このページのファイル名は、月毎に変わりますので、直接リンクする事は避けて下さい。
- 2010年1月31日(日) 23時
晴れのち曇りの天気でした。昨日の天気予報より好天が長続きし、雲が広がり始めたので夕方でした。気温は昨日とほぼ同じで最低5度最高12度と暖かめの陽気でした。
昨夜は、宵の口に一旦曇りましたが、その雲も直ぐに消えたので火星の撮影が出来ました。でも晴れの時間は少なく、火星を撮影中に薄雲が広がりだし、満月に大きな傘がかかっていました。火星は満月と仲良く並び、月の傘の中でが輝いていました。昨夜の火星画像 は 火星のページ に追加しました。
火星の位相は、徐々に変わり、大シルチスの夜明が遅くなり、キンメリアが中央に見えています。キンメリアは、2本の南北に伸びた筋があり、キンメリアの雫とか涙と呼ばれています。そのキンメリアの雫が微かに写っている感じです。
今日は、月惑星研究会の例会に参加でした。例会はいつのも川崎の市民会館で開催されました。今日は、学生と一般の方の初参加者が数名おり新鮮な雰囲気でした。参加者は学生6名、年配が14名の計20名でした。
惑星の報告は、プロジェクタ担当の田部氏が急に欠席されたので、プロジェクタ無しで、パソコンとホワイトボードを使った報告でした。定例の堀川氏の木星の近況報告では、SEBの淡化と大赤斑の赤化、大赤斑後方のバージ、永続白斑BAに関しての話がありました。
堀川氏に続き、三品氏からWinJuposなどのソフトを使った火星の雲の分析の発表がありました。火星の火山に発生する雲は直径が500km以上と台風並の広がりがあるとの事でした。夜は、いつもの通り、懇親会で天文談義に花が咲きました。
今日の画像は、例会での堀川氏の木星近況報告です。SEBと大赤斑の濃さは逆の関係との事で、今シーズンの木星はSEBの淡化と大赤斑の赤化が顕著だった様です。大赤斑後方のバージは、一旦大赤斑に接近したけど、その後遠ざかり始めた様です。今後は、SEBの復活とその前に起きるSEB撹乱がいつ起きるかですが、合の期間に起きると観測が出来ないのが心配です。
- 2010年1月30日(土) 18時
曇りのち晴れの天気でした。未明から広がったと思われる雲が朝まで残りましたが、その後は冬晴れの空でした。気温は、昨日より下がりましたが、最低5度、最高12度と過ごし易い陽気でした。
今月は残すところ明日1日だけです。ついこの間年が明けたと思ったら、もう一ヶ月が過ぎ様としています。今月は天文関連の成果が結構ありました。惑星は、火星を9夜、木星を2夜撮影できました。太陽黒点が少し増え、3回撮影できました。
また元旦の部分月食も好天に恵まれて記録できました。月食の撮影は久しぶりでした。月食と言えば、今月は満月が1日と30日に2回あり、いわゆるブルームーンの月でした。その代わりに来月2月には満月が一度も無い月になります。星雲・星団は、今月も遠征に行けませんでしたが、自宅でHaフィルターでカリフォルニア星雲を、またBJ-41CでM78を撮影できました。
それから、25日にはスバル食も撮影できました。スバル食は、2006年から何度も起きていていましたが、初めての撮影でした。次回は14年後の2024年なので、1回でも撮影できて良かったです。25日のスバル食の画像 は 特別天体現象のページ に追加しました。
今日の画像は、飛行機雲です。今日の夕方、木星を撮影する為にベランダで機材を準備していた時、上空を飛行機雲をなびかせてジェット機が通過していたので、コンパクトデジカメで撮影しました。木星の方は撮影はしたけど、どうにも成らない酷さなので没でした。
- 2010年1月29日(金) 25時
曇り時々晴れの天気でした。朝はすっきり晴れていましたが、午前中から薄雲が広がりが晴れ間が少なく、透明度の低い白っぽい空でした。気温はまだ高目で最低8度最高13度でした。暖かい空気を運んできた雨が過ぎると冬型の気圧配置が復活して寒くなるのパターンが続いていますが、その寒さが徐々に弱くなっています。「一雨毎の暖かさかな」です。
昨夜は、雑記帳を更新後、寝る前に空を確認したら晴れ間が出始めていました。でも、冬の星々は激しく瞬いています。宵の口に一時的に晴れた時は、シリウスが全く瞬いていなかったので、その間に急速に気流が悪化した感じです。
でも、昨夜は火星が再接近だったので記念撮影目的で、急いで機材をセットして撮影開始です。案の定、シーイングはかなり悪く、火星は貧乏揺すりのフニャフニャ状態で、更にシーイングは急速に悪化している感じでした。雲が足早に流れているので上空は風が強い様でした。
今日は、職場の歓送迎会兼新年会でした。1月1日付けの人事異動で出た人、入って来た人の歓送迎会です。本来は昨年末か年の初めに行うところですが、年末年始や1月は昨年度の締めや新年度の計画で忙しく開催が延び延びになっていました。実際の異動から一ヶ月過ぎており、改めて離任や着任の挨拶もちょっと間が抜けた感じですが、行えて良かったです。
帰宅した頃も雲が目立つ空でしたが、火星が月と並んで見えており、シリウスの瞬きが弱いので機材をセットして火星を撮影しました。機材を準備中は雲が西から東に流れていましたが、撮影を始める頃になると、逆に東から西に流れ始め、一旦、月と火星を通り過ぎた雲がまた戻って来ていました。丁度気流の変わり目だったのかシーイングは結構良く、薄雲越しの撮影でしたが細かい部分まで写りました。昨夜の火星画像 と 今夜の火星画像 は 火星のページ に追加しました。大シルチスとエリシウムの霧が写っている感じです。
今日の画像は、今夜の火星です。正面やや右側に大シルチスがあり、左側にエリシウムの霧が写っています。
- 2010年1月28日(木) 22時
曇り一時雨の天気でした。昼過ぎに2時間程度小雨が降っただけですが、8日ぶりの貴重なお湿りでした。南から暖かい空気が流れ込み、気温は朝から高く、12度から14度と暖かい陽気でした。朝は、その暖かさで布団を跳ね除けて汗をかいて寝ていました。
今日も、複数の会議の連続で、忙しい一日でした。でもスケジュールが一杯なのは今日まで、明日は会議の予定は無く、やっと自分の仕事を再開できます。
国立天文台の4次元デジタル宇宙(4D2U)プロジェクトに新しい映像が加わったそうです。迫力があり面白い映像が多いので、時間がある時にのんびり楽しむのに最適です。でも私は、その様な時間は当分なさそうです。
ちょっと残念なニュースがありました。オバマ政権が月の有人探査計画を打ち切る方針との事です。失業率が高止まりの米国としては仕方が無い判断だと思いますが、これで有人宇宙探査は大きく後退でしょう。月の有人探査−月面基地建設−火星有人探査の流れがストップです。
今夜、帰宅途中の空は雲が切れ始め、星空が出始めており、月と火星が輝いていました。星の瞬きも少なく気流が安定している感じなので、今日が再接近の火星を撮影を楽しみに帰宅でした。でも夕食後、ベランダに出ると空は雲に覆われており、月が朧に見え星が見え無くなっており、ガッカリです。
今日の画像は、その朧月とその月に照らされた雲です。微かにですが月の傘が見えていました。
- 2010年1月27日(水) 22時
時々少し雲が出ましたが、冬晴れの一日でした。昨夜は良く晴れていたので、放射冷却で朝は気温が下がり最低2度と冷えましたが、日中は気温が上がり最高12度と暖かい陽気でした。夜は西風が強まり、同時に雲が広がり始め、帰宅した頃には全天曇り空、天気は下り坂の様です。
昨夜は、移動性高気圧に覆われ始め、世が更けるに連れてシーイングが改善すると予想していました。実際に、宵の口には激しく瞬いていた冬の星々が、夜が更けるに連れて瞬きが弱くなっていたので、その予想が当たった感じです。
その様な状態だったので、火星の撮影は南中する深夜が良さそうでした。しかし、今日は朝から大事な会議があるので、寝不足は拙いので、早目に撮影しました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。夜半過ぎなら、さらにシャープな画像を撮影できそうだったので、後ろ髪を惹かれる様な気持ちで終了・・・
今日の午前中は、都内で会議。昼過ぎに戻り、午後の会議に備え様と思ったら、緊急の別件が待ち構えており、昼休みも無く作業に追われ、一日中ドタバタしていました。
今日の画像は、昨夜の火星です。再接近2日前の火星は、丁度、大シルチスが正面に見えていました。画像の左端の白い部分はエリシウム火山付近です。このエリアは常に明るいけど昨夜は白く写っているので、多分夕霧が発生していたのだと思います。
- 2010年1月26日(火) 22時
雲一つ無い快晴の天気でした。昨夜から北よりの季節風が強まり、終日吹き荒れていました。カラカラに乾燥した季節風の為、空の透明度が上がり、今朝の富士山が綺麗でした。気温は少し上がり最低5度、最高10度でしたが、風が冷たく気温より2,3度程度寒く感じる陽気でした。
今日は、午前中と午後の後半に別の事務所で会議があり、行ったり来たりでした。朝、事務所に行き、メールのチェックと急ぎの返事を出し、午前中の会議場所に出向きました。昼過ぎに会議が終わったので事務所に戻り、会議の議事録を作成後、午後の会議場所に向いました。
都内で行われた午後の会議が定時までかかったので、事務所に寄らず我が家に直帰でした。今夕は家族が留守なので、帰宅すると一匹で寂しく留守番中の紗南ちゃんの大歓迎を受けました。その紗南ちゃんを夜の散歩に連れ出し、排泄を済ませて、やっと一段落。慌しい一日が終了でした。紗南ちゃんはいつもなら、最低30分は散歩したがりますが、今夜は腹ペコだったので、僅か10分の散歩で家に戻ってくれたので私も助かりました。
今日の画像は、お好み鯛焼きです。いつも通勤途中で聞いている携帯ラジオの放送で、お好み焼きが具の鯛焼きというものがあり、結構美味しいという情報を知りました。丁度、今日の帰宅途中で、お好み鯛焼きを売っている店を見つけたので、お土産に買って来ました。夕食前に食べてみたら、たい焼きの皮とお好み焼きが良くマッチし、かなり美味しく感じました。その後帰宅した家族にも好評で、またお土産に買ってくることを約束させられました。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2010年1月25日(月) 22時
晴れ時々曇りの天気でした。朝は綺麗な冬の青空でしたが、昼前後は雲が広がりました。その後は雲は少なくなったけど、白っぽい透明度の落ちた春の空になりました。
朝の気温は4度と平年並みでしたが、日中は14度まで上がり、春の陽気でした。日本海を通過中の低気圧に吹き込む南風に乗って、南の湿った温かい空気が流れ込んだ様です。
昨夜、木星の撮影を諦め、雑記帳を更新後に外に出たら完全に曇っていました。僅か1時間程の間に急に雲が広がった様です。夕食と大河ドラマの後、再度確認した時も雲が多い空なので、時間稼ぎに2時間ほど仮眠を取りました。
23時半頃に起きて空を確認すると、雲は無く完全に晴れており、また冬の星々の瞬きが弱くなっていたので、一昨夜同様の好シーイングを期待しながら機材を準備して火星を眺めました。すると期待通りで、眼視でも、模様が良く見えるので、いつもより少し拡大率を上げて撮影開始です。
撮影した画像を処理すると、満足な写りで、夜更かした甲斐がありました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。火星面は、一昨夜の続きの様になりました。
2006年から年数回起きていた一連のスバル食は、今夜で一旦終了で、次回は14年後の2024年です。上弦過ぎの明るい月なのでスバルが見難いけど、見納めになる可能性があるので撮影しました。その画像はブログに載せました。HPの特別天体現象のページへのアップは後日の予定です。
今日の画像は、昨夜の火星です。火星が像が連続になりましたが、昨夜の画像は、今シーズンベストの出来なので掲載させてもらいます。
- 2010年1月24日(日) 18時
夕方に少し雲が出始めましたが、それまでは快晴の冬晴れでした。気温は、昨日とほぼ同じで、最低3度、最高10度の冬の陽気が続いています。東よりの冷たい風が吹き日陰では寒い陽気でした。でも日中の陽射しの中は、セーターでも十分な春の季節を感じる陽気でした。
昨夜は良く晴れていたので、西高東低の気圧配置は変わらず、火星は無理かと思いながらベランダに出ると、シリウスを始めとする冬の星々の瞬きが弱いのです。もしかしたらと思い、機材をセットして火星を眺めると、北極冠や大シルティスが確認できるので、カメラをセットして撮影開始です。それでも、気流の影響で、火星は貧乏ゆすり状態でしたが、30分間隔で2回撮影しました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。1回目より2回目の方が写りが良いので、時間を追う毎にシーイングが改善傾向と思われ、もっと撮影を続けたかったのですが、明日は朝が早いので、早目の終了です。
今日は、朝から快晴なので、落ち着いて太陽黒点を撮影できました。太陽の高度が低く、気流の影響を受けるので、黒点はシャープに見えませんが、昨日に続き連続で記録でき良かったです。今日撮影した画像も
昨日の黒点画像集 に追加しました。両黒点群は共に大きな変化はありませんが、衰える様子はないので、しばらく見れそうです。でも、明日からは仕事で写せません。来週の週末に左下の群が衰えなければチャンスはありますがどうでしょうか。
夕方に時間が取れたので低空の木星を狙いました。しかし、気流が悪く、木星はまるでメラメラと燃える炎、あるいは墓地に彷徨う鬼火の様で、模様が全く見えず、撮影は断念でした。
今日の画像は、昨夜の火星です。大シルチスが正面に、子午線湾が右端に写っています。今シーズンの火星の再接近は1月28日、あと4日に迫りました。再接近と言っても、2003年の大接近と比べれば、半分程度の接近なので、迫力は無いですね。
- 2010年1月23日(土) 19時
晴れ時々曇りの天気でした。朝から昼過ぎまでは、天頂付近から南に薄雲が広がっていました。午後は一旦雲が消えましたが、夕方からまた雲が出始めました。今日も気温が低く、最低3度最高9度の冬の陽気でした。午前中の雲は、隙間があったので陽射しがかなりあり、その陽射しの中では暖かく快適な陽気でした。でも夕方からの雲は厚く陽射しを遮り、また風が冷たく、気温以上に寒さを感じます。今日も天気が良いので、花粉症に苦しめられています。
昨日の雑記帳で書いた黒点群を撮影しようと思っていましたが、昼過ぎまでは薄雲が天頂から南の空を覆っており撮影できず、ヤキモキしていました。でも、1時過ぎに雲が少なくなり、やっと撮影できました。昨日までは気が付かなかった別の黒点群が北西方向に発生していたので、拡大撮影が2回になりました。今日の黒点画像 は 太陽画像のページ に追加しました。
薄雲が川の流れの様にかなりのスピードで流れていたので、今日も上空の偏西風が強めの様です。その為、シーイングは悪く、黒点像はぼやけており、詳細なイメージは得られませんでした。
黒点撮影用の減光Filterですが、今までは200mm角だったので、Y248mmを200mmに絞っていました。しかし、オークションで、AstroZapの250mm角のフィルターを入手でき、有効径を240mmにアップできました。口径アップの効果を確認したかったけど、今日のシーイングでは無理でした。
夕方に木星もと思っていましたが、その時間帯に用事が出来、撮影できませんでした。でも今日のシーイングだと時間があっても無理だったでしょう。
今日の画像は、新たな太陽黒点群です。昨日、表面側に回って来た、太陽の南東部の群です。黒点群が頻発に発生するようになって来たので、やっと新たな活動期に入った可能性が強くなって来た感じです。
- 2010年1月22日(金) 21時
晴れ時々曇りの天気でした。昨夜の雲は通勤時間帯には消え、青空が広がりましたが、昼前と夕方に雲が広がりました。寒波襲来で気温は一挙に数度10度近く下がり、最低4度の最高9度と本来の冬の陽気に戻りました。昨夜吹き荒れた北風は明け方には弱くなりました。風音がうるさくて熟睡出来ませんでした。
今日は、雨の後の晴れの日、花粉が多くなる日。昨日、少し軽くなった花粉症が復活です。ポケットティッシュがあっと言う間に無くなるので、駅前で配っているポケットティッシュを集め回りました。ゴーグルも掛けたいけど恥ずかしいので、それは我慢です。
日々、太陽観測衛星SOHOの画像をチェックしていますが、今週の始め頃から太陽の南東の縁にフレアーやプロミネンスが目立っており、新しい活動域が発生していたので、黒点群を期待していました。今朝、確認したら、期待していた通りに新たな黒点群がこちら側に回って来ていました。この週末はまた黒点撮影を楽しめそうです。黒点群が頻発に発生するようになって来たので、やっと新たな活動期に入ったのかも。
25日(月)の宵の口から夜半前に月例10.2の月がスバルを隠します。2006年から度々発生していたスバル食も今回で一旦終了です。次回は14年後の2024年なので、上弦過ぎの明るい月なのでスバルが見難いけど眺めてみようと思っています。
今日の画像は、蝋梅の花です。今月初旬から咲き始めたご近所の蝋梅の花が、今週の温かさで一挙に開花しました。梅の季節もそろそろ本番でしょうか。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月21日(木) 21時
曇りの天気でした。未明に雨が降った様で、朝起きると道路が濡れていました。昨日に続き馬鹿暖かさの陽気が続いています。夜明けの頃でさえ14度と早春の日中の陽気、日中は17度と春の陽気でした。でも日没後は、冷たい北風が強くなり、気温が急速に低下中。今も外は北風が唸りを上げて吹き荒れています。
今朝は、暖かい上に湿気も多く、心地良い空気に包まれていました。でも私の体調は心地良くはありません。相変わらず熱っぽく、クシャミ・鼻水の連続です。既に花粉症が始まっているとの情報があるので、発熱や寒気が無いので、花粉症の可能性大です。
鼻風邪にしろ花粉症にしろマスクが必要と思い、今朝からマスクを付けましたが、マスクを付けるとクシャミも止まり、鼻が楽になります。やはり花粉症か。今夜から冬の寒さに戻るけど、花粉症が軽くなれば寒波大歓迎です。
今月、核やコマが無く尾だけの奇妙な彗星状天体が発見されました。最初は、小惑星として登録されましたが、彗星(P/2010
A2)として登録し直された様です。どうやらこの天体は、小惑星同士が衝突したなどで、分裂した破片が連なった天体の様です。光度が19等と暗く、私の機材では撮影出来ないのが残念です。
今日の画像は、梅にメジロです。春本番の暖かさに誘われ、ご近所の紅梅も咲き始めました。その花の密に誘われてメジロが花から花へと飛び回っていました。昨日の朝、通勤途中に撮影。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月20日(水) 21時
晴れのち曇りの天気でした。午前中は快晴でしたが、昼頃から薄雲が広がり出しました。暖かくなるとの予報通り、朝から気温は高目で、最低7度の最高17度と春の陽気です。
昨日からクシャミ・鼻水・セキが復活です。先週末の鼻風邪が日曜日に治った様に感じましたが、治っていなかったようです。少し熱っぽい感じですが、寒気もせず、熱は無いので無理をしなければ大丈夫そうです。
昨夜は、気圧配置が緩み季節風が弱まったのでシーイングの改善を来たして火星の撮影を計画していました。でも日没後に広がった雲が取れず22時頃までベタ曇りでした。晴れるまでの時間潰しに横になってTVを見ていたら、いつの間にか夢の中。
はっとして目が覚めたら24時でした。慌てて外を見ると、まだ曇り空。今夜は駄目かと思い、そこで諦めて寝ました。
今日、気象衛星の画像を確認したら、なんとの昨夜は23時前後に晴れ間が通過していました。うたた寝しなければと思うと残念ですが、後の祭りでした。
今日の画像は、金沢文庫の称名寺です。16日に海の公園で行われたドンド焼きに行った帰りに立ち寄りました。称名寺の創建時期は不明ですが、1258年に北条実時が建てた持仏堂が起源との説が主流の様です。境内には、朱色の太鼓橋がかかった大きな池があり、周囲の丘を含めた敷地は広大な広さです。称名寺は、仏教関連の古美術品や古文書が保管されている金沢文庫と春に開催される薪能が有名です。称名寺で撮影した画像はブログに載せました。
- 2010年1月19日(火) 20時
快晴の冬晴れの天気でした。昨日の予報では今朝は暖かくなるとの事でしたが、今朝は2度と昨日とほぼ同じ寒さで期待外れでした。でも日中は気温がグングンと13度まで上がり、暖かい陽気になりました。暖気の進入が少し遅れたのでしょう。日没後は雲が広がり、今は曇り空です。
昨夜は、夜が更けるに連れて雲が少なくなり、火星を撮影できました。できれば火星の高度が上がる24時頃から撮影したかったけど、それでは睡眠時間が少ないので、早目に撮影を始めました。
西高東低の気圧配置が緩むので、気流が改善していると思いながら火星を眺めると、その期待は砕かれました。相変わらず火星は貧乏揺りのフニャフニャアメーバー状態でした。ピント合わせに苦労しながら撮影し処理するとそれなりの画像が得られました。
昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。月末の衝に向かい視直径が大きくなっているお陰でしょう。撮影時刻が早かったので大シルチスから子午線湾やアギダリアと見応えがあるが像が得られました。
16日に撮影した黒点群は、昨年末の12月19日に撮影した黒点群の生まれ変わりの様です。12/19の黒点群が太陽の裏を回って再度表面に回って来た1月7日のSOHOの画像では、その黒点群があったエリアには乱れは残っていましたが、黒点は消えていました。
しかし、その2日後の1月9日のSOHOの画像を見ると、そのエリアに黒点が復活し、さらに翌10日のSOHOの画像では、黒点群に発達していました。16日に撮影した黒点群は衰退しながら太陽の裏に回わりましたが、また復活して再登場するか気になります。
今日の画像は、霜柱です。今日から暖気の影響で冬から春に季節がワープする様です。でも週末にはまた冬に逆戻りでしょう。今朝が寒かった証拠の画像です。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月18日(月) 21時
晴れ時々曇りの天気でした。通勤時間帯までは昨夜の雲が残っていました。その後、雲が消え晴れましたが、午後にまた薄雲が広がりました。気温は最低2度、最高8度とまだ低目です。日没後一旦晴れましたが、今は、また雲が広がり始めています。
春霞みの様なモヤが広がり、空の透明度も落ち、富士山は見えませんでした。湿度も少し上がっているので、空気が入れ替わった感じです。
昨夜は木星を撮影後、星雲を撮影と思っていましたが、雲が広がったので諦めました。宵の口は曇るけどその後は晴れるとの予報を信じて、火星撮影に切替て、望遠鏡とカメラをセットして晴れるのを待ちましたが、中々晴れてくれません。
23時過ぎになり、やっと小さな晴れ間が通り過ぎ、短時間に2回撮影できました。冬型の気圧配置が緩んだので、シーイングも改善し、眼視でも火星面の様子が良く判りました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。撮影時の火星は、大シルチスが沈み、正面に子午線湾やアギダリアが見えていました。
今日の職場は、メールがほとんど届かず、静かな一日でした。メールサーバーがダウンしたのかと思うほどで、勤務時間内に届いたメールは数件だけ。いつもこの様なら仕事も楽なのですが。
今日の画像は、昨夜の火星です。シーイングは、若干改善しましたが、撮影中の火星像は、まだフニャフニャ状態で、細部が判る画像を撮影できる状態ではありませんでした。
- 2010年1月17日(日) 19時
夕方に少し雲が出ましたが、ほぼ一日快晴の冬晴れの天気でした。最低1度、最高7度と相変らず寒い陽気ですが、季節風も弱まり穏やかなの冬の一日でした。
昨日は、近くの公園で町内の餅つき大会があり、つき立ての餅をご馳走になって来ました。一般の家庭では餅つきを行わなくなっているので、餅をつきたい人が多く、順番待ちなので体力が落ちた私は遠慮しておきました。子供達も子供用の臼と杵で順番についていました。
餅つきの後は、金沢文庫近くの海の公園で行われた金沢区のどんど焼の会場に行き、松飾などを焚き上げてもらいました。どんど焼は、復活して今年で15回目との事です。多くの人が集まっており、屋台やゲームコーナーもあり、ちょっとしたお祭りの様子でした。乾燥が激しい時期に火を焚くので消防車が7台も待機していたのにはビックリ。消防車は当然としても、中小型とは言え、7台は多過ぎるのでは感じました。
焚き上げは、乾燥しているの、着火すると直ぐに燃え上がりました。今年の景気もドンド焼き並に燃え上がって欲しいです。餅つき大会とドンド焼の画像はブログに載せました。
昨夜は、雲が広がったり晴れたりと安定しない空で、タイミングを逸し、火星の撮影は来ませんでした。天気の影響もありますが、ある団体から、過去の皆既月食や部分月食の画像の提供を求められたので、その処理に追われていました。特にフィルムカメラで撮影した月食の画像は、フィルムスキャンでスキャンし直しからなので、手間取り、昨夜だけでは終わらず、今日の昼過ぎまでかかりました。
再処理した結果、皆既月食のページの固定多重露出画像にミスがあったのが判り、その修正を行えたのはラッキーでした。固定多重露出画像は、1コマに収まらず、5コマに分割して撮影した画像をモザイク合成したものでしたが、繋がり部分を間違えて、1個余計に月が残っていました。修正した画像に差換えました。
季節風が収まって来たので、日没直後の木星を狙いました。全て準備をしてから紗南ちゃんの散歩に行き、戻って来てから直ぐに木星を導入すると、割と良く見えるので撮影できました。天頂付近には雲が広がっていましたが、高度が低い木星は、その雲の南側ギリギリだったのでラッキーでした。今夕の木星画像 も 木星のページ に追加しました。
今日の画像は、今夕の木星です。丁度ガニメデが木星面通過開始のタイミングでした。STZに大きな赤斑が写ってします。BAだと思いますが、定かではありません。木星の高度は22度。これが今シーズン最後か、来週も撮影できるか微妙です。
- 2010年1月16日(土) 19時
晴れ時々曇りの天気でした。早朝は快晴でしたが、午前中から雲が目立つ空でした。北風が冷たく、気温は低目です。最低2度、日中も陽射しが少なく最高6度と真冬の陽気です。
昨夜は、連日の寝不足で体調が良くない状態でしたが、木曜日の夜に準備しておいた機材を試したかったので、ちょっと無理をしました。近くにお住まいで天体撮影の大ベテランからお借りしている冷却カラーCCDカメラ“BITRUN
BJ-41C”を久しぶりに使いオリオン座の散光星雲M78を撮影しました。BJ-41CのCCDは、140万画素(1360x1024ピクセル)と小さいので、200SSの直焦点撮影としました。昨夜撮影したM78の画像 は、星雲・星団のページ の オリオン座の散光星雲M78 に追加しました。
機材の設置と片付けでベランダに出る時は、スキー並みの完全防寒でした。それ以外は、室内に持ち込んだ2台のノートPC(オートガイド用と冷却CCDの撮影用)で行えるので、ほとんどの時間は、暖かい室内での撮影でした。試しの撮影なので、オートガイドの調整もいい加減、露出の15分で4回連続に設定し、お任せ撮影で、その間にHPやブログを更新していました。
1時間後に撮影用のパソコンを見たらスリープ状態になっており、3画像だけ記録されており、4コマ目は保存されていませんでした。早く寝たかったので、ダークフレームもフラットフレームも撮影せず、直ちに片付け開始でした。片付ける前に、R200SSで火星を確認しましたが、北極冠も見えないので迷う事無く片付けました。
機材を片付け後、直ぐに寝て今朝まで熟睡できたので体調は改善しました。まだ喉は痛いけど、熱も無くダルサも取れました。昨日の体調不調は、多分寝不足の影響だったのでしょう。
一週間ほど前に新たに発生した太陽黒点が発達していたので、今日撮影しました。朝から雲が多く、撮影は無理かと思いながら、念の為に機材を準備して晴れ間を待っていたら、昼過ぎに運良く晴れ間が巡って来たので、撮影できました。今日の黒点画像 は 太陽画像のページ に追加しました。
今日は、町内の餅つき大会や、海の公園でのどんど焼がありましたが、その事は、明日の雑記帳ネタにします。
今日の画像は、昨夜撮影したM78です。撮影時の設定が間違っていたのか、2x2ビニングされていました。3コマだけのコンポジットでダークやフラット処理もしていないので、荒れた画像ですが、自宅でこれだけ写せればまずまずです。対象は明るい天体に限定されますが、遠征撮影が満足に出来ないので、自宅での撮影用カメラとして使えそうな感じです。春の銀河もBJ-41Cで撮影してみようと思っています。
- 2010年1月15日(金) 22時
今日も冬晴の天気でした。午後は、雲が少し出ましたが、午前中は快晴で真っ白な富士山が綺麗に見えていました。午後になると少し透明度が落ちた感じです。
強風は収まりましたが、気温は下がったままで、最低が0度、最高が7度と寒い陽気が続いています。
昨夜も季節風が強く唸りを上げて吹いていましたが、風向きが西から北に変わったので、南向きベランダは自宅の建屋が風除けになり、風が弱まったので望遠鏡を出して火星を眺めました。
シーイングは、相変わらず悪く、火星は貧乏揺すりをしているアメーバの如く、小刻みに振動しながらフニャフニャと波打っていました。それでも、北極冠、アギダリア、エリュツラなどの大きな模様が確認できたので撮影しました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
今日の夕方は、西日本で部分日食が起きました。残念ながら関東地方は日食開始と日没が同じなので見れませんでした。日本海側は天気が悪かったようですが、沖縄や太平洋岸の地域は晴れていたので、日食を堪能できたことでしょう。
今日の画像は、昨夜の火星です。撮影したものの、ピント合わせがままならず、AVIの各フレームの火星像の形が全て違う感じで、仕上がった火星画像も、リムはぼやけて拡散した酷いものになりました。
- 2010年1月14日(木) 22時
晴時々曇りの天気でした。昼過ぎや午後に一時的に雲が広がりましたが、それ以外は快晴の天気でした。強い寒波の影響で季節風が強く、気温が下がっています。今朝の最低気温は0度、陽射しがタップリの日中も7度止まりと寒い陽気です。
季節風が強いので、富士山の山頂に常に雲が発生している状況です。また湿度が極端に低く、カラカラ状態が続いています。一昨日の雨も焼け石に水でした。
今年の冬は、予想外の大寒波が連続して襲来しており、もしかしたら太陽の黒点活動停滞が原因の寒冷化と思いましたが、そうではなく、北極の気圧が高くなり、寒気が南下する北極振動の長期化が原因だそうです。
その北極振動もそろそろ終了で、来週からは、北海道を除く地域の気温が例年よりかなり高くなるとの予報で、「異常天候早期警戒情報」が発令されています。
この様な気候の変化が激しい根本原因も地球温暖化の影響との説が強いです。確かに、年々、天候が凶暴化していると感じます。暑さ・寒さ・乾燥・降雨の何れもが、激しくなっている感じです。
今日の画像は、青空を舞うトンビです。昨日紹介した汽水池の水鳥を撮影した帰りに、長浜公園の上空をトンビが舞っていたので撮影しました。
- 2010年1月13日(水) 22時
冬晴れの天気でした。昨日の雨は夜半前に止み、夜明け前には晴れ始めた様です。午前中は少し雲が残りましたが、午後は快晴になりました。朝から冷たい西からの強風が吹き荒れ、寒さに震える朝でした。
最低気温は3度でしたが、氷点下に感じる様な寒さです。日中は、陽射しがあり昨日より気温が上がりましたが、8度止まりで寒い冬の陽気でした。
今日も午後に、別の事務所に打ち合わせで出かけましたが、風が冷たいので外を歩くと身体が震えました。今日も日中に手袋でしたが、日中の手袋はちょっと恥ずかしいです。
天文関連の情報に、「天の川銀河恒星系の15%が太陽系型か」という記事がありました。天の川銀河を構成する恒星は、約2000億から4000億個と言われているので、その15%といえば、数百億の恒星に太陽系タイプの惑星が存在する事になります。
もし、それが本当であれば、生命が存在する惑星はの数は膨大になり、高等生命が生まれている惑星も相当数ありそうです。本当にそうであれば、素晴らしい事だと感じました。
今日の画像は、汽水池の水鳥です。先日、海鵜の編隊の画像を紹介しましたが、その海鵜が暮らす長浜の汽水池の様子を10日(日)に撮影して来ました。早朝に飛び去った海鵜の一部が戻って来ており、汽水池中央にある小島や池の中で羽を休めていました。
海鵜に混ざって、汽水池の主であるアオサギも休んでいました。また池の中をマガモ達がのんびり泳いでおり、水鳥達が暖かな陽気を満喫している長閑な雰囲気でした。大きな画像は、ブログに載せました。
- 2010年1月12日(火) 22時
曇りのち雨の天気でした。明け方は今にも雨が降り出しそうなドンヨリとした曇り空で、実際に9時頃から雨が降り出しました。予報より早い降り出しでした。関東南部は乾燥し切ているので、8日ぶりの恵みの雨です。
雨に加え冷たい北風が吹き、気温は上がらず真冬の寒さで、雨が雪に変わらないか心配でした。朝が3度で最高が4度なので気温は横ばいです。手先が冷え症の私は、昼間でも手袋が欠かせませんでした。
先週も木・金と2日連続で市内の別の事務所で会議で、今週も今日から3日間、その事務所で会議です。その事務所と職場の行き来の日々が続くと移動時間のロスが多くなるの厄介です。
今年の主な天文現象を紹介する「初心者へのページ2010年」を作成する時間が取れず、完成の目処が立ちません。出来上がるまでの臨時処置として、世界天文年2009日本委員会が管理する「天文現象カレンダー(2010年)」のリンクを載せました。今年の主な天文現象を知りたい方は、そのリンク先を参考にして下さい。
今日の画像は、咲き始めた白梅です。例年、一月中旬に咲き始めるご近所の白梅が、今年も先週末に咲き始めました。例年より少し早い開花でした。この冬は、寒波が何度も襲来し雪も多いけど、それでも平均気温は高目で温暖化は進行しているのでしょう。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月11日(月) 19時 成人の日
曇り時々晴れの天気でした。朝から雲が多い空でしたが、時々晴れ間が見えたり、薄日が射す状態でした。でも陽射しは少なく、冷たい北風が吹き、気温は上がらず寒い陽気でした。日中が7度と朝から2度しか上がりませんでした。
昨夜、木星を撮影後に星雲の撮影でもと思い準備を始めましたが、モヤがあるのか透明度が悪く、肉眼でスバルが見えないので諦めました。星雲が駄目なら火星狙いです。特に用事も無かったので、火星の高度が低い23時半頃から撮影開始でした。22時時40分に1回目を撮影し、それから30分間隔で24時40分の5回目まで続けましたが、その頃に雲が広がり始めたので、終了としました。昨夜の火星画像 も 火星のページ に追加しました。高度が高いので、もう少し良く写るかと思っていましたが、火星が細かく振動する悪シーイングでした。また、空の透明度が低く、ゲインも下げられませんでした。
今日は、成人の日の祝日でした。我が家の次女が、その祝日の当事者なので、朝から準備で大変でした。午前中は美容院で髪結いと晴れ着の着付けです。昼頃に美容院に行き、仕上がった次女の晴れ姿を確認しスナップ写真を撮影でした。次女は、その後友人達と成人式の会場に向かいました。そして成人式を終えて夕方帰宅し、今度はドレスに着替えて夜のパーティ会場に向いました。慌しい一日でしたが、娘二人の成人式を済ませ、今はホッとしています。
今日の画像は、昨夜の火星です。火星面は、北半球にアギダリアが、南半球にソリス(太陽湖)が見えていました。5回撮影した画像を使ってアニメーションも作りました。そのアニメーションはブログに載せました。
- 2010年1月10日(日) 19時
今日は終日快晴の天気でした。日中は風も弱く穏やかな陽気でした。気温は昨日とほぼ同じ感じで平年並みでした。日没の頃から北風が強まり唸りを上げて吹いています。
昨夜は、事故の影響もあり気持ちが凹んでおり、おとなしく寝ていました。それに21時頃から3時頃までは雲っていたので、何も出来なかったでしょう。天城高原も時々雲が通過するような空だった様です。
今朝の新聞にオリオン座のベテルギウスが超新星爆発に向っているとの記事が画像付きでのっていました。ベテルギウスは、直径が太陽の千倍(太陽系にあれば木星の軌道より大きいことになります)の赤色超巨星です。天文台の大望遠鏡を使って撮影されたベテルギウスの画像も公開されており、解析の結果、表面はかなり乱れており、いつ超新星爆発を起してもおかしくない状態だそうです。
地球から600光年と直ぐ近くにあるベテルギウスが、超新星爆発を起したらその明るさは月と同じ程度で、昼間でも見れそうです。でも、超新星爆発によるX線・γ線・放射線などが地球に届く色々な問題が起きそうなので心配です。
夕方の紗南ちゃんの散歩を早目に終え、まだ明るい時刻から木星の撮影を開始しました。相変らすシーイングが悪く、木星はフニャフニャで川の流れの様でしたが、何とか模様が見える状態でした。今夕の木星画像 も 木星のページ に追加しました。赤化した永続白斑BAとその近くの白斑が、微かに左上に写っている感じです。SEBは相変らず薄く、SEBの南側の方が北側より薄くなっています。
今日の画像は、今夕の木星です。丁度、ガニメデの影が木星面を通過中でした。そのガニメデとイオの本体が木星の西側(画像の左側)に写っています。イオは木星の裏側に回り込む直前なので影は写っていません。
- 2010年1月9日(土) 13時
午前中は快晴の天気でした。気温は、昨日とほぼ同じ感じで、最低が5度、最高が10度程度です。
昨夜は、火星狙いで24時頃まで待ちましたが、晴れそうもないので寝ました。しかし、今朝の気象衛星の画像を確認したら1時頃から晴れ始めたので、火星を逃した様です。
昨夜も書きましたが、今夜は三崎町にプチ遠征を考えていました。しかし、今日の天気予報では神奈川県南部は夜半前は曇りです。一昨夜も昨夜も同じ予報で、実際も曇ったので今夜も当たりそうです。
どうしようか迷っていたら、運良く長女が今日は休みとの事で、家の心配がなくなり、急遽、天城高原に行くことにしました。道路の凍結と天気が心配ですが、駄目ならドライブを楽しむ積もりです。月の出が明朝3時前なので、その頃までの予定です。今夜の結果は、明日報告します。
と書いて、勇んで出発したけど、出発後15分で全てがパ〜になりました。私の不注意で接触事故を起してしまいました。双方の車は、ちょっと凹んで擦り傷が付いた程度ですが、接触を避けるために咄嗟に左にハンドルを切った為、私の左前輪が縁石にぶつかりパンクでした。接触事故でも保険などの関係で、警察に連絡し実況見分と調書作成の流れででした。
パンクしたタイヤはスペアータイヤに変えて、夕方帰宅でした。車はちょっとした擦り傷ですが、私の心が目一杯凹んでいます。
多分、考え事をしており注意力が散漫になっていたのでしょう。徹夜明けの明日の朝なら大事故を起していたかもしれません。無理はするなの痛い警告と解釈し、心配事が解消するまでは、おとなしくしています。
そんな訳で9日の画像はありません。
- 2010年1月8日(金) 22時
晴れの天気でした。西高東低の気圧配置が少し緩み、雲が目立ち出しました。昨夜も夜半前は曇り空でした。気温は最低4度、最高は10度と平年並みです。季節風も弱くなり日中の陽射しの中では気温以上の暖かさを感じます。今夜も夜になると雲が広がり、今は曇り空です。
透明度が良い日が続いており、月の出も遅くなったので星雲の撮影に適した時期です。毎日、今夜は撮影しようと思いながら帰宅しますが、帰宅すると、色々な用事が待ち構えており、自由になるのは21時過ぎ。それから準備を始めて撮影すると24時を過ぎ、睡眠時間が5時間以下となるので諦めの日々です。
惑星は、準備開始から1時間半で十分ですが、星雲は、オートガイドの準備やピント合わせ、対象の導入、長時間露出などで最低でも3時間以上かかってしまいます。やはり準備や片付けが不要な天体ドームが欲しいです。
明日9日は3連休の初日なので、天気が良ければ、久しぶりに三崎町に行こうかと考えています。月は下弦を過ぎたので、月の出は朝3時。その頃に切り上げて帰宅すれば、朝の支度に間に合いそうです。
今日の画像は、海鵜の編隊飛行です。今朝の通勤ウォーキング中に撮影した画像です。この海鵜達は、並木の長浜公園にある汽水池をネグラにしています。毎朝、日の出の頃に汽水池から、餌場と思われる西の方角に編隊を組んで飛んで行きます。
今朝も6時50分頃に、汽水池から3グループに分かれて飛び立ち、途中で合流しながら西の山の方に飛んで行きました。2番目のグループと3番目のグループが合流した時に撮影したので、全体では40羽程度の海鵜が汽水池に暮らしているようです。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月7日(木) 22時
多くは無いけど雲が目立つ冬晴れの天気でした。朝の気温は2度と低目でしたが、日中は陽射しもあり12度まで上がりました。でも北風が冷たく気温ほどの暖かさは感じない寒い陽気でした。
空気は乾燥しており、透明度は良い状態が続いており、今朝も雲がかかっている南アルプスの白峰三山が見えていました。日没後は北から雲が広がり、今は雲っています。
今日は、朝から昼過ぎまで別の事務所で会議があり、14時過ぎに戻って来ました。その途中の京急川崎駅で、到着した京急大師支線の車両が通勤電車並みに混雑しており、一瞬何事かと思いましたが、直ぐに理解できました。川崎大師への初詣です。職場は、すっかり普段のモードですが、世の中はまだ正月なのだと改めて感じました。
心臓の薬が残り少なくなって来たので、少し早めに退社して地元の病院に立ち寄りました。病院の待合室で順番を待っていた時、突然、入口のガラス戸が激しく振動して大きな音を立てたのです。その場に居合わせた人は全員ビックリです。誰かが、ドアに激突したのかと思うほどでしたが、ガラス戸の外には誰もいません。突風でも吹いたのかと訝しい気持ちでした。
診療を終えて帰宅する途中で、東京湾の上を2機のヘリコプターが旋回しているので、何かあったのかと思いながら、帰宅しました。帰宅後、TVのニュースで先ほどのガラス戸の振動とヘリコプターの訳が判りました。横浜市金沢区福浦の化学メーカーで爆発事故が発生しており、その爆風がガラス戸を振動させた犯人でした。爆発した工場と病院は、約2kmの距離なので、かなりの大きな爆発の様でした。
今日の画像は、葉の落ちた木に咲いたスズメです。爆発事故とは全く無関係で、以前にも紹介しましたが、通勤ウォーキング途中のお宅の庭の木に、この冬もスズメ達が群がっています。夜明け後、このお宅の方が庭に撒く餌を目当てにスズメ達が集まっている様です。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月6日(水) 22時
快晴のち晴れの天気でした。午前中は快晴でしたが、午後は雲が少し出始め、夕方から宵の口には、空の半分近くを雲が覆い隠す感じでした。寒波の影響で昨日より気温が下がり、最低3度で最高が9度と寒い冬の陽気に戻りました。午前中は透明度が良く、富士山が見えていました。
年末年始は多忙で、今年の天体現象の紹介記事の作成に手が付きません。取り敢えず、今月の残りの天文現象を紹介します。
まずは、15日(金)にアフリカからインド洋を経て中国大陸で金環日食が起きます。西日本では日没時に部分日食が見れますが、沖縄と九州以外は満足に見れないでしょう。関東地方は日没時に食開始なので観察は無理です。
また、18日(月)の夕方の西の空で三日月と木星が並びます。地球照が映える三日月と明るい木星が並ぶので見ものでしょう。日没後、暗くなり始め頃が見易く、撮影対象としても良さそうです。
月末の28日は、火星が地球に再接近です。再接近と言っても2003年の大接近と比べると1.78倍も遠い接近なので、再接近時の火星の視直径は、14.1秒と小粒です。2年後の接近は更に遠く最小接近です。次の火星の大接近は2018年7月31日で、今回と比較すると1/1.7の距離まで接近します。
今日の画像は、南アルプスの白峰三山です。空の透明度が良く、早朝の職場の窓から丹沢山地と秩父山地の間から南アルプスの白峰三山が見たので撮影しました。
左から右に農鳥岳(3025m)、間ノ岳(3189m)、北岳(3193m)です。北岳は富士山に次ぐ日本で二番目に高い山です。白峰三山までの距離は、約120kmです。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月5日(火) 22時
終日快晴の天気でした。昨夜は夜半は晴れのち曇り、未明に雨が降り、夜明け前には晴れと変化の激しい天気でした。朝の気温は3度と低かったけど、最高気温は13度まで上がりました。ただ、寒気の影響で午後は急速に気温が下がり今夜は冷えそうです。
午前中は、南の湿った空気が残り透明度が低い空でしたが、昼頃から乾燥した北の空気が入り込み、透明度が上がりました。
今日の通勤電車は、いつもの超満員状態に戻りました。職場も、もはや正月気分も無く平常勤務です。
今朝の新聞に、ガリレオが400年も昔の1613年に海王星を惑星として観察していたとの記事が載っていました。海王星が発見されたのが1846年なので、その233年も以前の事です。
1613年は、丁度昨年と同様に木星と海王星が会合しており、1月4日には木星が海王星の前を通過していたので、木星による海王星の食も発生していました。
月もはみ出すほどの視野が狭く、口径も僅か3cmとファインダ並みの自作望遠鏡で木星や木星のガリレオ衛星を観察していたガリレオが、恒星と動きが違う海王星に気が付いた事は凄いことで、改めてガリレオの偉大さを感じました。
ただ、その時の木星と海王星の動きを再現したら、その記事で記載されていた豪州メルボルン大の教授の説に疑問を感じたので、その事をブログに記載しました。
今日の画像は、ツグミです。夏から秋は涼しい高原に避暑にいったのか見かけなくなったツグミが年末に戻って来ました。これから春の間、木々の梢や公園の広場でツグミの姿を楽しめそうです。
- 2010年1月4日(月) 21時
晴れ一時曇りの天気でした。朝から雲が少し有ったけど晴れ間が多い空でした。午前中から昼過ぎにかけて一時的に雲が広がりました。気温は朝が3度、日中は陽射しが少なく8度止まりと寒い陽気でした。
今日は今年の初出社でした。まだ休みの人も多く通勤電車はかなり空いていました。でも年末の29日程では無く、座れませんでした。
会社では、1月1日付けで大規模な組織変更と人事異動がありましたが、私が所属してる事業部は組織変更も人事異動も僅かで済みました。ただ、組織名称が変わり、多少の人事異動があったので、管理資料の修正やメールのアドレス帳と署名データの変更に手間がかかりました。
火星のオリンポス山に白雲が発生したとの事なので、今朝1時に目覚ましをセットして22時に寝ました。しかし、眠くてどうしても起きる事が出来ず、そのまま寝続けてしまいました。
でも、何故か3時に目が覚めたので、急いで機材を準備して火星を眺めると、何とか撮影できる状態なので、撮影開始です。眼視やモニターでは確認できませんでしたが、撮影した画像を処理すると、オリンポス山と南極地方の白雲が浮かび上がりました。その白雲は、火星の裏側に回り込む寸前だったので、ギリギリのタイミングでした。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。
今日の画像は、今朝の火星です。火星像の左端の白い部分が、オリンポス山に発生した白雲です。また、火星画像の上端の白い模様が南極地方の白雲です。今夜は曇り、ゆっくり寝れそうです。
- 2010年1月3日(日) 18時
晴れのち曇の天気でした。朝から薄雲が目立つ空でした。午後には、徐々に雲が増え、夕方には青空が消えました。快晴の冬晴れは一段落の様です。冷たい季節風が強くなり、最低3度、最高9度の平年並みの気温で寒い陽気が続いています。
年末年始の休暇も今日で終わり、明日から通常勤務再開です。正月休みの疲れを取る為の休暇が欲しいです。
昨夜もシーイングが悪いので火星を撮影は諦め、良い透明度を生かしてペルセウス座のカリフォルニア星雲NGC1499を撮影しました。光害が激しい上に、月が明るく、まともな撮影は無理なので、久しぶりにHアルファ(Ha)撮影を行いました。望遠鏡はMiniBORG45ED+0.85xレデューサ7885(D45mm,
f255mm, F5.7)、改造EOS KissX2にHaフィルタをセットして撮影しました。
Haフィルタを使っても、ISO800 10分露出が限度で、15分露出だと画面全体が真っ赤になります。カラーCCDのKissX2で撮影したので画像は真っ赤になりましたが、カリフォルニア星雲が浮かび上がりました。カリフォルニア星雲の後、ふたご座のクラゲ星雲や一角獣座のワシ星雲も撮影しましたが、月明かりの影響で十分な露出が出来ず、満足に写せませんでした。昨夜は、ダークを撮影して終了でした。
今朝、PCのモニターでフラット画像を撮影し、今日は、RAP2でダーク&フラット処理、PhotoShopCS2で現像、StellaImageで画像処理を行い仕上げました。Ha画像は真っ赤で面白くないので、2007年12月に天城高原で同じ望遠鏡とEOS
KissDで撮影した画像を使ってLRGB合成しました。Ha画像をLとRに使い、雨儀高原で撮影した画像のGとBを使ってのLRGB合成画像です。昨夜撮影したカリフォルニア星雲の
Ha画像 と LRGB合成画像 は、星雲・星団のページ の NGC1499(カリフォルニア星雲)の画像集 に追加しました。
今夜は曇り空なので、木星はお休みです。今夜から明日4日の明け方に、年間の3大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群が極大となります。明日4日の4時頃がピークとの予報で、条件が良ければ、1時間に数十個の流星が流れそうです。しかし、月明かりが邪魔なので、多くは期待できないでしょう。私は、明日から仕事なので無理は出来ず、また月も明るいのでパスの予定です。
今日の画像は、昨夜撮影したNGC1499(LRGB合成)の画像です。でも美しくないです。やはり一眼レフデジカメとHaフィルタは相性が悪い感じです。自宅でHa星雲を撮影するのは、モノクロ冷却CCDが必要な様です。空が暗い場所に行っての撮影が一番なので、何とかして、遠征に行きたいです。
- 2010年1月2日(土) 18時
今日も冬晴れの天気でした。午前中は雲一つ無い快晴で、午後になると小さな綿雲が流れていました。気温は昨日より少し上がり、最低が2度最高が10度でした。季節風も弱く、穏やかな正月2日目でした。
昨夜は寝る前に念の為に火星をチェックしましたが、シーイングが悪過ぎ、ボケた赤い毛糸球の様なので、撮影は諦めでした。元旦の寝不足で今朝は、7時半までグッスリでした。夕方には木星も確認しましたが、こちらもノッペラで周囲がメラメラ状態なので、木星の撮影も断念です。冬型の気圧配置が緩むまでは惑星撮影は無理そうです。
暮れの30日に撮影した太陽黒点は日々形状が変化しているので、再度撮影しました。30日には3ヶ所に黒点が別れていましたが、真ん中の1個が消えており、東西の2群に変化していました。今日の黒点画像は、太陽画像のページ の 30日にアップした黒点画像 に追加しました。30日の画像と比較してもらえば、別の黒点群かと思う様に変化しているのが判ると思います。
今日は何処にも出かける用事がないので、自宅でのんびりしながら機材のチェックをしていたら、BORG76EDが見つからないのです。12月の月初には有るのを確認しているし、その後出かけていないので、どこかに置忘れではありません。保管していた場所は、駐車場上のウッドデッキに置いた収納ケースの中でした。その場所は外から自由に出入りできるので、もしかしたら泥棒か?大切な機材なので、無くなってショックです。
今日の画像は、元旦の富士山です。元旦に初日の出を撮影後、朝日を浴びた富士山も撮影しました。昨日は紹介する画像が多かったので、一日遅れのアップです。初夢で見たい光景です。大きな画像はブログに載せました。
- 2010年1月1日(金) 19時 元日
2010年の元旦は、寒いけど比較的に穏やかな陽気でした。時々ちぎれた雲が流れてきましたが、ほぼ快晴の天気でした。未明から朝は季節風は弱めでしたが、午後は、また強くなりました。強い寒波が襲来し気温が下がり、最低気温が氷点下1度、最高気温は10度に届かず、寒い陽気でした。この冬、初めての氷点下でした。
2010年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。昨夜から夜明まで天体撮影等で新年早々の徹夜でした。昨夜は、晩酌と手打蕎麦で夕食を済ませ、2時間ほど仮眠後、富岡八幡宮へ初詣に行き、宮内で初祈願初神楽、お神酒、お札を受けて来ました。
初詣から帰宅後は、風が弱まっていたので、火星と部分月食を撮影出来ました。ベランダからは西の空の月が見えないので、部分月食は、裏の駐車場上のウッドデッキにGPD+R200SSをセットしEOS
KissX2で直焦点撮影です。火星は、いつもの様にベランダのアトラクス&Y248mmで行いました。火星と部分月食前半の撮影はほぼ同じ時刻だったので、ベランダと裏のウッドデッキを行ったり来たりでした。
火星の方はシーイングが悪く、どうにか撮影できた程度で、辛うじてエリシウム山に発生した雲が判る状態です。今朝の火星画像 も 火星のページ に追加しました。部分月食は、最大食分が8%と少ない割りに、肉眼でも良り結構楽しめました。今朝の部分月食の画像 は、特別天体現象のページ の月食のコーナーに追加しました。月食の撮影を終えた後、機材を片付け、毎年行く丘の上に初日の出を拝みに行きました。
今日の画像は、2010年の初日の出です。昨年の元旦は、房総半島の上に雲があり、初日の出が遅くなりましたが、今年は雲に隙間があり、房総半島からの初日の出も堪能できました。今年は元日から順調な滑り出しでした。大きな画像は、ブログに載せました。
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