴の天気でした。季節風は昨日よりも強い感じで吹き荒れています。でも気温は昨日より少し上がり、最低気温が4度で最高気温は10度を越えました。今回の寒波も峠を越したのかな?
昨夜も透明度が良い空だったので、エスキモー星雲NGC2392を撮影していました。その画像は処理中で今夜中には仕上げて明日紹介します。エスキモー星雲を撮影後、未明の火星を狙おうと思い、機材を残したまま、3時間ほど仮眠し2時半に起きました。その頃は、季節風が少し弱まっており撮影が出来そうな状態でした。また冬の星々の瞬きが小さい感じなので、少し期待しながら火星を見たら、期待通り眼視でも火星の模様が確認できるので撮影を開始しました。
風の影響で大きな望遠鏡が揺れ、火星像がモニターの中で暴れていましたが、でも、風が弱まりシーイングも良くなる時があったので、そのタイミングでの撮影でした。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
今日は、年賀状のプリントを行いました。宛名の印刷途中までは順調でしたが、宛名があと少しの所で、「プリンターがビジーです」とのエラーメッセージが表示され、プリント速度が数倍以上も遅くなるトラブル発生です。再起動したりドライバーを再インストールしても直りません。時間はかかるけどプリントは可能なので、そのまま続け、文面のプリントは、プリンター任せにして、正月に備えての床屋に行って来ました。年末なので、床屋も混んでおり、2時間ほどして帰宅したら、プリントは無事に終わっていました。古いプリンターなので寿命なのかも。それに印刷の状態も悪くなっているので、そろそろ買い替えの時期かも。
日没後、望遠鏡をだして木星を眺めましたが、木星面が川の流れの様で模様が見えず、また強風で木星が視野の中を飛び回っているので、撮影は諦めました。
今日の画像は、今朝の火星です。大シルチスとサバ人の湾から子午線湾が写っています。また北極冠と反対の南端のヘラスが少し明るく写っています。
- 2009年12月19日(土) 19時
今日も快晴の天気でした。時々、小さな雲が流れて来たり、夕方には雪雲が広がったりしましたが、西高東低の冬型の気圧配置特有の好天が続いています。ただ、超一級の寒波の影響で気温は低く、真冬の陽気です。朝は2度まで下がり、日中は8度止まりでした。
一日中、強めの季節風が西から吹き付け、高台にある我が家は、雨戸や窓ガラスガタガタと音を立てています。寒いの外を歩く人が少ない週末、紗南ちゃんの散歩でも、すれ違う犬仲間が少ない感じです。いつも犬仲間が集う公園は、遮る物がないので風が強く、長く留まる人も遊ぶ子供達も居らず、寂しい感じでした。
12月11日に大き目の太陽黒点が発生しましたが、先週の週末は天気が悪かったので、一週間お預けでした。やっと今日撮影できましたが、季節風が強く、シーイングが非常に悪いので、ボケボケの画像しか撮影できませんでした。この黒点群ですが、一時は、2組の発達した黒点群のペアーに成長しましたが、既にピークは過ぎ、小さくなり始めています。今日の黒点画像 は 太陽画像のページ に追加しました。
17日に自宅のベランダ撮影したカニ星雲ですが、RAW画像の処理が終わったので
仕上げた画像 を 星雲・星団のページ の M1(カニ星雲)の画像集 に追加しました。Y248mmは、斜鏡の位置が主鏡に近いので周辺減光が激しく、フラットが必須の様ですが、フラット撮影が上手く出来ないので、今回はフラット無しです。
日没後、念の為に木星を確認しました。しかし、眼視で眺めたらグチャグチャなので撮影は諦めました。
今日の画像は、17日に撮影したカニ星雲です。JPEG画像から処理した画像と比べると、発色やフィラメント構造などもよりはっきりした感じです。
- 2009年12月18日(金) 22時
終日冬晴れの快晴の天気でした。陽射しはタップリですが、第一級の寒気が南下し、冷たい季節風が強く、真冬の陽気です。強風の為に、久里浜−金谷のフェリーが欠航でした。
昨夜は、快晴で透明度の高い星空だったのと帰宅時間が早く、久しぶりに自宅で星雲の撮影を行いました。前回、星雲の撮影を行ったのが4月末だったので、半年以上のブランクでした。
19時頃から機材の準備を開始しましたが、久しぶりの撮影で準備に手間取り、撮影開始は21時過ぎでした。光害が激しい自宅での撮影なので淡い星雲は諦め、明るい星雲狙いとし、おうし座のカニ星雲M1を狙いました。カニ星雲は小さい天体なので、Y248mmのf1250mm直焦点にEOSKissX2で撮影でした。
撮影の主目的は今年改良したガイドシステムの確認でしたが、最初は1250mmをMiniBORG60EDの350mmでガイドが出来るか心配でした。でもオートガイド始めると、結構ガイド精度は良さそうなので、お任せガイドにして、撮影中に雑記帳の更新を行っていました。
ISO800の5分露出で8コマ撮影した結果、大きなガイドエラーは無く、8コマ40分間全体を通しても目立ったズレはなく、連続で30分程度のオートガイドが出来そうな感じでした。RAW+JPEGで撮影したJPEG画像を8コマコンポジットしただけの簡単な処理画像を昨夜更新したブログに載せて置きました。RAW画像からの仕上げはこれからなので、完成したらまた紹介します。
カニ星雲の撮影終了後、中空に昇った火星を狙おうかと思いましたが、季節風が強く、中空の火星が瞬いている様に見えたので撮影は諦めました。
今日の画像は、今日の夕方撮影した月と水星です。東方最大離隔となった水星が月例1.8の細い月と約1度の距離(月の直径の2倍)まで接近しました。今日は快晴で透明度が高い空だったので、水星も肉眼ではっきりと見え、夕空に浮かぶ細い月と並んで美しい眺めでした。仕事中でしたが、ちょっとサボって職場の廊下の窓から撮影でした。撮影した画像は、特別天体現象のページに追加しました。
- 2009年12月17日(木) 22時
晴れの天気でした。昨夜は朝まで曇っていましたが、夜明けの頃から青空が広がり始めました。日中は時々雲が出ますが全天に広がることなく、午後になると雲が徐々に減り夕方には快晴になりました。陽射しがタップリだったので、日中は昨日より少し暖かくなりました。夜は快晴の星空です。
今朝も通勤時間帯にJR東海道線で人身事故発生で、東海道線が1時間、平行している京浜東北線が40分間ストップです。その間振り替え輸送を引き受けた京浜急行は超満員で運行が遅れ、川崎駅も大混雑とトバッチリを受けました。JRストップで京急に振り替えは、度々起きますが、その逆は皆無です。JRさん何とかして下さい。
国立天文台のアストロ・トピックスの記事ですが、12月20日(日)の午後、東京大学の小柴ホールで「シリーズ現代の天文学」刊行記念シンポジウムが開催されます。
公演テーマは、「宇宙暗黒時代を探る」、「見えない宇宙の彼方を探る」、「太陽系外惑星を探る」です。対象は高校生以上で無料、予約不要だそうです。面白そうなテーマなので聴きに行きたいけど、年末の用事が多いので無理な感じです。興味のある方は聴きに行って下さい。
今日の画像も、手作り弁当です。昨日の弁当が余りにも貧弱だったので、今朝は少しまじめに弁当を作りました。今日は、昨夜の残り物ではなく、今朝の朝食の一部+電子レンジでチンした冷凍食品でした。この方法なら時間はかからないので、毎日可能な感じです。
- 2009年12月16日(水) 21時
曇りの天気でした。一日中雲が広がり陽射しが感じられない空でした。陽射しが無いのと寒気の影響で、気温は上がらず、最高気温は10度に届かず冬の陽気でした。夜は宵の口に晴れ間が出始めましたが、直ぐに曇り空に戻りました。
今朝の気温は6度とかなり寒かったので冬のコートと手袋を引っ張り出しました。今週は日々気温が下がる予報なので、真冬の体制です。
妻の体調は、少しづつ改善していますが、まだ朝は無理な感じです。妻が体調を崩してからは昼の弁当持参が出来ず、職場で注文している玉子屋の仕出し弁当を再開しました。
玉子屋からは20年以上も弁当を注文し続けており、長い付き合いとなっています。玉子屋の弁当は、安い上に毎日メニューが変わり飽きないので、自宅から弁当持参になる前は、毎日頼んでいました。
しかし、若い人にも十分なカロリーの仕出し弁当は、アラカン間際の私にはカロリーオーバー。徐々に体重が増加し、ついに60kgを突破です。少し食べ残せば良いのですが、勿体無い世代には食べ物を残す気持ちにはなれません。
そこで、ベスト体重の57kgに戻す為に、昨日から弁当持参に戻しました。昨日は、次女が早起きして作ってくれましたが、3日坊主どころか1日坊主で今日は寝坊です。仕方が無いので、今朝は自分で作りました。おかずは、昨夜の残り物を弁当箱に詰め込んだだけのひどいものですが、栄養面は問題なさそうです。
今日の画像は、その哀れな手作弁当です。時間があればもう少しまともな弁当も作れますが、朝は時間が無く、目の前にあったものを投げ込んだだけでした。
- 2009年12月15日(火) 21時
曇り一時晴れの天気でした。朝から広がっていた雲が昼前後に一時的に薄れ、薄晴れの空と陽射しが出ました。冷たい季節風が吹き荒れ、気温が上がらぬ寒い陽気でした。最高気温は10度止まりでした。
昨夜20時頃に一旦晴れましたが、その後また雲が広がりました。でも天気予報では、今朝の未明は晴れだったので、3時半に目覚ましをセットして寝ました。寝る前に、次女に勉強などで夜中に起きていたら、空を見て、晴れていれば起こしてくれるように頼んでおきました。
すると、3時前に次女が、南の空に雲が出ているよと起してくれました。予定よりちょっと早いけど、ベランダに出て空を眺めると、すでに薄い雲が広がっていたので、急いで機材を準備でした。冷たい季節風が唸りを上げて吹き荒れており、気温が低いので、ダウンジャケットとオーバーズボンで完全装備で対応でした。
機材を組み立てて火星を眼視で眺めると、シーイングが非常に悪く、模様がほとんど見えない というより、火星がフニャフニャで輪郭がボケており、ピントを合わせられない状態でした。最初は、撮影を諦めかけましたが、折角次女が起してくれたので、試しにモニターに表示してみようと思いカメラをセットしました。
モニターの中の火星像も、モヤモヤで輪郭も不鮮明で、モニターの中を小刻みに動き続けていました。でも、時々、北極冠や模様が見える瞬間があるので、撮影してみました。
撮影中、薄雲の影響で火星像は暗くなったり明るくなったりでしたが、何とか2回撮影出来ました。2回目を撮影した後、4時頃には火星は雲に隠されました。予定通りに3時半に起きていたら撮影できなかったでしょう。次女に感謝です。機材の準備中と撮影の合間に、ふたご座群を2個見れ、ラッキーでした。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
太陽観測衛星SOHOの今日の画像をチェックしていたら、北半球の高緯度に比較的に大きな黒点群が出現していました。昨日の画像には無かったので、僅か一日で急に成長した様で、今後が楽しみです。
今日の画像は、今朝の火星です。北半球中央の暗い部分(北極冠の上)は、アギダリアです。南半球では、子午線湾が夜明けで見え始めています。
- 2009年12月14日(月) 21時
曇り一時晴れの天気でした。午前の早い時間から晴れると予報でしたが、晴れたのは14時頃でした。夕方から宵の口にはまた雲が広がりました。昨夜も曇りの予報でしたが、まとまった雨が降っていました。陽射しが無く、気温は低目で寒い冬の陽気です。
楽しみにしていた、ふたご座流星群は、曇り時々雨の天気に邪魔されました。次は、来年1月初旬のしぶんぎ座流星群ですが、満月直後なので、月明かりが邪魔で見送りになりそうです。
プロ野球では契約更改が行われていますが、職場でも成績査定が行われました。管理職は年俸制なのでプロ野球の契約更改と似た様な物です。評価は、各自が年初に申告した業務目標の達成度を自己申告し、それを上司が査定する目標管理方式です。単に達成度だけで無く、目標の難易度も評価に加味されます。
私の評価は、幸いにも現状維持でした。不景気の時代で市況価格も低下し、会社の営業状況も好調とは言えないなかで、給与ダウンが無いだけでも良かった感じです。
ただ、来年も不況が続き営業状況が好転しなければ、給与カットも覚悟です。それから現状維持の代償として、業務範囲の更なる拡大が要求されたので、来年は一段と忙しくなりそうです。
今日の画像は、水仙の花です。近くの公園の水仙の花が咲き始めました。昨日、紗南ちゃんの散歩中に気が付きカメラを向けたら、紗南ちゃんが割り込んで来たの紗南ちゃんの頭も入れて撮影しました。
- 2009年12月13日(日) 18時
昨日の天気予報は悪い方に外れ、朝から曇りの天気でした。陽射しも無く、冷たい北風が吹き込み、日中の気温は10度程度と寒い冬の陽気でした。
昨日の天気予報では、今日の昼頃までは晴れの予報だったので、未明の火星を撮影しようと思い、寝る前に機材を準備して置きました。しかし、今朝4時に起きてベランダに出ると空一面の雲。30分ほど様子を見ていましたが、時々雲の切れ目から火星が見えますが、撮影できる状態では無いので、諦めて寝床に戻りました。今夜はふたご座流星群のピークですが、曇り空で晴れる気配はありません。しし座に続いて諦めです。
午前中は、洗濯などの家の用を済ませた後、昨日のゴルフ結果を整理し、参加者への結果報告や、メンバーに来年の年間予定の連絡を行いました。その後、来週の食材の買出しに近くのスーパーでショッピングでした。
宇宙の観測結果から、宇宙全体の物質エネルギーは、ダークエネルギー(暗黒エネルギー)が74%、ダークマター(暗黒物質)が22%、星や地球などを構成する通常の物質が4% という説が有力です。ダークエネルギーもダークマターも理論的には存在している筈ですが、正体は解明されていません。
ダークマターに関しては、過去に、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影できたなどの報道がありましたが、その正否はハッキリしていません。11日に米国のミネソタ大学が運営する地下施設でダークマターを構成する粒子を検出したというニュースが報道されていました。これがもし本当であれば、大事件ですが、その後の報道や論評が無いので、何とも判断できません。
今日の画像は、モミジの枯れ枝に付いた水滴です。昨日プレーしたゴルフコースで、撮影したものです。朝早い時間帯だったので、夜に降った雨の雫が残っており、キラキラと輝いていました。
- 2009年12月12日(土) 22時
横浜は曇りのち晴れの天気だったそうです。晴れたのは夕方からだった様です。栃木は終日曇りの天気でした。昨夜の雨は未明には霧雨となり、夜明け頃に止みました。その後は時々陽射しは出るけど、曇り空が続きました。朝は、昨日の寒さが残ったけど、午前中半ば頃から南からの暖かい空気が流れ込み、気温が上がり暖かい陽気になりました。
今日は月1回のゴルフでした。いつもより早く3時半頃に起きて、朝の支度と紗南ちゃんの散歩を済ませ、5時過ぎに家を出発でした。よって、今は眠い・・・。
往きは東北自動車道の浦和ICで若干の事故渋滞がありましたが、その後は順調で、予定より15分程度早めにコースに着けました。師走となり行楽に出かける人が少なくなり、高速道路も空いて来た様です。でも帰りは、いつもと同様に首都高速の渋滞で時間を費やしました。
コースに早目に着いても練習はせず、メンバーズルームで無料のモーニングコーヒーを飲んで車の運転疲れを癒していました。昼食後もメンバーズルームでサービスコーヒーで気分転換でした。
ゴルフは、ティショットもフェアーウェイウッドもアイアンも絶好調で、スコアがまとまりました。ただ、アプローチの失敗が多く、ボギーペースのラウンドになりましたが、今年のベストスコアーが出せ、今年のゴルフの締めを満足な結果で終えました。冬の2ヶ月間は寒いのでゴルフはお休みとし、来年は3月下旬から開始です。
今日の画像は、雪化粧した北関東の山並みです。今日は雲が多い空でしたが、上空の雲と低空の雲の間に、雪が降り始めた山並みが見えていました。大きな画像はブログに載せました。
- 2009年12月11日(金) 22時
冷たい雨の一日でした。雨は未明から降り出し、5時前に起きた時は霧雨状態でした。雨脚は徐々に強くなり午後は本降りになりました。陽射しが無く、最高気温は8度台と真冬の陽気ででした。それに雨も降っていたので、今シーズン2日目のコートでの出勤でした。
国立天文台のサイトに「すばる望遠鏡などの運営経費削減の危機に対するアピール」という記事が掲載されています。事業仕分で、すばる望遠鏡の運営費、アルマ計画の関連経費、天文広域精測望遠鏡などの事業が縮減対象となっています。世界をリードする日本の天文学の成果は停滞気味の日本の活力の一つであり、基礎科学の進歩には不可欠なものだと思っています。その記事のなかで、今回の事業費用削減に関して、皆さんのご意見を求めているので、意見のある方は、協力して下さい。
黒点の活動が復活しない太陽ですが、今日の太陽観測衛星SOHOの画像に小さいけど新しい黒点群が写っています。大きな黒点群に発達して欲しいです。
板垣公一氏が11月25日に発見したエリダヌス座の新星“エリダヌス座KT”を発見前に撮影された画像が求められています。新星が出現した場所は、オリオン座の右下です。11月中旬以降にその付近を撮影された方は、撮影画像をチェックして下さい。しし座流星群を撮影された方も念の為に確認して下さい。
各種目メディアで報道されていますが、13日(日)の夜から14日の明け方に、ふたご座流星群が見頃となります。天気が良ければ、13日の深夜から14日の未明に星空を眺めて見ましょう。
今日の画像は、小菊の花です。初冬の季節となり、大輪の菊は少なくなりましたが、小菊はまだ元気に咲いています。この小菊は、長い花弁が飛び出しており、面白い形だったので撮影しました。
- 2009年12月10日(木) 22時
晴れ時々曇りの天気でした。昨夜は曇っていましたが、夜明け前には雲が消え、晴れていました。日中は時々雲が広がるけど、好天が続きました。日差しがあったので、昨日より3度程度気温は上がり、暖かい陽気でした。よって今日はコート無しの出勤でした。
今朝、5時前に起きた時は完全な曇り空だったのに、6時過ぎに紗南ちゃんの散歩に出たら、雲が無く、下弦過ぎの月が輝いていました。
今日は、日頃から感じていたエレベータの不思議な動きの話題です。デパートなど高層建築物では、エレベータが数台設置だれていますが、何故か全てが連動しているかの様に、揃った動きになっていることが多いのです。
多少の上下はあっても、全てが揃って上昇状態か下降状態なのです。乗り降りの差で、バラバラの動きになっても良いはずなのに、いつも同じ方向に動いており、不思議です。
ただし、個々のエレベータの動きをコンピュータで制御する高機能なエレベータは、逆に動きがバラバラになるように制御されている様です。その様な制御が必要という事は、制御しなければ自然と動きが揃ってしまうのかな?
今日の画像は、スズメの集団です。今朝、通勤ウォークで公園を歩いていたら、スズメの集団に出くわしました。数え切れないほどのスズメ達が地面の一ヶ所に集まって餌を食べているのです。数十羽は居そうです。良く見るとヒエかアワの様な小鳥の餌が散らばっているので、だれかが、餌を撒いた様です。大きな画像はブログに載せました。
- 2009年12月9日(水) 21時
終日曇りの天気でした。朝からどんよりとした雲がたち込め、日差しが無く、最高気温が11度止まりと寒い陽気でした。今朝起きたら道路が濡れていたので昨夜は一時的に雨が降った様です。今朝はこの冬初めてコートを着ての出社でした。コートと言っても、真冬の寒さでは無いので、冬の厚いコートではなく春物の薄手のコートです。
天文雑誌の星ナビ2010年1月号に、創作モラルと画像処理「デジタル天体写真再考」という記事が載っています。天体撮影の超ベテランの方々が座談会的に、天体写真に関しての問題提起を行う内容です。
例の皆既日食の画像捏造が切欠になったか否かは判りませんが、デジタル化の進展で画像処理の自由度が非常に高くなった現在、どこまで画像処理が許されるかが主なテーマです。
天体写真は、大きく分類すると、科学的な目的の写真と鑑賞が目的の写真に分類されると思っています。
科学的な目的の写真であれば、撮影時刻や撮影場所だけで無く、写っている天体の明るさ・位置・色に関しても正確さや再現性が求めらるので画像処理の自由度が制限されると思います。
逆に鑑賞が目的の写真であれば、芸術性も大切なので、美しさを追求する為に画像処理の自由度が必要でしょう。ただ、真実を歪める様な無秩序な加工は避けるべきですが、どこまでの処理が許されるかは、人それぞれなの判断が難しい感じです。
私の天体画像は、科学目的としても、鑑賞目的としても共に中途半端なものです。星雲・星団は星野写真は、どちらかと言えば、鑑賞目的を意識し、惑星や彗星は科学目的を意識していますが、科学的には程遠く、記録的なレベルでしょう。
天体撮影を始めた切欠が、天文や天文学への興味からなので、今後も科学的な写真を目標に、記録的な写真の撮影に力を入れて行こうと思っています。
今日の画像は、今年発生した木星に彗星が衝突した痕跡の変化を記録した画像です。私の記録写真としては今年のベスト画像だと感じていたので、2010年の天文年間に掲載されて嬉しかったです。
- 2009年12月8日(火) 21時
快晴の天気でした。あさから終日、雲一つ無い、正に関東地方の冬晴れの天気でした。朝方は北風が強めでしたが、昼前には風も弱くなりました。日差しがたっぷりでしたが、気温はそれほど上がらず、初冬らしい陽気でした。
日没後は、急速に雲が広がり、今夜は曇り空です。やっと冬らしく3日間続いた好天も終わりで天気は下り坂の様です。
今日は、午前中に別の事務所で会議、夕方には私が主催の会議でした。会議が2件ならいつも事ですが、昨日休んでいるので、大変でした。午前中の会議の前と昼過ぎに、昨日に届いていたメールへの対応に追われました。夕方の会議の議事録は、会議中に作成でした。
以前は、会議中にメモを残し、会議終了後に議事録を作成していましたが、今は、議事内容を予想して事前に議事録の原案を作成して置きます。会議を進めながら、その原案を修正し、会議終了時点で議事録も完成なのです。その為、会議終了から短時間で、参加者に議事録を送付です。
しかし、今日の会議では、予想外のテーマが2件も発生し、それへの対応で、残業になってしまいました。更には、新たな宿題も発生し、仕事が増えました。
今日の画像は、街中のイチョウの黄葉です。職場の窓から撮影した景色です。職場のあるビルの周囲の住宅街の一角に黄葉したイチョウの大木が数本あることに気が付きました。今年の夏に引っ越して来たので黄葉になるまで気が付きませんでした。どうしてこの様な場所にイチョウの大木がまとまってあるのかと眺めたら、どうやら神社かお寺があるようです。黄葉が無ければ、多分気が付かなかったでしょう。
- 2009年12月7日(月) 20時
好天の一日でした。昼前に南の空に雲量50%程度の雲が出ましたが、それ以上は広がらず、その後は快晴の空でした。冷たい北風が吹き荒れ、陽射しはあるけど、気温は低目で冬の陽気です。
今日は、家の用事が重なり、年休をもらって休みの予定でした。しかし、今日中に提出しなければならない資料のデータの一部が先週末までに届かず、未完成でした。そのデータを今朝受け取れる事になったので早朝に出社し、受信したデータを資料に追加して提出しました。その作業は1時間程度で終え、その他急ぎのメールに対応し帰宅でした。
家の用事は、順調に片付いたついでに、月一回の主治医の医院に行き、薬をもらって来ました。病院からは16時過ぎに戻れたので、紗南ちゃんの散歩を済ませたあと、木星の撮影が出来ました。この時期に2日連続撮影できるとは予想外の展開でした。
ただ冬の季節風が唸りを上げて吹き荒れる状態で、シーイングはかなり悪く細部は写らず、撮影できたレベルでした。今夜の木星画像 も 木星のページ に追加しました。
今日の画像は、今夜の木星です。今夜は赤化した永続白斑BAが見えるタイミングでした。BAは一時淡化し見難くなっていましたが、その頃より色が濃くなっている感じです。またBAの後方に迫っていた暗斑とその後ろの白斑の位置関係に変化は無い様でした。
- 2009年12月6日(日) 19時
快晴の一日でした。昨夜の雨は深夜に止み、夜半過ぎから晴れ始めました。午前中は、北西から冷たい風が吹き冬の寒さでした。でも、陽射しがたっぷりなので、午後は穏やかで暖かい陽気になりました。
今日は、晴天の週末、溜まった洗濯物が片付きました。ただ、湿気があり、庭が乾いていないので、布団を干すのは止めました。
昨夜の天気予報では、夜明前に晴れるとの予報だったので、5時に目覚ましをセットして寝ました。でも、何故か3時前に目が覚めたのでベランダに出ると既に晴れており、月が明るく輝いていました。早速、機材を出して火星を狙いました。ベランダが雨で濡れているので、電源ケーブルのショートや足を滑らせないように気をつけながら撮影でした。
その頃は、雨が上がった直後で湿度が高くモヤった空でしたが気流はそれほど悪くない感じでした。しかし、急速に気流が悪化し、見ている間に像が悪化して行くのが判るほどでした。ベランダに出た時は、シリウスの瞬きは感じられませんでしたが、撮影終了後は、激しく瞬いていました。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
夕方の紗南ちゃんの散歩を早目に終え、今夜は木星も撮影しました。木星は大分小さくなり、また気流も不安定なので、拡大率を落としての撮影でした。丁度、今夜は大赤斑が見えるタイミングでした。今夜の木星画像 も 木星のページ に追加しました。撮影した画像を見ると、大赤斑と大赤斑周辺部に大きな変化は無い感じです。ただ、SEBはかなり薄くなっており、淡化が進んでいる感じです。
今日の画像は、今朝の火星です。アキダリアの海が日没の頃で、南半球にはソリスが見えるタイミングでした。でもシーイングが悪く、ソリスははっきり判りませんでした。白く輝く北極冠と、タルシス地方やアルカディア地方が明るい様子が判ると思います。
- 2009年12月5日(土) 18時
曇り一時晴れのち雨の天気でした。夜明後に、それまで空を覆っていた雲の間に晴れ間が広がり、そのまま晴れしまうのではと思いましたが、直ぐにまた雲が広がりました。その後は曇り空でしたが、14時頃から雨が降り出し、夕方から宵の口は、雨脚が強く本降り状態です。陽射しが無く、気温は10度前後と寒い陽気でした。
この所の空は、晴れと雨が交互に訪れ、天気の変化が激しいです。「秋の空と乙女心」は秋の空は変わり易いの喩えですが、その喩え以上に変化が早い感じです。
すばる望遠鏡が快挙です。太陽と同じサイズの恒星の回りを巡る惑星候補を直接撮像しました。まだ発見したばかりで、発見された天体のサイズは不明な様です。褐色矮星の可能性もあるとのこですが、惑星サイズであって欲しいです。
今までの太陽系外惑星は、主恒星の揺れや減光からの間接的な発見でしたが、いよいよ画像撮影による直接発見の時代に移り始めた様で、今後が楽しみです。その様な意味で、30M天体望遠鏡TMTの一日も早い完成が待ち遠しいです。
今日の画像は、クリスマスツリーです。職場があるビルの1階のホールに飾られているイルミネーション付きのクリスマスツリーです。例年に比べると見栄えが落ち、イルミネーションも暗めです。その為、写りも暗くなりました。これも不況の影響でしょうか。全てを不況の影響にしてはいけませんね。
- 2009年12月4日(金) 22時
好天の一日でした。昨夜の雨は夜半頃に止み夜明け前から晴れ始めました。朝は気持ちの青空が広がりました。快晴の空は朝だけで、日中は時々千切れ雲が流れる空でした。日差しがたっぷりで気温は上がりましたが、北風が冷たく、気温ほどの暖かさを感じられない陽気でした。夜も雲が目立つ空です。
今日も天文の話題がないので、気になる事業仕分けの話題です。日本天文学会が、「事業仕分けと科学研究の将来について」という声明を発表しました。この声明は、天文関連だけに留まらず、科学技術全般に共通な危機感を示しています。
また次世代スーパーコンピュータの開発に関して、仕分け人が発した「2位ではだめなのか」の発言、開いた口が塞がりませんでした。
資源が少ない日本では、技術力が大切な資源であり、技術立国であることは間違いないでしょう。1位を目指して研究や開発に頑張っても1位になる事は容易ではありません。
それを始めから2位でも良い様な安易な取り組みでは、2位どころか更に低位に下がり、技術面で遅れを取る事は間違いないでしょう。
それで無くても頭脳流出が続いているのに、その様な考えでは、優秀な頭脳の海外流出に拍車がかかるでしょう。優秀な人材は、1位を目指す国で研究をしたいのが当然です。
税金の無駄使いを削る事は大切です。でもその前に、何が無駄で何が大切かを学ぶか、それが判断できなければ、専門家の意見を聞くなり検討に時間をかけるべきでしょう。
今日の画像は、今朝の富士山です。久しぶりの快晴の空に、朝日を浴びた白い富士山が輝いていました。富士山の右側の丹沢山系の上には、満月過ぎの月も浮かんでいました。大きな画像はブログに載せました。
- 2009年12月3日(木) 21時
終日雨の天気でした。雨は5時頃から降り始めました。でも運良く、紗南ちゃんの散歩と通勤ウォークの時間帯の6時台は、雨が止んでくれたので助かりました。日差しが無く寒気が流れ込んだので気温は上がらず、終日10度以下の真冬の陽気でした。
今朝、人身事故で7時前からJR東海道線と京浜東北線が止まりました。その影響で振替輸送を行った京浜急行に乗客が集中し大混雑でした。京急川崎駅ではホームに乗客が溢れていました。さらに、京急川崎に着いた頃に、京浜東北線が運行再開のアナウンスがあり、京急川崎駅に来た乗客とJR川崎駅に戻る乗客が改札口に集中し、改札口も大混雑で、駅から出るのに、一苦労でした。
日本最大の天文家の団体「東亜天文学会」が会長が二人、機関誌の「天界」も二種類と分裂の危機とのニュースが流れています。以前から天文家の間では話題に上がっていましたが、マスコミにも取り上げられた次第です。
依然、東亜天文学会への入会を勧められましたが、規則に縛られるのが嫌いなので、いまだに参加していません。唯一参加している団体は、月惑星研究会です。この会は、規則やルールが少なく自由な雰囲気なので参加しました。会員ではありませんが、一般会員の不安、活動の正常化を考えると早く解決してもらいたいと思っています。
今日の画像は、天界2007年4月号です。東亜天文学会の会員では無いけど、機関誌「天界」を一冊だけ持っています。金星の近紫外線画像が掲載された御礼に頂いたものです。
- 2009年12月2日(水) 21時
夕方に少し雲が目立ち出しましたが、それまでは、朝から快晴の天気でした。朝は、低空に靄がありましたが、空の透明度は高く真っ青な空で、冠雪した富士山が綺麗に見えていました。でも日中は、空の透明度が落ち、春霞の様な感じでした。気温は、朝から昨日より高めで、最高気温は16度まで上がりました。
昨夜は、夜半前は曇っていましたが、その後は晴れる予報だったので、火星を撮影する予定で、4時前に一旦起きました。でも恒星が激しく瞬き気流の悪さを感じたのと、寝不足の影響で、頭がスッキリしないので、撮影を諦め、寝床に舞い戻りました。気持ちに余裕が無いと、気合も入りません。
イオンエンジンのトラブルが復旧した小惑星探査衛星「はやぶさ」は、現在火星の近くを飛行中です。その「はやぶさ」が11月12日に撮影した火星の画像が公開されています。「はやぶさ」の向きを確認する目的のカメラ(スタートラッカ)で撮った画像なので、火星の拡大画像ではなく、火星は背景の恒星の中に点像として写っています。撮影された画像は、「今週のはやぶさ君」の11月26日の記事の中に掲載されています。「はやぶさ」から撮影した火星は、しし座の真ん中に写っています。
今日の画像は、寒椿の花です。紗南ちゃんの散歩で行く公園の寒椿が咲いていました。晩秋を過ぎ、初冬となっても暖かい日が続いています。でも季節の花はちゃんと咲いています。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2009年12月1日(火) 21時
晴れのち曇りの天気でした。昨夜は曇り空でしたが、その雲は夜明け前に取れ、朝は快晴の空で、午前中は晴れていましたが、午後は徐々に雲が広がり、夕方には曇り空に逆戻りです。昼過ぎまで日差しがあったので、気温は14度まで上がり過ごし易い陽気でした。
今日から12月、今年も残すところ一ヶ月です。あっと言う間に1年が経ってしまった感じです。師走は色々と忙しいので、ちょっと気が重いです。早め早めに片付けて行かねば。
今月の主な天文現象を紹介します。まずは、今夜1日の深夜にスバルの中を月が通過し、スバル食となります。ただ、満月直前なので、月が明るく肉眼や双眼鏡ではスバルの星が見難いと思われます。観測には望遠鏡が必要でしょう。
次は、14日にピークとなるふたご座流星群です。新月の2日前なので、月明かりが無く、条件は良さそうです。14日の午後がピークなので、14日の未明に眺めるのが良さそうです。
18日の夕方の南西の空で細い月と水星の大接近が起きます。月と水星は1度程度の距離まで接近するので見物でしょう。水星は翌19日に当方最大離角となり、高度も高く月が案内役になるので普段は見難い水星を見るチャンスです。方角と観察に適した時刻は、初心者へのページの水星観察の好機 を参考にして下さい。
さらに、21日には木星と海王星の大接近が起きます。海王星は肉眼では見えませんが、木星の直ぐ近くなので、双眼鏡や望遠鏡で眺めると面白いでしょう。さらに月齢5の月も近くにいるので撮影対象にもなりそうです。3天体の高度が高い宵の口が観察に適していると思います。
今日の画像は、1日恒例の紗南ちゃんです。冬が近づき、室内に冬の日差しが長く入り出すと、紗南ちゃんは、その日差しの中での日向ぼっこが日課になります。この画像も紗南ちゃんのページに追加しました。
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